季節感のある、ゆっくりと煙が立ち上ってゆく風景。風情のある、蚊取り線香の良さを活かしてくれる、使いやすい蚊やり器を新しくつくりました。

くわな鋳物 蚊やり器

小さなお子さんのいらしゃる家庭、ペットを飼われているお家なら、殺虫スプレーや蚊取りマットなどを避け、昔ながらの蚊取り線香を選びたい、とお考えの方は多いかもしれません。

電気を使わず、季節感のある、ゆっくりと煙が立ち上ってゆく風景。そして微かに香るあのにおいを含めて、風情のある蚊取り線香。

しかし蚊取り線香は火を入れて使用するもの。従来の蚊取り線香を入れて使う道具はその安全性を考えて使用を避けておられた方がいらっしゃったでしょう。陶器のものでは不安定で倒れやすく、火がついた部分が露出してしまっている。

金属で出来た安価なものは、煙から出たススや油が付着しても洗ったりのお手入れがしづらくて、汚れたままで使い続けるしかありません。また蚊取り線香を取り付けるための金属が扱いづらく、蚊取り線香の固定に時間が掛かるうえ、不安定。どこか季節の簡易的な道具となってしまい、使いづらさや安全性での多くの問題がありました。







この「くわな鋳物 蚊やり器」はこれら従来の蚊やり器、蚊取り線香入れの扱いづらさを解決するため、素材と形状を検討してあたらしくデザインされました。

鉄の鋳物を素材にしたことで本体の重量は1.7キログラムとしっかり重く、蓋の部分だけでも700グラムを越えるため、火のついた蚊取り線香をしっかりと守ってフタをしてくれます。広い底面積、しっかり4つの脚で自立してくれること、そして高さはわずか4.3センチと薄型で、床に置いたときにきちんと安定します。

また業務用のガスコンロのメーカーとして大きなシェアを持つ工場で製造されていますから火に強く、さらにススがついた時、内側が灰で汚れた時も手早く洗って、いつも清潔に整えておくことができます。






本体のデザインはアシストオンの数々の取扱いアイテムの中でもすっかりお馴染みになったYMSKの山崎宏が担当。合理的で、その使う場所、使う行為にそった形状と、素材の持ち味を最大限に引き出すことに長けたデザインがこの「蚊やり器」でも生かされています。

本体の製造は、日本の鋳物2大産地のひとつである、三重県桑名のマルデ鋳器。江戸時代から続く熟練の鋳物生産の技術力を発揮し、ひとつひとつ手作業で丁寧に生産されています。

本体のフタの意匠をデザインしたのは、ソニーデザインセンター、 ソニープラザ、スイスBODUMを経て現在はフリーのデザイナーとして活躍するスワミヤを起用。桑名の近隣である伊勢の伝統工芸である「伊勢型紙」の意匠をイメージするような、夏の風景をモチーフにした図案を6種類、ご用意しました。

モダンなリビングから和風のお座敷、寝室など、様々なご家庭の場所で。お客様をお招きするお部屋で。縁側や庭のお手入れをされる時にも。これまで「蚊取り線香は使いづらいから」と避けてこられた方にも、ぜひご利用いただきたい、新しい夏の道具が出来上がりました。

Notes


この商品は蚊取り線香用の蚊やり器です。その他の用途で使用しないでください。

蚊取り線香をご使用いただくと、フタの裏にヤニが付着します。10巻くらいを目安に、水で薄めた中性洗剤を使いスポンジで除去してください。また、手入れ後は布で水分を拭き取ってください。















Supported Products


一般的なサイズの蚊取り線香(直径11センチまで)


Material


本体・蓋
:鉄鋳物(アクリル焼付塗装)
蚊取り線香差込部
:ステンレス

Country of Manufacture


日本製(三重県 桑名市)
製造元 マルデ鋳器

Sizes


16.4×16.4×4.3cm

Weight


約1.7キログラム

Designer


本体デザイン:山崎宏
模様:スワミヤ

Producer


ヤマサキデザインワークス







Product Guide


「東の川口、西の桑名」と言われた歴史ある日本の鋳物の2大産地のひとつ、三重県桑名市で
職人の手によってひとつずつ丁寧に作られています













「鋳物(いもの)」とは溶かした金属を鋳型(いがた)に流し込んで固める鋳造方法のこと。お寺の鐘やマンホールのフタ、そして家庭にあるお鍋やガス器具など、私たちの身のまわりにあるたくさんのモノがこの鋳物でつくられています。

