コンパクトで、卓上に置いてでしゃばらない。波のかたちが不思議で使いやすい、北海道・旭川の木工技術が作り上げた、Kimeの楊枝たて。

Kime "Pick Holder"

本体価格 ¥2,700 (税込価格 ¥2,916)

毎日の食卓で、そしてお客様を迎える席で必要な「爪楊枝たて」。器やお箸、テーブルクロスには手がまわっても、どうしても用意が行き渡らないのが、この楊枝たてです。

しかし繊維の多い食べ物をたべた時はもちろん、年齢を経て歯茎がやせてきた方には、食事の席にいつもきちんとあると、嬉しいもの。けれど楊枝たての用意はあっても、ホコリが付きやすく不潔になりがちだったり、1本だけを取り出しづらくいらいらする。そんな存在でした。

そんな従来の楊枝たてのあり方を改めてくれるのが、この小林幹也デザインの「Kime ようじたて」。1ペンが3.4センチと置き場所を取らず、来客の時だけでも、さっと用意することが可能。

そして見た目にも美しい、波を描く楊枝。高低差があることで、楊枝1本だけを取り出しやすく、そして装填もしやすい。食卓に置いた時に食事の脇役として主張せず、しかし使いやすさと美しさを兼ね備えています。







一見、とてもシンプルな筒型の「Kime ようじたて」ですが、楊枝を装填すると、綺麗に波打つ構造。そして壁面の板の厚さは約2ミリ。板と板とをつなぎ止めるカドは正確に45度。そして波形に加工された底板を1ミリの深さで組み込んで仕上げる。

もちろん常に伸縮をくり返している天然木をこの精密さで加工し、組み合わせる訳ですから、熟練の高度な技術力がどれほどのものかは、みなさんご想像いただけるでしょう。

ゆがみや歪みのない、極めて高い精度と技術力でこの製造を実現したのは、北海道・旭川の木工職人達。家具づくりの中でも、小さく細かなパーツである、ツマミや引き手を作る専門の技術者が、得意とする精巧なモノ作りがあってこそ、実現可能になった製品です。

素材の木はメープル、チェリー、ウォルナット。テーブルや食器など、いつもの、そしておもてなしの食卓の風景にあわせて3つの素材、色合いからお選びいただけます。もちろん大切なあの方への贈り物にも最適です。






Sizes


横3.4×幅3.4×高さ5.8cm

Weight


約14グラム

*材質・個体によって若干の変化があります

Material


本体:天然木

*メープル、ウォールナット、チェリー

Country of Manufacture


日本製(北海道)

Specifications


収納力:楊枝約86本

Package


紙製箱 解説しおり付き
6.2×6.2×4cm


Designer


小林幹也(こばやしみきや)

Brand Name


Kime(きめ・日本旭川)


Notes


天然の木材を使用していますので、製品はひとつひとつ違う木目、ちがう表情をしています。また楊枝は付属していません 別途お買い求めください。

















Product Guide


上面にあらわれる楊枝の波が美しい
そして1本だけをつまみやすい










この「Kime ようじたて」の特徴は、上面に浮かび上がる、楊枝の波。一見、なんの変哲も無い、極めて薄い木製の箱に、楊枝を入れてゆくと浮かび上がってきます。

食卓に置いた時に食事の脇役として主張せず、しかしひっそりと美しい。そして、楊枝を使う時、一本だけをつまみ上げることができる。そんな心地よい使いやすさを備えた、これまでに無かった「ようじたて」です。









やわらかな高低差があることで、爪楊枝が摘み上げやすい。そして、その波があることに気づいた時の驚き。そんな楽しさがありますので、お客様のおもてなしの食卓にも最適でしょう。

楊枝を装填するのも簡単で、少しずつ楊枝を差し込みながら「カタカタ」と本体を揺すっては、差し込む。これをくり返してゆけて、綺麗な波が自動的に出来上がります。いつも楊枝をきちんと立ててご家族に、そしてお客様に気持ちよく差し出してください。









一見シンプルな形状ですが、しかしこれを実現するためには、ミリ単位以下での極めて高い精度で、自然の木の素材を加工し、組み立てる北海道・旭川の職人の技術がおしみなく注ぎ込まれています。

壁面の板の厚さは約2ミリ。そして板と板とをつなぎ止めるカドは正確に45度。そして波形に加工された底板を1ミリの深さで組み込んで仕上げる。もちろん常に伸縮をくり返している天然木をこの精密さで加工し、組み合わせる訳ですから、熟練の高度な技術力がどれほどのものかは、みなさんご想像いただけるでしょう。









Material


「Kime ようじたて」で使われている素材について














メープル

日本名は「楓(かえで)」。カナダおよびアメリカ北東部を産地とする、高さ30メートルから40メートルになる落葉高木で、葉はカナダの国旗にもデザインされています。

材質は重硬で、肌目は緻密。淡い灰白色が特徴の木材で、家具、床、楽器、建築用の木材として幅広く使われています。








チェリー

私たちにとって馴染みの深い「桜材」。木質はやや軽軟で、木肌は緻密、表面の美しさが特徴です。家具やキャビネット、ドア、楽器用として使われてることの多い木材です。








ウォルナット

落葉広葉樹「クルミ」。アメリカの東部、ミズーリ、オハイオ、インデアナ州が主な産地の木材です。木質はやや重硬で美しく、衝撃に強い素材です。

不規則な濃淡の縞模様があり、ペンキやステインが良く馴染み、表面をツヤ出し加工を行うことで美しく仕上がります。加工を行いやすい木材でもあるため、高級家具にも多く利用されています。










