
これから絵筆を握る方の画材セットを、銀座の100年の老舗と一緒につくりました。いつかは「油絵」とお考えの方に最適。
月光荘画材店 画材セット「油彩」
本体価格 ¥33,630 (税込価格 ¥36,993)
アシストオンだけの特別なセットです
はじめて絵筆を握った時のことを、あなたは憶えておられますか?
だれもが学校の美術の時間に経験したことがある、絵筆を持つこと。そして絵の具を使って絵を描くこと。幼い頃の鉛筆やクレヨンで絵を描いていた時と比べて、ちょっと嬉しいような、緊張の瞬間。
当時、美術の時間が待ち遠しかった方も、そうでなかったという方も、大人になって、ふたたび絵を描くたのしみを体験したい。はじめて絵筆を握り、絵の具のチューブから色を取り出した時のように、どきどきした気分で、美しい色と向かい合いたい。そうお考えの方は、多いのではないでしょうか。
絵筆や画材をもって絵を描く楽しみを再び体験し、学びなおしたい私たち大人が。そしてはじめて絵筆を持つ子どもたちに。綺麗な色、きちんとした道具を持つ喜びが体験できたらと、「画材セット」を企画しました。
今回、その企画を特別に受け入れ、ご協力くださったのは、銀座、月光荘画材店。絵を描かれる方ならすでに良くご存じでしょう。月光荘画材店は、大正6年(1917年)創業から100年近い歴史をもった洋画材専門店です。

月光荘画材店の絵の具、そして道具たちは、ひとつひとつ、職人の手作りで作り上げられたものばかり。その品質の高さから画家からの信頼も厚く、長い歴史の中で月光荘の洋画材は、猪熊弦一郎や中川一政、小磯良平といった日本を代表する画家たちから愛され、彼らの作品づくりを支えてきました。月光荘の歴史は、日本の洋画の歴史そのものです。
特に絵の具の分野においては、1940年に日本で初めて純国際の油絵の具の開発に成功したのも月光荘でした。さらに1971年には「コバルトバイオレットピンク」の絵の具が、世界絵の具コンクールで1位を受賞。画材の本場であるフランスにおいても、ル・モンド紙が「フランス以外の国で生まれた奇跡」と絶賛したほど。
銀座8丁目にあるお店には、壁いっぱいに絵の具やスケッチブックなどたくさんの画材がところ狭しと並べられ、専門のスタッフが、プロ、アマチュアの画家のみなさんの画材選びに丁寧に対応されています。

今回アシストオンで特別販売することになった「月光荘画材店 画材セット 油彩」についても、すべて月光荘画材店オリジナルの絵の具、画材だけで構成。そしてそれらの道具を収納、携帯するためのバッグ、ケースに至るまで、すべて月光荘が企画、制作したもの、としました。
そのシリーズのうち、このページでご紹介するのは、油彩絵の具で描くための道具を一式揃えた「油彩セット」。
今回のセットを作成するにあたって、ポイントにしたのは3つのこと。まず最初に、これから絵をはじめられる方にとって、必要なものが全て揃っていること。月光荘のスタッフからアドバイスをいただきながら、みなさんの上達の課程においても過不足ない道具を揃えました。
次に、初心者用だからといって、一時的に使い捨ててしまうのでは無く、実際にプロの画家たちに使われている本物の道具をきちんと最初からお使いいただき、手入れをして、一生使い続けていただける道具を揃えることでした。
そして最後に、絵の具で絵を描くということは、なによりきちんとした色で描くということ。そのために、初心者だからこそあえて最高品質の絵の具をお使いいただく、ということ。この3つをポイントに今回のセットをつくりました。

