バックパックにもなるビジネスバッグの原型を作って来たBusyBeaverの定番バッグが、ベイシックな外観のまま、タテ型になって、さらに使いやすく。

BusyBeaver Expandable Organizer

本体価格 ¥23,000 (税込価格 ¥24,840)

両手があいて、歩行がラクになる、自転車に乗れる。それがバックパックの嬉しいところ。そんな自由に動けるバッグで仕事場にも出かけかけられるバッグを。1885年より「背中にも背負えるビジネスバッグ」をいち早く作ってきたバッグのブランド、BusyBeaver。

現在はこのスタイルのバッグが随分増えましたが、その先駆者である BusyBeaver が作った最新のビジネスバッグがこの「Expandable Organizer」。

従来の手提げ式・バックパックへと変形できるビジネスバッグは、横型のブリーフケースがベースになったもの。その原型を作ったBusyBeaverはこの「Expandable Organizer」では一歩進化させて、バッグの形状をタテ型に。そうすることで、モノの出し入れがスムーズに。お弁当を入れて手提げバッグにした時もそのまま同じ方向で使える。そんなメリットに注目しました。

バッグのデザインは新しくなっても、素材の使い方の良さ、日本のものづくり、縫製の良さ、モノが出し入れしやすい。そんなBusyBeaverならではのバッグとしての使い勝手の良さは、これまでと何も変わりません。





本体の素材には、その強靭さで知られる「CORDURA」(コーデュラ)シリーズの中で、耐久性はそのままに軽さを追求した「CORDURA 610p」を採用しました。そのためバッグの重量はわずか780グラムと軽量。さらに生地の表面ににはテフロン加工を施したことによって、雨水を浸潤させることなく、さらに水性・油性の汚れを寄せ付けません。

ジッパーにも最高品質が知られているYKK製を使用。引き手もBusyBeaverオリジナルのものを用意しました。リュックに変形するときのハーネスの接合部分にも、強靭な金属パーツを使用。バネ式になっていて、着脱は可能ながら、使用中は誤って外れないようなロック機構を採用。ハンドルには本革製のパーツを使用して、手触りを良くしています。






A4サイズの書類を折らずに持ち運べる。もちろん13インチサイズのノートパソコンやタブレットPCも収納可能で、荷物が少ない時にはスリムなバッグとして使える。カジュアルな使い方はもちろん、ビジネスで、毎日の通勤にお使いいただける、「Expandable Organizer」。

そして荷物が増えたとき、資料をたくさんいれたとき。お弁当箱などの収納物があるとき。さらには1泊程度の出張に最低限の荷物で移動したい時にもお使いいただけるのが、この「Expandable Organizer」です。

本体の側面のジッパーをぐるりと開けば、バッグが大きく拡大。薄型のとてもスリムなバッグから、最大で20リットルのバックパックに拡大してご利用いただくことができます。

オーソドックスな外見で、長く飽きずにお使いいただける、これも長らくBusyBeaverをお使いになられてこられた方なら、よくご存知のはず。しかしバッグの内部を開けば、整理整頓とモノの出し入れを考えた小物ポケットを豊富に配置。これまでずっとBusyBeaverをご愛用いただいた方にも、初めてお使いになる初心者の方にも、ぜひお勧めしたい「動きやすいビジネスバッグ」ができました。








Supported Products


13インチサイズまでのノートパソコンやタブレットPC


*専用収納部を装備
*MacBookPro13"(31×22cm)やiPadに対応


Sizes


縦38×幅30cm
厚さ11〜18cm
*ハンドルを含まず

Weight


約780グラム

Capacity


メイン収納
内ポケット:2つ
ノートパソコン用収納

外収納
内ポケット:5つ
ジッパー付きポケット1つ


Material


本体:CORDURA「610p」
*テフロン加工
ハンドル:牛革
ジッパー:金属製ジッパー(YKK)

Country of Manufacture


日本製

Brand Name


BusyBeaver(日本)































































Material


適材適所、素材の品質と縫製を配慮して、丁寧に作ったバッグです













この「Expandable Organizer」は優れた機能性とデザインへの配慮はもちろんのこと、その素材の品質と製造工程における縫製に注意を払い作られています。

まず本体の素材。使われているのは 「CORDURA」という化学繊維。世界的な化学製品メーカー、デュポンが開発し、耐久性と軽量性能を備えた最高品質の化学繊維として知られる「CORDURA(コーデュラ)」。その中でも今回、この「Expandable Organizer」で使用したのは、「CORDURA 610p」という素材です。