「東の川口、西の桑名」と呼ばれるように、埼玉県川口市、そして三重県桑名市が日本における2大鋳物産地として知られています。その西の鋳物産地、桑名の鋳物は、江戸時代・徳川家康の家臣・本多忠勝が桑名藩主となり、鉄砲の製造を始めたのが起源といわれています。

明治になって新たに導入された天然産の砂を使って造形する「生型法」(なまがたほう)は低コストで大量生産に優れていたため、鋳物は日本の産業発展の大きな力になりました。この桑名の隣村である小向で発見された砂がこの生産方法に適した鋳物砂であったことも大きな利点となり、ストーブ、鍋類、氷削機、ミシン、ガス器具がこの桑名で作られ、戦後復興期には200を越える鋳物工場がありました。近年では残念ながら安価な海外製品との競争によって工場は減ってしまいましたが、長い歴史によって培われた極めて高度な鋳物生産の技術力がこの地、桑名には残っています。

この「くわな鋳物 蚊やり器」を生産している工場は株式会社マルデ鋳器。業務用ガスバーナーでは国内随一のシェアを持つこの工場でもあります。安全性と使いやすさ、そしてしっとりとした重量感と質感の高い鋳物の良さを生かした「くわな鋳物 蚊やり器」は、この桑名の鋳物技術を使い、多くは職人による手作業でひとつずつ丁寧に作られています。










Product Guide


より安全で、より使いやすい蚊取り線香を入れる道具を目指しました













小さなお子さんのいらしゃる家庭、ペットを飼われているお家なら、殺虫スプレーや蚊取りマットなどを避け、昔ながらの蚊取り線香を選びたい、とお考えの方は多いかもしれません。季節感のある、ゆっくりと煙が立ち上ってゆく風景、そして微かに香るあのにおいを含めて、風情のある蚊取り線香。

しかし蚊取り線香は火を入れて使用するもの。従来の蚊取り線香を入れて使う道具はその安全性を考えて使用を避けておられた方がいらっしゃったでしょう。陶器のものでは不安定で倒れやすく、火がついた部分が露出してしまっている。金属で出来た安価なものは煙から出たススや油が付着しても洗ったりお手入れがしづらくて、汚れたままで使い続けることになってしまう。また蚊取り線香を取り付け用金属が扱いづらく、蚊取り線香の固定に時間が掛かり、そして不安定。どこか季節の簡易的な道具となってしまい、使いづらさや安全性での多くの問題がありました。









この「くわな鋳物 蚊やり器」はこれら従来の蚊やり器、蚊取り線香入れの扱いづらさを解決するため、素材と形状を検討してあたらしくデザインされました。鋳物を素材にしたことで本体の重量は1.7キログラムとしっかり重く、蓋の部分だけでも700グラムを越えるため、火のついた蚊取り線香をしっかりと守ってフタをしてくれます。広い底面積、しっかり4つの脚で自立してくれること、そして高さはわずか4.3センチと薄型で、床に置いたときにきちんと安定します。

もちろん業務用の厨房ガスバーナーを作っているメーカーで製造されていますから火に強く、さらにススがついた時、内側が灰で汚れた時も手早く洗って、いつも清潔に整えておくことができます。落ち着いた鉄の鋳物の質感、そして6種類からお選びいただけるフタの模様。モダンなリビングから和風のお座敷、寝室など、様々なご家庭の場所で。お客様をお招きするお部屋で。縁側や庭のお手入れをされる時にも。これまで「蚊取り線香は使いづらいから」と避けてこられた方にも、ぜひご利用いただきたい、新しい夏の道具が出来上がりました。










Product Guide


手入れのしやすさ、使いやすさをきちんとデザインしました













「くわな鋳物 蚊やり器」のフタは火のついた蚊取り線香をきちんと守ります。フタは4点でしっかりと固定され、フタ自体の重量も700グラムと重いため、不意にフタがズレてしまうこともありません。また蚊取り線香に火を入れる時、火を消す時に取り外し、取り付けが素早く行うことができるように、本体側に4つの凹みを設けて、重いフタをしっかり持ち上げることができるようにしました。
















