
![]() まるで木製のような独特の風合いをもったペン軸は強化樹脂Makrolonを手仕上げで磨いてつくられます ![]() 万年筆にとっての最大の特徴とされるペン先は、14金を使いながらも、あえて派手な金色が見えるのを避けるためにシルバー色に変えられています ![]() さらに一般的な高級万年筆のような、ペン先に施された過剰な装飾も完全に無くし、ペン先自体も必要な部分だけがペン軸から露出するのみ 一切の装飾を嫌った徹底的なミニマルなデザインです ![]() インクは吸入式 このようにペンの尻軸を回転させることでインクを内部に取り込みます 常にスムーズに回転できるこの機構は、外部からはその継ぎ目も見当たりません LAMYのマイスターが作り上げる、その高い技術力の象徴です ![]() LAMY専用のインクボトルにペンの先端を浸し、尻軸を回転させることで、インクが内部に取り込まれます ![]() ペンキャップは内部に2本のリングが仕込まれており、「カシャ」という音と小さな触感でキャップがしっかり閉じられたことが分かります ![]() スプリングを内蔵した画期的なペンクリップ 柔らかく、かつしっかりとシャツのポケットやペンケースに固定できます |
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あわせてお使いください 同じLAMY2000シリーズのボールペンバージョンLAMY 2000 マルチペン |
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ぜひお読みください LAMYの魅力のすべてが分かる書籍「ラミーのすべて」 |
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この製品をデザインしたゲルト・アルフレッド・ミュラーが在籍したBRAUNを知るなら書籍「BRAUN Exhibition」 |
40年以上も変わらない品質 バウハウスの遺伝子をもった定番の万年筆
"LAMY 2000" Fountain pen
お仕事、事務作業だけではなく、プライベートなことがらでも、パソコンや携帯電話の電子メールなど、デジタルの方法で済ませてしまうことが多い時代です。
だからこそ、ちょっと自分の思いや発想を手書きのメモで残したい。大切な方へのお礼や連絡は一筆したためたい。そのひとつひとつの決意をしっかり記すため、契約書はお気に入りの一本を使いたい。そんなふうに、上手にデジタルデバイスの効率性と、万年筆に代表される「手書きの風合い」がしっかりあらわれる筆記具の良さを使い分けておられる方は多いようです。
しかし「自分だけの一本」と言っても、なんだか敷居が高くて、選ぶのが難しそうなのが、万年筆。道具として永く使えるものであることはもちろんのこと、飽きのこないデザインであることが大切。

もしお迷いなら、最高品質の万年筆として定評のある、このドイツLAMY(ラミー)社の「LAMY2000」が最適でしょう。デザインしたのはデザイン史に名を残すプロダクトデザイナー、ゲルト・アルフレッド・ミュラー。
そして最初に発売されたのは1966年。40年以上も前から同じデザイン、同じ機能性で、世界中の筆記用具愛好者から絶賛され、使い続けられてきた筆記用具の銘品。それがこの「LAMY2000」の万年筆です。

デザインを手がけたのはドイツ・バウハウスの影響を受けた、ゲルト・アルフレッド・ミュラー。彼がデザインの教科書にも名を残すことになったのは、プロダクトデザイン史において、2つの著名な製品を世に送り出したことにあります。
その2つとは、電気シェーバーのメーカーとして有名な「BRAUN」が、同社のその名声を決定付けることになった伝説的なシェーバー「SM 31」。そしてもうひとつが筆記具の銘品と言われる、この「LAMY 2000」。
彼がそのデザインで成し遂げようとしたのは、バウハウスの理念を具体化した「form follows function」(機能によってかたち作られるデザイン)ということ。
たとえば「LAMY2000」のペン先をご覧ください。一般的な高級万年筆にとって、最大の特徴とされるのは、そのペン先。磨き込まれたピカピカ光るパーツを使い、さらに模様や刻印を刻みながら、華やかさや豪華さ、高級さを誇張し、そのゴージャスさ競います。
しかし「LAMY2000」のペン先は、そのほとんどをペン軸本体に収納し、必要最小限なその先端を露出するのみ。さらにこのペン先はその素材に14金を使いながらも、あえてシルバーに色を変えられています。これが機能に準じない一切の装飾を排する、ということ。

