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シルバー/ホワイト・バージョンが新登場しました















指にしっかり収まって、持ちやすい これがnotoの大きな特徴です





ノック機構のメカニズムがほんの少し、クリップと本体の間に少しだけ見えています クリップはコンマ数ミリだけ外に対して飛び出しているため、ポケットに差し込んだ時にはきちんとクリップとして機能します





ノック部分はペンの中央部からずれた位置にあるにもかかわらず、滑らかで静かなペン先の出し入れができます











ペンの接合部は不意に緩みづらく、締める時には最後に「カチ」と鳴って、もとの位置に納まる その高い精度には驚きです







インクカートリッジはLAMYの標準カートリッジのM16を使用 ペンは上下の2分割です



長さ14.3×直径1cm


12.5グラム


本体:ABS
ドイツ製


インクカートリッジ
:LM16BK/M(油性ボールペン)
*1本付属(組込済み・交換可)

カートリッジ形式:LAMY M16
*これ以外のカートリッジは使用できません


LAMY(ドイツ)


深澤直人(2008年)


2008年ドイツ連邦デザイン賞(Designpreis)受賞


1年間の国内保証
*当店取り扱いのLAMY製品は日本正規代理店のものです


リーズナブルながら絶妙な持ちやすさの、深澤直人デザインのボールペン

LAMY noto

2010年夏、シルバー/ホワイト・バージョンが新登場!

手にした時に、すっと指に馴染んでくる。そして紙の上を走らせると、アルファベットの筆記体も、画数の多い漢字もしっかり書きやすい。持ちやすいペンを手にした時の喜びは格別です。

さて、持ちやすいペン、握りやすいボールペンはすでにたくさんの種類が発売されています。また握り部分を様々な形状にしたもの、いろいろな素材を使用して、その機能性を追求したものもあります。

しかし、最も簡素なカタチで、最小限の構成で筆記具の心地よい持ちやすさや使いやすさ、ありかたを考えたら、どんな姿になるのだろうか。

そんな問いの答えとなる筆記具の誕生です。




一見「シンプルなカタチの筆記具だ」と言ってしまいそうですが、良くご覧になってください。ペン軸の一部となってしまったクリップ。そしてペンの中心からズレた位置にあり、平らなカタチをしたノック部分。

こんなデザイン、通常のノック式ボールペンではあり得ない形状。どのような内部機構になっているのか、まったく不思議なカタチをしています。

しかし実際に手に取ってみると、滑らかに、静かに、しっかりとクリックできるノック機構。上品な質感と、触り心地の良いツヤ消しの本体。そして、握る指先にしっかりと収まるペン軸。軽量で簡素なボールペンながら、何かが違う、と感じていただくことができるでしょう。

ドイツの古都、ハイデルベルグの本社にある研究室で設計され、同じ社屋にある自社工場で、マイスターたちの手による生産。インクカートリッジは同じく自社の独自配合で生産され、定評のある「M16」を使用。デザインは深澤直人。

気軽に使える¥1,470という価格設定ながら、手に滑らかに収まってきちんと使いやすい筆記具。「LAMY noto」(ラミー ノト)、誕生です。





まず「LAMY noto」のペン軸の握りやすさに注目してみましょう。この「noto」、遠目では判別できませんが、実はこのペン軸、三角形の形状になっています。これが「noto」の握りやすさ、持ちやすさの秘密。

これは単に「三角形のペン軸になっているから」握りやすいのでは無く、ペンを握った時にペン軸に添える親指、人差し指、中指の距離。そしてペン本体を乗せる親指と人差し指の又の位置。そして、ペン軸のなめらかなRの角度。

人の手の大きさは千差万別ですが、ちょうど「お箸」をきちんとした作法で使ったときに美しく、良い動作で使いこなすことができるのと同じように、この指の位置関係と「noto」のカタチが絶妙なバランスを保っていること。それがこのペンの持ちやすさ、書きやすさに貢献しているようです。



