目指したのは、しっかり濃いのに、味は重くなく、すっきりした飲み心地。コンパクトで手入れがしやすいコーヒー・ドリッパー。

donut. CoffeeDripper

New >>小型ピッチャーと専用木製トレーが登場しました。

香り高く、味わい深い、コーヒー。その一杯は、あわただしい毎日に、ひとときの安心を与え、気持ちを解きほぐしてくれる。またある時には新しいアイデアをもたらし、すこし饒舌にしてくれる。そんな、私たちの生活にとっての、良き相棒と言える存在。コーヒー好きの方なら、きっとこの考えに、うなずいていただけることでしょう。

ご自宅やお仕事場で、美味しいコーヒーを。お一人で、もしくは家族やお仕事場の仲間と一緒に。1杯ぶんから3杯ぶんまでのドリップコーヒーを淹れるための、コンパクトなドリッパーができました。

美味しいコーヒー、といっても様々なご意見があるでしょうが、この「donut. CoffeeDripper」が目指したこと。それは、「しっかり濃いのに、味が重くなく、すっきりした飲み心地」のコーヒー。

つまり、コーヒー豆の特徴がきちんと出て、えぐみ、雑味がないこと。さらにほどよいカフェインを感じることができて、スッキリと素直で、飲みやすい。そんなコーヒーです。

「donut. CoffeeDripper」の本体は、美濃焼の白磁製。これに無垢のホワイトアッシュで出来たドーナッツ、「わっか」の上に乗せて使います。

一見、シンプルな構造とデザインですが、しかし実はこの白磁製のドリッパー部分には、「しっかり濃いのに、味が重くなく、すっきりした飲み心地」を実現するため、3つの工夫が施されています。

使用する紙製のコーヒーフィルターも一般のスーパーなどで入手しやすい「1×4」もしくは「103」のサイズがそのままお使いいただけます。また、一般的な陶器製やプラスチック製のドリッパーに比べて、お手入れがしやすく、置き場所を占有しないことも、この「donut. CoffeeDripper」の大きな特徴。毎日お使いいただく道具ですから、この点も「donut.」がきちんとこだわった部分です。

キッチンに置いた様子も美しく、白色の陶器と柔らかなアッシュの素材のコントラストは、どんなご家庭やお仕事場の風景にも馴染んでくれます。

ペアでお使いいただける、木製のメジャースプーンとコーヒーサーバー、そして専用トレーもご用意しました。メジャーは置き場所をとらないよう立てて置くことができ、その様子がユニークなお家の形をしています。コーヒーサーバーは綺麗な手作り耐熱ガラス製で、外側からコーヒーの抽出量が一目でわかる形状をしています。ぜひドリッパー本体と一緒にご利用ください。

Sizes


本体:直径9×高さ9.5cm
受け部:直径11×厚さ1cm

Weight


本体:188グラム
受け部:51グラム

Material


本体:白磁(美濃焼)
受け部:木製 ホワイトアッシュ

Country of Manufacture


日本製

Producer


中林孝之

Brand Name


TORCH(トーチ 日本)



























Product Guide


しっかり濃いのに、味が重くなく、すっきりした飲み心地
工夫その1 「角度について」








この「donut. CoffeeDripper」が目指したのは、「しっかり濃いのに、味が重くなく、すっきりした飲み心地」のコーヒーを淹れること。つまりコーヒー豆の特徴がきちんと出て、えぐみ、雑味がないこと。さらにほどよいカフェインを感じることができて、スッキリと素直で、飲みやすい。そんなコーヒーです。これを実現するために、「donut. CoffeeDripper」は3つの工夫をしました。

工夫、その1。理想のコーヒーを入れるためには、注がれた1滴のお湯とコーヒー1粒1粒の接する時間を減らし、しかし、お湯が出口に到達するまでに接する、コーヒーの粒の個数を増やす。これが大切。

そう考えて、一般的なコーヒードリッパーにくらべて、「donut. CoffeeDripper」は角度を急斜面にしました。これによってコーヒーの粉の量は一緒でも、ドリッパーの内部にできるコーヒーの層がより分厚くなり、1滴のお湯とコーヒー1粒が接する時間をより短くし、お湯がドリッパーから出てくるまでに接するコーヒー粒の個数を増やすことができました。






Product Guide


しっかり濃いのに、味が重くなく、すっきりした飲み心地
工夫その2 「ドリッパーの穴について」









工夫、その2。一般的なコーヒードリッパーは、穴を小さくしたり、数量を調節することでコーヒーの抽出スピードを調整しています。しかし「donut. CoffeeDripper」では傾斜の角度を急にしたことでコーヒーの層が厚くなり、抽出スピードがコーヒー粒とペーパーによる、たいへん自然な状態にすることができました。

そのため、円錐台形の磁器の底面を思い切って開放し、大きな穴を設けました。こんなに穴が大きければ、薄い、中身のないコーヒーになってしまうのでは?と不安に思われるかもしれませんが、そんなことはありません。コーヒーの層をしっかり厚くしたことで、印象よりもゆっくりと抽出されます。