従来の蚊やり器の使いづらさの大きな点に、蚊取り線香を固定する「線香立て」の扱いづらさがありました。簡易的な金属のプレートで出来ているため、固定がしづらく、さらに指先を刺したり、傷つけてしまうこともある。また差し込みづらく、作業に手間取るあいだに蚊取り線香が割れてしまうこともありました。

この「くわな鋳物 蚊やり器」ではこの問題を防ぐために、ステンレス製の固定パーツをオリジナルで作りました。固定パーツは蚊やり器本体と一体型になっていますので、不意に倒れて蚊取り線香の火が消えてしまうこともありません。また先端を丸くしてより安全性を高くしました。

なおご利用の際にはゆっくりと、慎重に、蚊取り線香を差し込んでください。もし差し込みづらい場合には蚊取り線香をひっくり返し、裏からお試しいただくと良いでしょう。
















蚊取り線香は煙と灰の発生するものですから、そのお手入れのしやすさは重要です。灰は小さく粉状になってしまいますし、長くお使いいただくあいだに内部にはススや油も付着してしまいます。この「くわな鋳物 蚊やり器」はプロが使う厨房のガスコンロと同じ素材で出来ていますので、油が付着した時もそのお手入れのしやすさが自慢です。10巻くらいを目安にして、家庭用の中性洗剤を使って、スポンジで洗ってください。鉄の鋳物ですから、洗った後は錆びないように布で水分を拭き取っておくことが長くお使いいただくためのポイントです。











Package


大切な方への贈り物にもご利用ください











紙製パッケージ 日本語の使用説明を記載
パッケージサイズ:17×17×5cm










Colors


さまざまなお部屋に合わせご利用いただけるよう、6つの文様をご用意しました










蚊やり器 泡

本体価格 ¥4,000 (税込価格 ¥4,320)









蚊やり器 蝋燭

本体価格 ¥4,000 (税込価格 ¥4,320)









蚊やり器 朝顔

本体価格 ¥4,000 (税込価格 ¥4,320)









蚊やり器 花模様

本体価格 ¥4,000 (税込価格 ¥4,320)









蚊やり器 花火

本体価格 ¥4,000 (税込価格 ¥4,320)









蚊やり器 雲

本体価格 ¥4,000 (税込価格 ¥4,320)

注文不可

販売お休み中










Options


ぜひ合わせてご利用ください。合成化学成分を一切つかわない除虫せんこう








菊花せんこう

本体価格 ¥1,200 (税込価格 ¥1,296)

1箱30巻のセットです

この「菊花せんこう」は合成化学成分を一切つかわない、除虫せんこうです。着色剤も一切使用せず、自然な色合いをしています。

一般的な蚊取り線香はピレスロイド(dl・d-T80-アレスリン)などの合成化学物質を使用しています。この「菊花せんこう」ではこれらの化学物質を使わず、シソ科の「除虫草」と呼ばれる虫を寄せ付けない成分で作りました。つまり蚊や虫を取るのでななく、近寄らせないための線香です。

1巻きで約6時間もの間、持続して煙を出してくれます。また煙には北海道産和種はっかを含有させて、香りを付けてあります。小さな子どもや、ペットのいる家庭にも安心してご利用いただける虫除け線香です。

Material


除虫草
薄荷(ハッカ)
除虫菊末(粉末として10% 総ピレトリンとして0.1%)
白樺木粉
タブ粉
澱粉

*着色料・防腐剤は不使用
*パッケージが写真と異なる場合があります

Quantity


1箱30巻セット

Specifications


燃焼時間:約6時間(1巻あたり)
水分値:9%以下(乾燥直後値)

Sizes


外寸:115〜125mm
厚さ:約4mm
全長:約795mm

Weight


13グラム±5%

Manufacturer


りんねしゃ

Country of Manufacture


日本製


















Interview


デザイナー・インタビュー 山崎 宏さんにうかがいました









この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください


私が関わる前に、桑名市、桑名商工会議所、三重県鋳物工業協同組合が新商品開発をトライされていたのですが、なかなか商品化に至らずデザイン依頼を受けて取り掛かることになりました。

当初は「蚊やり器」というテーマではなかったのですが、産地の技術と現在の状況を考えて、「蚊やり器」を提案しました。



最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


モダンな建築でも、古民家でも、住んでいる人は現代の感覚で捉えて暮らしていると思い、それに見合った感覚のものにしようと企画しました。

購入されるのは女性が多いと思うのですが、家庭で使うものなので、パートナーにも受け入れやすいよう、少しの華やかさと、落ち着きのある質感をミックスしました。



この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?