また、「LAMY "noto"」のデザインのチャームポイントとなっているペン軸に組み込まれてしまったクリップ。このデザインも「noto」の持ちやすさ、握りやすさの大切な要素です。

ペンクリップは、その露出が完全に無くなることで、どの角度でペンを持っても、クリップが手に当たるということは無くなります。つまりペンを取り出し、持ち替えることなくすぐに筆記ができる。数秒にも満たないアクションですが、書くための行為を一切さまたげることをさせない。これもユーザーの使いやすさを最優先で考えられたデザインなのです。

しかしこの機構を実現するためには、ペンのノック部分を中心からずらした位置に置く必要があり、それだけで滑らかにペン先を出し入れするための大きな障害となってしまいます。

ところが、この「noto」は高価なペンに比べても遜色ないクリック感があります。そしてたいへん滑らかで、大きなクリックのメカニズム音を出すこと無く、静かにペン先の出し入れができます。



この小さなペン軸に、これほどの機構を組み込むこと。そして大量生産することは、たいへんな設計技術と、高い精度をもった製造技術が必要であることは、間違いないでしょう。

LAMYのペンを良くご存知の方は、このオフセットのノック機構はすでに「LAMY swift」で実現されていること。新しさは無い、とおっしゃるかもしれませんが、価格が1/5のこの「noto」でそれが実現されていることは、たいへんな技術力のたまもの。常に磨かれ、進歩を遂げているLAMYのマイスターたちの進歩の結果と言えるのではないでしょうか。

さらにペン軸の上下ペーツの接合部。「noto」のユーザーの誰もがインクカートリッジを取り換えるときに体験するわけですが、ネジ部分をくるくると回して、最後にきちんと止まって、「カチ」と音を立てて締まる。すると、三角形のペン軸の上下が、見事に、綺麗に組み合わせられている。

ペンを使用している時には不用意に緩むことがなく、しかしカートリッジを取り替える時にはスムーズに開閉できる。そして最後はきちんと締まったことをユーザーに伝えて、製品の破損に繋がるような過剰な動きをさせない。

安価ながらも、これほどまでに磨き上げられた「noto」の製品精度の高さ。それは、ペンはただ書ければ良いのだ、ということではなく、良い道具を作るといこと、良い道具を使うことこそ価値があることなのだ。そんなことをドイツのマイスターたち、そしてデザイナーの深澤直人が、私たちにメッセージとして伝えようとしているように思えます。




この「LAMY noto」はリーズナブルながらも、定評のある同社が独自にブレンドしたインクカートリッジ「LMAY M16」がそのまま使用できる、ということも大きな魅力。「M16」はLAMY社の油性インクのうち、最も標準的なカートリッジで、インクも大容量のものが搭載されています。

また「noto」の本体はわずか12.5グラムとたいへん軽量ですから、胸ポケットに差し込んでも負担にならず、外出先でも気軽にお使いいただくことができるでしょう。

もちろん、これからLAMYのペンを体験してみたい、という方の「LAMYの入門ペン」としては格好の1本となるでしょう。

カラーは5色。どのカラーもツヤ消しの仕上げで、上品な雰囲気を持っています。ブルーのバリエーションについては深澤氏いわく「ちょっとかわいい色もいれてみました」ということです。

大切な方への気楽な贈り物やお返しなどにも最適な1本です。












LAMY "noto" オレンジ

¥1,470. (本体価格 ¥1,400.)

注文不可 メーカー製造終了




LAMY "noto" ブルー

¥1,470. (本体価格 ¥1,400.)

注文不可 メーカー製造終了




LAMY "noto" グレー

¥1,470. (本体価格 ¥1,400.)

注文不可 メーカー製造終了




LAMY "noto" ブラック

¥1,470. (本体価格 ¥1,400.)

在庫が少なくなっています




LAMY "noto" シルバー/ブラック

¥1,890. (本体価格 ¥1,800.)








LAMY noto *シルバー/ホワイト

¥1,890. (本体価格 ¥1,800.)

2010年夏の新作です









LAMY 油性ボールペン交換カートリッジ黒

¥840. (本体価格 ¥800.)