その反面、道具として使うための機能性は徹底してそのカタチに反映されています。たとえばこの写真をご覧ください。同じ「LAMY2000」のペン軸を撮影したものですが、上はインクが空の状態のもの。そして下はインクが十分に満たされているもの。
つまり筆記中にこのインジケーターが白くなってきたらインクを補充させることで、筆記具にとって最も大切な「書く」機能を停止させない。道具としての使いやすさを徹底してデザインに反映させています。
つや消しの黒色のペン軸と、ヘアライン仕上げを施したステンレス素材との美しいコントラスト。ペンの中央部分のゆっくりとした膨らみ。そして手にしたときのざらっとした手触りと、なめらかなペン運びを助けてくれる絶妙な重量バランス。無駄の一切を省いた、モダンで美しいデザイン。
まさに「書くための道具」として考えられた機能美がここにあります。

あわせてLAMY社のペンの製造精度の高さを示す逸話としてペン愛好家の方が良く持ち出される話題の一つがこのパーツ部分。
ステンレスの無垢材からつくりあげられた、ペンクリップ。つや消しのヘアライン仕上げが施されたこのパーツを指で軽く開いてやると、クリップの後部自体が本体に沈み込むことが分かります。
実はクリップ自体になんとスプリングが組み込まれているという構造。今では他社の製品でも見られるようになりましたが、この構造は世界で初めてLAMYが開発し、実現したもの。
シャツの胸ポケットに差し込んだ時にも、クッション製のある柔らかさを残しながらも、しっかり固定される。そして長く使っていただくための耐久性を備える。たいへん小さな機能ですが、オリジナリティーと高度な製造技術があってこそ実現できたデザイン。
そしてこのクリップの付け根には小さく目立たず、「LAMY」のブランドネームが刻まれています。

こちらの写真は本体にインクを吸入させるためのコンバーターのパーツ。「LAMY2000」万年筆は吸入式を採用しているため、ペン先をインクボトルに漬け、尻軸を回転させることでインクを内部に取り込みます。
しかし写真の通り、分離されるパーツとパーツの継ぎ目が一切目に入りません。だから説明書をご覧にならなかった方は、どこからインクを吸引して良いか分からないほど。通常は「ここからインクを交換しますよ」といった印やサインがありそうなものですが、そういったものは一切ありません。
つまりインクを吸引するという日常的な動作は、ユーザーが一度体験すれば分かることであり、ユーザーのみが知っていれば良い情報であるということ。
あわせて、このような異なるパーツを継ぎ目の段差無くしながらも、スムーズに駆動させることができる。これもクリップ同様、極めて高い技術力によってこそ実現できるものであるその、証(あかし)であるということ。机の上に置いたときのその美しいカタチは、ドイツの古都、ハイデルベルクの職人たちによって40年間も日々保たれてきました。
ちょっと見るとまるで木製とも思える独特の風合いをもったペン軸は強化樹脂である「Makrolon」を職人がひとつひとつ手仕上げを施してつくったもの。下ろし立ての時には少しざらっとした触感ですが、お使いいただくほどに、表面に光沢が生まれ、黒色が強くなってきます。
40年以上もたくさんの方に愛用され、いつもそばにおいておきたい道具として使い続けられた筆記具です。大切な方に長くお使いいただける贈り物としても最適です。ギフトに最適なパッケージでお届けしています。またLAMY純正の牛革製ペンケースもご用意しています。
だからこそ、ちょっと自分の思いや発想を手書きのメモで残したい。大切な方へのお礼や連絡は一筆したためたい。そのひとつひとつの決意をしっかり記すため、契約書はお気に入りの一本を使いたい。そんなふうに、上手にデジタルデバイスの効率性と、万年筆に代表される「手書きの風合い」がしっかりあらわれる筆記具の良さを使い分けておられる方は多いようです。
しかし「自分だけの一本」と言っても、なんだか敷居が高くて、選ぶのが難しそうなのが、万年筆。道具として永く使えるものであることはもちろんのこと、飽きのこないデザインであることが大切。

もしお迷いなら、最高品質の万年筆として定評のある、このドイツLAMY(ラミー)社の「LAMY2000」が最適でしょう。デザインしたのはデザイン史に名を残すプロダクトデザイナー、ゲルト・アルフレッド・ミュラー。
そして最初に発売されたのは1966年。40年以上も前から同じデザイン、同じ機能性で、世界中の筆記用具愛好者から絶賛され、使い続けられてきた筆記用具の銘品。それがこの「LAMY2000」の万年筆です。