「CORDURA 610p」はこれまでのCORDURAファブリックの優れた性能をそのままに、軽量化を重視した素材。これまでのコーデュラの強靭さはそのままに、より軽量さを兼ね備えた生地です。そのためこのバッグの重量はわずか780グラム。そしてさらに生地の表面には同じデュポンの開発したテフロン加工を施してあります。水性・油性の汚れを寄せ付けない、このバッグをより長く使っていただくための配慮。本体表面の仕上がりも美しく、滑らかで、ホコリがついた時も軽く払うだけで取れてしまう特徴があります。

















ジッパーにも最高品質が知られているYKK製を使用。引き手もオリジナルのものを用意しました。リュックに変形するときのハーネスの接合部分にも、強靭な金属パーツを使用。バネ式になっていて、着脱は可能ながら、使用中は誤って外れないようなロック機構になってします。










携帯時、私たちの身体に触れているパーツには、本革製のパーツを使用。持ち手の部分には上質な牛革でくるんで仕上げました。握りやすく滑りづらいことはもちろんですが、手にした触感が何より良く、もちろんお使いいただくうちに、さらに滑らかで、柔らかく、綺麗なアメ色に変わってゆく様子をお楽しみいただけます。またこの二重になったハンドルを束ねて固定し、持ちやすくするスナップボタン付きのベルトも付属。このような使いやすさのための小さな配慮をしているのがBusyBeaverのモノづくりです。










本体の内側には滑らかな糸の生地の裏地を張って、収納したものを擦れから守ります。この裏地をあえて黄色にしたのは、収納物を見つけやすくするための配慮です。

また接合部分は丁寧にパイピングを施して、生地がほつれてしまうことを防いでいます。もちろんハーネスの側面にも同様にパイピングを行い、クッション素材を入れたベルトの裏側にはメッシュ素材にして肩の当たりを優しくしてあります。

このように複数の素材を適材適所で使い分け、さらに複雑な立体縫製を施し、ひとつのバッグとして完成することができた理由。これを可能にしたのは、鍛錬された技術を持ったカバン職人の存在でした。

この「Expandable Organizer」は、日本国内のカバン専門の縫製工場で、優れた技術を備えた職人さんの手によって、ひとつひとつ丁寧に作られています。もちろん長くお使いいただき、もし修理が必要になった時にも、同じ工場で、同じ職人さんたちによってその修復が行われます。











Product Guide


いつもはスリムに。荷物が増えたらたっぷり容量のバッグに。












A4サイズの書類を折らずに持ち運べる。もちろん13インチサイズのノートパソコンやタブレットPCも収納可能で、荷物が少ない時にはスリムなバッグとして使える。カジュアルな使い方はもちろん、ビジネスで、毎日の通勤にお使いいただける、「Expandable Organizer」。

そして荷物が増えたとき、資料をたくさんいれたとき。お弁当箱などの収納物があるとき。さらには1泊程度の出張に最低限の荷物で移動したい時にもお使いいただけるのが、この「Expandable Organizer」です。

本体の側面のジッパーがぐるりと開いて、バッグが大きく拡大。薄型のとてもスリムなバッグから、最大で20リットルのバックパックに拡大してご利用いただくことができます。








側面サイズの拡張は簡単。底面部分のジッパーをぐるりと開けば、すぐにサイズ変更をすることができます。さらに側面の板を倒すことで、底面部分を平らに保つことができから、お弁当箱を収納して持ち歩こときにも嬉しい仕組みになっています。

容量を拡張させると、コピー用紙500枚入りのパッケージを最大3つまで収納させ、さらに側面にも余裕がある、たっぷり用容量に変化させることができます。






















底面部に倒すことができる板は、幅12センチ。この板を使うことによって物の出し入れがしやすくなるだけではなく、バッグをイスや床の上で自立させることも可能です。またバッグを薄型にしたいときにはこの板を内側にスナップボタンで固定しておくことができます。

















Product Guide


背負いやすい、しっかりとしたハーネスを装備しています。












「Expandable Organizer」は背中に背負ってバックパックとしてお使いいただけるよう、収納可能なハーネスを装備しています。ハーネスの横幅は6センチ。しっかりしたパッドを内蔵しており、荷物の重量が重くなった時も、肩を包み込んで食い込みをくれます。

ハーネスの内側はメッシュ構造になっており、蒸れづらく、身体にフィットしやすく、ズレづらくなっています。簡易的なハーネスではなく、きちんとバックパックとしてご利用いただるスペックを備えています。






