LAMY社が自社で独自配合によって制作した定評のある油性インク。この同社のもっともスタンダードなインクカートリッジの大容量バージョンです。

ペン本体にすでに組み込み済みで、インクが切れた時の交換用カートリッジです。














深澤直人

心のものづくり  -Dr.Lamyについて-





 2004年の夏、“LAMY”のロゴがプリントされた美しい封筒が一通、私のオフィスに届いた。開けるとシルバーの帯に“LAMY”ロゴ、そして太くはっきりとLAMYとサインされたレターが入っていた。それはDr.Lamyからであった。


 私の中でのドイツのイメージは、たくさんの非常に優れたデザインプロダクトを生み出す国であり、そこにはデザインに対して一本筋の通った企業があり、筆記具メーカーのLAMYもそのイメージに重なっていた。手紙には、Dr.Lamyは私のデザインに興味があり、彼の次の来日時に会えないかということが書かれていた。

私がまだ工業デザインを勉強し始めた頃、教育分野においてジャーマンデザインはどこに行っても既にデザインのモデルのような存在であった。私がLAMYのペンを知ったのはその頃だった。特に、「LAMY Safari」のボールペンはその代表的な例で、私自身も所有したいと思ったデザイン製品の一つだった。

手に入れた時のことは今だによく憶えている。光沢のある白いプラスティックのボディに黒いペン先、ワイヤークリップ、そしてゴム製のノックボタン、その黒と白の特徴的なコントラストが新鮮だった。私は、プラスティックがこれほどまでに光沢があり、モールド製法につきものの継ぎ目のラインがほとんど見えないほどの品質の高さをこの時初めて知った。

これ以来、私のLAMYに対するイメージはこのペンだった。非常にモダンで、シルバーやゴールドとブラックの装飾が当たり前だったこれまでのペンの世界においてはほとんど異端なものだった。私が工業デザインとはこうあるべきだと自覚したのもちょうどこの時だ。


 そしてそれから25年後、私はLAMYのデザインに関わる機会が与えられたことにとても興奮していた。Dr.Lamyは東京の私のオフィスで、LAMYのペンが数本乗ったトレーを取り出し、そのペンのデザインのディテールや機能を一本一本説明してくれた。その丁寧なペンの取り扱いを見ていると、彼がペンに対する愛情からこれまでペンを作り続けてきたのがはっきりと見て取れた。私達は意気投合し、数ヵ月後の2005年の春に私はハイデルベルグのLAMYのオフィスを訪ねた。

非常にモダンでクリーン、まるで研究所のように整然としたオフィスは、その佇まいとは対照的なドイツで最も古い大学を持つ歴史的な美しい町に建っていた。Dr.Lamyはゆっくりとオフィスと工場を案内してくれた。工場では、近くに寄らないとそれが何か判別できないほどとても小さなパーツが作られていた。

工場といってもいわゆるオイル臭さなど無く、ハイテク製品が作り出される環境のそれだった。東京で詳細にわたって説明を受け、実際に製造される現場を見て、私はLAMY社の哲学、そしてものづくりに対する考え方を真に理解することが出来た。急がずに十分な時間をとってほしいと言っていたDr.Lamyの言葉の意味が、デザインに入る前にLAMYを理解することだったのではないかと自然に思えた。


 そしてペンのデザインプロジェクトが始まった。彼のブリーフィングを受けて、次から次へと新しい製品を生み出したいという印象は感じられなかった。それよりも、ゆっくりと時間をかけて市場の動きを読み、その流れにのっとって注意深く製品を作り出すという感じだった。

私は“LAMYっぽさ”というものがどういうものかを一生懸命考えた。特別で挑戦的なものを作るつもりは全く無かった。それよりもむしろ、最初は普通に見え、でも普遍的で信頼できる、継続的に使える形、そしてそれはLAMYがこれまで築いてきた哲学や考えの将来像に繋がるものを作ろうと思った。これはペンらしいペン、でもそれは退屈で面白みのないものでは無く、完成度の高い製品を安定した品質で供給し続け得るものでなくてはならない。