デザインを手がけたのはドイツ・バウハウスの影響を受けた、ゲルト・アルフレッド・ミュラー。彼がデザインの教科書にも名を残すことになったのは、プロダクトデザイン史において、2つの著名な製品を世に送り出したことにあります。
その2つとは、電気シェーバーのメーカーとして有名な「BRAUN」が、同社のその名声を決定付けることになった伝説的なシェーバー「SM 31」。そしてもうひとつが筆記具の銘品と言われる、この「LAMY 2000」。
彼がそのデザインで成し遂げようとしたのは、バウハウスの理念を具体化した「form follows function」(機能によってかたち作られるデザイン)ということ。
たとえば「LAMY2000」のペン先をご覧ください。一般的な高級万年筆にとって、最大の特徴とされるのは、そのペン先。磨き込まれたピカピカ光るパーツを使い、さらに模様や刻印を刻みながら、華やかさや豪華さ、高級さを誇張し、そのゴージャスさ競います。
しかし「LAMY2000」のペン先は、そのほとんどをペン軸本体に収納し、必要最小限なその先端を露出するのみ。さらにこのペン先はその素材に14金を使いながらも、あえてシルバーに色を変えられています。これが機能に準じない一切の装飾を排する、ということ。

その反面、道具として使うための機能性は徹底してそのカタチに反映されています。たとえばこの写真をご覧ください。同じ「LAMY2000」のペン軸を撮影したものですが、上はインクが空の状態のもの。そして下はインクが十分に満たされているもの。
つまり筆記中にこのインジケーターが白くなってきたらインクを補充させることで、筆記具にとって最も大切な「書く」機能を停止させない。道具としての使いやすさを徹底してデザインに反映させています。
つや消しの黒色のペン軸と、ヘアライン仕上げを施したステンレス素材との美しいコントラスト。ペンの中央部分のゆっくりとした膨らみ。そして手にしたときのざらっとした手触りと、なめらかなペン運びを助けてくれる絶妙な重量バランス。無駄の一切を省いた、モダンで美しいデザイン。
まさに「書くための道具」として考えられた機能美がここにあります。

あわせてLAMY社のペンの製造精度の高さを示す逸話としてペン愛好家の方が良く持ち出される話題の一つがこのパーツ部分。
ステンレスの無垢材からつくりあげられた、ペンクリップ。つや消しのヘアライン仕上げが施されたこのパーツを指で軽く開いてやると、クリップの後部自体が本体に沈み込むことが分かります。
実はクリップ自体になんとスプリングが組み込まれているという構造。今では他社の製品でも見られるようになりましたが、この構造は世界で初めてLAMYが開発し、実現したもの。
シャツの胸ポケットに差し込んだ時にも、クッション製のある柔らかさを残しながらも、しっかり固定される。そして長く使っていただくための耐久性を備える。たいへん小さな機能ですが、オリジナリティーと高度な製造技術があってこそ実現できたデザイン。
そしてこのクリップの付け根には小さく目立たず、「LAMY」のブランドネームが刻まれています。

こちらの写真は本体にインクを吸入させるためのコンバーターのパーツ。「LAMY2000」万年筆は吸入式を採用しているため、ペン先をインクボトルに漬け、尻軸を回転させることでインクを内部に取り込みます。
しかし写真の通り、分離されるパーツとパーツの継ぎ目が一切目に入りません。だから説明書をご覧にならなかった方は、どこからインクを吸引して良いか分からないほど。通常は「ここからインクを交換しますよ」といった印やサインがありそうなものですが、そういったものは一切ありません。
つまりインクを吸引するという日常的な動作は、ユーザーが一度体験すれば分かることであり、ユーザーのみが知っていれば良い情報であるということ。
あわせて、このような異なるパーツを継ぎ目の段差無くしながらも、スムーズに駆動させることができる。これもクリップ同様、極めて高い技術力によってこそ実現できるものであるその、証(あかし)であるということ。机の上に置いたときのその美しいカタチは、ドイツの古都、ハイデルベルクの職人たちによって40年間も日々保たれてきました。
ちょっと見るとまるで木製とも思える独特の風合いをもったペン軸は強化樹脂である「Makrolon」を職人がひとつひとつ手仕上げを施してつくったもの。下ろし立ての時には少しざらっとした触感ですが、お使いいただくほどに、表面に光沢が生まれ、黒色が強くなってきます。
40年以上もたくさんの方に愛用され、いつもそばにおいておきたい道具として使い続けられた筆記具です。大切な方に長くお使いいただける贈り物としても最適です。ギフトに最適なパッケージでお届けしています。またLAMY純正の牛革製ペンケースもご用意しています。