もちろん底面に大きな穴が開いていることで、これまで面倒だったドリッパーのお手入れ、洗浄もたいへんラク。さっと洗うことができます。これも「donut. CoffeeDripper」が自慢したいことのひとつです。











Product Guide


しっかり濃いのに、味が重くなく、すっきりした飲み心地
工夫その3 「内側の段々について」








工夫、その3。一般のドリッパーの場合、壁面に近いところを通るお湯は、コーヒーの層を通らずお湯のまま、そのままで下に落ちてしまいます。

これを防ぐために「donut. CoffeeDripper」では、内側壁面に、写真のような段々を作りました。この段々があることで、ペーパーをしっかりホールドすることができ、さらに壁をつたい流れてしまうお湯をペーパーの内側へと押し戻す効果があります。










How to Use


「donut. CoffeeDripper」を使った実際のコーヒーの入れ方










「donut. CoffeeDripper」は一度に1人から3人ぶんのコーヒーを入れることができます。

コーヒー豆は深煎り・細挽き、1杯分12グラムのコーヒー豆で120ミリリットルのコーヒーを入れます。コーヒーフィルターは「1×4」サイズのものをご用意ください。またコーヒーサーバーも別途ご用意ください。1杯ぶんだけならカップに直接いれることもできます。








まず「donut. CoffeeDripper」をセットします。最初に木製の輪っかを、続いて白磁のドリッパーをセットします。







コーヒーフィルターをご用意ください。サイズはカリタ製のものなら「103」を、メリタ製は「1×4」の大きさのものを使用します。用意したらまず底のミシン目を基準に約115度斜めに折り、続けて底面が4センチ幅になるように右側面を折り曲げます。







折ったペーパーフィルターをドリッパーにセットして、挽き終えたコーヒー豆を入れます。表面はいったん平らにならして、その後お湯を注ぎやすくするため、中心部分にくぼみを付けます。

いよいよお湯を注ぎます。まず最初はコーヒー粉の「むらし」から。中側から全体に染み渡らせるイメージで、優しく、ゆっくりと、でも思い切って凹みにお湯を満たすようにして、中心一点に注ぎます。







粉がぷっくりふくれてきたら、いったん注ぐのをやめます。このあと25秒から35秒ほど、こうばしい、甘い香りがしてくるまで待ちます。

またお湯を注ぎます。粉の中心に向かって、粉の膨らみを保つように、注いでは休んでをくり返します。注ぐスピードは抽出分量の半分まではコーヒーのトロっとした美味しさをすべて抽出するイメージで、ぽたぽた、ゆっくりと注いでください。







本格的にお湯を投入。急がず、休みながらゆっくり注ぐことがポイントです。粉の中心に向かって、膨らみを保つように、注いでは休んで、注ぐ。これを繰り返します。お湯を注ぐスピードとしては、抽出分量の半分まではコーヒーの「とろっとした美味しさ」をすべて抽出するイメージで。ぽたぽた、ゆっくり。後半は少し速く、前半に抽出したコーヒーを薄めてゆくイメージでお湯を入れます。

入れたい分量までコーヒーがはいったら、お湯が最後まで落ちきらない段階で、あらかじめ用意しておいた耐熱コップや陶磁器のカップにサーバーを移します。これはコーヒーの「えぐみ」を美味しいコーヒーの中に落としてしまわないための、大切な作業です。






香ばしい、甘い香りにつつまれて、コーヒーが完成!「donut. CoffeeDripper」は底面の穴が大きいため、お手入れも簡単。粉がさっと流れて、とても洗いやすい、扱いやすいのも大きな特徴です。

また通常のサーバーより小さなサイズのため、マグカップ1個ほどの場所で乾かしたり、置いておくことができます。







Variations


1〜3杯用「donut. CoffeeDripper」





donut. CoffeeDripper

本体価格 ¥2,800 (税込価格 ¥3,080)

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標準版の「ドーナッツドリッパー」です。陶器製のドリッパーと木製の受け部がセットになっています。










Variations


1〜2杯用「Mountain coffee dripper」











Options


アクセサリーも充実。「donut. CoffeeDripper」とペアでお使いいただきたい、「小鳥」のコーヒーサーバーとプレート、お家のコーヒーメジャー。





coffee server pitchii

本体価格 ¥2,700 (税込価格 ¥2,970)

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「donut. CoffeeDripper」でお使いいただくのに最適な、専用のコーヒーサーバーができました。donutを置いてきちんと安定してくれる。そして外見も美しい。素材にはコーヒーを入れる時の分量が一目で分かるよう、透明度の高い耐熱ガラスを使用。職人さんが一つずつバナーワークで手作りしています。

外見を綺麗に仕上げるためにあえて目盛りはいれませんでした。しかし一番下の出っ張りまでコーヒーを抽出すれば、200ccとちょうどカップ一杯分。さらにその高さと同じくらいにすればカップ2杯分の400cc、そしてほぼサーバー一杯まで抽出したら、カップ3杯分の美味しいコーヒーが出来上がります。

