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59名のみなさんの気になる「筆箱」の中身を観察してみました

筆 箱 採 集 帳

¥1,575. (本体価格 ¥1,500.)

文具好き、道具好きの方なら必見の、たのしい書籍ができました。

本書は「筆箱」の本。しかしいわゆる「ペンケース」の範疇を超えて、もっと広く、「持ち歩くためにチョイスされた文房具のひとかたまり+ケースのユニット」とこれを捉え、さまざまな職業のみなさんの筆箱を紹介します。

その人選は、セレクトショップのオーナー、イラストレーター、建築家、ライター、デザイナー、Webディレクター、漫画家、保育士、看護師。さらには、大学生、中学生、小学生、会社員、システムエンジニア、レポーター、アニメーション美術監督、漆芸家、舞台女優、陰陽師、内科医、神主さんなど、合計59人名のみなさん。





たとえば、スーツの胸ポケットにペンを一本挿している人にとっては、そのスーツとペンが「筆箱」。画家が外でスケッチするための持ち歩き用画材セットもまた「筆箱」といえるでしょう。

機動性を重視したり、筆箱ひとつで万事対応を目指したり。仕事柄どうしても外せないペンがあったり、好きだからどうしても入れておきたい万年筆があったり。

たんに「どんなカタチの筆箱を使っているのか?」ということだけではなく、そこに収められた筆記具や文具、そして様々な道具たちから、その職業・年齢・性別・こだわりが浮かび上がってきます。

まさにその方の筆箱を見ることは、人それぞれ。自分にとって使いやすい文具を選ぶ、道具を選ぶ、ということは、生き方や考え方、そして仕事や生活の仕方そのものということができるでしょう。

だから気になる、人様々の筆箱の中身。そして自分の筆箱のこと。文房具マニアユニット、ブング・ジャムの3人、きだてたくさん、他故壁氏さん、高畑正幸さんのコメントも秀逸です。ぜひ3名といっしょに59名の方の筆箱を一緒に覗いてみましょう。


20.8×15×1.6cm
ページ数:96ページ


ブング・ジャム(文房具マニアユニット きだてたく・他故壁氏・高畑正幸)



編集担当インタビュー  株式会社ヒトリシャ 石川光則さんにうかがいました




『筆箱採集帳』刊行のきっかけ


本書刊行のきっかけは二つあります。まず、著者のブング・ジャム(きだてたく・他故壁氏・高畑正幸)の一人、きだて氏が以前から温めていた企画だったこと。もう一つは、ロコモーションパブリッシングの文房具関連の新刊がしばらくなかったため、そろそろまた何か作らせていただこうと考えたことです。そこで「思い立ったが吉日」とばかりに、ロコモーションパブリッシングに企画を通してもらい、刊行が実現しました。

ちなみに本書の背の部分に「趣味しゅみ画報」と入っていますが、これは「ゆるいシリーズ名」というか、できることなら同様の文房具書籍をこれからも出していきたい……という思いを表現したものです。そのわりには妙な名称ですが(笑)。



出来上がるまでに気をつけたこと


本書の企画趣旨は、「人さまの筆箱の中身を見せていただく」ということのみです。これは極めてシンプルでストレートな、力のある構想でしたので、編集に際しての不安はほとんどありませんでした。

(もちろん著者も編集担当も、刊行後にご好評を得ていることは本当にありがたく、矛盾しているようですが「信じられない」気持ちでもあります)

唯一、留意したことといえば、できるだけさまざまなご職業・お立場の方々の筆箱を集めるという点です。

筆箱とはすなわち、持ち主にとって必要な道具一式のことであり、むしろペンケースに留まらない場合も少なくないはずである。極端な例を出せば、ちゃんこ番のお相撲さんがマワシに買い物メモとボールペンを挟んでいたら(たとえばの話ですよ)、それはマワシ一式が「筆箱」であろう。それらカッコ付きの「筆箱」の数々には、プロ意識から趣味性、遊び心などに基づいた個人的カスタマイズの跡をはじめとして、持ち主の「人間」をもしみじみと表現するだけの何かがあるに違いない。そこのところを見たい、味わいたい。

この、非常にピュアな野次馬スピリットにこそ本書の根幹があると考えたため、文具店やセレクトショップのオーナーをはじめとする斯界の重要人物はもちろんのこと、会社員や学生の方から、医師・漫画家・教授・陰陽師まで、可能な限りバラエティに富んだ方々にご登場いただくよう努めました(お相撲さんは残念なことに今回は入っていませんが…)。