月光荘画材店の絵の具、そして道具たちは、プロの現場で使われてきたものですから、どれもシンプルで、装飾が無く、機能美にあふれています。
例えば月光荘の絵筆の軸は白木のまま。市販の絵筆のようなペンキやニスのコーティングはありません。これは手に良く馴染んで長時間に渡って筆を握って使用できるため。また描いている時に絵の具以外の色のちらつきや、ニスが光を反射してしまうことを防ぐためのもの。
油絵の具用のパレットナイフも、一本ずつ鍛冶屋さんが手で打ってつくったもの。こちらも手に持つと良く馴染み、良くしなることで、絵に独特のリズムが生まれることで画家から絶賛をあびているもの。その使い勝手の良さから、陶芸家やケーキづくりの職人さんたちにも愛用されているほどです。
特に絵の具の品質については、みなさんに最もご注目いただきたいこと。その美しさは、安価な絵の具との色の違いは一目瞭然。これは色のもととなる顔料を手を掛け、細かく均一な状態にしてから色合わせをしているため。光の乱反射がなく、濁りのない美しい色合いは、絵を描くたのしみをこれから初めていただく方にぜひ体験していただきたいことです。
だれもが学校の美術の時間に経験したことがある、絵筆を持つこと。そして絵の具を使って絵を描くこと。幼い頃の鉛筆やクレヨンで絵を描いていた時と比べて、ちょっと嬉しいような、緊張の瞬間。
当時、美術の時間が待ち遠しかった方も、そうでなかったという方も、大人になって、ふたたび絵を描くたのしみを体験したい。はじめて絵筆を握り、絵の具のチューブから色を取り出した時のように、どきどきした気分で、美しい色と向かい合いたい。そうお考えの方は、多いのではないでしょうか。
絵筆や画材をもって絵を描く楽しみを再び体験し、学びなおしたい私たち大人が。そしてはじめて絵筆を持つ子どもたちに。綺麗な色、きちんとした道具を持つ喜びが体験できたらと、「画材セット」を企画しました。
今回、その企画を特別に受け入れ、ご協力くださったのは、銀座、月光荘画材店。絵を描かれる方ならすでに良くご存じでしょう。月光荘画材店は、大正6年(1917年)創業から100年近い歴史をもった洋画材専門店です。

月光荘画材店の絵の具、そして道具たちは、ひとつひとつ、職人の手作りで作り上げられたものばかり。その品質の高さから画家からの信頼も厚く、長い歴史の中で月光荘の洋画材は、猪熊弦一郎や中川一政、小磯良平といった日本を代表する画家たちから愛され、彼らの作品づくりを支えてきました。月光荘の歴史は、日本の洋画の歴史そのものです。
特に絵の具の分野においては、1940年に日本で初めて純国際の油絵の具の開発に成功したのも月光荘でした。さらに1971年には「コバルトバイオレットピンク」の絵の具が、世界絵の具コンクールで1位を受賞。画材の本場であるフランスにおいても、ル・モンド紙が「フランス以外の国で生まれた奇跡」と絶賛したほど。
銀座8丁目にあるお店には、壁いっぱいに絵の具やスケッチブックなどたくさんの画材がところ狭しと並べられ、専門のスタッフが、プロ、アマチュアの画家のみなさんの画材選びに丁寧に対応されています。

今回アシストオンで特別販売することになった「月光荘画材店 画材セット 油彩」についても、すべて月光荘画材店オリジナルの絵の具、画材だけで構成。そしてそれらの道具を収納、携帯するためのバッグ、ケースに至るまで、すべて月光荘が企画、制作したもの、としました。
そのシリーズのうち、このページでご紹介するのは、油彩絵の具で描くための道具を一式揃えた「油彩セット」。
今回のセットを作成するにあたって、ポイントにしたのは3つのこと。まず最初に、これから絵をはじめられる方にとって、必要なものが全て揃っていること。月光荘のスタッフからアドバイスをいただきながら、みなさんの上達の課程においても過不足ない道具を揃えました。
次に、初心者用だからといって、一時的に使い捨ててしまうのでは無く、実際にプロの画家たちに使われている本物の道具をきちんと最初からお使いいただき、手入れをして、一生使い続けていただける道具を揃えることでした。
そして最後に、絵の具で絵を描くということは、なによりきちんとした色で描くということ。そのために、初心者だからこそあえて最高品質の絵の具をお使いいただく、ということ。この3つをポイントに今回のセットをつくりました。

月光荘画材店の絵の具、そして道具たちは、プロの現場で使われてきたものですから、どれもシンプルで、装飾が無く、機能美にあふれています。
例えば月光荘の絵筆の軸は白木のまま。市販の絵筆のようなペンキやニスのコーティングはありません。これは手に良く馴染んで長時間に渡って筆を握って使用できるため。また描いている時に絵の具以外の色のちらつきや、ニスが光を反射してしまうことを防ぐためのもの。
油絵の具用のパレットナイフも、一本ずつ鍛冶屋さんが手で打ってつくったもの。こちらも手に持つと良く馴染み、良くしなることで、絵に独特のリズムが生まれることで画家から絶賛をあびているもの。その使い勝手の良さから、陶芸家やケーキづくりの職人さんたちにも愛用されているほどです。
特に絵の具の品質については、みなさんに最もご注目いただきたいこと。その美しさは、安価な絵の具との色の違いは一目瞭然。これは色のもととなる顔料を手を掛け、細かく均一な状態にしてから色合わせをしているため。光の乱反射がなく、濁りのない美しい色合いは、絵を描くたのしみをこれから初めていただく方にぜひ体験していただきたいことです。





