身近なカタチを影絵のシルエットに。子供と一緒に、家族の掲示板、お店の情報ボードにも。みんなで使える、たのしい黒板。

キリヌキこくばん

黒板とチョークというと、学校で勉強に使う道具。ちょっと堅苦しい感じがするモノ。けれど、どこか素朴で、味わいのある、ずっと変わらない、どこか好きになってしまう道具たちです。

そんな黒板とチョークの良さを、お絵描きの大好きな子供たちに体験してもらうために作ったのが、この「キリヌキこくばん」。

描いては消して、何度でも楽しめるよう、黒色の黒板塗装を施した本格なもの。そして子供の手に持ってどこへでも出かけられる大きさと、カタチ。子供たちが大好きな「ごっこ遊び」にも使える、フライパン、かばん、バケツ、ウクレレの4つをモチーフに、そのカタチを影絵のようにキリヌキました。





本体の素材は、シナ共芯合板。これに本格的な、黒色の黒板塗装を施してあります。制作は東京浅草で創業100年の歴史を持つ佐久間木材。ひとつひとつ、丁寧に塗装され、加工。木材も無駄が最小限になるように配置をデザインし、切り抜き作業を行います。

4種類ある黒板は、どれも壁に取り付けが可能。「ウクレレ」と「フライパン」は本体の上面に穴が開いていて、ここにヒモを取り付けることができます。「カバン」は持ち手の部分をつかってフックに引っ掛けて。「バケツ」は本物のバケツのような金属と木で出来たハンドルが付いていますよ。

子供たちが成長したら、壁に取り付けて、家族の伝言板として、末永くご利用ください。





そしてさらに、たのしい黒板ができたから、チョークを入れておく専用のケースと、黒板消しも欲しい。

ということで「キリヌキこくばん」をデザインした、のぐちようこの母で、布のえほん・おもちゃ作家でもある、のぐちみつよによって作られた、「こくばんのおとも」。

ご覧のようにチョークのケースが、そのまま黒板消しに。上面には掛けヒモが付いていますから、壁にかけておくことができます。付属の収納袋に入れて、黒板と一緒に持って出かけることだってできます。チョークは、キューピーのマヨネーズを作る時に出る卵の殻を利用して作られた、天然の炭酸カルシウムでできています。ぜひ「キリヌキこくばん」と一緒にお求めください。








Material


シナ共芯合板(黒板塗装)

Country of Manufacture


日本製

Manufacturer


こくばん:佐久間木材(東京・浅草)

Accessories


白色チョーク 1本付属

Designer


のぐちようこ

Brand Name


コド・モノ・コト





















Product Guide


このようにして「キリヌキこくばん」はつくられています












この「キリヌキこくばん」はシナ共芯合板で作られており、創業100年、東京浅草にある佐久間木材によって、素材の供給から塗装、切り抜き加工が行われています。この写真は「フライパン」を切り抜いている様子。材の無駄が最小限になるように切り抜かれています。









Product Guide


「キリヌキこくばん」と一緒にお使いいただきたい、
「こくばんのおとも」もつくりました










たのしい黒板ができたから、チョークを入れておく専用のケースと、黒板消しも欲しい。

ということで「キリヌキこくばん」をデザインした、のぐちようこの母で、布のえほん・おもちゃ作家でもある、のぐちみつよによって作られた、「こくばんのおとも」。

ご覧のようにチョークのケースが、そのまま黒板消しに。上面には掛けヒモが付いていますから、壁にかけておくことができます。さらに専用の収納袋も付属していますから、黒板と一緒に持って出かけることだってできます。チョークは、キューピーのマヨネーズを作る時に出る卵の殻を利用して作られた、天然の炭酸カルシウムでできています。

ぜひ「キリヌキこくばん」と一緒にお求めください。








Product Guide


贈り物にもぜひご利用ください










ぜひ大切な方への贈り物、お子様のいらっしゃるご家庭への贈り物にもご利用ください。各製品にはデザイナーから、製品の内容のわかるメッセージカードが付属しています。






Variations


キリヌキこくばん「ウクレレ」

Sizes


高さ41×幅17×厚さ1cm

Weight


約162グラム



キリヌキこくばん「フライパン」

Sizes


高さ26×幅18×厚さ1cm

Weight


約124グラム









Accessories









Interview


デザイナー・インタビュー のぐちようこさんにうかがいました






デザイナー
武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒。Sony Music Groupにて雑貨の商品企画・デザイン等を経て、2004年フリーに。日用雑貨・文具・玩具などのデザインをしています。絵を描いたり言葉遊びもします。時々、母(布のえほん・おもちゃ作家)と創作活動をします。www.yo-happy.com