紙製化粧箱 日本語の製品解説書、保証書付き
パッケージサイズ:18×6.5×2.5cm


LAMYのロゴがケースの留め具になっているユニークなデザインのパッケージ。そのままギフトパッケージとして対応できます。上質な紙でできていて、内部では起毛の台紙がペンを優しく守ってくれます。
大切な方へのギフトとして、ご入学やご就職のお祝いとして、長くご愛用いただけるLAMYの筆記用具をぜひお選びください。

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LAMY 2000 Fountain pen |
ペン先の太さは2種類用意しました

「LAMY2000」のペン先は、2種類をご用意しています。漢字などど、画数の多い文字を筆記するのに最適な「F(FINE・細字)」。そして、独特の滑らかさがあり、図なども描きやすい「M(MIDIUM・中字)」です。
万年筆に慣れていない方や、比較的に大きな文字を書くことが多い方には、滑らかさのある「M」がおすすめでしょう。初心者の方が「万年筆で書いているな」と感じるのもこのサイズです。
小さな文字を書き留めることが多い方は「F」をご利用になると良いでしょう。実際に筆記した場合、紙を少しカリカリした状態でペンを刻むようなタッチがあります。しかし日本語の場合は、画数の多い漢字を使いますから、ペン先を細かく止めることの多い動作は「F」が向いているといえます。
ちなみに日本での売り上げとしては「F」続いて「M」という順番になるそうです。下の写真は実際のペン先と、万年筆のにじみが比較的少ないメモ帳、「RHODIA」に実際に書いてきた状態。ペン先の状態については外見からはほとんどその差が分かりませんが、試し書きも同様に、上側が「M」、下が「F」です。


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LAMY "万年筆 専用インク" 自社製のペンに最適な状態でみなさんに筆記していただくために。インクの調合にいたるまで自社で行っている、LAMY社製の万年筆、専用のインクです。カラーは標準的なブラック、そして万年筆質らしい味わいのあるブルーブラック。
万が一の転倒に備えるため底面積を広くとり、高さを押さえた形状をしています。底面部は樹脂製で、内部には巻き取り式の「吸い取り紙」を内蔵。万年筆にインクを吸引した後、ペン先をさっと拭き取ることができます。 インクボトル部分は転倒しづらいように重量を出しながら、インクの変質を防ぐため、ガラス製です。さらに中央部が凸面になっています。このデザインは、下部の樹脂製ユニットとの接合のため。さらにこの凸面部分にインクが集まることで、最後の一滴までインクを使い切ることができる目的があります。 細部に渡った機能。インクボトルにまで徹底したLAMYの合理主義のデザインが息づいています。 |


![]() 本体は上質な牛革製 手触りが良く、使うほどに味わいが増します ![]() フリップの固定にはマグネットを使用 ケースからペンを取り出し、すぐに筆記を始めることができます |
LAMY Leather Pen Case 1本用
ぜひあわせてお使いください。LAMYの筆記用具の収納に最適なLAMY純正のペンケースです。
ペンがちょうど1本収納できるサイズ。フリップはマグネット式で、ケースを開いてすぐにペンを取り出すことができ、再び収納することもカンタンです。 本体は上質で出触りの良いカーフでできていて、使うほどに味わいが増し、LAMYの筆記用具同様に、長くお使いいただけます。ペンとあわせた贈り物にも最適です。 |
1966年、バウハウスの遺伝子を持つ名品、「LAMY 2000」の誕生

