やさしい履き心地と風合いのある、新しい和紙でつくったルームシューズ

SIWA スリッパ

手にした時の独特の肌触りと、眺めた時のやさしい風合い、美しさ。古く奈良時代から私たち日本人の生活とともにあった「和紙」という素材の素晴らしさは、みなさんよくご存じの通りでしょう。

軽くて風合いの良い和紙の良さはそのままに、和紙の産地、山梨県市川大門の和紙メーカー、大直(おおなお)が、紙の可能性を広げる、新しい和紙をつくりました。それが「ナオロン」。和紙のしなやかさを持ちながらも、耐久性があり、水に濡れても破れない特徴を持っています。

これまでデリケートだった紙を、いっそう私たちの身近な素材にしてくれて、いつもそばにいてくれる道具をつくることができる。この優れた和紙、「ナオロン」を使って身のまわりのものを作り出すシリーズが、「SIWA・紙和」。

1000年もの歴史のある紙の産地のメーカー大直と、同じ山梨県出身のプロダクトデザイナー、深澤直人がいっしょにつくりました。





平安時代中期、和紙の量産が可能になった時代より、日本では「紙衣(かみこ)」と呼ばれる和紙製の衣服が、武士や僧の間で愛用されていました。

これは和紙の持つ軽量性と風合いの良さに着目したもので、一般の和紙とは違い、紙衣用としてさらに高い耐久性を持った和紙が当時の人々によって開発され、素材として使われていました。

この紙衣の考え方を現代の私たちの暮らしに生かしたのが、この「SIWAスリッパ」。

ぜひお試しいただきたいのは、足を通した時の、その風合いの良さ。和紙という素材の持つ肌触りの良さと優しさ。夏にはさらっとして、冬の季節には暖かみのある、「和紙」ならではの素材感と触感は、一般的なスリッパやルームシューズとは全く違うもの。

また玄関やリビングに置いたときの姿も気にならず、存在を主張しすぎない、カタチと色合い。これも和紙という、私たちの先祖から受け継いできた、優れた素材を使った「SIWAスリッパ」の大きな特徴です。





重量は一足そろって、100グラムにも満たない軽さ。足通しが良く、重さが気にならない「SIWAスリッパ」は、ひとつひとつ職人がミシンで縫製することで仕上げています。

本体は素材の縫い目が目立たない構造でデザインされ、さらに袋縫いの二重構造にして、その間には履き心地を高めるために緩衝材が入っています。また足に柔らかにフィットさせることを目指してそのカタチを追求した結果、滑らかで美しい曲線に包まれたスリッパが出来上がりました。

ソールには、たいへん柔らかな、ポリエステル65%・レーヨン35%で出来た素材を使ってこれを貼りました。ソールを本体とは別素材にすることで耐久性が高められ、若干の摩擦が起きることで歩きやすく、さらにキッチンなどでのご利用も可能にしてあります。

このソールの素材はソファーや自動車のシートにも使われている素材であるため、柔軟性と耐久性があり、伸縮性に富む特徴を持っています。さらに汚れた場合のお手入れも簡単です。

またソールと本体の間にはフェルトが敷かれており、あわせてソールの素材はとても柔らかなため、足裏の当たりが優しく「パタパタ」しません。一般的な「スリッパ」というよりは、ルームシューズのようなフィット感と履き心地があります。





本体に使われているナオロンという素材は、紙というより、まるで布や革のようにもみえる味わいのある素材。繰り返しお使いいただくことができて、使う度ごとに、ますます風合いが増してきます。

ナオロンという素材の持つ独特の「シワ感」も、実はデザインの段階できちんと検討され、加減され作り出されたもの。

あなたが毎日の生活でお使いいただくうち、これらのシワは少しずつ増え、もっと柔らかな風合いに変化してきます。この変化を味わっていただくことも、この「SIWA」の製品をお使いいただく楽しみ。ぜひあなただけの「SIWA ・紙和」を仕立てていってください。

その軽さと履き心地の良さ良さ、そしてなによりその軽量性から、ご旅行や出張の旅先で、そして飛行機の中でお使いいただく履き物に最適。どこへでもこの「SIWAスリッパ」を連れていっていただくために、本体と同じ素材でつくった専用の収納ケースを付属させました。

