フランスからやってきた子どもも大人も一緒に楽しむ知的ゲームの決定版。解けたらレベルをアップしてゆく達成感とワクワク感。

KATAMINO

「ペンタミノ」つまり、正方形を5つ組み合わせて出来たさまざまな形のカラフルなピースを組み合わせ、限られた空間の中にきちんと埋めあわせる。それがこのフランスで生まれたパズルゲーム「KATAMINO(カタミノ)」の遊び方。

組み合わせ方は36,057通り。その解き方には言葉は必要なく、年齢も関係ありません。必要なのは与えれたペンタミノの形をきちんと認識し、空間にきちんと組み合わせてゆくための、ヒラメキとセンスです。

その問題数は500。3歳くらいのお子さんからでも遊び始めることができ、じょじょに無理なく問題を高度にしてゆくことができる。大人も子供も、同じボードを囲んで、みんなで楽しむことができる。それが、世界中のパズル好きを魅了している「KATAMINO」の大きな特徴です。





ペンタミノの数は12個。さらに小さなお子様でも遊べるように赤と茶色のブロックを附属させ、合計19個のカラフルな木製ピースを駆使します。

ポイントはボードに組み込まれた仕切りのスライダーで、これを動かすことでピースたちが組み込まれる空間の広さが加減され、パズルを難しくしたり、簡単にしたりと調整します。

最初は3つだけのペンタミノを組み合わせ、一番狭い15コマの空間を埋めてみてください。おそらく大人の方なら2、3分あれば完成するでしょう。そのレベルができたら次はペンタミノの数を1つ増やして20コマに挑戦。さて、今度はちょっと手強いですよ。




44ページからなるオールカラー、リング綴じのルールブックが1冊附属していて、ここに掲載されている問題パターンは500通り。

お一人でじっくり取り組んで、お仕事の隙間やくつろぎの時間の気分転換に。さらに家族や仲間で一緒にわいわいと。ピースが空間にピタリとはまって答えが見つけられた時の喜びはひとしおです。

ボードやピースはすべて木製で、長い期間、繰り返し遊んでいただけるよう配慮されています。パズル好きの方はもちろん、成長期のお子様への贈り物にも最適なアイテムです。




Suitable Age


3歳から99歳



Sizes


ボード:30×14×1cm

Weight


560グラム

Material


木製(ボード・ペンタミノ・ブロック)

Accessories


ルールブック(44ページ)

Author


Laurent Levi(ローラン・ レヴィ)

Brand Name


Gigamic(ギガミック フランス)


























Movie


「KATAMINO」の遊び方を動画で解説します。(3分33秒 音声が出ます)






















Product Guide


「KATAMINO」でさっそく遊んでみましょう!













この「KATAMINO」の楽しみ方を知っていただくために、具体的な問題に挑戦してみましょう。

「KATAMINO」の基本になっているピースは5つの正方形を組み合わせたもので、これを「ペンタミノ」と呼びます。ペンタとは「5」を表す言葉ですね。さらに小さなお子様でも遊んでいただけるようペンタミノ以外の小さなブロックも附属していますが、ここではペンタミノだけを使います。

上の写真でペンタミノが4つ組み合わせられ、20コマの空間がきちんと埋められている様子です。この形が「KATAMINO」の解けた状態です。







それではスタートです。もっとも簡単な問題を解いてみましょう。レベルは「3」。ペンタミノを3つだけ使って、空間を埋めます。







仕切りとなるスライダーを「3」の位置に取り付けます。このスライダーが上下することで、埋めるべき空間とペンタミノの数が増減され、問題の難易度が変化します。子供から大人まで、みんなで遊ぶことができる「KATAMINO」の仕組みの秘密が、このスライダーにあります。







附属の問題集を開きます。この問題集は44ページからなるリング綴じのフルカラーブックレットで、さまざまな遊び方が収載されていて、図面と簡単な言葉で分かるよう説明されています。

今回は一番簡単な問題、「スモール・スラム」のページを開きます。






赤い枠で囲んだところをご覧ください。スモール・スラムの一番最初の問題「A」です。使用するペンタミノは、オレンジ色、茶色、緑色の3つ。この3つだけを使って空間を埋めてみましょう。













さて、完成しました。きちんと空間が埋まりましたね。その次の問題は「B」。続いて「G」まで、スライダーを固定したままで、7つの問題を解いてください。






それらがすべて解けたら、次はスライダーを移動させ、「4」の場所に。20コマの空間を埋める問題に挑戦です。







このように、小さな空間から広い空間に少しずつステップアップ。さらに問題集の中でより複雑で難しいペンタミノの組み合わせへと進行して行きます。その数は500個。ぜひじっくりと取り組んでください!

















