日本人の食生活や文化と深い関係を続けてきた「お魚」 これを美しい切り絵にして、遊びながら魚の知識がふえる「かるた遊び」にしました

魚魚あわせ

52種類ものカルタを収録した「全国津々浦々」が新発売です!



「いさき」という魚はご存知ですか?そう、タイに似た白身で、お鮨(すし)のネタとして使われる、癖もなく美味しいお魚。スーパーでは切り身としてお刺身コーナーで良く見かける魚ですね。

それではこの「いさき」実際にどんなカタチをした魚か、ご存知でしょうか?それでは漢字でどのように書きますか?それからこの魚の旬の季節は?

鯛、鮃、鮭、鰯、鱒・・・・・ 膨大な数の「魚へん」の漢字があることは良くご存知でしょう。これは私たち日本人にとって、魚たちがどれだけ生活に密着し、文化的にも関わりが深かったことを示す一例。

食べて美味しく、栄養豊かな魚の価値はますます高まっていますが、しかしそんな身近な魚について、スーパーでパックされた表示に書かれてた名前以上の知識は無い。それが今の私たちのと魚との関係。海を泳ぐ実際の魚の姿はなかなか想像できない、また知りたくてもなかなかそのきっかけが、ない。


そんな私たちが、たのしく遊びながら、私たちの身近の魚たちのことを知る、最適なカードゲームができました。それがこの「魚魚(とと)あわせ」。





色とりどりの千代紙と色紙で魚たちを表現し、魚へんの漢字を添えた美しく作られたカード。あわせてその魚の生態について知っておきたい豆知識も添えられています。大人はもちろん、小さいお子様も一緒に楽しめるような工夫もあります。

もっと魚のことについて知ってほしい。そんな願いから、京都府宮津市の宮津エネルギー研究所にある水族館のみなさんで作られたチーム「魚魚工房」がつくりました。眺めるだけでも楽しく、遊べばもっとたのしい。それがこの「魚魚あわせ」です。





「魚魚あわせ」の遊び方はカンタン。複雑なルールはありません。カードは1種類の魚につき、左右で2枚のカードになっていますから、正しいカードを探して合わせ、正解の魚を見つけます。

その一つの遊び方は「神経衰弱」。カードをすべて裏返し、2枚ずつめくってゆき、魚が合ったら自分の持ち札とする。通常の魚カードとは違うデザインの凶の札などもありますから、いろいろなルールを皆さんで決めればさらに楽しいでしょう。





もうひとつ遊び方としては「魚かるた」。通常のかるた同様、読み手を一人決めます。カードの左側のパーツには、それぞれの魚について、旬の季節、特徴、味わい、通称など、その魚の特徴が書かれています。この台詞を読み上げます。

取り手たちが取るのは右側のパーツになるカード。魚編の漢字の「つくり」や名前から読み上げられた魚を想像したり、描かれたイラストから魚のカタチを考えてカードを取ります。

魚についての知識がついてきたら、今度は右側のカードを読み札にして、左側のカードを取る、という少し高度な取り方にも挑戦してみてください。





カードに描かれた美しい魚のイラスト。実はすべて切り絵をもとにしています。この切り絵を制作したのは「魚魚工房」の一員で、京都府立海洋センターの所長も勤められた魚博士の篠田正俊さん。実際の魚のディテールや雰囲気にそって最適な色紙を選び、丹念に切り抜いて制作されています。

「津々浦々」では52種類。江戸前鮨のネタを集めた「江戸前」では32種類(英語版は29種類)もの豊富な魚類を収録。「江戸前」では、魚はもちろん、切り身になった寿司ネタ、そしてカードの裏側の細部にいたるまで綺麗な切り絵で構成され、カードを眺めているだけでもお楽しみいただけます。カード自体も繰り返し遊べるようにしっかりとした厚紙でつくられ、ざらっとした質感のある、つや消しの上品な印刷にしました。このデザインの完成度の高さから、グッドデザイン賞も受賞しています。





日本人と魚との深い文化的な関わりを海外の方にも知っていただくため、カードの解説を英語にして、英語の解説書も付属させた「魚魚あわせ」の英語版「Sushi Bar」もつくりました。