ハーネスの接合部分はDリングを備えており、バネ式のロック機構で固定することができます。また金具のヘッドは360度で回転しますから、ハーネスがひっくり返ってもすぐに元に戻してやることができます。

さらにこの「Expandable Organizer」のハンドルを使って手提げバッグ、ショルダーベルトを使ってショルダーバッグとしてお使いいただくときには、このハーネスをバッグ内部に完全に収納しておくことも可能です。
























Capacity


外見はスリムでシンプルに見えても、その豊富な収納力が自慢です












拡張し、スリムにもなるメイン収納。それ以外にも「Expandable Organizer」には、毎日の生活やお仕事でいつも持ち歩きたいモノの収納機能をしっかり考えています。

メイン収納部には、ノートパソコンやタブレットPC専用のポケットを装備。この専用スリットには、ノートパソコンなら13インチサイズのものが収納可能。この壁面には厚手の緩衝材をしっかり入れて、バッグを背中に担いだときに硬いノートパソコンが当たってしまうのを和らげてくれます。また開口部には固定用のベルトを装備して、必要なときにすぐに取り出しが可能。もちろんiPadなどのタブレットPCも収納が可能です。









そのノートパソコン用の収納の前面には、パソコンのアクセサリーの収納に最適なポケットを備えています。深さは13センチで、パソコンのACアダプターや小型のハードディスク、ケーブル類を放り込んでおくのにちょうど良いポケットです。









メイン収納部の正面側には大型ポケットがあります。A4書類はもちろん、一回り大きな雑誌も収納できる大きさ。ビジネスで重要な見積書やプレゼン用の書類など、美しく持ち歩きたい大切な書類はこちらのポケットをご利用ください。高さは26センチ、開口部の広さは18センチです。









メイン収納部以外にも、もうひとつの収納ポケットとして用意されているのは、前面ポケット。小物類やペン、名刺ケースなどを分類して、必要なときにすぐに取り出すことができる便利なポケットです。このポケット内部にはさらに仕切られたポケットを豊富に用意していて、必要なものをすぐに取り出しができます。

この前面の小物ポケットは前面部に大きく開いて内部を確認することができるのが大きな特徴。もちろんメイン収納部と同様、ジッパーは雨の水滴などが浸潤しづらい構造になっています。開口部のジッパーはポケットの中央まで開くようになっていて、さらに小物ポケットの外にも収納部として使用することが可能。雑誌やiPadや読書端末なども入れておくことができる、便利な外側ポケットです。









ポケットは上段に小型ポケットをふたつと、その中央に便利なペンホルダーを装備。その下には手帳なども収納できる中型のポケットをふたつ備えています。

上段の小物ポケットは深さが13センチ、幅は10センチ。名刺ケースやカードケース、スマートフォンも収納できる大きさです。その下段のポケットは深さが14センチ。幅は15センチ。手帳類、お財布も入るゆったりサイズで、どちらも2つずつ装備しています。









そしてさらにこの小物ポケット類の上には、ジッパー付きの隠しポケットを備えています。通帳やチケット類の薄型のもので、貴重品はこちらに収納しておけば良いでしょう。

この小物ポケット類も収納物がすぐに探し出しやすいよう、あえて黄色のBusy Beaverオリジナルの生地を内貼りとして使っています。










Product Guide


ショルダーストラップを装着することで、肩掛けができるショルダーバッグとして。













この「Expandable Organizer」は別売りのショルダーストラップをお使いいただくことで、ショルダーバッグとしてもご利用いただくことが可能です。バッグ上面にある金属製のDリングにストラップを固定するだけ。肩掛け、斜めがけ、どちらも対応するバッグとしてお使いいただくことができます。

おすすめのストラップは同じブランドの「デラックスショルダーストラップ」。デザインも統一されており、耐朽性、使い心地も優れたショルダーパッドを備えたストラップです。


















Colors


2つのカラーからお選びいただくことができます。









Expandable Organizer ネイビー

本体価格 ¥23,000 (税込価格 ¥24,840)
















Expandable Organizer ブラック

本体価格 ¥23,000 (税込価格 ¥24,840)











Options






BusyBeaver Deluxe Shoulder Strap ミディアム

本体価格 ¥3,600 (税込価格 ¥3,888)

