
![]() ![]() 付属の壁掛けホルダーを使用することによって、壁に装着してお使いいだくことができます 本体はホルダーからの脱着も簡単です ![]() 石膏色の本体カバーを外すと、内部からはライトのユニットが現れます 先端にはLED、そしてその下に装備されているのは音声センサーです ![]() このような美しいパッケージに入っています 大切な方への贈り物にもぴったりです |
心を落ち着かせてくれる 最新テクノロジーのつくる炎のゆらぎ METAPHYS "hono" ¥9,975. (本体価格 ¥9,500.)
ロウソクやキャンドルの炎を眺めていると、自然と気持ちが落ち着くのはなぜでしょう?
その炎の揺らぎは、私たちを安心させ、あたたかな気持ちにさせてくれます。それは、火、という存在が人類にとって必要不可欠であることはもちろん、ロウソクという「道具」が私たち人類の長い歴史において、ずっと近い存在であったからに違いありません。 ロウソクは、目に見えないわずかな空気の動きを炎に感じとることができます。揺らぐ光、炎がつくりだす光と影。その神秘性がロウソクの魅力なのかも知れません。 紀元前から人類とともにあった道具、ロウソクとその炎を現代の最新テクノロジーで作り出すとしたら。その光は単に電気のあかりで代用されるものなのでしょうか?あの心を和ませる光と影がどうやって作り出されるのでしょうか? ![]() デザイナー、村田智明の率いる2005年にスタートしたコンソーシアム、「METAPHYS」。その一番最初にリリースされた製品となったこの「hono」。 直径1.6センチの細い本体の内部にはLEDを光源とする発光装置、光を調節するCPU、最大8時間もの点灯を可能とする充電装置、そして磁石センサースイッチ、音声センサーが搭載されています。 最初にパッケージから取り出し、充電が終わったら、お部屋を少し暗くして、「hono」の明かりを灯してみましょう。「hono」のオフホワイトの上品な質感をもったボディーの先端から、淡いオレンジ色の光が、ほっ、と灯ります。 この光りはまるでロウソクの炎のように、やわらかく揺らぎを繰り返します。このゆらぎは目に見えない速度で、瞬時に繰り返すLEDの点滅によってつくられたもの。実際のロウソクの炎のゆらぎをいったん数値化し、組み立てられたアルゴリズムをこの「hono」内部のCPUでコントロールし、LEDの光に反映させています。 ![]() ロウソクやキャンドルの明かりを楽しむとき、それはマッチやライターをつかって火をつくり、それを芯にまで運ぶときに始まっている、といっても良いのではないでしょうか? この「hono」は一般的なライトのような電源スイッチはどこにも見あたりません。明かりを灯すときには、付属のマッチ棒のカタチをしたスティックを使って、本体を軽く擦る。するとオレンジのひかりが灯ります。明かりを消したいときにはもう一度これで擦ります。 ![]() そしてこの「hono」の先端にむけて、「ふっ」と音がでるほど息を吹きかけてみてください。まるで実際の炎のように、一瞬ゆらぎ、そして明かりは消えます。 これは内部に組み込まれた音声センサーが反応し、あなたの息の音を感知して「hono」に消せの命令を送ったのです。そして、「あれ、何でhonoが消えたのだろう、またどうやってつければよいのだろうか?」としばらくあなたが考えた瞬間を待って、再び「hono」は点灯を再開してくれますよ。 人間とロウソクの長い歴史的な関わりを考えれば、最新のテクノロジーはまだまだ不器用で融通の利かないものだったのかもしれません。私たち人間の自然な行動に即した動きをし、我々がつぎに行う行動を予測して動作する。それこそが、人間にとっての本当の技術であり、道具のあり方といえるのではないか。そんなことを「hono」は私たちに考えさせてくれます。 食卓で夕食の際に、もしくは誕生日やクリスマスなどのお祝いのときに。お部屋の明かりを消して、この「noho」の光の揺らぎをぜひ眺めてお楽しみください。またお仏壇などのロウソクの代わりにもぜひお使いください。一度の充電で長時間の使用ができ、火を使わないから火事の心配もなく、嫌な臭いもしません。付属のスタンドを使って、置いても、壁に掛けてもお使いいただけます。 最新のテクノロジーが、こんなにも私たちに楽しさと安心感を与えてくれる。新しい技術はもっと私たちに近づいてきてくれる、そんな予感を「hono」は感じさせてくれます。 「Xbox 360」のデザインも手がけた村田智明のデザインと、編み機やミシン、さらには業務用の紙折り機や環境関連機器の製造で有名なシルバー精工の技術のコンビネーションです。 |

2005年イタリア、ミラノサローネの展示会場での「hono」を見る人々。
はじめて触れる「hono」にみなさんはこんな豊かな表情で答えてくれました。

デザイナー・インタビュー ハーズ実験デザイン研究所 村田智明さんにうかがいました
この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください
インハウスデザイナーを経て独立し、現在のハーズ実験デザイン研究所を設立いたしましたが、その経験のなかで、「日本のメーカーが決して作らないデザイン」があることを学びました。
メーカーが作りたくないモノを、請負型のデザイン事務所が依頼される可能性はゼロ。したがって、METAPHYS(メタフィス)が提案するような商品は、自分でビジネスモデルから構築して行かなければならないと考えたのです。
最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください
できるだけシンプルにすること。できれば、カタチさえ無くしたいと思いました。
削ぎ落としたミニマルな中にキャンドルの炎の揺らぎや、風での消え方、マッチで点ける仕草など、メタファーだけをリアルに再現することに注力しました。
この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?