題材になっている魚は「Suchi Bar」の名前からお分かりのように、お鮨のネタとして有名な魚ばかり。お鮨好きの海外の方にもきっと喜んでいただける内容です。手軽に荷物の中に入れていただけるカードセットですから、海外にお出かけになられる時、日本のことをもっと知っていただく格好の手土産としてお使いいただけます。





小さなお子様が遊ばれるときは、左右の魚の身体がそろう位置、そろう色合いを目印にして、「絵合わせ」としてお楽しみいただければ良いでしょう。こうやって魚の形に親しむうちに、名前を平仮名で覚えていただいたりして、少しずつ親しんでください。左側のカードの魚の解説は、難しい漢字については、平仮名でルビをふってあります。

家族団らんや、気楽な仲間が集まる場所で。そして子供たちや海大人たち、海外の方へのプレゼントとして。この「魚魚あわせ」で遊ぶうち、お鮨屋さんのメニューにならぶ魚へんの漢字もばっちり解読。同時に、海洋資源のこと、古くからの日本人の「食」について、魚について考えていただくためのきっかけになるでしょう。

(そしてもちろん、この「魚魚あわせ」に収録された魚たちに実際に出会いたくなったら、京都宮津市の「丹後魚っ知館」水族館に足を運んでくださいね。)








































Sizes


カード1枚:6.7×9.5cm

Material


厚手の上質紙

Country of Manufacture


日本製

Accessories


使用解説書(魚まめちしき付き)


Author


企画・製作:魚魚工房
切り絵:篠田正俊

Award


2005年グッドデザイン賞受賞
2006年グッドトイ選定


「魚魚あわせ」「魚魚工房」「SushiBar」は環境総合テクノスの登録商標です








Product Guide


「魚魚あわせ」は遊ぶうちに、自然とお魚の知識が身につく内容です










「魚魚あわせ」の遊び方はカンタン。複雑なルールはありません。カードは1種類の魚につき、左右で2枚のカードになっていますから、正しいカードを探して合わせ、正解の魚を見つけます。

その一つの遊び方は「神経衰弱」。カードをすべて裏返し、2枚ずつめくってゆき、魚が合ったら自分の持ち札とする。通常の魚カードとは違うデザインの凶の札などもありますから、いろいろなルールを皆さんで決めればさらに楽しいでしょう。





もうひとつ遊び方としては「魚かるた」。通常のかるた同様、読み手を一人決めます。カードの左側のパーツには、それぞれの魚について、旬の季節、特徴、味わい、通称など、その魚の特徴が書かれています。この台詞を読み上げます。

取り手たちが取るのは右側のパーツになるカード。魚編の漢字の「つくり」や名前から読み上げられた魚を想像したり、描かれたイラストから魚のカタチを考えてカードを取ります。

魚についての知識がついてきたら、今度は右側のカードを読み札にして、左側のカードを取る、という少し高度な取り方にも挑戦してみてください。










Variations


「魚魚あわせ」は、3種類からお選びいただけます







魚魚あわせ 「日本津々浦々」

本体価格 ¥1,800 (税込価格 ¥1,944)

日本全国でとれる魚介類を厳選。52種類を収録した「魚魚あわせ」の基本パッケージです。

それぞれのカードは、魚の特徴を捉えた美しい図版、そして漢字、読み方を掲載。さらに読み札の文章は語呂合わせになっていますので、遊ぶうちに、その魚についての特徴が自然と身につくことでしょう。

Specifications


カード枚数:52種類×2、吉札(3枚)、凶札(1枚)=計108枚

Options


日本語の解説書

Package


紙製化粧箱
パッケージサイズ:14.7×10.6×4.5cm



日本各地でとれる代表的な魚介類を満載。以下の52種類のカードをすべて収録しています。







魚魚あわせ 「江戸前」

本体価格 ¥1,200 (税込価格 ¥1,296)

江戸前鮨に登場する魚介類、32種類を集めました。

四季の移り変わりと共に変化していく「魚介類」の旨さの旬を、江戸前鮨の料理人さんたちはその特徴を巧みに活かして、お寿司を握っています。そんな「魚介類」を切り絵にしました。

この「魚魚あわせ 江戸前」で遊べば、お鮨さんの壁にある魚へんの漢字も怖くありません!