「BusyBeaver」オリジナルのショルダーストラップ、同社の製品に最適化された設計ですが、もちろん一般的なバッグに取り付けてご利用いただくことも可能です。

Dリングの存在するバッグにしっかりと固定が可能なショルダーストラップです。金具は鋳物ではなく金属自体を曲げて製作しており、100キログラムの重量にも耐えられる強度があります。接合部分のロック機構はばね式でしっかり固定します。またヘッド部分は自由に回転させることができます。

ショルダーパッドは長さ27センチ、肩のラインを包み込んでフィットしてくれるよう湾曲型にデザインしました。肩とパッドの隙間をできるだけ少なくすることでずれ落ちにくい設計です。またパッドの内部には厚さ10ミリのクッション材を入れ、さらに肩に当たる部分にはずれ落ち防止のための加工を施しました。そしてパッドとベルトの接合部分にはしっかりと革製のパッドで固定しています。

長さはどなたでも使いやすいよう、75センチから110センチの間で調節が可能です。

Supported Products


Dリングの固定具が存在するバッグ


Sizes


パッドの長さ:27cm
幅:30mm
長さ:75~110cm(サイズ調節が可能)

Weight


90グラム

Material


本体
:ナイロン(DSC ダブルスピンクロス 2520d) 
パッド表面:牛革



















Interview


プロデューサー・インタビュー 太田一寿さんにうかがいました













この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください


ビジィ・ビーバーとしては3ウェイバッグを25年以上作り続けている中で、常に課題として上がるのが、”背負う時に中身が動く”という点です。

横持するブリーフケース時と縦持ちするバックパック時はバッグの向きが変る為、中身が動いてしまいます。お弁当など動かないようにしたいモノを入れる時にはどうしても気を使うので、その点をクリアするために縦型の3ウェイブリーフケースを作りました。



最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


このバッグの製品企画を行った当時は今ほど3ウェイバッグが広まっておらず、バッグを背中に背負うこと自体に抵抗がある方も多い状況でした。

そのため、出来る限りそんな方たちが身構えずに済むようなデザインを目指してこのバッグは作成しました。具体的には、全体の形状としてスクエアを基本とし、出来る限りシンプルな外観を目指しました。

余計なファスナーやステッチは出来る限り削ることで、背中での存在感を減らします。マチ幅も必要最低限にしつつ、拡張マチを付けることで急な増減にも対応できるようにしています。しかし内部はビジィ・ビーバーらしく沢山のオーガナイザーポケットやPC対応のクッション付ポケット拡張マチには底板を付けるなど、かゆい所に手が届く機能的な仕様となっています。



この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?


素材に関しては「ポリエステルコーデュラ610P」を使用しています。軽さと強度のバランスのうち、軽さに重きをおいた選択になりました。素材自体はマットな中にも微妙な光沢感があり、存在感は少なめの印象のモノを選択してあります。



AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


ビジィ・ビーバーの製品にご興味を持っていただきありがとうございます。

なかなか、現物を確認できるお店が無い中、アシストオンさんでは、ビジィ・ビーバーの現行の定番商品をすべて取り揃えていただいております。可能であれば、是非ご来店いただき、現物を確認しながら、ご納得の上ご購入いただければと存じます。

また、その際にご要望ございましたらお店の方にお伝えいただければ今後の開発の参考にさせていただきます。ビジィ・ビーバーの製品は出来る限り外観はシンプルに、でも必要とされる機能性は担保されている、そんな製品作りを心がけています。

私達の匙加減が皆さんのご要望に沿うようであれば、今後は長いお付き合いが出来るかと存じます。その際は何卒よろしくお願いいたします。











Interview


Busy Beaverというブランドについて 須永孝さんインタビュー






私が初めてバッグ作りを手がけたのは1985年。32才の時です。当時働いていた輸入商社エバニュー社でアウトドアブランドEddie Bauer(エディー・バウアー)を担当していたのですが、より日本の市場に受け容れられる商品作りをするために、日本独自のライセンス製品の企画販売を、Eddie Bauer本社より許可されたのがきっかけです。


担当していた仕事は営業でしたし、バッグ作りの勉強やデザインの勉強をしてきたわけではありませんでしたが、ライセンス企画の話が出た時には「バッグを作りたい」とまっさきに手をあげました。当時からゴルフやアウトドア、釣りが好きで、バッグをアレンジして使ったり、荷物をうまくパッキングしたりといったことが好きだったんですね。子供の時も、釣りが好きで、よく親や友達と電車に乗って出かけていたのですが、道具がけっこう多いんです。ただ、釣りという目的の前では大人も子供も持っていくものは一緒。子供の小さい体でいかに楽をして道具を持っていくか。そんなことを楽しみながら経験していたのが原点ですね。バッグ作りはその時の経験の延長で考えています。