1966年に「LAMY 2000」の万年筆が誕生したとき、その比類なき意匠は、世間に驚きをもって迎えらると同時に、工業デザインの世界に独自のポジションを築き上げました。
当時は「LAMY 2000」の他にも、イタリア発のユニークな形状のオフィス機器(OLIVETTI)、フランクフルト発のエレガントな家電やオーディオ機器(BRAUN)など、独創的なプロダクトデザインが台頭した時期であり、人々はそれを「バウハウスのリバイバル」と称したのです。
「LAMY 2000」の誕生は、小さな家族企業にすぎなかったLAMY社が、大きな舞台へ打って出るための、大きなきっかけとなったのです。 エポックメイキングな存在として脚光を浴びた「LAMY 2000」ですが、ただ単にモダンで先鋭的な製品を目指したのではありません。品格とこだわりを兼ね備えた紳士のための道具として、世に送り出されたのです。
また「LAMY 2000」は、技術的にも新境地を開きました。既存の筆記具とは一線を画すステンレス無垢材のクリップや、ボディのステンレスと樹脂の継ぎ目がわからないほどに、手作業によって磨き上げられた表面の仕上げは、過去に例を見ないものでした。LAMYの製造現場は、ユニークなアイデアを具現化する、職人たちの高い技術に支えられているのです。
しかし、マーケティングリサーチの結果は上々だったとはいえ、誕生からわずかなスパンで、これほどまでに「LAMY 2000」が成功すると予想した人は少数でした。ユーザーの圧倒的な支持を得た「LAMY 2000」は、やがてボールペン、ペンシル、そして4色ボールペンと、そのバリエーションを増やしていきました。
1966年の発売から40年以上が経過した現在も、「LAMY 2000」は世界中で販売されています。ミュラーが手がけたデザインは、まったく古さを感じさせません。その結果、ドイツのみならず、ヨーロッパのすべてのデザイン界においてコレクションとして加えられ、1984年には「Busse Long Life」デザインプライズに輝いています。
「LAMY 2000」という名前。それはこれが発売された1966年当時、2000年になっても古さを感じさせないデザインであるように、その品質が保証されているようにという願いを込めてつけられたもの。その願いは現実となりました。
Gerd A. Muller(ゲルト・アルフレッド・ミュラー)
1932-1991 ドイツ ヴィースバーデン工芸美術学校出身
1955年から60年の間、ドイツの電気機器メーカー「BRAUN」にインハウスデザイナーとして在籍。1962年、同社の初期の名品として最も知られることになるシェーバー「SM 31」をデザイン。
この電気シェーバーはボディーに「黒」を用いた最初のシェーバーでもあり、1000万台以上の記録的なヒット商品となり、電気式シェーバーの代名詞として同社を世界的に知らしめることになる。このほかにもミキシングボウルと一体型になり、1993年まで製造が続けられたロングセラーのキッチンマシン「KM 3」などをデザイン。(画像は書籍「BRAUN Exhibition」より)
その後、フリーランスのデザイナーとして独立し、LAMYでは後の同社の方向性を決定付けることになる「LAMY 2000」、そして「LAMY st」「LAMY alu」「LAMY IT」を手がけた。

LAMYについて
LAMY(ラミー)は1930年にドイツの古都ハイデルベルクで 家族経営の独立企業として創立されました。
ブランドとしてのLAMYは1952年にスタートし、「LAMY 27」という名の万年筆によって その躍進性と先進性が広く知られることになりました。 そして1966年「LAMY 2000」の登場により、独特のスタイルの LAMYデザインが誕生しました。
今日、LAMYは年間約600万本の筆記具を生産し、5000万ユーロの年間売上を誇る企業に成長しており、ドイツ国内のマーケットリーダーというだけではなく、ドイツデザインを 代表するブランドとして世界中にその名を知られています。
LAMYの技術について

LAMYの特徴の一つである革新的デザインは、現代的なデザインへの要求を満たすものだけでなく、より高い実用性のための技術の追及でもあります。
1966年に誕生した「LAMY 2000」が、そのよい例です。ステンレス製クリップには弾性という特徴があり、それまでの筆記具にもよく用いられてきましたが、ソリッドなステンレスクリップにバネを内蔵したのは、「LAMY2000」が初めてです。
これは見た目の美しさだけでなく、実用面においても優れた利点をもたらします。クリップに求められる確実なホールド性はもちろんですが、やさしく、布地を傷めることなく、その役割を確実に果たすことができるのです。
さらに、LAMY独自の先進的技術革新によって実用面が向上し、使い方の幅が広がったものに、筆記時に不要なクリップが胴軸に収納される「LAMY swift」や、一回のノックでポケットサイズからフルサイズのボールペンに変身する「LAMY pico」などがあります。
また、「LAMY sprit」は、革新的な製造工程によってできた製品で、クリップ一体型の極細のボディは一枚のステンレス板から作られており、ラミー流の省資源コンセプトを具現化したものです。
LAMYには、この他にも技術的革新を遂げた多くの製品があり、それはLAMYならではのユニークで革新的なデザインによって完成されたものです。
LAMYのデザインについて