Variations









Kime "Pick Holder" メイプル

本体価格 ¥2,700 (税込価格 ¥2,916)










Kime "Pick Holder" チェリー

本体価格 ¥2,700 (税込価格 ¥2,916)










Kime "Pick Holder" ウオールナット

本体価格 ¥2,700 (税込価格 ¥2,916)









Interview


デザイナー・インタビュー 小林幹也さんにうかがいました












1981年東京都生まれ。

インテリアデザイン会社勤務後、2006年MIKIYA KOBAYASHI DESIGN設立。家具から様々な日用品、インテリアからブランディングまで手がけ、国内外の大手メーカーと商品開発を行っている。

2010年 ドイツIF PRODUCT DESIGN AWARDにて金賞受賞、RED DOT AWARD受賞。2008年富山プロダクトデザインコンペにてグランプリ受賞、国際家具コンペティション旭川にて入選など受賞歴多数。>>Link MIKIYA KOBAYASHI DESIGN





この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください


「kime」のブランドコンセプトにもあるように、木は独特の暖かみのある素材で、触れているだけで気持ちが落ち着きます。ドリーミィーパーソンの得永さんよりご依頼を受け、人に近い素材である木の魅力を素直に引き出せたらと思ったのがきっかけです。「kime」は旭川の木工加工の技術を用い、過剰な意匠は施さず、心地よい佇まいと道具としての機能性の兼ね合いの中からデザインを創り上げています。



最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


楊枝立ての内部が波形状になっていることで収納される楊枝の上面にも波が現れます。楊枝が波になっていることで一本一本が取り出しやすく機能的です。

そして、この爪楊枝立ては「kime」シリーズの中で一番多くの工場や工房が携わっている商品です。枠部分の材料を精度よく2ミリで仕上げることのみに集中する工場があり、コンピュータ制御の機械でその薄い板に留(とめ、木口を45度に加工)を切り、底板のミゾを1ミリの深さで入れる工場があります。過去にそのような加工は取り組もうとも考えた事がない程の細かさです。

底板のウェーブも精度よく仕上げます。商品の見せ場はウェーブですが、加工上はウェーブの部材と一体となった枠に差し込む突起の精度の方がポイントとなります。板の厚みの精度、溝の加工精度、底板の突起の精度、どれか一つ少しでも精度が悪ければ製品となりません。

当たり前のように思うかもしれませんが、素材が木ですので(常に木は伸縮を繰り返している)今までは「逃げ(余裕)」を見て考えるのが常識でした。後は材料が変形する前に手早く組立てて塗装をする工場を経て製品となります。



この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?


木には様々な樹種があり、それぞれの木目、色は全く違います。「kime」のシリーズではメープル、ビーチ、チェリー、ウォールナットの4種を用いておりますがそれぞれの色や木目をそのまま活かしています。その違いもご覧頂き、お気に入りの樹種をお選び頂ければと思います。



AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


「kime」のシリーズは他の工業製品同様、全て同じカタチ、大きさではありますが、それぞれの表面に見える木目の表情は一個一個違いますし、同じものはありません。それが木の特徴でもあります。

また、長くお使いいただければ味も出てきますし、愛着も湧いてきます。木の魅力を感じつつ、普段の生活の中でぜひお役立て頂ければと思います。









Brand Story


旭川クラフトの歴史について
株式会社ドリーミィーパーソン 得永光利












今から約40年前、家具メーカーの下請けから脱却しようと、私たちのモノ作りは始まりました。

下請けと言っても家具を作るのではなく、細かなツマミや引き手など、ひとつ百円程度いった仕事が大半。ほとんどの工房は家内的にモノづくりをしていたので取引できるメーカーは数社程度、取引先一件の増減の影響が大きく、強気に価格交渉などできるはずもなかったのです。

コツコツ努力して節制して、運搬用の自動車を購入しても「こんなもの買えるくらい儲けてるなら、値段をもっと安くしろ!」と言われる始末。夕方に加工する材料を持ってきて「明日まで頼む」(寝ないで作れ)という事も多々あったようです。

そんな中、オイルショックの影響で家具メーカーが相次いで倒産。下請けでいる彼らが影響を受けないはずがない。そこで「自分達が作ったモノを自分達で売ろう!」という声があがり、挽物関係の職人達がまずモノづくりを始めました。

これをお読みいただいている方は少々ガッカリされるかもしれませんが、このように、旭川クラフトのスタートはモノづくりへの理想から生まれたものではなく、作り手が生きていくために生まれました。







技術はあるが何を作ったら良いか分からない。試行錯誤して思いつくものを作った結果、最初は土産品問屋などが取り扱いし、北海道内の観光地に商品が並ぶようになりました。このようにして、作り続けてゆくことで、それぞれの職人の作風が確立され、旭川でのモノづくりのトリコになる。さらには家具の下請けは一切止めて、自分の作品作りで生きていく事を決めた職人もいます。

その後、旭川のクラフト製品は津軽海峡を渡り、本州へと出荷されるようになりました。現在では先人が創り上げた作品や技術への憧れを持った方。そして自分のモノづくりの理想を持った方が、旭川クラフトの世界に飛び込んでこられる、という良い状況も生まれています。


















Brand Name





kime = 肌理 木目


木にはぬくもりや安心感を得られる独特の「肌理」があり、その表面に見える「木目」には力強い生命力が感じられます。

北海道旭川発の「kime」。この「kime」というブランドネームには木の「肌理」と「木目」の魅力に溢れた道具を現代生活にお届けしたいという想いが込められています。

それらの道具は木を愛し、木を知り尽くした旭川の職人が丹誠を込めて創り上げています。








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