結んで作る。形を考える。構造を工夫する。手作業で立体物を組み立てることで「構造力学」を学んでいくことができる、オランダ生まれの新しい玩具。

STOCS

STOCS

本体価格 ¥11,400 (税込価格 ¥12,312)

結んで作る。形を考える。構造を工夫する。そうやって手作業で立体物を組み立てることで「構造力学」を学んでいくことができる玩具。それがこの「STOCS」です。

開発したのはオランダ人建築家、Bram van den Haspel 。自らが学習施設や遊具の設計に携わる中で、子供たちが自分たちの手を動かして、なにか構造物を作り上げ、学んでいけるような遊具が少ないことに着目しました。

テーブルに座ったまま、手先だけで遊ぶのではなく、身体と手を使って楽しめるもの。作ったり壊したりを繰り返し、試行錯誤しながら遊び、学ぶことができるもの。そうやって立体的な構造物を作りながら、建築や物の形を学んでいくことができる玩具が作れないだろうか。

実際に沢山の子供たちが製作過程で参加、遊んでもらいならがプロトタイプを製作し、改良しながらよりシンプルに、簡潔な形に磨き上げながら完成させたのが、この新しい玩具、「STOCS」です。





外見は赤色のロープのように見える「STOCS」。外部はオランダのロープメーカーと共同開発した、高品質のポリエステル繊維を編み込んで作った、手になじむ素材を使用。柔軟に折れ曲がる両端、その内部にはゴム素材を使用し、2本、3本のパーツ同士を結んで連結させたり、伸ばしたりすることが可能。これが「STOCS」の遊び方の基本。

そしてこのパーツのメインの部分、内部にグラスファイバーの芯がはいっています。このグラスファイバーは実際の建築物にも使われている、しなやかさと強靭さ、軽さを備えた素材。釣竿にも使われていることから分かるように、しなっても折れ曲がることのない素材です。

この材料を使うことで、例えば「STOCS」でお家を作ったり、テントやタワーを建てたりする時には、柱となり、屋根に変身。多大にパーツを結びつけることで、しっかりとした「構造」と作り上げてくれるのです。





「STOCS」は1セットでこのパーツが20本入っていますから、これを組み合わせて、大小、さまざまな構造体を作り上げることができます。

「STOCS」は「結ぶ」というシンプルな方法を採用したことで、手先を実際に動かし、構造物を組み立ててゆく。そして繰り返し何度でも、作り直しながら、再挑戦ができる。これが大きな特徴です。例えば単に柱を立てただけでは倒れやすい構造でも、三角形を重ねたり、はすかいを入れることで、より倒れづらい、耐久性のある構造が生まれる。作り直す過程で子供たちはきっとこのことに気づいてくれることでしょう。

一人で遊んでも、仲間同士で話し合いながらトライしても。もちろん大人も一緒に加わって、どんな素敵な形をつくろうか?どうしたら倒れない仕組みができるのか?話し合いながら、手と頭を使って、やがて構造力学を学び、想像力を育んでくれる、そんなこれまでになかった、新しい玩具です。












Suitable Age


6歳から大人まで




Quantity


20本1セット

Sizes


1本:長さ128×直径1cm

Weight


71.5グラム

Package


箱サイズ:90×10×10cm

Material


外部:ポリエステルロープ
内部:グラスファイバー、ゴム

Accessory


専用収納袋つき

Designer


Bram van den Haspel(オランダ)


Award


キッズデザインアワード「子どもの未来デザイン クリエイティブ部門」優秀賞受賞
グッド・トイ・アワード
ドイツ Das Goldenes Schaukelpferd
























Movies


「STOCS」の楽しみ方が良く分かる動画です。
ぜひごらんください。(1分14秒・音声が出ます)





















Movies


想像力を働かせれば、自由自在な構造物を作り出せます。
そして、ひとりで作っても面白く、仲間といっしょに作っても楽しい。












「STOCS」はグラスファイバーとゴム、そしてそれらを覆う特殊な繊維で出来た、新しい遊び方。結んだり、繋いだりしてゆくことで、お家だったり、テントだったり、塔やサッカーのゴールだったりと、さまざまな構造物を作ることが可能です。

内部の芯になっている素材、グラスファイバーは建築素材や船の本体などにも使われている素材。とても軽くて強度があり、例えば釣竿に使われていることからお判りのように、大きくしなっても折れ曲がることはなく、しっかりと元に戻ってくれる性質があります。