日本の歴史に培われた素材を使い、日本を代表するデザイナーによって作られたアイテムということで、「SIWAスリッパ」は海外の方へのお土産、贈り物にも最適です。


















Supported Products


スモール:23〜25センチぐらい
ラージ:26〜28センチぐらい



Sizes


スモール:長さ25×幅10cm
ラージ:長さ28×幅10cm

Weight


スモール:80グラム
ラージ:95グラム
*1ペア

Material


本体:RPFナオロン(和紙)
ソール:ポリエステル/レーヨン・フェルト
緩衝材:ウレタン

Country of Manufacture


日本製

Accessories


専用収納ケース

Manufacturer


大直(おおなお、山梨県)

Brand Name


SIWA・紙和

Designer


深澤直人


Notes


製品ひとつひとつにはシワの加工が施されています すべて手作業によって加工されていますので、製品の表情はひとつひとつが異なります















Accessories


本体と同じ素材でつくった専用の収納ケースに入っています














この「SIWA スリッパ」は専用の収納ケースに入っています。

このケースの素材は、製品と同じ、あたらしい和紙「ナオロン」素材でつくられています。そのためたいへん軽量で耐久性もあり、なんどでも繰り返しお使いいただくことができます。

またケースに本体を入れた状態でも、その重量は100グラムに満たない軽さ。ご旅行や出張の旅先で、そして飛行機の中でお使いいただく履き物に最適。もちろん足を通した時の、和紙素材らしい柔らかさと心地よさは、旅先でも変わることなくお楽しみいただけます。

ケースはLサイズ、Sサイズ、それぞれの大きさになっています。バッグのすき間に入れて、ぜひ世界中のどこへでも連れていってください。

















Product Guide


縫い目の目立たない、たいへん丁寧な縫製でつくられています














この「SIWA スリッパ」は他のSIWA製品同様、専門の職人によって、ひとつひとつ丁寧に作られています。

たとえば素材の縫い目などは、目立たない構造でデザインされ、さらに袋縫いの二重構造にして、その間には履き心地を高めるために緩衝材が入っています。また足に柔らかにフィットさせることを目指してそのカタチを追求した結果、滑らかで美しい曲線に包まれたスリッパが出来上がりました。

日本の歴史に培われた素材を使い、日本を代表するデザイナーによって作られたアイテムということで、「SIWA スリッパ」は海外の方へのお土産、贈り物にも最適です。



















Product Guide


ソールと底面の緩衝材を工夫することで、さらに履き心地を高めています














「SIWA スリッパ」は使いやすさと耐久性、そして履き心地を高めるために、底面にも素材の工夫があります。

ソールには、たいへん柔らかな、ポリエステル65%・レーヨン35%で出来た素材を使ってこれを貼りました。ソールを本体とは別素材にすることで耐久性が高められ、若干の摩擦が起きることで歩きやすく、さらにキッチンなどでのご利用も可能にしてあります。またこのソールの素材はソファーや自動車のシートにも使われている素材であるため、柔軟性と耐久性があり、伸縮性に富む特徴を持っています。さらに汚れた場合のお手入れも簡単です。

またソールと本体の間にはフェルトが敷かれており、あわせてソールの素材はとても柔らかなため、足裏の当たりが優しく「パタパタ」しません。一般的な「スリッパ」というよりは、ルームシューズのようなフィット感と履き心地があります。












Size Info


足の大きさにあわせて、2つのサイズからお選びください














「SIWA スリッパ」はサイズが2種類。SサイズとLサイズがあります。一般的なスリッパより高いフィット感があるため、足のサイズにあわせてお選びください。

Sサイズは23センチから25センチぐらい、Lサイズは26センチから28センチの足の大きさの方に最適です。












Variations










SIWA「スリッパ」グレー

Sサイズ

本体価格 ¥4,700 (税込価格 ¥5,076)

Lサイズ

本体価格 ¥4,700 (税込価格 ¥5,076)


Supported Products


Sサイズ
:23センチから25センチぐらい

Lサイズ
:23センチから25センチぐらい



Sizes


スモール:長さ25×幅10cm 80g
ラージ:長さ28×幅10cm 95g








SIWA「スリッパ」ナチュラル

Sサイズ

本体価格 ¥4,700 (税込価格 ¥5,076)

Lサイズ

本体価格 ¥4,700 (税込価格 ¥5,076)