プロダクトデザインは社内の専門部門で行うべきか? それとも外部のデザイナーに依頼するか? こうした事柄は、LAMYにとってはまったく問題になりません。
LAMY新時代の最初の筆記具(といってもそれは1966年のことですが)は、フリーランスのデザイナーとのジョイントプロジェクトによって生まれました。そのデザイナーとはバウハウスに影響を受けたデザイナーの一人、ゲルト・アルフレッド・ミュラーです。LAMYが新しいデザインのスタイルを確立し、そのスタイルを何年にもわたって引き継いでいくにあたり、彼を選んだ理由は、彼が生み出した製品を見ればおわかりいただけるでしょう。
上の写真はこれまでLAMYのデザインに関わってきたデザイナーたち。上段左から、ハンス・ヴェットシュタイン、リャード・サッパー、ウルフギャング・ファビアン、ゲルト・アルフレッド・ミュラー、フランコ・クリヴィオ、ナッド・ホルシャー、アンドレアス・ハーグ、コンスタンチン・グルチッチ。まさにLAMYのデザインは、デザインの歴史そのもの。
1970年代までにLAMYでは、フリーランスのクリエイティブ精神と、社内のデザインに携わる者との考え方の違いを互いに交換し、刺激し合うことにより、さらなるクリエイティビティを生み出すことに成功しました。やがて他のプロダクトデザイナーやデザインスタジオにまで波及していく、このような外部クリエイターとのコラボレーションは、LAMYにとって貴重な経験となったのです。
LAMYの考える品質
LAMYの新しい筆記具は、デザイナーやエンジニアの“技や才能の主張”をするために発表するのではありません。それらはLAMYの製品に対する基本的な尺度、すなわち「技術的な特徴や形は、それを使う人が必要としているものを生み出すためにある」ということに基づいて作られます。
高い独自性
LAMY製品は「筆記具の可能性を追求したもの」であることを目的とし、「一般的な、当たり前のもの」を目的とはしていません。革新的なテクニカルソリューションや新鮮なデザインは、他社の製品とは一線を画しています。これらのユニークで高い独自性は、新しい市場をも形作るのです。
使い勝手のよさ
デザインはLAMY製品の利便性を高め、筆記具本来の機能をスマートにかなえるものです。快適さと人間工学は、特に重要な要素です。デザインはLAMY製品の機能、技術、そして素材面での品質を反映すると同時に、美的にも楽しめる形へと昇華し、製品の高い技術性と品質を表現していなければなりません。
伝える力
個々のLAMY製品は、将来のユーザーに愛用されることをも、役割として担っています。デザインと価格は、市場における製品のポジション、品質やバリュー、ターゲットグループをわかりやすく表現していなければなりません。いずれも高い技術レベルが反映されたLAMY製品においては、シリーズ間の差異は技術ではなく、それぞれの価値や特徴だけとなります。
ファミリー品質
すべての新しい形と技術は、LAMYのブランドイメージを表すものでなければなりません。LAMY製品が“共有するもの”は、たとえ製品ごとに違ったターゲットグループがあるにしても守られるべきです。すべてのLAMY製品は独自性、先進性、利便性を持ち、正直であるという点において共通しています。この共有されたデザイン性によって、すべての製品が同じメッセージを持つこと。それが最も重要なLAMYのイメージです。
環境的要素
環境問題が、LAMY製品の基本的な技術やデザインのコンセプトに影響を及ぼしているのは明白です。私たちが資源を有効に使い、エネルギーを最小限に抑えた製造工程を採用し、リサイクル可能な製品やパッケージを使用するのも、それが生産者としての責任と考えるからです。
ドイツの古都、ハイデルベルグから

LAMYの筆記具は、ニューヨークや東京のオフィス、またブエノスアイレスの学校の教室など、世界中のさまざまな場所で使われています。これらの筆記具はすべて、ドイツ最古の大学がある町として知られるハイデルベルクの光を受けて誕生します。
1966年以降、世界的にも有名なネッカー川沿いの古い城下町から程近いこの地で、LAMYはモダンデザインの万年筆やローラーボール、ボールペン、ペンシルを製造しているのです。
グローバリゼーションが進んでも、何も変わるものはありません。LAMYは、アカデミックなコスモポリタンたちで栄えた、このハイデルベルクの地に強く根ざし、さまざまな面で地域社会と共存しているのです。
このような環境でLAMY製品が企画され、生産されています
LAMYディベロップメントセンター

