ミッドセンチェリー、アメリカの名作デザイン。「食器」のあり方を変えた名品、誕生60年を紀念して復刻。ユニバーサルデザインの元祖を現代の食卓に。

Russel Wright RESIDENTIAL

アメリカのモダンデザインを代表する、とても有名な製品のひとつです。最初に生産が開始されたのは、1953年のこと。デザインしたのは、アメリカを代表するプロダクトデザイナーのひとり、ラッセル・ライト。

彼の唱えたデザイン哲学は、「Easier Living」というもの。当時としては極めて先進的な考え方でしたが、食器だけではなく、家具、日常製品、そして建築物に至る多くのプロダクトデザインに大きな影響を与え、日本はもちろん全世界のモノのあり方を変えてきました。

ライトの考えた「優れた道具」の定義とは、「より心地よい生活をおくるためのものである」というもの。現在でこそ当然と思われる考え方ですが、旧来の風習や生活習慣が残っていた当時のアメリカでは、目新しいものでした。古い生活様式にとらわれることなく、丈夫で、手軽に使え、さらに整理・収納がしやすいこと。無駄な装飾を省くことで、掃除のしやすさと耐久性を高めること。そしてそれがひとつあるだけで多用途に使える道具であること。

第二次世界大戦後のアメリカにおいて、来るべき未来のライフスタイルに適った「道具」をデザインしようとしたプロダクトデザイナーが、ラッセル・ライトでした。





その彼のデザイン哲学の集大成が、この食器「RESIDENTIAL」シリーズでした。

当時まだ目新しかった新素材、メラミン樹脂を大胆に使い、丈夫で軽く、誰にでも使える、どんな料理でも応用ができる食器作りに挑んだライトは、発売直後から大きな評判を得て、食器としては記録的な大ヒット製品となります。

そしてその使いやすさに加えて、従来の金属や陶器では表現できなった美しいラインと優れた質感は新しいプロダクトデザインの潮流であるとして、2年連続でMoMA(Museumof Modern Art)のグッドデザイン賞を受賞しました。

今回、ここで紹介するのはその「RESIDENTIAL」シリーズの発売から60周年を記念した復刻版。

歴史的な名作デザイン、といっても、決してこのシリーズのコーヒーカップやスープ皿、小型ボウルやトレイ類は、古臭い、時代遅れのもの、という訳ではありません。現在では子供用の食器や、医療の現場、食堂などでその耐久性と管理のしやすさ、安全性の高さから広く使われるようになったこの素材を用いた食器類が、すでに失ってしまったものを備えています。

それは、お年寄りや小さなお子様、腕や指の力の弱い方にも、しっかり手を添えて使いやすいように、工夫され研究された形状をしていること。コーヒーカップの持ち手が安定して手を添えやすい形であること。スープ皿のフタが持ち上げやすいこと。大型の平皿が、お料理を盛った時に食卓まで運びやすいように。持ちやすさから重量バランス、そして収納のしやすさなど、その細部まで計算しつくされた「良い道具であること」。

ラッセル・ライトが唱えた「家の中の中心であるのは、テーブルである」という考え方を実現するために作り出されたこの「Russel Wright RESIDENTIAL」シリーズの食器を、ぜひ現代のテーブルの上でも、お役立てください。










Designer


Russel Wright(ラッセル・ライト)

Product Guide


初回生産年度:1953年

Material


メラミン樹脂

Product Guide


耐熱温度:120℃
直火や電熱調理器具にかけたり、火のそばに置かないでください
電子レンジやオーブン、冷凍庫に未対応
食器洗浄機に対応



























Profile


アメリカ・モダンデザインを代表するデザイナー、ラッセル・ライトについて。











ラッセル・ライト(RusselWright 1904年-1976年)はアメリカを代表するプロダクトデザイナーの一人です。彼は家具から家庭用品、建築物まで幅広くデザインしましたが、特に1940年代、50年代におけるアメリカの一般大衆に向けて「モダンデザイン」を広め、定着させた人物の一人としてその名前を現在に残しています。さらに戦後の日本におけるデザインの復興にも尽力した人物でもあります。


ライトのデザインの大きな特徴は3つあります。そのひとつは、上流階級に向けてのものではなく、一般家庭に向けてのデザインだったということ。ラッセル・ライトのデザインが愛され、そして爆発的に売上を伸ばしたことは、当時の高級調度品であったヨーロッパや北欧の製品にくらべて安価であったことに加えて、当時のアメリカ人の日常生活に適合し、使いやすいものであったことでした。