そんなふうに、サーバーの外からお湯を注いだ分量がきちんと目測できる、「donut. CoffeeDripper」専用のサーバーです。持ち手も大きく握りやすく、かたちがどこか小鳥に似ていることから、名前は小鳥の鳴き声である「pitchii(ピッチー)」としました。

Sizes


口径7.5cm 高さ12
幅10.5cm・幅持ち手含む14.5cm

Weight


約196グラム

Material


耐熱ガラス

Capacity


容量:約600cc

Specifications


耐熱温度差:120℃
直火・オーブンでの利用:不可
電子レンジ:あたためのみ可能
食機洗浄機:使用可能










little pitchii

本体価格 ¥2,600 (税込価格 ¥2,860)

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2023年の新製品です。

「donut. CoffeeDripper」でお使いいただくのに最適な、専用のコーヒーサーバー「coffee server pitchii」に小型サイズが生まれました。

外見はそのままに、容量をひと回り小型に、400ccのサイズにしました。突き出しの位置まで抽出すると約180ccです。

もちろんdonutを置いてきちんと安定してくれる。そして外見も美しい。素材にはコーヒーを入れる時の分量が一目で分かるよう、透明度の高い耐熱ガラスを使用。職人さんが一つずつバナーワークで手作りしています。

どこか鳥の印象がある「pitchii(ピッチー)」(小鳥のさえずり)の小さい(little)サイズなので、名前は「little pitchii 」にしました。

Sizes


口径7.5×高さ9.5cm
幅10cm 持ち手含14cm

Material


耐熱ガラス

Capacity


容量:約400cc

Specifications


耐熱温度差120℃
直火・オーブンでの利用:不可
電子レンジ:あたためのみ可能
食機洗浄機:使用可能












Options





nest plate

2023年の新製品です。

「donut. CoffeeDripper」の相棒、「pitchii」ピッチーの敷物が欲しくて「ネストプレート」を作りました。

ピッチーを安定して置くことができるので、名前は「nest(鳥の巣) plate」。

コーヒーピッチャーのトレーだけではなく、小皿としても使えるよう、耐水性に優れたウレタン+セルロースナノファイバー塗料で仕上げで、ひとつひとつが職人による手作業で作られています。

Material


上の写真、左がウォルナット、右がビーチ
*ウレタン+セルロースナノファイバー塗料

Sizes


直径12×高さ1.5cm

Country of Manufacture


日本製(小田原)

Specifications


食器洗浄機不可





nest plate ビーチ

本体価格 ¥3,500 (税込価格 ¥3,850)

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nest plate ウォルナット

本体価格 ¥3,500 (税込価格 ¥3,850)

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donut. CoffeeMeasureHouse

本体価格 ¥2,500 (税込価格 ¥2,750)

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コーヒーの計量用スプーンはいろいろありますが、コーヒー豆といっしょにボトルやパッケージに収納しておくには大きすぎ、また使う度に用意するのも、ちょっと面倒。そのため、コーヒー用品といっしょにキッチンに並べて置いておけるスプーンを、ということで考えられました。それが「CoffeeMeasureHouse」。

深煎りのコーヒー豆で約10グラム、浅煎りで約12グラムのコーヒー豆の計量が可能。場所を取らないよう、自立してくれ、その様子が名前の通り「お家」のようなスプーンです。

素材にはコーヒー豆から出る油との相性が良いウォルナットの天然材を使用。小田原市の職人さんがひとつひとつ制作してくれています。


Product Guide


コーヒー豆を入れた場合、約10グラムの豆を計測可能(180mlのお湯に対して最適なコーヒー豆の量)


Sizes


高さ12.5×幅4×奥行き4cm

Weight


21グラム

Material


ウォルナット

Country of Manufacture


日本製(小田原)










Interview


プロデューサー・インタビュー トーチ 中林孝之さんにうかがいました









この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください

喫茶店を営んでいた際、ドリッパーの形状で、コーヒーの味が変わることに気付いたことを、ドリッパーの形にしました。



最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


コーヒーをいれることは、毎日続いていくことなので、個性が強すぎない(飽きない)、でもなんだかイイんだよなぁと思ってもらえる形、そして、なにより、コーヒーをいれるのが楽しくなる形(素材選び含め)を目指しました。



この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?


しっかりした道具としてだけでなく、カップボードにお気に入りのコーヒーカップなどと一緒に置いてもらえるような、食器としての機能(美しさ、薄さ、上品さ)も持ってもらいたかったので、美濃焼(白磁)にて、製造しています。




AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


しっかり濃いのに、重くない、スッキリした飲み心地のコーヒーを目指して考案した、ごくごく個人的な思いから生まれたコーヒードリッパーではありますが、ぜひ、手にとっていただけたらうれしいです。










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あなただけの味わいの一杯を作ってください。合理的なかたちを追求し、400年の歴史を持つ備前吉田焼の技術から生まれたコーヒー自家焙煎機。「PrivateRoaster





アウトドアのヘビーな使用も、家庭での普段使いにも。飲み物が美味しく使いやすい、新しい構造、新しいホーローで作りました。「ovject ENAMELHOOKMUG