もちろん、世の中にはいろいろなお仕事の方がおられますし、もっとすごい筆箱を持っています、という方もいらっしゃることでしょう。しかし、とりあえずの目標は達成できているのではないかと思います。編集という作り手側の立場にもかかわらず、何度読み直しても楽しいと感じます。



AssistOnのお客様へ


ぜひ本書をお手にとって、文房具その他のパーソナル小物が、持ち主と有機的な関係を保っている様子をリアルにお楽しみいただきたいと思います。

また、AssistOnの取り扱い商品にもいえることだと思いますが、単品の魅力だけではなく、組み合わせたり、一緒に持っていたりするとさらに楽しくなるという、モノの持つ不思議な魅力も再認識していただけることと思います。本を作るにしても、単品のカタログブックは確かに楽しいし、必要でもありますが、そろそろ作り手として、それを越えた何かを提案していかなければならないのだろうな、と、本書を機に改めて思う次第です。

文房具の新しい魅力がたくさん詰まった本ですので、どうぞよろしくお願いいたします。





内容紹介 本書に登場する全59筆箱


「銀座・伊東屋」社長 伊藤明さんの筆箱
イラストレーター・木村綾乃さんの筆箱
「36Sublo」オーナー・村上幸さんの筆箱
建築家・佐久間徹さんの筆箱
ライター・納富廉邦さんの筆箱
Webディレクター・大舘明香さんの筆箱
同人コミック作家兼会社員・藤村阿智さんの筆箱
制御系SE・栗澤美和子さんの筆箱
CDジャケットデザイナー・兵道奈保さんの筆箱
エディトリアルデザイナー・橋本崇之さんの筆箱
グラフィックデザイナー・國分惇人さんの筆箱
保育園園長・渡辺俊子さんの筆箱
メーカー企画営業・重久圭子さんの筆箱
「五十音」オーナー・宇井野京子さんの筆箱
水彩スケッチ作家・田中千尋さんの筆箱
美大生・阿野田香織さんの筆箱
建築士・大谷宗之さんの筆箱
小学生漢字王・小林逸人さんの筆箱
中学生・高部愛莉さんの筆箱
文房具Webサイト主宰・きたきつねさんの筆箱
会社員・isuさんの筆箱
イラストレーター・オオノ・マユミさんの筆箱
「スコス ステーショナリーズ・カフェ」オーナー・寺村栄次さんの筆箱
四次元ポケット研究所所長・どらさんの筆箱
「ステーショナリープログラム」主宰・和田哲哉さんの筆箱
IT系研究開発・大河内一弥さんの筆箱
「アシストオン」オーナー・大杉信雄さんの筆箱
「ペンマニア」発行人・三鷹さんの筆箱
JAXA勤務・藤本信義さんの筆箱
アニメーション美術監督・横山幸博さんの筆箱
小学生・上木愛望さんの筆箱
大学生・立花匠さんの筆箱
イラストレーター・西谷直子さんの筆箱
通信会社勤務・田中素子さんの筆箱
レポーター・甲山万友美さんの筆箱
舞台女優・村上智さんの筆箱
保育士・吉田玉枝さんの筆箱
看護師・佐藤ゆかさんの筆箱
漫画家・あろひろしさんの筆箱
小売業の巡回指導職・家倉暢子さんの筆箱
建築設計・岡本あやめさんの筆箱
雑貨セレクトショップ経営・清水保さんの筆箱
陰陽師・齋洲望純さんの筆箱
漆芸家・三田村有純さんの筆箱
専門学生・細野将明さんの筆箱
専門学生・山口冬馬さんの筆箱
金融会社勤務・高橋美穂さんの筆
内科医・滝澤誠さんの筆箱
テクノロジーライター・大谷和利さんの筆箱
システム開発・山口郷子のさんの筆箱
神主・近衛秀一さんの筆箱
出版社勤務・井上久尚さんの筆箱
会社員・はたなかゆうこさんの筆箱
おもちゃ企画開発・八鍬まぐみさんの筆箱
DTP/フォトマスター エキスパート・西田昌史さんの筆箱
製造会社社長・Wさんの筆箱
質屋・岸森田さんの筆箱
特殊メイクアーティスト・梅沢壮一さんの筆箱
保存額装家・星肖子さんの筆箱