楽しみながら、手を動かしながら、道具と機械のしくみをまなびます

ペーパークラフト"からくりのもと"

本体価格 ¥1,900 (税込価格 ¥2,052)

工場、工事現場の大型機械から、自動車、自転車、そして小さな文房具まで。私たちの日常生活のちかくにある道具や機械は、どのような構造や仕組みで動いているのでしょうか?

これらの仕組みは、我々の先祖が何千年も前に創り出したものを、少しずつ改良を重ね、最新のメカトロニクスにまで築きあげたもの。小さな力を大きなものに変え、単純な動きから、複雑な仕事をつくりだすという、不思議で素敵な「からくり」で出来ています。

そんな、いつもは機械の奥に隠れている魅力的な「からくり」の数々を、紙工作でつくる模型にしました。デザインは「ペーパーエンジニア」としてたくさんのペーパークラフト作品を手がけて、日本はもちろん海外でもその作品が発売されている、坂啓典が担当。

A4サイズの上質紙を切り抜いて組み立てると、10種類のからくりの模型ができあがります。すべての模型は実際に動かすことができ、それぞれの仕組みをその目で確かめることができます。



「てこ」から「ギア」「カム」「クランク」など、機械が実際にどのようにして動きを伝え、回転の向きを変えたり、回転運動から往復運動へと動きを変化させることができるのか?

これまで図鑑や教科書に載っている、絵や文章でしか知ることができなかったこれらの仕組みを、実際に手を動かしながら、動きを確かめながら、ひとつひとつの紙工作を通して近づくことができます。そして10個の紙工作を完成させれば、きっとモノのしくみの楽しさ、機械工学の面白さを理解することができるでしょう。

ブックレット部分には丁寧なキットの作り方の解説以外にも、それらの仕組みを深く知ったり、実際の身のまわりではどのように応用されているのかを詳しく知ることが出来る解説が附属。楽しみながらさらに理解を深めることができるでしょう。



上質紙を使用した10個の模型は、どれも上品で、シンプルな機械構造自体の美しさを備えています。またこの模型を基本にして、手を加え、工夫して、さまざまな動きのあるオモチャづくりに挑戦していただくこともできます。

細かなパーツの切り抜きや組み立てが必要ですから、一般的には中学生以上の方が対象になりますが、小学生のみなさんでもお父さんやお母さんに手伝っていただきながら、挑戦してみてください。

手を動かしてモノを創り上げる喜び、手を動かしながら学ぶ楽しさを、この「からくりのもと」からスタートさせてみてください。


Product Guide


このペーパークラフトのメーカーインタビューを掲載したAssistOnスペシャル・コンテンツはこちら
LINK>> AssistOn inFocus


Product Guide


綺麗に切り取るためには良いハサミをごよういください フィンランドの名門ブランド「FISKARS "Functional Form"」がお勧め

この「からくりのもと」の応用編 同じデザイナーによるブリキ玩具をモチーフにした「紙でつくる北原玩具コレクション」もお勧め




これは歯車、ギアの構造を知ることができるモデル 書斎に飾っても美しい、オフホワイトの上品で美しいモデルです 動かして楽しんだあとは、これを応用したオモチャをつくっても楽しいでしょう




ブックレットには、それぞれの仕組みや運動の構造、実際にどんなところで使われているか、といった詳しい解説も記されています



くわしい作り方が丁寧なイラストと文章で解説されています 



ひとつのモデルは15個程度のパーツでつくりあげることができます

Sizes


A4サイズ
93ページ

Material


紙製
:興陽製紙ジェントルホワイトフェイス

Designer


坂 啓典(さかけいすけ)

監修
:小林雅之
(多摩大学附属聖ヶ丘中学、高校教諭)
:白井靖幸
(日本メカニズムアーツ研究会会長・千葉工業大学教授)
:白井俊雄
(コンセプトプラス代表取締役)


Product Guide


日本語の組み立て解説つき

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一冊でできあがる「からくりのもと」は全部で10点

からくりの仕組みが分かったら、これを応用して、ぜひ自分のからくりオモチャをつくってみてください!


カム(4点)

様々な形をした板を回転させたり移動させたりして、その輪郭に沿って動く部品の、運動の向きやリズムを変えるメカニズムです。輪郭のカタチを変えることで、少ない部品から複雑な作品を創り出すことができます。



クランク(3点)

鉤(かぎ)型に曲がった回転軸を利用して、回転運動を往復運動に変えたり、反対に往復運動を回転運動に変えるために使われる装置です。車のエンジンもこの仕組みが使われています。



ギア(左、中央の2点)、ゼネバストップ(右)

時計や自転車などで使われている、回転運動の向きを変えると同時に、運動の速さや力を買える働きをしているのがギアです。ゼネバストップは、連続した回転運動をとぎれ途切れの動きに変えるメカニズムで、もともとは時計のバネの巻き取り装置用に考えられたものです。




Product Guide


別途ご用意いただきたい、製作に必要な道具


カッターナイフ または はさみ
カッターナイフを使う場合は、常に切れ味の良い状態で使用しましょう。

カッティングマット
カッターナイフを使う際に台紙として使います。お手元にない場合は、この本の最後についているボール紙を使ってください。

鉛筆など、先のとがったもの
部品の折り線にあらかじめ筋を入れて、曲げやすくするために使います。

接着剤
水性の木工用接着剤や工作用接着剤(白くて乾くと透明になるもの)を使います。瞬間接着剤やスティックのりは、ペーパークラフトには不向きです。

つまようじ
接着剤は直接容器からつけずに、紙の切れ端や小皿にいったん出してから、つまようじを使って薄くむらなく塗るときれいに仕上がります。

ピンセット
細かい部品や指の届きにくい部分の組み立てに使います。




Interview


デザイナー・インタビュー 坂啓典(さか けいすけ)さんにうかがいました




この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください

からくりペーパークラフトの製作過程で生まれた、白い試作モデルを眺めているうちに、「これ、このままキットにしても面白いんじゃないか」と思いつきました。10点のモデルを全て同じ寸法の立方体に収め、メカニズムの基礎を学べるコーナーも設けました。


最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください

普段の作品作りとは異なり、できるだけ個性を出さずに、無機的なものになるよう意識しました。真っ白で真四角なモデルを見ながら、作ってくれた方々がそれぞれ自由に想像力を働かせ、自分だけのアレンジを加えてもらえるといいなと思っています。



坂啓典(さか・けいすけ)

1965年生まれ。グラフィックデザイナーとして独立した20代の後半より、本業のかたわらペーパークラフトの制作を始める。1997年より3年間をデンマークで過ごし、ペーパークラフトに専念。2000年に帰国。市販品、広告のペーパークラフトをデザインするペーパーエンジニアと、光村図書「中学国語」の教科書のアートディレクションなどのグラフィックデザイナーの2本立てで活動中。