Product Guide


さらに「KATAMINO」を楽しむ。一人で楽しむ、さらに二人で対戦することも可能。
難易度を変えながら、多彩な遊び方が可能です。














さまざまな形をしたピース(ペンタミノ)を組み合わせて、指定されたマス目をうめてゆくパズルゲームが、この「KATAMINO」。上の項目でお伝えした方法以外にも、もっとたくさんの楽しみ方があります。

「ペンタミノ」とは5つの正方形を辺に沿って繋げた形のことをいうもので、この「KATAMINO」で使われる色とりどりのピースはどれもこのペンタミノです。

一人でも、さらには二人でも遊ぶことができ、さらに何より、小さなお子様からお年寄りまで、難易度を変えながら一緒に、ずっと何度でも楽しむことができるのが、この「KATAMINO」なのです。









一人用「難易度0とてもに簡単」3歳以上

付属しているすべてのピースを使う方法です。12個のペンタミノ、5つの赤色のブロック、3つの茶色のブロックを使って、スライダーで仕切られたマス目を埋めます。赤と緑のブロックを使うことによって難易度を下げることができますので、小さなお子様や初心者の方にも馴染みやすい解き方でしょう。









一人用「難易度 1簡単」4歳以上

今度は赤と茶色のブロックをどちらの色だけに絞って、そのすべてのブロックを使って、スライダーで仕切られた四角を埋めます。少しだけ難しくなってきましたね。









一人用:「難易度 2」5歳以上

今度は赤と茶色のブロックは使わず、12個のペンタミノだけを使って、できるだけたくさんのまとまりを作ります。使用するペンタミノの数が増えれば増えるほど難しくなってきますよ。









一人用:「難易度 3」6歳以上

いよいよ付属の「ルールブック」を使って「KATAMINO」を楽しみます。

まずは「スモールスラム」。ルールブックにある表に従い、指定された形のペンタミノを使用して、合計42通りの埋め合わせパターンを作ります。セパレーターを移動させるごとにペンタミノの数が増えて、難しさはアップしていきますよ。

これが完成したら、続いてその上位版である「スラム」。これもスモールスラム同様に表に従って、合計118パターンの型を完成させます。









一人用:大人用ルール

そしてさらに高度な「KATAMINO」の遊び方です。同じくルールブックを開いてください。「グランドスラム」は96種類、「スーパースラム」は84種類、「チャレンジ」は160の型を完成させます。









二人用:クイックゲーム

この「KATAMINO」は、二人で対戦パズルも可能ですよ。スライダーを中央に置いて、ボードの広さを均等に分けます。さらにペンタミノの数も半分ずつ。どちらのプレイヤーが自分サイドの四角をより速く埋めることができるかを競います。










二人用:戦略的ゲーム

「ルールブック」最終章にある8×8マスのチェッカーボードの上に交互にペンタミノを置いていき、最終的にボードの上にペンタミノを置けなくなったプレイヤーの負けとなります。

この他にもルールブックには動物に見立てた形にペンタミノを並べて遊ぶ方法も収録されています。また小さなお子様なら、ペンタミノを積み木として遊んでも楽しいですね。











Package


遊び終わったらこの中に収納して保管することができる、
しっかりとした紙製パッケージに入っています。














パッケージサイズ;32×20×5cm
ルールブック付属(44ページ)
解説:日本語、英語、フランス語他、全26ヶ国語



















Interview


製作者・インタビュー アンドレ・ペリオラットさんにうかがいました














この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください


私は子供の頃からボードゲームの発明を行っていて、ゲームの設計を自分の仕事にしたいと考えていました。そして一番最初に自分の仕事としてデザインしたゲームがこの「KATAMINO」なんです。このゲームは1992年に完成し、フランスの学校の先生や精神科の療法士やセラピストの方がテストプレイヤーになってくれたのですが、長い歳月を経過した現在でも、彼らは「KATAMINO」の熱心なプレイヤーでいてくれているののが驚きで、とても嬉しいことなんです。