2つ目の重要な特徴は、彼が唱えた「Easier Living」という言葉です。これは1950年代にライトによって書かれ、現在でもプロダクトデザインの重要な書籍として知られている「Guide to Easier Living」(より心地よい生活の為の入門書)でもそのタイトルにもなっているキーワードです。





ライトはこの本の中で、これからのアメリカの家庭生活で重要なのは、従来の英国的な形式に捉われ続けることではない。もっと住みやすさ、暮らしやすさを基調にした住居や、家庭製品こそが必要なのだ、と提案しました。

またライトはすでに、アメリカ近代社会=工業化社会に生きていく人たちにとって「時間」というものが今後ますます貴重なものになるだろう、と述べています。すぐれたデザインとは家の中の限られたスペースを、空間的にも時間的にも有効に使える製品を実現する事であり、きちんと整理されて心地良い魅力的な生活環境を少ない時間の中で簡単に実現することこそが今後のデザインにとって重要になるだろうと見通していました。

食器のデザインであるなら、軽く、丈夫で、手軽に使え、さらに整理・収納がしやすいこと。無駄な装飾を省くことで、掃除のしやすさと耐久性を高めること。これこそがライトの唱えた「Easier Living」を実現するために重要なことであり、家族構成が小さくなり、余暇をどのように過ごすかということが重要になっていった1940年代から50年代のアメリカの社会のあり方や家庭の変化にとって、とても重要なことだったのです。











ラッセル・ライトのデザインコンセプトのもう一つの重要なポイントは、「家の中の中心であるのは、テーブルである」という信念です。彼は食器から家具、そしてそれらを収める家である建築設計に至るまでを、「テーブル」を中心にして多層的に外に向かってデザイン、それらすべてが調和するランドスケープとしてデザインしてゆくという手法をとりました。それは、ゆったりと落ち着いて生活をするための基本はテーブルである、という考え方に基づいたものでした。

このような思想に基づいてデザインされたラッセル・ライトの食器や家具はたいへんな評判を呼び、アメリカのミッドセンチェリー期において、その生活様式に大きな変革をもたらしました。またその根本的な考え方は、現代における個性提案型のライフスタイルにも極めて大きな影響を与え続けています。






ラッセル・ライトはその生涯において、数多くの食器デザインを手がけました。それらの食器は旧来のヨーロッパの伝統的な形式のものではなく、従来のアメリカの「食器」に対する価値観を完全に塗り替えました。つまりそれらの食器は、とてもカジュアルで、1つの食器でありながら多種多様な使い方ができること。扱いやすく、重ねて食器棚にできること。そしてセットではなく、必要なぶんだけ1枚からでも購入できること。

これらの理由によって、ライトがデザインした食器類はたいへんなヒット製品となって、アメリカの一般家庭で使用されるようになりました。









そして1940年代に入り、アメリカでメラミン樹脂が注目を浴びると、これまで金属や陶器といった素材の可能性を駆使しながら食器をデザインしてきたラッセル・ライトは、この新素材についていち早く研究を始め、食器への応用を研究します。つまりメラミン樹脂こそが、これまでの素材には無かった特徴、軽くて耐久性があり、壊れづらく、安価であるという、ライトの理想であった「Easier Living」を実現するためのすべての要素を備えていたからです。

そして完成したのが、この1953年に発表された「RESIDENTIAL」シリーズ。メラミン樹脂のすぐれた特徴に加えて、持ちやすく扱いやすい、そしてこれまでの素材では作り出すことができなかった、優雅なカーブや形状の美しい食器。その先進的なデザインは驚きを持って迎えられ、2年連続でMoMA(Museumof Modern Art)のグッドデザイン賞を受賞。市場でもたいへんな評判となり、大ヒットを記録。現在でも全米でもっとも数の売れたメラミン食器という記録は破られることなく、多くの家庭に受け入れられたのです。

今回、ここでご紹介する「Russel Wright RESIDENTIAL」は、そのデザイン史の名作と言われながら、すでに製造終了となっていた「RESIDENTIAL」シリーズをそのままの形で復刻した製品です。





1953年に発表された当時の「RESIDENTIAL」シリーズ










Product Guide


手でしっかり持ちやすい、落としづらい。
歴史的な名作デザインであり、現在のわたしたちの食卓でも使いやすい、
ユニバーサルデザインの元祖とも言える存在です。













プロダクトデザイン史における記念碑としての極めて重要な意味を持ったこの「Russel Wright RESIDENTIAL」。60年以上も前にデザインされたこの銘品は、その歴史的な価値だけではなく、扱いやすさ、優れた耐久性、そしてしっかりと指に馴染んで弱い力でも持ちやすい。これらの特徴は、現代の私たちの暮らしにおいても、優れた価値をもたらしてくれます。