 2007年までの一年半、何度かハイデルベルグのオフィスを訪ね、デザインについて協議した。ミーティングはいつも短く、主題や問題点はすぐさま片付いた。ミーティングの後、Dr.Lamyとディナーに出かけたり、“王の椅子”と呼ばれる市の中心を流れるネッカー川の上から見える丘に登ったりした。

Dr.Lamyはデザインについて話すのが好きで、デザイン界やアートでその時々に何が話題になっているかなど、非常に詳しく知っていた。川を眺めながら彼は市の議員をしていたことも話してくれた。その様子は、ひとつのブランドや会社のオーナーというだけでなく、ドイツのデザイン界、更には世界のデザインやクリエイティブカルチャーを正しい方向へ導くような使命感を持っているかのように私には感じた。

それは、変化を目的とするよりも、生活の質を向上させることが意識の根源であるドイツデザインそのものなのではないだろうか。人々の生活のペースと一緒のスピードでデザインが生まれるつつましさのようなものがあるように思う。更なる変化を求め続けるような状況を作り出してしまう変化を繰り返すことが無いので、リラックスした人間のペースで、決して急かされることなく自然にデザインが変化していく。

この国で認識されているデザインというものは、現在のクオリティを高めるものであって、決して未だ見ない先のものを追いかけているものでは無いということだ。そのデザインというものは、日常生活に役立つものがドイツ式考え方に基づいて形作られるものであり、アジアのものづくりのような、次々に新しいものを作り出し、悪循環だと知りつつもそこから逃れられないスパイラルを自ら作り出しているものとは明らかに異なる。

ドイツはいつでも、日常生活においてどのようにデザインがとらえられ、具現化するべきであるかの世界のモデル的存在であった。何がドイツデザインを継続させているかというと、時にそれは簡素と表現される時もあるが、美しさや目の前にある現実を受け入れることによって生まれる人と物との感情的つながり、そしてそれは一時の刺激のためではないことではないだろうか。

デザインはいつでも普通の生活を送るためにそこにあるものではないだろうか。素晴らしい製品を作るドイツの企業、ひいてはその経営陣にとって、デザインとは、経営のアイデアであり、社会的な考えの両方であるのだろう。

時に多くの製造業がアジアへ移る中で、Dr.Lamyは全てをドイツの一つの工場で作ることが高い品質を保持することだと信じて疑わない。


 2007年10月、フランクフルトでDr.Lamy、そしてLAMY社の経営陣とエンジニア陣と会った。私がデザインしたペンの本格的な量産を目的とした最終的なプロトタイプの確認の為である。ペンは「LAMY noto」という名前で来年の春頃の発売に向けてようやく完成した。その美しい仕上がりを見て全員の顔が輝いた。


 あるミーティングの最中、Dr.Lamyがドイツ連邦デザイン賞のパーソナリティ部門を受賞したとの朗報が飛び込んできた。このようにさい先の良い中でDr.Lamyと一緒に今回のプロジェクトを完成させることができて工業デザイナーとしてはこれ以上の喜びは無い。





深澤直人




この製品のデザインプロデュースを担当。1956年山梨県生まれ。1980年多摩美術大学プロダクトデザイン科卒業。1989年渡米しデザインコンサルティング会社IDEO(サンフランシスコ)で8年勤務後帰国、IDEO東京支社を設立。2003年に独立しNaoto Fukasawa Design設立。

「MUJI」CDプレーヤー、「±0」加湿器、「au/KDDI」INFOBAR, neonはN.Y.MoMA永久収蔵品に。 B&B ITALIA、Driade、Magis、Artemide、Danese、Boffiをはじめ、ドイツ、北欧など国内外の大手メーカーとのプロダクトを進行中。iF金賞(ドイツ)、red dot design award、D&AD賞(英国)、IDEA(米国)、毎日デザイン賞、Gマーク金賞、第5回織部賞など受賞歴は50を超える。