このような素材でできた「STOCS」は、合計20本のピースが入っていて、これを自由に組み合わせてゆくことで様々な立体物を作り上げることが可能なのです。それではこの「STOCS」を使って、お家を作ってみましょう。





さて、こんなふうに完成しました。まずは「STOCS」の両端を結んで、何かを作ってみる。もちろんすぐに答えは見つかりません。続けて、その形を維持できるように、カタチを工夫したり、筋交いを入れたりして、その構造を考えていきましょう。

結び方もいろいろ考えられますね。両端を互いに結ぶか、2本を組み合わせて長い1本を作るか、いろいろと工夫してください。どのような構造にするかは少し難しいかもしれませんが、いろいろ繰り返し試しているうちに、その構造物の耐久性を高めるためにはどうしたらいいのか?柱やら支えをどのような場所で、どのように組み合わせていったら良いか。つまり手と頭を動かして、実践的に構造力学の基本を学んでいくことでしょう。もちろん苦戦しているようでしたら、大人のあなたも一緒になって考えてあげると良いですね。

そして「STOCS」は一人だけでなく、2名、3名と、友達同士で協力しあっても楽しいもの。みんなと相談しながら、ひとつのものを作る。それによってチームワークを育んでいくことができるでしょう。まずはここで幾つかの作例をご覧ください。これらは20本入りの1セットで全て作り上げることができるものばかりです。














さらにセットを追加してゆくと、より複雑で大きなモノを作ることができます。もちろん「STOCS」だけではなくて、子供たちの大好きなダンボール箱を組み合わせたり、上からシーツをかけて内側が見えないようにしても楽しいでしょう。















Material


メインのパートは強靭で軽量なグラスファイバー、その両端は自由に結んだり束ねたりできるゴム素材でできています。












外見は直径9ミリの赤いロープのよう。1本の全長は128センチ。重量は約72グラムとたいへん軽量です。

しかしこの素材と長さ、このバランスが「STOCS」の秘密なのです。この「STOCS」の外見は子供たちの手にもしっかり馴染む高品質のポリエステル繊維。これをまずロープにしてしっかりと編み込んで作っています。

そして自由に折り曲げることができるロープのように見えるその実態は、実はしっかりとした固さながら、しなやかで軽い。その芯になっている素材は、グラスファイバー。この素材は反らせることはできますが、折れ曲がることはありませんから、柱にしたり、屋根にしたりすることが可能な、しっかりとしたハードな素材です。









そして「STOCS」の両端、23センチずつの部分の中にはゴム素材が入ってます。この部分は柔軟に折り曲げることができて、自由に結んだり束ねたりすることが可能。ポリエステルロープで覆われていますから、滑り抜けづらく、また小さなお子様にもしっかりと扱いやすくなっています。

この製品に仕上げるために、オランダのロープメーカーが開発に加わり、この「STOCS」を製造するための独自の機械を開発。グラスファイバーとゴムからなる中央の素材を外側からしっかりと包み込んで、きちんと固定されるように作られています。















Product Guide


「STOCS」の基本的な結び方は、ハーフヒッチ結び。










「STOCS」の結び方は、この「ハーフヒッチ結び」というもの。まずはこの結び方を学んでいただくと、ほとんどの造形物を作ることができます。

棒縄の端の部分と、棒の部分をつなげます。しっかり引っ張るのがコツ。中には紐結びに慣れていないお子様もいらっしゃるかもしれませんが、まずはこの結び方を覚えましょう。「STOCS」は手先をしっかりと使うことができる、格好のトレーニングになるでしょう。









Product Guide


「STOCS」は長さを変えることも可能です。











「STOCS」はたんに端と端を繋ぐことができるだけはありません。例えばこのように、「STOCS」同士を結んで、長くしていくことも可能です。

長く伸ばす方法は簡単で、少しずつずらしながら繋いでいきます。このように、ズレを作って伸ばすことで、構造物全体の強度を落とすことなく、長い棒を作り上げることができるのです。















Product Guide


「STOCS」はどの場所でも、どんな角度でも繋ぐことができます。











さらに例えば1本の「STOCS」の途中の場所に複数の「STOCS」を繋ぐことも可能。角度を変えて繋いでいくこともできます。











Product Guide


「STOCS」でつくるものを、より頑丈な構造にする方法








どのようなカタチにするかということはもちろんですが、完成品の「強度」をいかに保つかということも、「STOCS」でものづくりをする上ではとても大切な要素です。

たとえば三角形はとても安定するかたちですが、四角形は安定しない。しかし四角形でも斜めに1本走らせるだけで構造物の全体を強く固定することができます。

子供たちには最初から教えてしまわずに、まず実際に作らせてみてうまくいかない場合、周囲の大人がこのようなヒントを出してあげるとよいでしょう。











Product Guide








STOCS

本体価格 ¥11,400 (税込価格 ¥12,312)









