ポストカードサイズの1枚のシートの中に、小さな小さな世界がある

1/100建築模型用添景セット

ハガキサイズの1枚の紙の中に、微細で、驚くべき世界が詰め込まれています。

建築物が実際に建てられる前、検討用としてつくられる建築模型。その中に入れるための人物やアクセサリーとして開発されたのが、この「1/100建築模型用添景セット」。

というのは建前の説明。実は細部に渡ってご覧いただくと、ユーモアや小ネタが一杯。建築家、寺田尚樹のセンスが光る、楽しい「なんちゃって」建築模型添景セットです。

制作したのは、微細な紙類の切断や折り曲げを得意とする、福永紙工「かみの工作所」。驚くべき微細な切断面をごらんください。高度な技術で芸術的とも言える書籍の装丁やパッケージ制作で培ってきた技術が、ここにも発揮されています。

建物の中から、東京の街、井の頭公園、さらにはオーケストラまで。その際部に隠された「ネタ」をあなたは幾つ発見できるでしょうか?

眺めても良し、もちろん実際に作っても良し。建築関係者へのちょっとした贈り物にも最適でしょう。もちろん他の添景セットと組み合わせてお楽しみください。


Designer


寺田尚樹(てらだなおき)

Brand Name


テラダモケイ
かみの工作所


Material


本紙:
VULCANIZED FIBRE

台紙:
DKホワイト(牛乳パック再生紙)


Notes


レーザーによって紙を切断して製作します。そのためホワイトのバリエーションは切断時の焦げ後がじゃっかん発生する場合があります。あらかじめご了承ください。

もちろん、ホンモノの建築模型の添景としてもご利用いただくことができます。













Product Guide


細密なレーザーカットによってつくられています









本製品は上質紙「DKホワイト」を特殊なレーザーカットによって、1枚ずつ微細な切り抜き加工を施して完成します。その切断時によって生ずる熱により、どうしても紙には若干の色変化、個体ごとに色ムラが生じてしまいます。特に白色のものは切断する場所によってその色変化が目立つ場合がありますので、あらかじめご了承ください。






Special





"1/100建築模型用添景セット" 結婚式・チャペル編

本体価格 ¥1,500 (税込価格 ¥1,620)

ペールピンク×白

本体価格 ¥1,500 (税込価格 ¥1,620)

ご結婚されるお2人に、お祝いの言葉をそえて一緒にお贈りいただきたい1/100添景セットができあがりました。

ポストカードの大きさに超微細加工された新郎新婦と式場、そして2人を祝福する家族や仲間たち。式場にはパイプオルガンがあり、式を見守る鳩も止まっています。

カードのままで贈ってもよし、もちろんパーツを組み立ててお贈りになればさらに喜んでいただけるでしょう。ご結婚式の受付に飾っていただいても楽しいでしょう。

別売の展示ケースもご用意しています。 Link>> "1/100建築模型用添景セット" ディスプレイケース

Sizes


W103×H148 mm

Package


パッケージサイズ 200×110mm

Material


本紙:
VULCANIZED FIBRE

台紙:
DKホワイト(牛乳パック再生紙)

Quantity


1枚

Contents


新郎、新婦、神父/牧師、ブーケ、ベンチ、バージンロード、パイプオルガンなど














カラーは2種類。すべてのパーツがオフホワイトの「白」、そしてパーツ全体が上品な薄いピンクで、新郎新婦の部分のパーツだけが白色の特殊加工を施した「ペールピンク・白」があります。








"1/100建築模型用添景セット" No.8 クリスマス

本体価格 ¥1,500 (税込価格 ¥1,620)

わずか横5センチ、縦15センチの紙の中に、微細で、驚くべき世界が詰め込まれています。

プレカットされたパーツを切り離すだけで簡単に組み立てることができる添景セットシリーズ第8弾。この季節の特別版、「クリスマス編」が登場しました。

クリスマスの素敵な時間、そしてたのしい世界観を1/100スケールの中に凝縮しました。

サンタさんと、4匹のトナカイ、ソリ、クリスマスツリー、スノーマンはもちろん。プレゼントをたのしみに待っている子どもたちと家族、そして暖炉。小さな小さなクリスマスツリー飾りでお楽しみください。