2006年Jasper Morrisonとともに「Super Normal」を設立。無印良品のデザインアドバイザリーボード。21_21 Design Sightのディレクター。武蔵野美術大学教授、多摩美術大学客員教授。著書に「デザインの輪郭」(TOTO出版)、共著書「デザインの生態学」(東京書籍)、作品集「NAOTO FUKASAWA」(Phaidon)。











メーカー・インタビュー  ドイツLAMY社
取締役輸出部長 Erich Daniel(エリッヒ・ダニエル)さんにうかがいました






「LAMY noto」について、どのような経過でこの製品が作られたのかを教えてください

「LAMY noto」は深澤直人さんのデザインということで、高額なものが出来上がってくるかと思われた方もいらしゃるかも知れません。ですが、多くの方々に使っていただくためにも、お求めやすい価格のものを、ということを目標とし、製品開発を行いました。

ペンなどの小型で精密な製品は、高額なものを作ることのほうが、むしろ簡単なことです。ましてや、有名なデザイナーを起用したり、高額な材料をふんだんに使っていけば、自然と価格は高い設定になってくるでしょう。質の高い製品を、できるだけお求めやすい価格にしていくことの方が、はるかにむずかしく、高度な技術やノウハウが必要であることは、アシストオンのお客様ならすぐにお分かりのことと思います。

だから私たちLAMY社は「noto」でそれに挑戦したかった。LAMYは、高いものが必ず良い製品とは限らないと考えます。買いやすい価格帯でも良い製品は作れる。そのことを、この「noto」で証明したかったのです。

もちろん安価な設定にしたからといって、その書きやすさや、素材を吟味するという考え方で妥協したわけではありません。たとえば「noto」の本体は一見、同じ素材であるかのように見えると思います。しかし、クリップ部とボディでは構造や強度のを検討し、異なる樹脂を使っています。これはデザインを崩さず、その素材の違いを感じさせないような仕上げを配慮した結果です。



LAMYの製品はロングセラーのものが多いのですが、その理由は?

例えば、色々な筆記具がある中から、10人の方にペンを1本だけ選んでもらうことにします。おそらく多くの人はその基準として、それが有名ブランドであることや、それを持つことで自分のステータスをあらわすことができる、そんな雰囲気を持ったものを選ぶのではないでしょうか。ですから多くの筆記具メーカーもそういった市場調査を意識して、高級感あふれる筆記具ばかりをデザインしたがる。

しかしLAMYの考え方は違います。私たちは自分たちが良いと思った筆記具を作りたいと考えてきたし、そう努力してきました。自分たちが良いと考える筆記用具というのは、本当に使いやすいもの、書きやすいものであり、自分が本当に良いと信じたデザインであることです。別に金色でピカピカと輝いている見栄張りな筆記用具を使いたい訳ではありません。

その結果として、LAMYの筆記具を選ぶ方は10人のなかで、1人、もしくは2人くらいになってしまうのかもしれません。しかし私たちは、それで良いと考えています。

市場調査で分析される、8割とか9割の方に選ばれなくても、本当にLAMYの製品を気に入って、長く使ってくださる方がいらっしゃれば、それでいい。服や車を選ぶように、自分自身の視点や好みで選んでいただきたい。むしろ、そのようにして選んでくださった人のためだけに、私たちLAMY社は製品を作っていきたいのです。

たとえばアシストオンで扱っているTivoli Audioも、ハイスペックのオーディオ機器がたくさんある中から、このTivoliを選ばれていると思うのです。それと同じですね。その結果として、気に入った方だけが買って下さる。私たちは良いと信じたものだけを作り続けてきた。最初から世の中の流行を意識した製品づくりをしてきたわけではありませんから、それが自然とロングセラーになった。そう言うことだと思います。



アシストオンのお客様へのメッセージをお願いします

これからLAMYの筆記具を手にしよう、使ってみようと考えておられる方がいらっしゃったら、お気つけください!