Interview


デザイナー・インタビュー Bram van den Haspel さんにうかがいました












この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください

私はもともとは、子供たちのためのアフタースクールの施設を設計する建築家として働いていました。しかしそこ時に実感していたことは、子供たちの想像力を本当に刺激してくれる遊具やツールは、本当に数が少ない、ということでした。

アフタースクールにやってくる子供たちを観察していると、テーブルに座って小さなおもちゃで遊ぶ、なんてことは、本当は好きではない、ということが良く分かります。彼らが本当にやりたいことは、自分たちの手を使って、もっと大きなものを作ったり、それを動かしたりして遊ぶもの。組み立てたり壊したりと、何度も試行錯誤できるものなのです。それで私はある遊具を思いつきました。それは床に金属製のベースをつくり、それは磁石を使ってロープを張り巡らせ、それでテント状のものをつくる、というものでした。

しかしこのアイデアは技術的にかなり複雑なものでしたので、それらをもっと洗練させて、この「STOCS」のコンセプトを開発にいたりました。この構造したことで、金属製のベースが不必要になり、価格を安価にできたこと、外と中とを自由に行き来できるようになりました。

「STOCS」システムの大きな利点は、極めて高い自由度を備えていることだと考えています。あなたはどんな角度でも「STOCS」を繋ぎ合わせることが可能で、さらに2本、3本と一度に繋いでいくことで、出来上がるもののサイズすら変更できるわけです。こういった無限の可能性を備えていることが、「STOCS」の大きな特徴です。



最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


私たちはこの「STOCS」の試作段階から、多くの保育期間でテストを繰り返しました。そのテスト段階では私たちは子供たちにこの製品についての説明や指示はやめることにしました。そしてそのテストで子どもたちはどのように使ってくれるのか、必要な強度はどれくらいなのだろうか、ということを学びました。例えばインナーチューブの強度などはこの段階で学んだ部分で、当初想定していた強度では十分でなかったことが分かったのです。

例えば結び目の大きさ、チューブの長さや柔軟性、突起の長さなど、これら全てのバランスを取りながら、最も強度が高く、シンプルで最適な構造体が完成するよう、検討に検討を重ねました。最も困難な課題だったのは、ロープの先端をどのような構造にするか、でした。私はどうしてもプラスチックの部品をここで使用するのには反対でしたので、特殊な技術を使用して、ロープの隅を回転させながら美しくまとめることができる機械を「STOCS」のために開発し、これに成功したのです。









この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?


製品にとって、外見がシンプルであること、使い勝手が優れていることは何より重要なことだと考えています。この「STOCS」の場合、外見はたんなる「柔軟なロープ素材」に見えるわけですが、世の中には多種多様なロープの材料や編み方が存在している訳です。私たちはこの素材を選択するにあたって、経験豊かなオランダのロープメーカーと一緒に製品を開発することにしました。私たちは「STOCS」をつくるために最適なロープの素材、厚さ、それからどうやって生産をしてゆくのかを検討しました。

結果、私たちが選んだ素材は高品質のポリエステルロープでした。この素材はとても高価なのですが、手触りもよく、非常にすぐれた素材です。またチューブについては専用の編機をつくり、チューブの周りに直接、ロープを編み込んでゆく仕組みを開発しました。








AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


「STOCS」は、あなたの想像力を高めるための、とても実践的な構築システムです。

あなたが「STOCS」を使って遊ぶとき、それが一人で遊ぶ時も、仲間をあつめてみんなで楽しむ時も、それはとても素晴らしい体験になるのではないかと、私は確信しています。まず試しに何かを組み立ててみる、そして再検討を重ねて、もっと構造的な計画を練り直して、解体し、さらに新しい形にチャレンジしてゆく。これはとっても刺激的なトライだと思いますし、そういうことを繰り返すことは、建築家の視点を学ぶ、建築的な考え方をするための根本だと考えます。

「STOCS」は屋内で作っても良いですし、ぜひ庭や外に持ち出して楽しんでみてください。「STOCS」で子供たちが遊ぶ時、知らずのうちに彼らは「線」や「角度」「形状」といった構造について学んでいくでしょう。つまり「STOCS」で遊ぶということは、数学や技術、建築学を子供たちに教えるための、とても刺激的で魅力的な手法、なのです。