月光荘画材店の道具は、その品質とその向上を考え、パッケージ類も可能な限りシンプルで簡素になっています。これは月光荘が大正6年の創業以来、考え続けてきたこと。無駄な包装やパッケージを廃して、その製品の品質と使いやすさ、そして長く使えることを重視してきました。
この「月光荘画材店 画材セット 油彩」では、これから油絵の具による絵画を始めたい、とお考えの方にむけて組まれたセット。絵筆、パレット、ナイフなど、油絵の具を使うために必要十分な道具はすべて揃えています。すでに絵画は始められている方で、これから油絵の具を使いたいとお考えの方。または大切な方への贈り物に最適なセットです。
はじめて絵筆を持った時の、どきどきした気持ちをふたたび。美しい色を、うつくしいかたちを見つめる気持ちをいつまでも。この「月光荘画材店 画材セット 油彩」といっしょに、ぜひ体験してください。

この「月光荘画材店 画材セット 油彩」は、これから油絵の具による絵画を始めたい、とお考えの方にむけて組まれたセット。絵筆、パレット、ナイフなど、油絵の具を使うために必要十分な道具はすべて揃えています。
絵筆は油絵の具を使うためにコシのある豚の毛を使用したもの。ナイフは絵の具を混ぜるためのものと、塗ったり線を描いたりするためのものと、基本的に必要な「パレットナイフ」と「ペインティングナイフ」の二種類を揃えています。他にも絵の具を薄めるために「オイルデリュージョン」など、必要なものは全て揃えました。
アルミ製の画箱もプロが使用する、月光荘画材店オリジナルのもの。これらすべての道具が収納でき、フタは取り外して手持ちのパレットになります。屋外での使用にもそのまま対応可能。一生に渡ってお使いいただけます。
そしてもちろん肝心の油絵の具は13色を揃えました。この色の中には、月光荘がはじめて国産に成功した美しい青色、「コバルトブルー」も含まれています。下書きをするための木炭も、炭焼き職人が柳の枝から作った本物です。
すでに絵画は始められている方で、これから油絵の具を使いたいとお考えの方。または大切な方への贈り物に最適なセットです。

Product Guideプロダクトガイド
月光荘オリジナル アルミ画箱

この「月光荘画材店 画材セット 油彩」セットがすべてきちんと収納でき、どこへでも持って出かけてお絵かきが楽しんでいただける、携帯の専用のアルミ製画箱です。
画家や画学生から「一生モノ」として愛用されている月光荘画材店の画箱。この「油彩セット」のすべての道具の収納ができます。本体は軽量で耐久性のあるアルミ製。ショルダーベルトは肩あたりの良いピッグスキン。長さの調節が可能です。

画箱の内部は3つのゾーンに分けられており、絵筆やパレットナイフ、ペインティングナイフを入れる場所、絵の具を入れる場所、デリュージョンやケロシンを入れる場所と、大きく3つの区分に分けられています。

携帯時に不意にフタがひらいてしまわないためのロック機構も金属でできていて、合理的で堅牢、しかし機能的な画箱と調和しています。
ショルダーベルトは本体の風合いとマッチするよう、グレーのピッグスキンを使用。もちろんサイズ調節が可能です。


この「月光荘アルミ製画箱」のユニークな点は、「パレット」がそのままフタとして装着ができるよう、機能的に作られていること。このような構造にすることで、無駄な重量になってしまわず、状況によっては、画箱に装着したまま開いてパレットとしてお使いいただくことができるのです。
その状況が上の写真。月光荘画材店のイーゼル(受注生産)に装着して使用している様子です。画箱がイーゼルの脚部にしっかり固定することができる構造になっており、このようにして使用することで、画材道具の一式がそのまま手元に置いて使用することができ、かつ、イーゼルの重しにもなってくれるのです。