Specifications


カード枚数:32種類×2、吉札(5枚)、凶札(1枚)=計70枚

Options


日本語のあそびかた解説書
(魚まめ知識つき)

Package


紙製化粧箱
パッケージサイズ:14.7×10.6×3.2cm








魚魚あわせ 「Sushi Bar」(英語版)

本体価格 ¥1,800 (税込価格 ¥1,944)

海外の方にも「魚魚あわせ」の魅力を味わっていただくためにつくった、英語版のととあわせ、「Sushi Bar」です。

お鮨屋さんで見かける魚介類29種類を選びました。英語による解説書も付属しました。日本からのお土産物として最適です。さらにカード同様の美しいポストカードも特別付録して同梱しています。

Specifications


カード枚数:29種類×2、吉札(3枚)、凶札(1枚)=計62枚

Options


英語の解説書
ポストカードセット

Package


紙製化粧箱
パッケージサイズ:14.7×10.6×3.2cm







海外の方にも「魚魚あわせ」を楽しんでいただけるように、英語の解説書、そして特製のポストカードセットも付属しています。





Interview


制作者インタビュー 丹後魚っ知館 水族館館長 吉田史子さんにうかがいました







丹後魚っ知館 水族館スタッフのみなさん





この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください

当社は環境コンサルタント業務をはじめ、水族館の飼育業務などを行なう会社ですが、このカードゲームは魚に興味をもつメンバーが集まって、何か面白いものが出来ないかと知恵を絞って出来たものです。当社が携わっている水族館のショップにオリジナルの商品がないことも、きっかけのひとつでした。

製品についての構想は、最初はとりとめのない昼休みの雑談からのスタートでした。その中から、私たちは魚について、たくさんの情報を持っているのだから、魚をテーマにしたトランプやカルタが面白いのではないかという話になり、最終的には魚のカルタを作ろう!ということで、話がまとまりました。

魚のカルタを作ることで方向が決まり、市販されているカルタを見たり触ったりして商品の構成イメージを膨らませていきました。その中で、カルタは札の裏面が無地で寂しいね、という話になりました。(実際手にしたカルタの裏面は無地でした。)

カルタの読み札、絵札の裏面でも遊べないかと考える中から、2枚一組で魚偏の漢字と絵が完成するアイデアが出てきました。






最初は札の裏面のアイデアだった2枚一組で絵と漢字が完成する仕組みが、今までのカードゲームやカルタにはなく面白いのではないかとメンバー内で盛り上がり、これを表面として「魚魚あわせ(ととあわせ)」というカードゲームが生まれました。この時に製作メンバーで魚魚工房(ととこうぼう)を立ち上げました。

魚の絵については切り絵を趣味としているメンバーにお願いしました。魚や魚介類に詳しいメンバーが作った絵ですので、基本的な魚の形や特徴はきっちりと押さえた上で、遊び心いっぱいの魚たちの絵になっております。魚の生臭さよりも魚の美しさを味わえる絵にしたいとの思いも詰まっています。また、切り身しか知らない今の子供たちにも、親しみを持ってもらえるものと思っています。

最初に製品化したのは私たちの職場がある京都府丹後地方の魚を集めた「京都丹後 魚魚あわせ」ですが、その後、魚種に各地の特徴的な魚、読み札の文章に伝統料理や地名を取り入れて郷土色を強めながら、各地方版をいくつか制作してきました。





「江戸前 魚魚あわせ」は江戸前鮨に出てくる魚介類をゲームにしたものです。お鮨だと魚を頭から尻尾まで見る事は少ないですが、魚の姿形を知ってもらい、さらに魚についての豆知識も知ってもらえたらと作りました。
最近の子どもたちは食べる魚といえば「鮨」を連想するようで、魚に骨があることもあまり実感していないようです。お鮨と魚の姿が結びつき、他の食べ方へ広がるきっかけになればと思っています。