企業の建築物は、そのブランドの個性や価値と決して無関係ではありません。形や資材の品質、部屋の中の照明や家具は、ブランドにとって大切な価値観や個性を形成するはずです。LAMYディベロップメントセンターは、その特徴的な外観から“ブラックガラス・キューブ”と呼ばれます。
この中で、“イノベーション・ワークショップ”という新商品の企画や試験が行われ、カラーやデザインが形成されるのです。まさにブランドのアイデンティティが作られるのがこの建物です。
LAMYガレリアとスカルプチャーガーデン(彫刻の庭)

アートは、私たちの世界を新しい違った角度で投影し、時にエキサイティングで斬新な発想をもたらします。LAMYがアートを愛し、身近に接しているのはそのためです。たとえば、自然光が満ち溢れる開放的なガレリア。ディベロップメントセンターとインジェクション・モールディング工場の中間に位置するこの空間は、まさに毎日の就業環境の身近に存在します。
ここはスタッフ間の打ち合わせはもちろん、地元の人々に開放するアートエキシビションの場としても使われ、ハイデルベルクのアートシーンの一部となりつつあります。さらに、緑豊かな工場の屋上庭園には立体アートが点在しています。LAMYのスタッフたちは、これらのアーティスト作品から、新しいものの見方やアイデアを発見し、自身の仕事に活かしているのです。

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さらにLAMYについて詳しく知りたい方は、LAMYの魅力のすべてが分かる書籍「ラミーのすべて」 |
メーカー・インタビュー ドイツLAMY社
取締役輸出部長 Erich Daniel(エリッヒ・ダニエル)さんにうかがいました
LAMYの製品はロングセラーのものが多いのですが、その理由は?
例えば、色々な筆記具がある中から、10人の方にペンを1本だけ選んでもらうことにします。おそらく多くの人はその基準として、それが有名ブランドであることや、それを持つことで自分のステータスをあらわすことができる、そんな雰囲気を持ったものを選ぶのではないでしょうか。ですから多くの筆記具メーカーもそういった市場調査を意識して、高級感あふれる筆記具ばかりをデザインしたがる。
しかしLAMYの考え方は違います。私たちは自分たちが良いと思った筆記具を作りたいと考えてきたし、そう努力してきました。自分たちが良いと考える筆記用具というのは、本当に使いやすいもの、書きやすいものであり、自分が本当に良いと信じたデザインであることです。別に金色でピカピカと輝いている見栄張りな筆記用具を使いたい訳ではありません。
その結果として、LAMYの筆記具を選ぶ方は10人のなかで、1人、もしくは2人くらいになってしまうのかもしれません。しかし私たちは、それで良いと考えています。
市場調査で分析される、8割とか9割の方に選ばれなくても、本当にLAMYの製品を気に入って、長く使ってくださる方がいらっしゃれば、それでいい。服や車を選ぶように、自分自身の視点や好みで選んでいただきたい。むしろ、そのようにして選んでくださった人のためだけに、私たちLAMY社は製品を作っていきたいのです。
たとえばアシストオンで扱っているTivoli Audioも、ハイスペックのオーディオ機器がたくさんある中から、このTivoliを選ばれていると思うのです。それと同じですね。その結果として、気に入った方だけが買って下さる。私たちは良いと信じたものだけを作り続けてきた。最初から世の中の流行を意識した製品づくりをしてきたわけではありませんから、それが自然とロングセラーになった。そう言うことだと思います。
アシストオンのお客様へのメッセージをお願いします
これからLAMYの筆記具を手にしよう、使ってみようと考えておられる方がいらっしゃったら、お気つけください!
既にLAMYを手にされている方はお分かりかと思いますが、一度、LAMYを手にされた方は、その使い心地に2本目、3本目と、気がついたら何本ものLAMYを買ってしまう。そんな方がほとんどであることを、私たちは市場調査の結果、知っています(笑)。ですから、はじめてLAMYを手にされる方は、特に気を付けてくださいね!
2008年11月アシストオン原宿店にて