Product Guideプロダクトガイド
油彩二つ折りアルミパレット

軽量で耐久性があり、なにより顔料の染みこみの無いアルミを素材に使用したパレットです。表面はつや消しの仕様にしてありるのは、使用中に光を反射させないための配慮。置いた絵の具の色を正確に見ることができることが、月光荘のパレットの最大の特徴です。
右手でも左手でも使用することができ、さらにこの「油彩セット」の「アルミ画箱」に取り付けて、フタに変形する構造です。
軽量のため長時間、絵を描き続けても手に負担が小さく、耐久性があるため長持ちして、壊れた場合も修理が可能です。

Product Guideプロダクトガイド
絵の具 全12色

月光荘が自社開発した、自慢のオリジナル絵の具です。この「初心者セット」に入っている、といってももちろん、第一線で活躍するプロの画家たち、月光荘画材店90年の歴史の中で多くの芸術家が使っているものと全く同じもの。
1940年にはそれまで日本では生産が不可能であった純国産の油絵の具の開発に成功。それがこのセットにも含まれている「コバルトブルー」の絵の具でした。以来、数々の名作といわれる絵の具の開発を成し遂げてきた定評ある月光荘の油絵の具です。


この「月光荘画材店 画材セット 油彩」でセットとして用意した絵の具の内容以下の通りです。全13色で、サイズは5号、12.5ccです。チタンホワイトのみは、油彩で使用量の多い白色、ということで54cc、10号としています。
チタンホワイト・クロームイエローライト・クロームイエローオレンジ・イエローオーカー・クロームレッド・カーマイン・ライトレッド・クロームグリーンライト・クロームグリーンディープ・コバルトブルー・プルシャンブルー・バーントアンバー・アイボリーブラック

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絵筆 5本セット(筆豚短平12号・短平8号・短平4号・短平2号・短丸10号)

油彩絵の具用として、コシのある豚の毛を使用した筆です。油彩用の筆は、水彩のようにすぐに洗って使えないので、最低本数として5本をこのセットには用意しました。

筆の毛は豚の背筋の毛だけを使用しているため、毛先が自然に絡みあっています。そのため、何年もの激しい使用にもたけ、洗っても形は崩れません。
また、一般的な絵筆は軸に塗料やニスが塗られていますが、この月光荘オリジナルの絵筆は軸に白木のまま仕上げられています。これは手によくなじみ、滑らず、長時間持っていても負担にならないための配慮。さらに、描いているときに絵の具以外の色のチラつきやニスの反射で邪魔しない、という機能性もあります。また、月光荘の筆の軸は十分な長さと弾力性があり、軽量のため、長時間描いていても疲れません。
この初心者セットでは、全5本をセットとしました。筆豚短平12号・短平8号・短平4号・短平2号・短丸10号。もちろんすべて日本製です。

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パレットナイフ ペインティングナイフ

パレットナイフは油彩絵の具を混ぜるためのもの。ペインティングナイフは絵の具を塗ったり、線を描いたりするための道具です。月光荘のナイフは全部で15種類が用意されていますが、今回は初心者セットとして、そのうちから一番基本的な2つのカタチを選びました。
月光荘のナイフは1本1本、鍛冶職人さんに打ってもらっているので、力を加えても折れず、自然としなるようになっています。また棒部がU字になっていることで、強度をもたせながらも、きちんと「しなる」ことで微妙なリズムがあり、描く楽しさを引き出してくれるナイフ、といわれています。このような使い勝手の良さから、画家以外にも、パテシェや陶芸家なども愛用されている方が多いということです。


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デリュージョン(100cc水筒) ケロシン(100cc水筒)

デリュージョンは油彩絵の具をうすめるための液。月光荘の製品は、蒸発・乾燥に必要な成分がきちんと調和され、どの季節でも使いやすく、他の油を混ぜることなく使用することができます。また筆さばきがたいへん軽くて伸びが良い、という特徴を持っています。
ケロシンは筆を洗うためのもの。一般的な灯油のように硫黄成分はほとんど含まれておらず、変色の心配がありません。さらに月光荘ではこれに調合した油を混ぜることで、筆洗い用の溶剤として扱いやすくなっており、たいへん多くの画家に愛用されています。
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木炭(3本組)