実はこの電子キャンドル「hono」は、コンピューター。CPUを使って様々な外的な刺激に反応する仕組みを持っています。ミラノサローネに持って行った試作品のころは、一本7万円くらいかかっていました。
ミラノでのオープニングパーティでは、1メートルの直径のケーキにこの「hono」を並べて、みんなで吹き消しました。
AssistOnのお客様にメッセージをお願いします
デザインをした村田智明です。METAPHYSは、日頃、あたりまえに感じるコトをもう一度見直しています。そして、カタチを超えたデザインのあり方に気づいて頂けたら嬉しく思います。
いつもとは違う何かに、一瞬、頭の中にそよ風が吹くような、そんな日常を提案して行きたいと思っています。
村田智明
むらたちあき 1959-
鳥取県境港市生まれ。1982年大阪市立大学工学部応用物理学科卒業後、三洋電機株式会社入社。商品デザインを手掛ける傍ら、シングル家電などの新規プロジェクトの基幹コンセプトに関わる。1986年(株)ハーズ実験デザイン研究所を設立。大学や企業などの研究開発テーマを具現化するためのブランディングやインターフェイスデザインを含めた独自のデザインプロセス、バーチャルインダストリーシステムを構築し多分野にわたる商品開発を手掛けている。
現在は日本産業デザイン振興会Gマーク審査委員、大阪府中小企業支援センター登録アドバイザー、多摩美術大学講師などを勤める。デザイン製品は「ESDデータガード」、オムロン血圧計、緊急災害用情報無人飛行システムなど、分野も多岐にわたる。最近作としては、マイクロソフト「Xbox 360」など。
メタフィスは2005年夏にスタートした、異なる企業の協業体で作り上げるデザインブランドです。
メタフィスはデザイン思想で繋ぐコンソーシアムブランド。それは「すべての存在の基本原理を追求する学問」を意味しています。私たちが日常必要と思っているモノは、本当に必要なのでしょうか。私たちは誤った使い方を常識化していないでしょうか。 生産過剰な消費文化のなかで、モノの存在意義を洞察する姿勢が、今私たちに課せられています。メタフィスはこの思想を共用する企業や個人の協業でつくられたブランドで、日本の「モノのあり方」、「モノの創り方」、「モノの流れ」を本質へと導くデザイン事業です。
メタフィスの商品には、すべてに共通する思想が含まれていて、担当する企業が異なっても同一の思想が反映されています。 例えば、「観察」 という作業からモノづくりが始まるのも、このひとつです。「観察」には、必ず第二者、第三者の視点をおいて、主観を排除するための考え方が整理されています。モノが花瓶だとすると生けられる花が第二者、それを観賞する人が第三者なのです。 花からすれば、自分が長く生きていけることを望むでしょうし、観賞する人からすれば、花瓶のデザインと花をいかにマッチさせるか、また空間のどこに置いて、どう演出させるのかを考えるでしょう。
モノを取り巻く人や事象などの相関関係や、行為に伴う変化などを観察することによって、モノをデザインするうえでのガイドラインを作成することも、メタフィスの思想のひとつなのです。
すでにいくつもの企業が参加され、商品開発が動き出しています。 メタフィスのこれからにぜひご期待ください。