バッグ作りに関しては全くの素人で、作り方の基本もわからず、工場には無理な注文を出していましたね。工場でも今までファンクション(機能)を追求したバッグというのは作ったことがなかったので、一からの挑戦でした。Eddie BauerやL.L.Beanといったブランドの機能的なバッグが日本に入ってきて「ああ、こんなアイデアがあるんだ!」という驚きがありましたが、そういったアメリカ的な発想のものからまた一歩進んで、そこからさらに先を行くアイデアをたくさんぶつけたんですね。






初めはできるかどうかわからなかったけども、工場の方でもその熱意に応えて一緒に試行錯誤してくれました。ユーザーとしての発想でどんどんやっていたら、共同作業の末、自分の欲しいと思っていたバッグが出来上がったんです。たしかにバッグ作りは初めてでしたが、自分の感性やセンスを信じていましたね。作ってくれた工場もきちんとしたところだし、どこの物まねでもないし、オリジナルのものができたという誇りがあったので、どこに出しても恥ずかしくないと思っていました。

当時は革のバッグが主流。機能性に焦点をあててバッグを作っているメーカーはなかったこともあり、大ヒットしました。

ビジネスマンは今でこそブリーフケースを持つのが当たり前になりましたが、当時はセカンドポーチやクラッチバッグ、社名の入った大きな封筒なんかを抱えて通勤するのが当たり前でした。だんだんと持ち物が増えていったという時代の流れもあり、多くのお客様に受け容れられたんでしょうね。「Eddie Bauerがビジネスマンのバッグのマーケットを変えた」なんて当時はよく言われていたんですよ。


その後Eddie Bauerの方針転換でライセンス販売は終了することになり、私は独立の道を選び、1993年にBusyBeaverを立ち上げました。

BusyBeaverを立ち上げた当初は、なんの歴史もなく名前も知られていませんでしたから、アメリカで生産することも考えました。「アメリカ製」ということだけで価値があった時代だったんですね。ですが、言葉や作業のスピード、なによりクオリティの問題で、自分の納得するような、誇りに思えるようなものは出来上がってこなかった。

そんな時に、Eddie Bauerの時からお世話になっていた福島の工場の方から「一緒にやろうよ!」と声をかけていただきまして、それ以来ずっとおつきあいをさせていただいています。Eddie Bauerの時から数えるともう26年になりますが、ずっと同じ方に担当していただいています。結果的にはそれが大正解でしたね。





BusyBeaverでは修理を承った際も、実際にそのバッグを製造した職人が修理をしています。材料もパーツも揃っているし、構造を熟知しているので、修理のスピードも速く、仕上がりもとてもキレイ。また、修理をしていく中で次に改善するべき点、クオリティアップするべきところがわかってきます。こちらから言わなくても、工場の方は「次回はこうしたらいいんじゃないか」「ここを改善するべきだ」なんて意見が出てくるんですよね。BusyBeaverのバッグはどれもそうやって、長い年月をかけてブラッシュアップされています。これは海外生産のブランドには真似できないところです。


お客様の声から製品の企画がはじまることもめずらしくないですよ。バッグと一番長い時間接しているのは、何よりお客様ですから。僕をはじめ社員が海外出張に行く際も、実際にバッグをいくつも持っていって、それぞれのシーンでどんなバッグが役立つのか、実際に検証しています。自分が使っていて便利なもの、持っていてかっこいいものを作っているだけですから、デザイナーというのとは違うと思いますが、でもそれがある意味では本当のデザインなのかもしれませんね。自分と同じような感性の方なら絶対に気に入ってくれるだろう、というような強い思い込みで製品作りをしています。


トレンドやファッションを追いかけていると、古いものはどんどん処分して新しいことをやっていかなくてはいけないけれども、BusyBeaverのバッグは半年間とか一年間だけ使えるバッグとして企画してるわけではなく、一貫して長く使ってもらうために作っている、というスタンスでやっています。だから、修理の対応もできるだけ応えていきたい。工場のおっちゃんも喜んでますよね、15年前に自分が作ったバッグが今でも大切に使われていて、それが手元に戻ってくるんですから。


彼女とか奥さん、娘さんからプレゼントされたバッグは一日でも長く使いたいですよね。捨てられないですよ、絶対。もう使わないとしても、使える状態で取っておきたい。だらかこそ、そういった声には応えていきたいんです。