既にLAMYを手にされている方はお分かりかと思いますが、一度、LAMYを手にされた方は、その使い心地に2本目、3本目と、気がついたら何本ものLAMYを買ってしまう。そんな方がほとんどであることを、私たちは市場調査の結果、知っています(笑)。ですから、はじめてLAMYを手にされる方は、特に気を付けてくださいね!




2008年11月アシストオン原宿店にて





LAMYについて


LAMY(ラミー)は1930年にドイツの古都ハイデルベルクで 家族経営の独立企業として創立されました。

ブランドとしてのLAMYは1952年にスタートし、「LAMY 27」という名の万年筆によって その躍進性と先進性が広く知られることになりました。 そして1966年「LAMY 2000」の登場により、独特のスタイルの LAMYデザインが誕生しました。

今日、LAMYは年間約600万本の筆記具を生産し、5000万ユーロの年間売上を誇る企業に成長しており、ドイツ国内のマーケットリーダーというだけではなく、ドイツデザインを 代表するブランドとして世界中にその名を知られています。



LAMYの技術について




LAMYの特徴の一つである革新的デザインは、現代的なデザインへの要求を満たすものだけでなく、より高い実用性のための技術の追及でもあります。

1966年に誕生した「LAMY 2000」が、そのよい例です。ステンレス製クリップには弾性という特徴があり、それまでの筆記具にもよく用いられてきましたが、ソリッドなステンレスクリップにバネを内蔵したのは、「LAMY2000」が初めてです。

これは見た目の美しさだけでなく、実用面においても優れた利点をもたらします。クリップに求められる確実なホールド性はもちろんですが、やさしく、布地を傷めることなく、その役割を確実に果たすことができるのです。

さらに、LAMY独自の先進的技術革新によって実用面が向上し、使い方の幅が広がったものに、筆記時に不要なクリップが胴軸に収納される「LAMY swift」や、一回のノックでポケットサイズからフルサイズのボールペンに変身する「LAMY pico」などがあります。

また、「LAMY sprit」は、革新的な製造工程によってできた製品で、クリップ一体型の極細のボディは一枚のステンレス板から作られており、ラミー流の省資源コンセプトを具現化したものです。

LAMYには、この他にも技術的革新を遂げた多くの製品があり、それはLAMYならではのユニークで革新的なデザインによって完成されたものです。



LAMYのデザインについて




プロダクトデザインは社内の専門部門で行うべきか? それとも外部のデザイナーに依頼するか? こうした事柄は、LAMYにとってはまったく問題になりません。

LAMY新時代の最初の筆記具(といってもそれは1966年のことですが)は、フリーランスのデザイナーとのジョイントプロジェクトによって生まれました。そのデザイナーとはバウハウスに影響を受けたデザイナーの一人、ゲルト・アルフレッド・ミュラーです。LAMYが新しいデザインのスタイルを確立し、そのスタイルを何年にもわたって引き継いでいくにあたり、彼を選んだ理由は、彼が生み出した製品を見ればおわかりいただけるでしょう。

上の写真はこれまでLAMYのデザインに関わってきたデザイナーたち。上段左から、ハンス・ヴェットシュタイン、リャード・サッパー、ウルフギャング・ファビアン、ゲルト・アルフレッド・ミュラー、フランコ・クリヴィオ、ナッド・ホルシャー、アンドレアス・ハーグ、コンスタンチン・グルチッチ。まさにLAMYのデザインは、デザインの歴史そのもの。

1970年代までにLAMYでは、フリーランスのクリエイティブ精神と、社内のデザインに携わる者との考え方の違いを互いに交換し、刺激し合うことにより、さらなるクリエイティビティを生み出すことに成功しました。やがて他のプロダクトデザイナーやデザインスタジオにまで波及していく、このような外部クリエイターとのコラボレーションは、LAMYにとって貴重な経験となったのです。




LAMYの考える品質


 

LAMYの新しい筆記具は、デザイナーやエンジニアの“技や才能の主張”をするために発表するのではありません。それらはLAMYの製品に対する基本的な尺度、すなわち「技術的な特徴や形は、それを使う人が必要としているものを生み出すためにある」ということに基づいて作られます。

