名門ブランドがつくった既成の概念を覆すユニバーサルデザイン・ハサミ

FISKARS "Softouch" Micro-Tip Scissors

本体価格 ¥2,600 (税込価格 ¥2,808)

1649年、フィンランドで創業。350年もの歴史をもつ、ハサミや刃物のトップブランド、FISKARS社。彼らがその長い歴史の中で培ってきた技術の蓄積から、既成の概念を完全に覆す形状のハサミをつくりました。それがこの「FISKARS "Softouch" Micro-Tip Scissors」です。

まるで工具箱にはいっている、ニッパーのような形。バネで戻り、弱い力でも細かくコントロールできるハンドル。従来のハサミの欠点を克服し、「多くの人々が快適に使える道具」を目指して設計された、ユニバーサルデザインの紙切り用ハサミ。それが「Softouch」の誕生した理由です。



「Softouch」を実際に使って分かるのは、その扱いやすさ。そしてわずかな力をかけるだけで、スイスイと刃が進んでゆく、その切れ味の良さでしょう。これを実現しているのが、この斬新なデザインと細部にわたって計算された構造。

通常、西洋バサミは、2枚の刃を1本のネジで固定した構造になっています。例えば紙を切る場合、まずこの2枚の刃を閉じることで切断を行い、再び指の力をつかって刃を開き直すことで先に切り進むことができます。この刃を開閉する運動の繰り返しが、これまでの「ハサミを使う」ということ。

この「Softouch」では、まずバネの力を使うことによって刃を「開き直す」必要性をゼロにしました。「開き直す」ための力の動きがありませんから、従来のハサミようにハンドルに「穴」を設ける必要もありません。これまでのように穴に入れた2本〜3本の指先だけの力でハサミを使うのではなく、手と指全体で無理なくハンドルを握り、自在にコントロールができます。

バネの反発力も絶妙な調整がなされていて、まるで和バサミをつかうように、握る動作だけで、サクサクと切り進むことができます。もちろん、右手、左手、どちらの手で持ってもお使いいただくことができます。



「Softouch」は、さらにいつでも滑らかな切れ味を保つため、刃の組み合わせ部分にも着目。2枚の刃を固定している樹脂ハンドルは、グラつきを減らすため接触面積を充分に確保できる構造にしました。さらに刃を固定するネジの外側には、ハンドルのパーツから伸びた樹脂を円筒に組み合わせ、刃のガタつきを無くしています。

これらの仕組みによって「Softouch」は2枚の刃の開閉を安定させ、弱い力でもハンドルを握るだけで、いつも均等な力で滑らかにお使いいただくことができます。固定のネジはプラスのドライバーを使って微調整をしてただくことも可能です。

FISKARS社のハサミのポイントカラーになっている、オレンジの部品は、ストッパーの役割を果たします。このパーツを押し上げることによって刃が閉じてロックされます。もちろんこの動作も片手のみで行うことができます。

手になじむグリップの形状、そして優れた重量バランス。刃の素材には世界的に評価の高い良質なサンドヴィック鋼(ステンレス鋼)を使用しています。多くのヒトが毎日の生活を快適にすごすための道具として、と細部まで考えられたハサミ。それがこの「Softouch Micro-Tip Scissors」です。



Softouchはすべての指と手をつかうことでしっかり持ち、弱い力でも安定して使用することができる、全く新しいデザインのハサミです。


左手でも使用可能。手袋をはめていても使うことだってできます。多くのヒトが同じように快適に生活できることを願って開発されました。



無駄な力は一切掛からず、スイスイと刃先が進みます。これまでに無い、快適で新しい使い心地をぜひ体験してください。


Sizes


刃を閉じた時:
長さ15.5×幅4.5×厚さ1.1cm

Weight


40グラム

Material


ステンレススチール、、ABS樹脂

Brand Name


FISKARS(フィスカース)

Award


IDEA Design Award (1993)

