軽く触ってフタを開け閉めできる。お部屋にあって、出しゃばらない。心地よく使えるカタチを追求したら、こんな綺麗なゴミ箱ができました。

SwingBin

天然木でできたフタに触れると、軽く持ち上がって開くゴミ箱です。ゴミを捨てた後は、心地よい音を残して、パタンと正確に閉まる。その規則正しい動作が見たくなって、何度でも触れたくなるゴミ箱です。

メイプルとウォルナットの木製のフタと、ツヤ消しの表面加工の落ち着いた雰囲気を持ったABS製の本体。そのコントラストの美しい、落ち着いた雰囲気を備えたゴミ箱です。お仕事場所や書斎はもちろん、リビングにあっても、部屋の雰囲気をみださない。

ゴミ箱というと「あるのは仕方がないけれど・・・」という存在でしかありませんでした。けれど生活の中で欠かすことができないアイテムを、どうやったら美しくすることができるだろうか?そんな疑問から生まれたのが、この「SwingBin」です。







「SwingBin」は、お仕事場で、リビングで、私たちが求める条件をすべて満たしてくれるゴミ箱。ゴミを捨てやすく、しかし捨てたゴミは目障りにならない。たまったゴミはまとめて捨てやすく、お手入れもしやすい、そして、いつもはその存在は私たちの意識から消えてしまうほどシンプルで、意識すればそこに在る。

指先の軽い力で開く上ぶたと本体の接合部分には、ほんの3ミリほどの突起があるだけ。開閉のための複雑な構造や、ネジ、ヒンジなどは一切、存在しません。天然木のフタを軽く乗せる、すぐに取り外しができる。開け閉めがラクで、心地よく使える。

その姿かたちだけではなく、もっとも合理的に理想的な構造を追求した結果、たどり着いたのが、この新しいゴミ箱「SwingBin」。開発期間に7年の歳月を費やし、極めて高度な金型技術とプラスチックの成形技術によって完成しました。




Sizes


直径21×高さ43cm

Weight


1125グラム(容量 8リットル)

Material


本体:ABS
天板:MDF天然木突板貼り

Accessories


袋止め(PET)

Country of Manufacture


日本製(福井県)

Designer


竹内茂一郎(たけうちしげいちろう SHIGEICHIRO STUDIO)

Award


2016年 グッドデザイン賞 受賞

Notes


天然の木材を使用していますので、製品はひとつひとつ違う木目、ちがう表情をしています。製品写真とはすべて異なったものになりますので、あらかじめご了承ください。








Movie


軽く触れるだけでフタが持ち上がり、正確に閉まる。
極めてシンプルで、正確に動作する。その様子を映像にしました。












「SwingBin」のフタの動作の様子を映像にしました。ぱたん、と心地よい音で、きちんとフタが閉まってくれます。(21秒 音声がでます)









Product Guide


書斎に、お仕事場に、リビングにも。ご利用いただく場所の風景を乱さないゴミ箱です。
























How to Use


いつも清潔に、心地よくお使いいただくために。
「SwingBin」には複雑な構造、パーツ類は一切、存在しません。














お仕事場所で、ご家庭で。ゴミ箱は生活に欠かすことができないもの。いつも清潔にお使いいただきたいもの。だから「SwingBin」は複雑な構造を一切排除し、本体とフタだけの、極めてシンプルな構造を追求しました。

円筒形の本体の上には、厚さ3ミリの木製のフタが乗っている。ただ、それだけの構造。接合部分には、ネジやパーツなどの複雑な構造は、一切ありません。日本国内の極めて高度なパーツ製造メーカーにより、たわみがほとんど生じない製造技術で作られたこの構造。

これによって、斜めに切り取られた筒の上に、薄い木製パーツがかぶさり、指先で押すだけでこのフタが開き、パタリと、心地よく戻ります。











中にたまったゴミを捨てる時、お手入れをしたいとき。いつも清潔に保っておきたいゴミ箱ですから、この動作はとても重要。「SwingBin」なら、木製の上蓋を持ち上がるだけ。本体を分解したり、パーツをこじ開けたりといったような、複雑で面倒な作業は一切、必要ありません。

また「SwingBin」には、スーパーやコンビニのビニール製ゴミ袋を内部に固定していただくため、PET素材でできた袋止めを付属しています。この袋止めをつかってビニール袋の周囲を固定すれば、ゴミ捨ても楽に行うことができるでしょう。もちろん「SwingBin」なら内側に固定したビニール袋が外に露出して見苦しい状態になることもありません。




















Product Guide


「SwingBin」は福井県の極めて高度な製造メーカーの技術をして、はじめて生産が可能になった製品です。












軽い指先の力で、ふわりとフタが浮かび上がる。固定用の部品や装置が一切存在せず、そこにあるのは、わずか3ミリほどのカッティングのみ。力学的に計算し尽くされたこの美しい構造の製造を実現することができたのは、福井県にある、極めて高度な技術をもったプラスチックの専門メーカーの技術力でした。










本体内側にあるこの小さな突起。これは上側に跳ね上がったフタの余計な動きを最小限にするためのもの。フタ自体は3ミリの突起に引っかかっており、円柱型をした本体がたわみのない、高い精度で製造されていることで、上ブタが落下してしまうことなく、精密に開く・閉じることを可能にしています。









誰もが実際に触れると驚くこの構造に加え、上品にシボ加工を施された本体表面の仕上げ。コスト面と技術面の妥協から、樹脂製のゴミ箱といえば逆円錐形のものが一般的ですが、この「SwingBin」は美しい円柱形。お部屋にあってすらりとした佇まいの綺麗なプロポーションも、高度な金属型と成形技術があったからこそ出来上がったものです。





