Supported Products


Sサイズ
:23センチから25センチぐらい

Lサイズ
:23センチから25センチぐらい



Sizes


スモール:長さ25×幅10cm 80g
ラージ:長さ28×幅10cm 95g










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Material


ソフトナオロンについて



山梨県市川大門の和紙メーカー大直が、和紙漉きの製法で作った新しい紙、それが「ソフトナオロン」です。

手にすると肌触りが良く、軽くて、柔らかくしなやかな紙質ながら、大変強度があります。さらに水にも強く、破れにくいのも大きな特徴特徴です。燃やしても有毒ガスは発生しません。


使用方法・使用年数によって限度が変わってきますが、(財)QTEC生活用品試験センター調べで、なんと10kgという耐荷重のテストにも合格しました。また、傘などの濡れたものを入れても破れる心配もありません。

下のグラフは、一般的な紙袋に使われているクラフト紙と、ソフトナオロンの強さを比較したもの。みなさんよくご存じのように、一般的な紙は水に濡れるとたいへん弱く、簡単に裂けてしまいます。クラフト紙では実際、引っ張りにおいても引き裂きにおいても水に濡れた場合(WET)は弱くなってしまったことがグラフにあらわれています。

しかしソフトナオロンではその逆。水に濡れた場合むしろ強度が増し、引き裂き試験ではWETの場合の強度が著しく増加していることがお分かりでしょう。雨の日も安心してお使いいただけます。



ソフトナオロンの原料は木材パルプとポリオレフィン繊維。この素材を和紙の手法で漉き、70度から80度の高温でドラム乾燥させ、パルプとポリオレフィンの接合を密にして、紙自体の強度を高めてあります。

下の写真、右側は、毎日毎日、3ヶ月間使用した「SIWA」のバッグ。使い込むほどに柔らかく、手に馴染んできました。

ぜひあなたも、独特のシワの風合いと、柔らかな手触りを楽しんでください。











Maintenance Guide



汚れた時は洗濯機などは使わず固く絞った布などで叩いて汚れを落としてください。

素材の特性上、アイロンや高熱のものに触れると素材が溶ける可能性がありますのでご注意ください。





Brand Story


「SIWA・紙和」について




甲斐の国、市川大門。

気高い峰々と清い水に恵まれたこの里は、遠く平安時代から和紙の産地として知られてきました。

和紙のメーカー、大直の歴史は市川大門の紙業の歴史と歩みをともにしてきました。近年は伝統の中に新しい技術を盛り込んで、インテリアや雑貨にも利用できる紙を開発しています。

今回はそれらの開発から生まれた新素材のやぶれにくい紙「ナオロン」を用いた商品を、山梨県出身の工業デザイナー深澤直人さんと共につくりあげました。それがこの「SIWA」の製品です。





Message


「SIWA・紙和」について

プロダクトデザイナー 深澤直人さん




伝統的な和紙をつくってきた大直と一緒に、その歴史と技術を生かしたものづくりができるのが嬉しいです。

和紙というとどうしても工芸的な製品をイメージしがちですが、むしろインテリアや雑貨にあった一つの素材としてこれを捉え、その風合い優しさを生かした日常品をデザインしたいと思っています。

和紙というイメージにこだわり過ぎない方がかえってその素材のもつ機能や味わいを現代の生活にあった製品に生かせるのではないでしょうか。








Interview


プロデューサー・インタビュー
大直「SIWA・紙和」チームリーダー 一瀬愛さん






この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください

弊社のある山梨県市川大門は千年前から続く和紙の産地です。特に江戸時代には幕府のご用紙産地として大いに栄えました。
     
昭和35年ごろから手漉き生産から機械生産に移行し、現在の主産品は障子紙で全国の約50パーセントを当産地で生産しております。しかし、住宅環境の変化により障子紙の需要は年々縮小し地場産業としての和紙の生産は年々減少傾向になっています。

私たち大直は、和紙という古くて新しい素材をもっと暮らしの中に取り入れていきたいと考えています。

今回の新商品の「SIWA・紙和」は弊社で3年前に開発した破れにくい和紙「ナオロン」をベースにして試行錯誤の商品開発の経過の中で生まれました商品です。

この「SIWA スリッパ」は日本では昔、紙衣(カミコ)といって紙で衣服を作っていたこともあるように布地と同じようなとらわれ方をしていました。布よりも軽量で、暖かいことから紙衣は高級品であったと聞いています。

