大ドームの美しい辰野金吾による明治・大正時代の代表建築を再現

建築ペーパークラフト「東京駅」

本体価格 ¥2,816 (税込価格 ¥3,042)

設計に要した時間は8年、工事には7年の歳月をかけ、のべ75万人職人が導引された、積まれた赤レンガは760万個。全長445メートル、高さ46.6メートルという世界最大級の駅舎、東京駅。

日本人として初めて本格的な建築教育を受けて世に出た建築家で、日本銀行本店の設計でも知られる明治の建築界のリーダー、辰野金吾によって設計された、日本の明治・大正時代を代表する名建築です。

その東京駅駅舎が、コルビジェやライトなどの翻訳本や研究書を手がけてきた建築関連の専門出版社として有名な集文社より、縮尺1/500の精密なペーパークラフトして登場しました。藤森照信氏による監修で、同氏の解説も付属しています。



今回の模型化では、大正3年(1914年)当時の壮大な構造をそのまま再現。現在の東京駅は空襲によって屋根と室内の焼失によって、その再建にあたって最上階を削り、さらににぎやかな屋根の変わりに簡単なものに置き換えられています。しかしこの模型では辰野の設計通りの、八角大ドームの屋根が再現されています。

吹き抜け天井内部も丁寧に再現されており、内部を分割し、その構造を眺めてみることができるようになっています。さらに食堂部分も開閉式になっており、部屋の中の様子を見ることができます。あわせて鉄道施設としてホームや駅員の詰め所、さらには列車も再現しました。



450メートルという横長のプロポーションを克服するため、平屋建てを三階建てまで伸ばした構造。そしてこれも現在は失われてしまった美しい大ドームと、円錐状の小塔。

このペーパークラフトを組み立てることによって、書籍やコンピュータの画面だけでは知ることができなかった「東京駅」の美しいフォルムをご確認いただけるでしょう。

東京駅の歴史や建築様式について、くわしく記した解説書も付属。この模型の監修もつとめられた建築史家、建築家の藤森照信氏の執筆です。

パーツ点数は462点。完成すると、横幅70センチ、縦23センチの東京駅が完成します。完成した模型の細部を目で辿りながら、明治〜大正期を代表する日本建築の美を再確認することがでいる、このペーパークラフトは最高の教科書と言えるでしょう。


Product Guide


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Suitable Age


中学生以上

Author


監修・文:藤森照信
デザイン:桑田謹次、渡辺正博

Specifications


縮尺:1/500
部品点数:462点

Sizes


製本時:A4 50ページ
完成時:70×23×高さ12cm

Material


紙(北越製紙サンマット)



Product Guide


別途ご用意いただきたい、製作に必要な道具


カッターナイフ または はさみ
カッターナイフを使う場合は、常に切れ味の良い状態で使用しましょう。

カッティングマット
カッターナイフを使う際に台紙として使います。お手元にない場合は、この本の最後についているボール紙を使ってください。

サークルカッター
円を正確に切り抜くための道具で、あると便利です。

鉛筆など、先のとがったもの
部品の折り線にあらかじめ筋を入れて、曲げやすくするために使います。

接着剤
水性の木工用接着剤や工作用接着剤(白くて乾くと透明になるもの)を使います。瞬間接着剤やスティックのりは、ペーパークラフトには不向きです。

つまようじ
接着剤は直接容器からつけずに、紙の切れ端や小皿にいったん出してから、つまようじを使って薄くむらなく塗るときれいに仕上がります。

ピンセット
細かい部品や指の届きにくい部分の組み立てに使います。

スチレンボード
道具ではありませんが、完成後の模型を貼り付けるための台紙として、必要面積をご用意されておくと、完成後の展示や保存に便利です。画材屋や文具店、DIYのショップで入手できます。平らな段ボールでも代用できます。



Interview


デザイナー・インタビュー 桑田謹次さんにうかがいました




この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください

制作元である集文社から、竣工時の姿で東京駅のペーパー建築模型製作を依頼されました。赤レンガの東京駅は、戦災で三階と屋根の形が変わっています。


最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください

正確なスケールモデルとするために、工作キットとしては難易度の高いものとなりました。クラシック建築なので、造型の表現にも気を使いました。


この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?

ペーパー模型を目的としたプロジェクトで、紙以外の材料を一切使わないという条件でしたから、棒状の部品や球状の部品の作り方を工夫しました。


AssistOnのお客様にメッセージをお願いします

赤レンガの東京駅は復元工事に取りかかっており、2010年に完成する予定です。この模型はその完成を予告するものです。是非、つくってみてください。



Author



監修・文:藤森照信
1946年 長野県生まれ 東北工業大学建築学科卒業、東京大学大学院光学系研究科建築学専門課程修了 現在、東京大学生産技術研究所教授
著書:「路上観察学入門」「タンポポ・ハウスのできるまで 」「人類と建築の歴史」など多数


デザイン:桑田謹次(くわた・きんじ)
1936年 大阪市生まれ 1965年 多摩美術大学 油絵科卒業、1961年 G.H.アンダーソン建築事務所、1963年 匠建築事務所、1965年(株)デザイン舎設立、1982年(株)アトリエ設立、2006年 L'Atelier du Soleil blanc 主に都市計画、建築、土木の完成図を作成


デザイン:渡辺正博
1944年 福島県生まれ 東京都立工芸高校定時制金属工芸科卒業、渡辺模型製作所を設立、(株)渡辺模型に組織変更
作品:後楽園ビッグエッグ、オーストラリア大使館、江戸東京博物館など多数







inFocus


集文社 代表取締役 古関喜朗さん ロングインタビュー





同じ紙でつくられた読む本は、読んだしまったらおしまいですが、ペーパークラフトは、切り取って、組み立てる。形が残るから、出来上がった後に飾ったり、眺めて楽しむことができます。動かすことができるものもあります。

ペーパークラフトは、ご家庭であるような道具で、気軽に始めることができるので、ぜひ、いろいろと挑戦していただきたい。そして、皆さんに作る楽しみを味わってもらいたいですね。


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