お年寄りや身体の不自由な方、小さなお子様向けの食器として。そして病院食や社食などで多用されているメラミン樹脂製の食器。そのデザインでご不満だった方、不思議な柄や色合い、キャラクターなどのプリントが不要と考えられておられた方に、ぜひお勧めしたいアイテムです。







例えばコーヒーやお茶をいただくための「cup and saucer」。L字型の持ち手は、実は中央部分に凹みがあり、指を引っ掛けて持つ時にも、しっかりと親指でその凹みを押さえることができるため、たいへん安定して、安心して持つことができます。

さらにトレー部分には中央に深い凹みがありますから、カップをしっかりと固定することが可能。あやまってカップを倒してしまうことを防いでくれる構造です。さらにトレーも指で挟んで固定することができます。







こちらは「divided plate」。両側面には大きなタブを設けることによって、テーブルへの移動がとても行いやすいように設計されています。さらこのタブは指でしっかりと支えることができるための滑らかなカーブがあって、しっかり手で下から握り、さらに上から親指を添えることができるよう、そのサイズと凹みのバランスがデザインされています。







これは「covered soup bowl」。スープを入れるために用意されたフタ付のお皿。まるで唇のようなユニークな形状は、暖かいスープを入れた時に、本体とフタが吸着して外れづらくなってしまうことを防ぐためのもの。タブをしっかり持って取り外すことができるため、誤ってスープの入ったカップを倒してしまうこともありません。またスープをいただく時にも指をこのタブに添えることもできます。








シリーズはすべてスタッキングが可能で、たいへんコンパクトに収納できるように設計されています。持ちやすく使いやすい形と、持った時に手に馴染む、計算しつくされた重量配分。そしてさら、美しい光沢とても落ち着いた色合い。キッチンや食卓に似合う色合いと優れた質感は、現在、製造販売されている多くのメラミン樹脂製の食器類との大きな違いと言えるでしょう。












Package


製品概要の分かる栞つきのパッケージにひとつずつ入っていて、
贈り物にも最適です。












プレートひとつずつの個別包装・紙製のパッケージ入り
製品の概要のわかる栞つき(日本語)















Variations


cup and saucer











コーヒーやお茶をいただくための「cup and saucer」。容量は約160ccで、一般的なソーサー付カップと同じサイズ。スープ用のカップとしてもお使いいただくことができるでしょう。

L字型の持ち手は、実は中央部分に凹みがあり、指を引っ掛けて持つ時にも、しっかりと親指でその凹みを押さえることができるため、たいへん安定して、安心して持つことができます。さらにトレー部分には中央に深い凹みがありますから、カップをしっかりと固定することが可能。あやまってカップを倒してしまうことを防いでくれる構造です。さらにトレーも指で挟んで固定することができます。

さらに収納もコンパクトに。カップの部分のみ、トレーの部分のみをまとめて重ねて収納することができます。










cup and saucer アクア

本体価格 ¥2,800 (税込価格 ¥3,024)


Sizes


カップ:縦10×横11.5×高さ5.5cm
ソーサー:直径15.5×高さ2cm

Weight


カップ:102グラム
ソーサー:110グラム




cup and saucer ボーン

本体価格 ¥2,800 (税込価格 ¥3,024)


Sizes


カップ:縦10×横11.5×高さ5.5cm
ソーサー:直径15.5×高さ2cm

Weight


カップ:102グラム
ソーサー:110グラム




cup and saucer レモン

本体価格 ¥2,800 (税込価格 ¥3,024)


Sizes


カップ:縦10×横11.5×高さ5.5cm
ソーサー:直径15.5×高さ2cm

Weight


カップ:102グラム
ソーサー:110グラム





Variations


covered soup bowl











「covered soup bowl」はスープやおかゆを入れるためのお皿。容量は約160ccで、スープをさめづらくするためのフタが標準で付属しています。


まるで唇のようなユニークな形状は、暖かいスープを入れた時に、本体とフタが吸着して外れづらくなってしまうことを防ぐためのもの。この部分を上に持ち上げると、自然と空気が抜けて吸着せず、勢い余ってスープをこぼしてしまうこともありません。