SIWAの素材ナオロンも身につけると暖かく軽いので携帯用にも便利ですし、部屋にインテリアとして置いておいてもとても感じが良いものとしてスリッパとなりました。



最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください

「SIWA・紙和」は工業デザイナーの深澤直人さんとの協働作業による商品開発です。そのため、深澤さんのデザインをいかに再現し、商品に出来るかが一番気をつけた点です。

深澤さんからのデザインは、紙に長い間携わってきた人間にはない斬新なアイデアばかりでした。ですから、私たちにとって、とにかく全てが初めてのことでしたので、深澤さんを信じて、何度も何度も改善を重ねていったという感じです。

この「SIWAスリッパ」では、まさに履き心地の良い形になるように時間をかけました。何度も試作を作り、履き心地を試しました。実際のテストをするうち、履き口の切り口のデザインで履き心地がこんなにも違うのだと実感した製品です。

底面には水場でも使えるように、ソファーや自動車のシートにも使用されているビニールレザーを貼っています。また、持ち運びやギフトにもなるよう専用の巾着袋もつけました。



この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?

「SIWA・紙和」の素材には弊社の開発した「ナオロン」という新素材を使用しています。

ナオロンはパルプとポリオレフィン繊維で出来ています。和紙の持つ手触りや素材感を保ち、生活用品として支障のない強度を出すために改良し、開発をしました。

もともとナオロンは純白の素材であるため、「SIWA・紙和」の製品にするためには、ナオロンに染色を施しています。それまでナオロンを染めたことが無かったので、深澤さんの指定色を再現するのに何度もトライしました。新素材なだけに、染色も思いも寄らないことが何度もおきました。

その後は、生産ラインに乗せる為の最適な生産方法や生活品としての強度に対しての最適な生産方法、ナオロンにあった生産方法の模索をしました。作ってみなければわからない点はたくさんありましたのでデザイン、生産、を両方クリアするために試行錯誤しました。




「SIWA・紙和」のほとんどの製品は縫製によって作られていますが、縫い目がわかりにくい縫い方を施しています。ひとつひとつが手作業による縫製です。

また、シワひとつに対しても「シワ見本」があって、それを元にして生産されています。シンプルなデザインなだけに洗練されているため、デザインを忠実に再現するように心がけています。


この「SIWAスリッパ」では、裏地の合皮は色味を少し変えて本体よりも少し濃い色になっています。他のSIWA製品はジッパーなどのパーツも本体と同じ色に合わせることに拘ってきましたから、これは、これまでにない新しいイメージです。

またスリッパのクッション材は、ご使用いただいている最中に撚(よ)れの少ないものにしています。



AssistOnのお客様にメッセージをお願いします

「SIWAスリッパ」をふくむ2009年秋に発表した製品は、紙和の更なる挑戦となっています。素材の特徴を表現できるように考え出しました。宜しくお願いいたします。






inFocus


大直 一瀬美教さん、一瀬愛さん ロングインタビュー









日本では生活様式が洋風に変わってきて、昔に比べたら、障子紙を使う機会もだいぶ減ってきました。

それでも、日本人なら、触覚や視覚といった感覚の中で、「和紙」の良さを知らず知らずのうちに体感しているのではないかと思っています。光で透けたり、気配を感じたり。そういった障子や行灯といったものといっしょにある和紙のイメージですね。また、和紙に指先が触れた時の、柔らかい風合い。機会こそ減ったものの、そういった感覚は、わたしたちの体験の中にある共通のものなのではないでしょうか。

「SIWA・紙和」という製品は、ある意味、あっけないほど地味でシンプルなものばかりで、そのことによってむしろストレートに「和紙」という素材の本質が引き出された。そして、みなさんが共通して持っておられる「和紙の心地よさ」の感覚と、直に通じ合うことができた。そういうことなのかもしれません。

ナオロンという新素材から生まれた「SIWA・紙和」というブランドを育ててゆくことで、私たちはもっともっと和紙という素材の魅力を探り、可能性を見つけてゆきたいと思っています。それが結果として、次の時代に向けて和紙の伝統を引き継いでゆく、ということになるでしょうから。



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