テーブルやリビングの脇に小さな模型のクリスマス風景を飾る。クリスマスツリーとはひとあじ違った、クリスマスのお楽しみになるでしょう。

解説書は日本語と英語が併記されています。クリスマス用のカードとしてもご利用いただけます。

Designer


寺田尚樹

Sizes


W52×H148 mm

Package


パッケージサイズ 200×110mm

Material


本紙:
VULCANIZED FIBRE

Contents


サンタクロース、そり、トナカイ、クリスマスツリー、くつした、プレゼント、暖炉、雪だるま、犬、七面鳥など

Quantity


赤、緑、各1枚


















"1/100建築模型用添景セット" ディスプレイケース S

本体価格 ¥1,500 (税込価格 ¥1,620)

Sizes


幅10.5×奥行き7.5×高さ5cm

Material


高品質アクリル樹脂








"1/100建築模型用添景セット" ディスプレイケース 2L

本体価格 ¥2,000 (税込価格 ¥2,160)

Sizes


幅15×奥行き10.5×高さ8cm

Material


高品質アクリル樹脂







Interview


デザイナー・インタビュー
テラダデザイン一級建築士事務所 寺田尚樹さんにうかがいました










建築家/デザイナー
89年明治大学建築学科卒業後、オーストラリア、イタリアで設計事務所にて勤務ののち、ロンドンのAAスクールにて学び、ゼリーに目覚める。94年AAスクール修了

帰国後は建築、インテリア、家具、プロダクトのデザインを中心に活動
03年、テラダデザイン一級建築士事務所設立
アーキテクトシェフ協会 会長
www.teradadesign.com




この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください


シゴトで建築模型を日常的に作っているのですが、建物の模型自体が出来たところでココロもカラダも力尽きてしまうということがよくあります。

人とか家具とかのアクセサリー(添景)までスタミナが続かない。でもこの添景は模型の完成度とかセンスが問われる重要なアイテムなのです。なので、これを簡易に量産できれば日々の睡眠時間が少しは増えるかなと思ったのがきっかけでした。




最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


ボクは小学生の頃からプラモデルが大好きで、今でも家で時間をつくってコツコツ製作をしています。

プラモデルは、買う人にとっては買った時点では「未完成品」ですが、プラモデルメーカーにとっては店頭に並んで箱に入っている状態が製品としての「完成品」です。なのでいろいろなパーツのレイアウトや組み立て説明書のグラフィックとしての美しさが製品の完成度を大きく左右します。一流メーカーほどこの完成度が高いし、組み立てるまでのワクワク感が大きく膨らみます。

今回の「建築模型添景セット」もプラモデルと同じ組み立てキットなので、作るまでのワクワク感が持続するよう完成度を高めるために、各パーツのレイアウトはかなり苦心しました。今回はレーザーカットという技術を使っているのですが、組み立てキットとして成り立つディテール、グラフィックとしてのバランス、レーザーカットの加工精度の3点をクリアーするために試作は何度もお願いした経緯があります。

それから、裏面の組み立て説明書についても、ハガキサイズの平面の中に1/100のちいさな人達の生活を親しみをもって想像していただけるよう、楽しいものを目指しました。結果、製品自体よりも組み立て説明書の方が時間がかかってしまいました。
また、実はこのキットは組み立てていただかなくてもいいと思っているんです。

眺めて楽しい出来事を想像する、それだけでもいいと思っているんです。
プラモデルも組み立てる前に想像している時間が一番楽しい時間ですから。




AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


プレカットされたパーツを切り離しすだけで簡単に組み立てる事ができるペーパークラフトです。
ディテールを省略したシンプルな造形は、汎用性に富み、スケール感を引き立たせます。

建築模型のアクセサリーとしてお使い下さい。
組み立てずに、カードとして飾っておくのも楽しいでしょう。







Product Story


建築模型用添景セットについて    寺田尚樹











このプロダクトを製作するきっかけは、事務所で毎日、日常的に建築模型を作っていたからです。設計事務所なので、建築の模型を作るのはあたりまえですが、実は建築模型をステキに見せるには、建築自体よりも「添景」といわれる人や家具、街路樹とかそういったものが重要だということがわかってきました。建築パースもそうです。パースも建築以外のものを画面に描いて雰囲気づくりをします。