「江戸前 魚魚あわせ」のカードの構成は32種類×2枚の札と吉札(5枚)、凶札(1枚)の合計70枚の構成となってます。

「魚魚あわせ」の地方版を作っていくうちに、外国の方にも日本の豊かな魚食文化を知って欲しい!という思いが募ってきました。またお客様からも海外出張や留学の際のお土産に英語版が欲しいという声が寄せられ、「魚魚あわせ」の英語版「SushiBar」が生まれました。外国の方にとって日本料理の魚といえば「鮨」だろうと思ったからです。鮨ネタの絵もカードの中にあしらって親しみやすくしたつもりです。英語で魚の説明をするのには苦労しましたが、英語の得意なメンバーを中心に英会話の先生にもチェックしていただいて製品となりました。

「SushiBar」のカードの内容は29種類×2枚の札と吉札(3枚)、凶札(1枚)の合計62枚で、ミニポストカードがおまけで入っています。



最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください

左右の札はそれぞれカルタの読み札、絵札としてカルタ遊びが出来るように構成しました。
また札に使った厚紙は程よい重みと和紙のような手触りなるよう作りました。
札の大きさは家族で遊ぶ際にコタツの天板に全部が並ぶような大きさにしました。
文字の大きさや色、デザインはメンバーの好みで選び、自分たちが欲しくなるようなものにすることに心掛けました。



この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?

魚の絵はさまざまな千代紙を切って作った切り絵です。切り絵担当のメンバーが各地で集めた千代紙を組み合わせて魚の絵に仕上げています。

また、製品全体のイメージを和風にしたかったので、札にザラッとした厚紙を使ったのですが、最初は魚の切り絵の色が紙に沈んでしまい、切り絵の原画と同じきれいな色を出すまでに何度も色あわせを繰り返すという苦労をしました。

また、最初の「魚魚あわせ」を発売した直後には「魚偏の漢字は本当に合っているの?」という問合せを多くいただきました。魚偏の漢字については普段はあまり見かけない漢字もありますが図書館にある大きな漢和辞典に載っている文字を使っています。

同じように、「魚にはこんな花模様はないよね?」という問合せも多く寄せられましたが、そこはゲームということで楽しんでいただければと思っています。




AssistOnのお客様にメッセージをお願いします

「魚魚あわせ」は小さなお子様からご年配の方までが一緒になって楽しめるカードゲームです。

遊び方は、神経衰弱、カルタ遊び、ババ抜きなど様々に工夫してみてください。文字が読めない小さなお子様なら、札を表向きに並べておいて、その中から一枚を手に取り「このお魚さんのアタマはどこかな〜?」なんて声をかけて絵合わせするだけでも楽しめます。家族で遊んでいただくのは神経衰弱が人気なのですが、札の位置を覚えておく要領がトランプとは一味違う難しさで、子供のほうが上手だという話をよく耳にします。

また、魚偏の漢字が読める事で話題が広がったとか、漢字そのものに興味を持ったという方、カードを額に入れて飾っていただいている方もいらっしゃいます。この「魚魚あわせ」をきっかけに魚についてたくさん興味を持っていただけたら嬉しい限りです。

「SushiBar」は外国の方向けに製作したカードゲームですが、英語を勉強しようと思っておられる方にも楽しみながら学んでもらえると思っています。また、外国へ行かれる際のお土産とされたらコミュニケーションのきっかけとなるとも思っています。実は当社においても海外出張のお供として重宝されています。

また、英語の説明文が分からなくても大丈夫、絵合わせや神経衰弱、ババ抜きなど様々に工夫して遊んでみてください。魚偏の漢字が読める事で話題が広がったとか、漢字そのものに興味を持ったという方、カードを額に入れて飾っていただいている方もいらっしゃいます。

楽しみ方は自由、魚と親しむきっかけになれば嬉しい限りです。









Author


切り絵制作 篠田正俊







しのだ まさとし 1939-2006

昭和14年岐阜県生まれ
京都大学大学院農学研究科博士課程を経て、農学博士 専門分野は海洋漁業生物学

昭和48年から東南アジア漁業開発センター(在シンガポール)勤務、昭和53年に帰国後は千葉大学理学部助教授を勤め、昭和56年から京都府立海洋センターに勤務、昭和63年から平成11年まで海洋センター所長

退職後、株式会社「環境総合テクノス」の環境評価部長 2006年9月に永眠