スープをいただく時にもこのタブに指を添えることができますから安心で、外したフタも片付ける時に持ち上げやすい構造になっています。








さらにピスタチオや落花生、枝豆をいただくときの器としても便利にお使いいただくことができます。少しつまんだ後はフタをしてそのまま保存。カラはフタに入れておけば、ゴミが散らばらず、捨てる時もとてもラクに行うことができますね。




covered soup bowl アクア

本体価格 ¥2,600 (税込価格 ¥2,808)


Sizes


縦14×横15×高さ7cm
*フタをした状態

Weight


194グラム




covered soup bowl ボーン

本体価格 ¥2,600 (税込価格 ¥2,808)


Sizes


縦14×横15×高さ7cm
*フタをした状態

Weight


194グラム




covered soup bowl レモン

本体価格 ¥2,600 (税込価格 ¥2,808)


Sizes


縦14×横15×高さ7cm
*フタをした状態

Weight


194グラム






Variations


divided plate











中央に仕切りのついたプレート。1枚のプレートで二種類のお料理を盛ることができるため、テーブルの置き場所を占有せず、お皿洗いも簡単に。ラッセル・ライトのデザイン思想「Easier Living」を表現したデザインでもあります。

両側面には大型のタブが設けられており、お料理をテーブルを運ぶ時も、お料理を頂く時も、しっかりこのタブを持って安定させることができる配慮がなされています。またプレートの凹みも大きく、食べこぼしを防いでくれ、小さなお子様も使いやすいでしょう。また収納の際にもスタッキングが可能。スタッキングした際にもプレート同士がくっついてしまうことがなく、持ち上げやすいのが大きな特徴です。










divided plate アクア

本体価格 ¥5,000 (税込価格 ¥5,400)


Sizes


縦23×横28×高さ4cm

Weight


507グラム




divided plate ボーン

本体価格 ¥5,000 (税込価格 ¥5,400)


Sizes


縦23×横28×高さ4cm

Weight


507グラム




divided plate レモン

本体価格 ¥5,000 (税込価格 ¥5,400)


Sizes


縦23×横28×高さ4cm

Weight


507グラム








Variations


plate & fruit bowl














外見は一般的な平皿と小型ボウル。しかし側面には手で持ちやすい凹みが設けられていて、持ち上げやすい、取り落としづらい形状になっています。平皿は、15.5センチ、19.5センチの円形のお皿。さらに両側面に大きなタブのついた25センチの大皿の3つのサイズからお選びいただくことができます。

一番大きなサイズの大皿のタブは、指でしっかり固定が可能で、持ち上げやすく、運びやすいよう、中央の凹みが指にフィットするようにデザインされています。さらに最も小さなボウルは直径11.5センチ。サラダや取り分け用として便利なボウルで、こちらも底面に凹みがあって、手でしっかり持てる構造がデザインされています。













fruit bowl アクア

本体価格 ¥1,500 (税込価格 ¥1,620)


Sizes


直径11.5×高さ4cm

Weight


86グラム




bread & butter plate アクア

本体価格 ¥1,800 (税込価格 ¥1,944)


Sizes


直径15.5×高さ2cm

Weight


120グラム




salad plate アクア

本体価格 ¥2,200 (税込価格 ¥2,376)


Sizes


直径19.5×高さ2cm

Weight


180グラム




dinner plate アクア

本体価格 ¥3,000 (税込価格 ¥3,240)


Sizes


縦25×横27×高さ2cm

Weight


188グラム





Variations













fruit bowl ボーン

本体価格 ¥1,500 (税込価格 ¥1,620)


Sizes


直径11.5×高さ4cm

Weight


86グラム




bread & butter plate ボーン

本体価格 ¥1,800 (税込価格 ¥1,944)


Sizes


直径15.5×高さ2cm

Weight


120グラム




salad plate ボーン

本体価格 ¥2,200 (税込価格 ¥2,376)


Sizes


直径19.5×高さ2cm

Weight


180グラム




dinner plate ボーン

本体価格 ¥3,000 (税込価格 ¥3,240)


Sizes


縦25×横27×高さ2cm

Weight


188グラム





Variations













fruit bowl レモン

本体価格 ¥1,500 (税込価格 ¥1,620)


Sizes


直径11.5×高さ4cm

Weight


86グラム




bread & butter plate レモン

本体価格 ¥1,800 (税込価格 ¥1,944)


Sizes


直径15.5×高さ2cm

Weight


120グラム




salad plate レモン

本体価格 ¥2,200 (税込価格 ¥2,376)


Sizes


直径19.5×高さ2cm

Weight


180グラム




dinner plate レモン

本体価格 ¥3,000 (税込価格 ¥3,240)


Sizes


縦25×横27×高さ2cm

Weight


188グラム