Material


お使いいただくお部屋にあわせて、2つの本体カラー、2種類の天板の素材からお選びいただくことができます。












「SwingBin」はあなたのお部屋とお好みに合わせてお選びいただけるよう、2種類の本体カラーと、2つの素材の天板をご用意しました。

本体の素材はABS樹脂。その表面にはシボ加工を施し、さらにツヤ消しのウレタン塗装を施すことで、たいへん上品に仕上げています。









さらに厚さ3ミリの天板には、たわみが最小限になるようMDF素材を使用し、贅沢に両面から突き板を張り合わせて仕上げています。突き板の種類は、メイプルとウォルナットの2種類です。天然の木材を使用していますので、ひとつひとつの製品が異なった木目と節を備えており、その風合いをお楽しみいただくことができます。

なお本体が汚れた場合のお手入れは、柔らかい布を使い、中性洗剤に浸した後によく絞って、汚れをふき取るようにしてください。



















Colors
















SwingBin ホワイト + メイプル

本体価格 ¥7,800 (税込価格 ¥8,424)









SwingBin ブラック + ウォルナット

本体価格 ¥7,800 (税込価格 ¥8,424)








Interview


デザイナー・インタビュー 竹内茂一郎さんにうかがいました









1975年 福井県生まれ
2001年 桑沢デザイン研究所卒業
2008年 SHIGEICHIRO STUDIO を設立
家具やプロダクト、空間、グラフィックなどの幅広い分野でデザイン ・ディレクションを手がける。
時代や流行に左右されず、真の美しさや機能性を引き出す古びないデザインを追求し、クライアントやユーザーの多岐にわたるニーズに柔軟に対応する創造力が高い評価を得ている。



この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください


ゴミ箱は常に人目に触れる場所に置かれ、使われるものなのに、いかにも「ゴミ箱」という機能だけに特化した商品があまりに多いと感じていました。

そのようなゴミ箱では、こだわりのインテリア空間が台無しになってしまいます。私自身、欲しいと思えるゴミ箱を見つけることが出来ませんでした。

そこで、「静かに佇むオブジェのようで、空間にそっと溶け込むミニマルで美しいデザイン」のゴミ箱を作ろうと考えました。

またゴミ箱の中身ほど、インテリア空間の邪魔をするものはありません。中身の見えない蓋付きのゴミ箱で、今までにない美しいデザインのものが欲しいと思いました。




最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


SWING BINは、丸太を斜めに潔くカットしたような、ミニマルかつプリミティブなフォルムです。通常の樹脂成形品は、コストや技術的な理由から、傾斜がついたフォルム(逆円錐の様な形)が一般的ですが、「SwingBin」では一切妥協のない、美しい円柱形を保つよう追求しました。

また最大の特徴である蓋は、本体と蓋に施されたわずかなカッティングのみでバランスをとって回転するので、そのカッティングの深さ、角度などは何度も検証しました。




この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?


樹脂製は、どうしても安っぽく見えてしまいがちなのですが、「SwingBin」は、ABS樹脂の表面にシボ加工(微細な凹凸でツヤを消す表面処理)し、さらにつや消しのウレタン塗装をするなどの工夫を重ねることで、とても上品な外見と質感に仕上がりました。




AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


「SwingBin」は、こだわりのインテリアを引き立てるゴミ箱です。生活空間の隅々にまで美しさを求めていらっしゃるお客様に、ぜひ使って頂きたいと思います。










Product Guide


「SwingBin」開発ものがたり










「SwingBin」のデザインがスタートしたのは2009年のこと。竹内茂一郎のアイデアはCADによって図面化され、ダンボールのモックがまず作られました。この試作によって、フタの動きのバランスと角度が決められ、また本体の内部にフタの余計な動きを最小限にするための突起が必要であることなども判明してきました。















2009年の後半にはアルミとスチールを素材にプロトタイプが作られ、2010年4月のミラノサローネで発表、世界中から大きな注目を浴びます。

しかしこの時点で「SwingBin」の開発は量産化の難しさに直面していました。まず金属で本体を製造するため溶接面を理想的な滑らかさを保つことが難しかったこと。高度な職人によって仕上げを施してもらうためにはさらに製造コストの問題が発生していました。またスチール素材で製造するためには、ゴミ箱としては重量が重くなりすぎ、アルミニウム素材を選ぶと、今度はコストがアップしてしまいます。










このことから、「SwingBin」の量産化はいったん停止すべき、という判断が下されます。しかし、それにも関わらず「SwingBin」の噂は一人歩きし、「いつ販売が開始されるのか?」という問い合わせのメールが世界中から多数やってくるようになります。また2011年には世界的なデザイン雑誌「MONOCLE」と「Wallpaper*」においてその年のデザイン賞を受賞。デザイン界では伝説的な製品となっていました。










2年の期間を挟んで、竹内は2013年に「SwingBin」のプロジェクトを再起動させます。この時点で本体をカスタム金型を使用するABSに変更。極めて高度な製造技術を持った日本国内の工場で生産することで、これまでの問題が解決できることが判明しました。










さらに世界的なクラウドファウンディング「Kickstarter」で資金集めをすると、世界中から571名、6万5,000ドルの目標を超える、7万7,377ドルの支持を集めることに成功。これをキックボードにして一般販売の量産化へと大きく駒を進め、2015年春、7年の月日を経て最終的に販売開始にたどり着いたのでした。