この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください

実家では、モノ忘れが多くなった父にわかりやすく楽しい工夫がいっぱいの母のメモがあふれています。

それを見たときに、ふと、私も家族の<伝える道具>を作りたいと思ったのがきっかけでした。その後、コド・モノ・コトにて<こどもとすごす休日の道具『きゅーぐー展』>にて、

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どうぐのカタチのキリヌキこくばん
はこべるこくばん あそべるこくばん
たのしいおうちのでんごんばん
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として、このキリヌキこくばんを作りました。



最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください

「キリヌキこくばん」は、家の中でどんな時どんな事を伝えるかなと考え、たべる・でかける・くつろぐ・かたづける、
そんな場面を思い浮かべて、フライパン・カバン・ウクレレ・バケツの4つの道具のカタチに黒板を切り抜きました。

道具の影のようにそっと家の中になじんでもらえればと思って色は黒にしました。壁にかけておくだけの伝言板ではなく、小さい子でも持ち運べるよう、小さめのサイズにしました。

「こくばんのオトモ」黒板消しにチョークが収まったらいいかも!と、ひらめいて(?!)作ってみました。そのチョークの収まるポケットは、使う時には指をいれるととっても消しやすいのです。



この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?

「キリヌキこくばん」は、合板の供給と製作は、浅草の創業百年の佐久間木材の四代目若夫婦、佐久間さんにご協力頂いています。どの合板がいいか相談にのっていただきシナ共芯合板にしました。切り抜いたモノを黒板塗装しているのではなく、黒板を切り抜くことによってうまれる、黒板面と側面の合板の層のコントラストにもこだわって作っています。

「こくばんのオトモ」のチョークは、天神チョークのエコチョーク72を使用しています。卵の殻から出来ているので害がなく、粉は肥料にもなるそうです。お花の上でぱんぱんと黒板消しをはたいていただきたいです。



この製品を使う子供たちへのメッセージをお願いします

どうぞお気に入りのカタチをみつけてください。
お絵描きして遊んだり、おかあさんやおとうさんに伝言したり、
たのしく使ってくれたらうれしいです。

「フライパンのこくばん」:小さなコックさんに。なーんでも作れちゃうよ。
「カバンのこくばん」:はらっぱに、こうえんに、さあ、もってでかけよう。
「ウクレレのこくばん」:ゆっくりのんびり、ポロロローンってたのしいね。
「バケツのこくばん」:うっかり者さん「上履き洗う!」って書いておいたら忘れないね。



あなたはこどもの頃、どんな子供でしたか?そして、どんな道具が好きでしたか?

のほほんとおっとりしてるのかと思うとおせっかいなところもあったみたいです。お遊戯中に、あ!あのおともだちが輪からはみだしてる!って気づいたら、トコトコトコっと言って「はみだしてるよー」って。そういうあなたがいちばんはみだしてるよ!って母は大笑いだったみたいです。

つぶつぶつきの先のわれた苺スプーンとエッグスタンド。なんでだかそのスブーンで苺を食べると美味しいし、なんでだかエッグスタンドでゆでたまごをたべると、うふふとおいしかったからです。




Brand Story


コド・モノ・コトについて







「コド・モノ・コト」は、こども・もの・こと。

コドモが暮らす日常の「モノ」や「コト」について、子供たちといっしょに考え、提案する、プロジェクト。

ベルトやバッグに取り付けて、お母さんの手がふさがっている時にもつかまることのできる子供専用のつり革「こわっか」。子供はコップとして、お父さんはぐい飲みとして、親子で乾杯ができる「こどものコップ」など。

「コド・モノ・コト」の活動から生まれた道具は、オトナとコドモが一緒に使ったり、遊んだり、考えたりすることのできる、そんな日用品。コドモと一緒に使うものだからこそ、その使い勝手や素材、安全性に注意をはらいました。小さくてかわいいサイズですが、きちんと作られたホンモノの道具たちです。



「コド・モノ・コト」がスタートしたのは、2005年5月5日。デザイナーやつくる人が中心となって、ワークショップ、展覧会、勉強会、ショップなどを通じて、コドモが暮らす日常の「モノ」や「コト」について、考え、提案を続けています。

空の下で、土の上で、どんな暮らしがしたいのか。自然の力と、人工の力と、どのように使って暮らすのか。そして、次世代にどんな暮らしをつなげていきたいのか。

コドモから学べることがたくさんあります。コドモに伝えたいことがたくさんあります。

そして、コドモといっしょにやりたいことがたくさんあります。まずは、自分に正直になること。いつも、自然体でいること。そして、自由な気持ちを忘れないこと。そんな風に、コドモといっしょに、生きていけたらいいなあと思います。




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