この「KATAMINO」で採用したルーラーのアイデアは、とても重要なものだと考えています。ボードを移動させることができるルーラーが存在することで自由に難易度を変更させることができ、3個から12個のピースの組み合わせで、数千のパズルを作り出すことを可能にしています。子供たちにも遊んでもらうためにゲームの難易度を下げるため、たった3つのピースの組み合わせからでもパズルをスタートできるように工夫をしました。12のペンタミノに加えて、5つの小さな赤いブロック、3つの茶色のブロックを使ってもらうことを考えたのです。このような手法によって、年齢を超えてマルチで遊んでもらえるゲームとしてデザインを練り上げていきました。

「KATAMINO」という名前ですが、「KATA=カタ」とは実は日本語から来ています。私は青年の頃から松濤館流の空手の訓練を受けていて、調和を重んじる日本の伝統的な精神に強く惹かれてきました。空手における「カタ」の訓練と、パズルを解いてゆくことに私は何か同じものを感じています。そして「MINO」はフランス語のおなじみの単語で子供を意味する言葉ですが、これを組み合わせることで「KATAMINO」としました。



最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


ピースの色合いやパッケージのデザインの選定はギガミック社のCEOであるステファンさんと一緒に行いました。子供にも大人にも好まれるデザインであることを重要視しました。



この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?

製品の素材ですが、プラスチック、発泡スチロール、木材など、私は異なる素材をいろいろ試してきました。最終的に木という素材を選んだわけですが、やはり木は高貴なイメージがありますし、ピースを動かす時、手に触れるその心地よさは他の素材には無いものでしょう。2002年にギガミック社とのコラボレーションを開始する時に、再び色合いなどのバージョアップをして、現在の形になりました。



AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


「KATAMINO」は少ないピースのレベル3からスタートして、レベル4、レベル5とステップを上げてゆくことができますから、小さな子供たちにもおすすめできるパズルです。彼らの成長に合わせて、最も優しいものからより難易度の高いものに挑戦していけるという、ゲーム性の高さもこの「KATAMINO」の大きな特徴と言えるでしょう。「KATAMINO」は大人と子供が一緒の時間を過ごすことができ、お互いに競い合いながら、一つの同じボードを囲むことができるのです。

また素材の品質もきちんと考慮しましたので、何度でも繰り返し、長い期間を楽しんでいただくことができるでしょう。1990年代にこの「KATAMINO」を買ってくれた方がその20年後に再び自分の子供たちと同じもので遊んでいるよ、という親子にも会いましたよ。このように、世代を超えて楽しいんでもらえるのが、この「KATAMINO」の良さだと考えています。ぜひ日本の皆さんにも楽しんでいただきたいと思います。








Brand Story





Gigamic(ギガミック)



Gigamic社は 1991年、Gires 三兄弟によってフランス・ブローニュに設立されたました。Gires 兄弟が目指したものは、シンプルなルールが故に奥行きのある究極のゲームであり、なおかつインテリアとしても機能するデザインでした。

Gigamic社は、常に優れたゲームコンセプトを探求し、デザイン性の高いベストセラー・ゲームを次々に産み出し、ゲーム界にその地位を確立しました。誰もが簡単に理解できるルールで、なおかつプレイ時間が短く、常に新しいコンセプトのクリエイティブ性と独創性は世界で認められ、数々の国際的な賞を受賞しています。

このようなオリジナリティのある優れたゲームを産み出すために、Gigamic社は関係するすべての事柄に堅実な姿勢をもっています。発明者やテストプレイヤー、製造者、包装会社、運送会社とも契約が厳重に交わされ、輸入販売会社に至っては1国1社で独占契約を結んでいます。

このようなGigamic社の信念は、製品のクオリティを高め現在では30以上の言語に翻訳されており、生産の75%がヨーロッパとアメリカを中心に輸出されています。そして言語や文化、年齢を超えて世界中の誰とでも遊ぶことができるGigamic社は、カルチャーとしてヨーロッパに根付いたボードゲームというジャンルに新たな一面を加え、世界中で愛されています。









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