デッサン用に使用する木炭は、高温で焼いた柳の木を使用。山奥で炭職人さんに1本1本、丁寧に焼いて作っていただいています。そのためちょっと太めの木炭に仕上がっていて、薄青みを帯びた美しい木炭で、独特のなめらかさを持ち、紙やキャンバスに当てると、炭がすっと吸い込まれていきます。
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ねりけし

練り消しは木炭を消すためのもので、携帯時に汚したり乾燥させてしまわないために、プラスチック製のケースに入っています。
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8B 鉛筆

描きやすさで定評のある月光荘のオリジナル鉛筆。軸の太さも直径1センチと太めで持ちやすく、芯の固さは8B。筆圧がかかっても手が疲れにくく、柔らかな芯で、細い線から太くてたくましい線、濃い線、薄い線とこれ一本で描き分けができる、プロの画家に愛されてきた一本です。

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鉛筆削り

月光荘オリジナルの8B鉛筆を削るために特別に開発された、こちらもオリジナルの鉛筆削りです。従来は木製でしたが、屋外での利用も考えて、削りカスが散乱しないよう、本体をプラスチック製にして、フタをつけました。通常の鉛筆も削ることができるようになっています。

Brand Storyブランドストーリー

月光荘画材店
大正6年(1917年)創業から100年近い歴史をもった洋画材専門店。
絵の具や絵筆といった製品を自社で開発、販売。1940年(昭和15年)に長らく日本では生産ができなかった純国産油絵の具に成功。この時に開発に成功したコバルトブルーの顔料抽出に続いて様々な色の国産絵の具を開発し、1971年の世界絵の具コンクールでは同社の「コバルトバイオレットピンク」が堂々、1位を受賞。絵画の故郷、フランスにおいてもル・モンド紙が「フランス以外の国で生まれた奇跡」と絶賛したほど。
ひとつひとつ、職人の手作りで作り上げられた同店の洋画材には、楽器のホルンをあしらったトレードマークがつけられ、その質の高さから画家からの信頼も厚く、その長い歴史の中で月光荘の洋画材は、猪熊弦一郎や中川一政、小磯良平といった日本を代表する著名な画家から愛され、作家たちの作品づくりを支えてきた。
月光荘の油絵の具「チタンホワイト(No.1)」は、猪熊弦一郎の「クリーミーな軟らかい白を作ってくれよ」というリクエストにこたえて開発されたもの。1951年に制作されたJR上野駅の中央改札口にある猪熊が制作した有名な壁画「自由」でもこの「チタンホワイト」が存分に使用され、2002年の修復作業でも月光荘の絵の具は劣化がたいへん少なかったという。
「月光荘」の名前は創業者である橋本兵藏が店を開店する際、歌人の与謝野鉄幹がヴェルレーヌの詩から引用して名付けたもの。またこのとき、与謝野晶子が「大空の 月の中より君来しや ひるも光りぬ 夜も光りぬ」という歌を詠んで開店を祝った。現在、銀座8丁目にある店舗の看板の文字も与謝野晶子によるもの。
Interviewインタビュー
月光荘画材店オーナー 日比ななせさん インタビュー

月光荘画材店の自社製品にはすべて、「ホルン」のマークをつけています。このトレードマークは、創業者で私の父、橋本兵藏が「友を呼ぶホルン」として考案したものです。
絵の具や絵筆、パレット、スケッチブックはもちろん、それらを持ち運ぶためのバッグにいたるまで、すべてをオリジナルで製造販売する、というポリシーをもっています。
これらのオリジナル製品は、専門の職人が手作業でつくり、仕上げの作業にはお店のスタッフも加わっています。そして最終的にできあがった製品は、それらを手にされたお客さまが、安心してお使いいただけるものである、という印としてこのホルンの焼き印をいれたり、マークを取り付けます。
ですから、もしご購入いただいたこれらのホルンマークの製品たちが壊れたとしても、「ホルンの製品なら修理ができる」「ホルンマークのところに相談すればいい」というように思っていただけたら嬉しいです。
このインタビューの続きを読む LINK>> AssistOn inFocus「月光荘の道具」
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月光荘画材店とアシストオンのコラボレーション・セットはこのほかにも、合計4種類からお選びいただくことができます。

これから絵筆を握る方の画材セットを100年の老舗と一緒につくりました。はじめて絵筆をにぎる子どもから、久しぶりの大人までに最適な水彩絵の具セット。「月光荘画材セット「水彩」」