Tylenol/Arthritis Foundation Design Award (1995)

American Society on Aging Award New Products for Mature Markets Design Competition (1994)


Notes


ハサミの先端は鋭利です 小さなお子様の取り扱いにはご注意ください

グリップ部分がドット柄になっているもの、なっていないものの二種類の商品もありますが、同じ製品です




Recommendations


同じブランドがつくった、携帯ハサミ「FISKARS "Foldable Scissors"」もお勧め

これがハサミのオリジナル、といえる
FISKARS "Functional Form"


Brand Name





1649年フィンランドで創業された、350年もの歴史をもつ刃物ブランド。首都ヘルシンキから車で1時間30分ほど、西方85kmに位置する「フィスカルス」は現在でも歴史ある地域としてその名を残していますが、元々は一人のオランダ商人がフィンランドの西部のこの地域に集落をつくり、工房を開いたことが始まりでした。

フィスカルス村は、その北部にある鉱山、そして水力発電を可能にした水資源と急流、荷物の移動のための川と海、さらに木炭の原料となる豊富な森林資源。これらの自然資源に恵まれた「地の利」を背景に、1600年代のヨーロッパの産業革命の波に乗って、南フィンランドのフィスカルス村では多くの製鉄所がつくられます。その中でも、村の名前にもなったFISKARS社は、質の高い鉄鉱を利用し、高いクオリティーをもった刃物製品のトップブランドとして世界中に知られることになります。



1822年には同社のジョアン・フォン・ジュリアン氏が大型機械を導入、さらに従業員やその家族のために居住地や学校、大聖堂を建設、工場だけでは無い、ひとつの村としての機能をこの地に創り上げました。(現在でもそれらは歴史的建物として残され、年間10万人もの人々が観光に訪れています。)そして同社のつくりだす多くの鉄製品は20世紀初頭までフィンランド産業を牽引する役割を担ってきました。



現在のFISKARS社は巨大企業となり、20世紀後半には米国ウィスコンシン州マディソン郡にヘッドオフィスを移し、フィンランドでの生産を終了。刃物だけではなく、ヒンジやネジ類の小型パーツから、ボートなどの屋外レクリエーション機器、さらには船舶のスクリューなど多くの精密鉄製品を製造。グローバル企業となった今も、しかしFISKARS社はそのフィンランドの小さな村のルーツを見失わず、厳選された素材、考え抜かれたデザイン、そして誰もが長く使える品質を持った製品を作り続けています。


FISKARS社とフィスカルス村の関わりとその歴史のくわしい解説
(英語版 全88ページのPDFファイル)
http://www.fiskars.fi/pdf/Fiskars_history_eng.pdf



現存している1880年代につくられたFISKARSのハサミ



Product Guide



FISKARS社の製品のポイントになっている「オレンジ色」の意味


FISKARS社の有名なオレンジ色の柄のはさみは、精密で使いやすい製品のデザインと製造に対するFISKARS社のシンボルとなっています。このオレンジ色は、1967年にFISKARS社が導入した世界初の人間工学デザインの柄に使われたものが始まりでした。

このデザインは、当時標準とされていた塗装加工された金属性の柄よりも、より使い心地がよく、さらに優れた精密さを実現していました。またこのFISKARS社の新しいはさみにはたいへん軽量で、しかも頑丈といった革新的な刃が使用されていました。その結果、それまでに例のない高いレベルの使い心地、有用性、そして耐久性が実現されました。鋼現在のハサミ類もこの遺伝子を引き継ぎ、さらに高いクオリティーを持った製品になっています。

刃の素材にも、世界的評価の高いサンドヴィック鋼(ステンレス鋼)、ボーラー鋼(クロム・モリブデン・パナジウム鋼)を使用。品質を守り、技術の蓄積を行うため、製品の製造はもちろん、金型、成形型の製造にいたるまで、すべてFISKARSの社内で行われています。