ところが、だいたい事務所で模型をつくっていると徹夜になってしまうのです。肝心の「添景」を作らなければならないころは空も白み始めてココロもカラダも力尽きてしまうことがよくありました。また、目を真っ赤にしたスタッフに「ここに自転車ならべて」というのもなんだか鬼軍曹のようで気が引けました。そこで、この「添景」をあらかじめ量産しておけば日々の睡眠時間が少しは増えるかなと思ったからです。

それから、製品化にあたってのヒントになったのがプラモデルでした。ボクはプラモデルが大好きです。今でも仕事の後にコツコツ製作をしています。(事務所で模型を作って、家に帰ってからリフレッシュするためにプラモデルを作る、、、) プラモデルの面白いところは、完成が2度あることです。

プラモデルは、買う人にとっては店頭で手に取った時点では「未完成品」ですが、メーカーにとっては、店頭に並んでいる未組み立ての状態が製品としての「完成品」です。なのでパーツの完成度はもとより、箱の絵の躍動感や組み立て説明書(子供の頃は「設計図」と呼んでました)のグラフィックのセンスなどの総合力が製品の完成度を大きく左右します。この完成度が低いと製作のモチベーションがさっぱり上がりません。一流メーカーほどこの完成度が高いので、組み立てる前のワクワク感が大きく膨らみます。

この「建築模型添景セット」もプラモデルと同じ組み立てキットなので、作るまでのワクワク感が持続するよう、各パーツのレイアウトや、デザインにはかなり苦心しました。組み立てキットとして成立するディテール、組み立てたくなるような楽しいカタチ、製造上の加工精度の3点をクリアーするために試作を繰り返しました。 特に1/100の世界観を表現するためにどのようにディフォルメするかがポイントでした。

ロゴマークにも使われている1/100の人のカタチをよく見てみると本物の人間とはずいぶん違ったカタチをしています。1/100の世界観を表現するためにわざとへんなカタチにディフォルメされているのです。そして彼に倣ってすべてのアイテムがディフォルメされるのが1/100の世界のルールです。そうして1/100の世界観が出来上がっているのです。

裏面の組み立て説明書についても、かなり苦心しています。ハガキサイズの面積の中に1/100のちいさな人達の生活を親しみをもって想像していただけるよう、楽しいものを目指しています。結果、製品自体よりも組み立て説明書の方がデザインに時間がかかってしまいました。




なぜ1/100なのか?


1/100スケールは建築模型ではもっともポピュラーな縮尺だといえます。住宅やマンションの模型、公共施設やショッピングセンターなど、いろいろなサイズの建物を表現することができます。また、インテリアや家具なども表現できる汎用スケールといえるので添景セットは1/100になりました。

また、1/100はいろいろなアイテムをディフォルメしたり抽象化しやすいサイズだと思っています。1/200や1/300では、小さすぎてあまりその余地がありません。1/50や1/30では、素材感やこまかな形状が気になります。1/100は人間のポーズやしぐさを、パイプ椅子と木製椅子を、シバ犬をゴールデンレトリバーと雰囲気で作り分けられる最適なスケールだと考えています。




なぜ建築がないのか?


建築学科に入って最初にいわれたのが、「建築は人を幸せにしなければならない、君たちはそういった建築を将来設計しなければならない」でした。建築家の使命は人をハッピーにさせること、その手段として建築をつくる。かなりのプレッシャーです。そういう言葉を胸にお施主さんに会うために模型をつくる、でもお施主さんに模型を見せると最初に目がいくのが、「家族全員つくってくれたのね、カワイイ!」とか「うちのワンちゃんがお庭にいる!」とか建物よりも添景に目を輝かせてくれたことでした。

そうするとちょっとこちらも悪ノリして、人形にポーズをつけたりしてお施主さんにお見せすることが楽しくなってきました。添景の人形たちのカタチやポーズで、その建築が目指す幸せの気持ちが伝えられるかもと思ったのです。

なので添景セットに建築はありません。 建築を作らずして、添景で人をハッピーにすることができれば、建築家として幸せだと思いました。 建築はテラダモケイの母体、テラダデザインで設計しています。




組み立てなくてもOK


添景セットは組み立てキットなので、組み立てることを楽しんでいただけるようデザインされていますが、作らずに眺めて楽しい出来事を想像するだけでもいいと思っています。

プラモデルも組み立てる前に「設計図」を見ながら想像している時間が一番楽しい時間です。そういう楽しみ方をしていただいてもうれしいです。