三重県桑名地域では、江戸時代、徳川家康の家臣・本多忠勝公が桑名藩主となり鉄砲の製造を始めたのが起源といわれています。現在ではマンホールや建築材料、業務用ガスコンロなどを生産しています。この蚊やり器は、業務用のガスコンロやプロが使うたい焼き器、たこ焼き器などを製造しているメーカーが製作しています。



AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


今の暮らしに合わせた、コンパクトでしっかりした蚊やり器です。
暑い夏を少しでも楽しめるよう夏らしい図柄を豊富に用意しました。
ご自宅用に、新築、お引っ越し祝いなどにもおすすめです。







Interview


デザイナー・インタビュー スワミヤさんにうかがいました








武蔵野美術大学視覚伝達デザイン科卒業後、ソニーデザインセンター、 ソニープラザを経て、単身渡欧。スイスBODUM本社で数年勤務後、ロンドンに滞在、帰国。
現在はフリーランスデザイナーとして、パッケージデザインを中心にさまざまなジャンルで活動中。
www.suwadesignstudio.com





この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください


友人でもある山崎さんからのご依頼で、柄の部分のみヘルプ、ということになりました。
ですので、商品の企画に関してはほとんど私はノータッチです(笑)。



最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


夏を感じさせるもの、男女ともに好まれるもの柄を模索しました。そしてもちろん現代のどんなインテリアにも合うようには意識しています。

技術的には鋳物なのでシャープな線や細かい表現はできず、最初のスケッチからは途中ところどころで修正をかけました。

結果的に数ある中から具象物と幾何学模様がちょうど半分づつ選ばれて、いいバランスになったと思います。



AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


蚊やり器ではありますが、夏が終わったら用済みというのではなく、別の使い方でお楽しみいただけたらと思います。

内側に剣山をおいてふたの穴から花をさし生けるととてもきれいですし(水をいれるとさびてしまいますが、これは鉄の特性なので終わったらよく拭くとよいようです。気になる方にはおすすめはしません)、冬のお鍋の季節にはふたの部分が鍋敷きになるかと思います(こちらはまだ試していませんが)。

そういうことを考えるのも楽しいアイテムです。







Product Guide


くわな鋳物 工場見学レポート  山崎 宏










この「蚊やり器」製造している、株式会社マルデ鋳器と担当の出口専務さん。出口さんなので、マルデ、なのです。






普段は、業務用のガスコンロなどを作っています。日本で鋳込んでいるガスコンロのほとんどが、こちらの製品とか。ガスコンロなどを作るときに、ガスを通すために鋳物を中空状態にする必要があります。そのために、「ナカゴ」と呼ばれるものを型の中に入れて鋳込みます。その時に使われる「ナカゴ」を作りはじめ、その後、ガスコンロ自体を製造するようになったそうです。






型に鋳砂を入れて・・・。手で慣らしたら、圧力をかけて砂を固めます。型を外すと、こういう砂型になります。この砂型の雄雌を合わせて溶かした鉄を流し込みます。

今回の蚊やり器の蓋は、この「手込め」という方法で生産します。ちなみに、本体は「機械込め」になりますが、それでも、ほとんど手作業です。






蚊やり器の蓋の原型です。原型は木製の木型。てっきり、合板だと思っていたら、一枚板。しかも、自由曲線が多いため、なんと手彫りです!

試作はこれで鋳込みました。量産は、これを元にしてアルミ型を製作して使います。蓋は2個取りの枠にセットして鋳込みます。






こちらは、本体の内側の型です。こっちは単純な形状なので、機械加工で製作。これは、本体の外側の型です。

この内側、外側の砂型をそれぞれ作って、合わせると、作りたい形の空洞ができるので、そこに溶けた鉄を流し込みます。





この炉で、鉄を溶かします。

溶かした鉄を型に注ぐところを撮りたかったのですが、鋳込みの日は忙しすぎて、打ち合わせができないため、断念。そして、この柄杓に溶けた鉄を入れて、型に鉄を注いでいきます。










Recommendations













こちらもあわせてお使いいただきたい「YMSK "メモスタンド"

同じ革を使ったシリーズ「YMSK "ペンホルダー"」もお勧め