高い独自性

LAMY製品は「筆記具の可能性を追求したもの」であることを目的とし、「一般的な、当たり前のもの」を目的とはしていません。革新的なテクニカルソリューションや新鮮なデザインは、他社の製品とは一線を画しています。これらのユニークで高い独自性は、新しい市場をも形作るのです。

使い勝手のよさ

デザインはLAMY製品の利便性を高め、筆記具本来の機能をスマートにかなえるものです。快適さと人間工学は、特に重要な要素です。デザインはLAMY製品の機能、技術、そして素材面での品質を反映すると同時に、美的にも楽しめる形へと昇華し、製品の高い技術性と品質を表現していなければなりません。

伝える力

個々のLAMY製品は、将来のユーザーに愛用されることをも、役割として担っています。デザインと価格は、市場における製品のポジション、品質やバリュー、ターゲットグループをわかりやすく表現していなければなりません。いずれも高い技術レベルが反映されたLAMY製品においては、シリーズ間の差異は技術ではなく、それぞれの価値や特徴だけとなります。

ファミリー品質

すべての新しい形と技術は、LAMYのブランドイメージを表すものでなければなりません。LAMY製品が“共有するもの”は、たとえ製品ごとに違ったターゲットグループがあるにしても守られるべきです。すべてのLAMY製品は独自性、先進性、利便性を持ち、正直であるという点において共通しています。この共有されたデザイン性によって、すべての製品が同じメッセージを持つこと。それが最も重要なLAMYのイメージです。

環境的要素

環境問題が、LAMY製品の基本的な技術やデザインのコンセプトに影響を及ぼしているのは明白です。私たちが資源を有効に使い、エネルギーを最小限に抑えた製造工程を採用し、リサイクル可能な製品やパッケージを使用するのも、それが生産者としての責任と考えるからです。




ドイツの古都、ハイデルベルグから



LAMYの筆記具は、ニューヨークや東京のオフィス、またブエノスアイレスの学校の教室など、世界中のさまざまな場所で使われています。これらの筆記具はすべて、ドイツ最古の大学がある町として知られるハイデルベルクの光を受けて誕生します。

1966年以降、世界的にも有名なネッカー川沿いの古い城下町から程近いこの地で、LAMYはモダンデザインの万年筆やローラーボール、ボールペン、ペンシルを製造しているのです。

グローバリゼーションが進んでも、何も変わるものはありません。LAMYは、アカデミックなコスモポリタンたちで栄えた、このハイデルベルクの地に強く根ざし、さまざまな面で地域社会と共存しているのです。



このような環境でLAMY製品が企画され、生産されています


LAMYディベロップメントセンター



企業の建築物は、そのブランドの個性や価値と決して無関係ではありません。形や資材の品質、部屋の中の照明や家具は、ブランドにとって大切な価値観や個性を形成するはずです。LAMYディベロップメントセンターは、その特徴的な外観から“ブラックガラス・キューブ”と呼ばれます。

この中で、“イノベーション・ワークショップ”という新商品の企画や試験が行われ、カラーやデザインが形成されるのです。まさにブランドのアイデンティティが作られるのがこの建物です。


LAMYガレリアとスカルプチャーガーデン(彫刻の庭)



アートは、私たちの世界を新しい違った角度で投影し、時にエキサイティングで斬新な発想をもたらします。LAMYがアートを愛し、身近に接しているのはそのためです。たとえば、自然光が満ち溢れる開放的なガレリア。ディベロップメントセンターとインジェクション・モールディング工場の中間に位置するこの空間は、まさに毎日の就業環境の身近に存在します。

ここはスタッフ間の打ち合わせはもちろん、地元の人々に開放するアートエキシビションの場としても使われ、ハイデルベルクのアートシーンの一部となりつつあります。さらに、緑豊かな工場の屋上庭園には立体アートが点在しています。LAMYのスタッフたちは、これらのアーティスト作品から、新しいものの見方やアイデアを発見し、自身の仕事に活かしているのです。






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