繊細なガラスの質感。素朴でどこか人なつっこい風貌。両方の魅力を兼ね備えた不思議なバランスのオンザロック用グラス。

KANNAGLASS

本体価格 ¥2,800 (税込価格 ¥3,024)

繊細なガラス独特の質感。けれど、どこか人なつっこい風貌をたたえた、不思議なバランスのオンザロック用のグラスができました。それがこの「KANNAGLASS」。

テーブルの上におけば、コロンとしている。そしてお酒を注いで、氷を入れてもきちんと安定して、テーブルの上にいてくれます。オンザロック用のグラスというと、重厚で背の低い円柱形が一般的な形ですが、テーブルの上にある、その様子がなんとも愛らしくて、けれどどこか凛としている。そして、ウィスキーや梅酒などのお酒の存在をきちんと引き立ててくれる、そんな不思議なグラスです。

創業は1910年、著名なバーやレストラン、割烹、そしてホテルで使われる業務用のグラスを作ってきた木村硝子店。そしてアシストオンのアイテムとしてもずっと人気のYMSKのデザイナー、山崎宏のコラボレーションです。





グラスに口をつけた時の、口あたりの良さ、そして重すぎないこと。電球の製造で培われた薄吹きの製法を使い、ひとつひとつ、型に吹き込むことによって丁寧に作られたグラスです。

道ばたに転がる「石ころ」のように、無作為な存在であること。つまり、構えることなく、ありのままの自然な振る舞いをしてくれる、そんなカタチを目指してデザインされました。

テーブルに置いて、ナナメになりながらも安定して立ち上がってくれる不思議なグラス。けれど容量は150ccと、一般的なオンザロックグラスとして、しっかり使いやすい容量と大きさ、手のひらに収まる使いやすいカタチです。

ご自身だけで楽しむお酒のために、そして家族や仲間との語らいのテーブルを楽しくしてくれるグラス。お料理を盛り付けるためのカップとしても、幅広くご利用いただくことも可能。もちろんお酒やお料理が大好きな方への贈り物としても、ぜひご活用ください。




Sizes


口径8.4 × 高さ8.7cm 

Weight


100グラム
容量:150cc(適量)

Material


ソーダガラス

Country of Manufacture


日本製

Designer


山崎宏(YMSK)

Manufacturer


木村硝子店





























Product Guide


オンザロック用として、手のひらの中に収まるちょうど良い大きさのグラスです。












「KANNAGLASS」の容量は適量で150cc。ウイスキーをお楽しみいただくのに、氷を入れてオンザロックで、そして梅酒などをいただくのにちょうど良い大きさ。手のひらの中に収まる、ちょうど良い大きさです。お酒をいただくグラスとしても、お料理を盛り付けるための器としてもご利用ください。

























Package


大切な方への贈り物としてもぜひご利用いただきたいグラスです。











パッケージサイズ:10×10×10cm











Interview


デザイナー・インタビュー 山崎 宏さんにうかがいました









この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください


この商品は、東京・湯島にある木村硝子店というテーブルウェアのメーカーからの依頼でデザインしたものです。木村硝子店は明治43年創業の工場を持たないメーカー。多くの職人、工場と協力しながら、ホテルやレストラン、バーなどのお客様を中心に商品を企画、販売しています。

そんな木村硝子店さんと面識ができたのは、確か2000年ごろ。当時はグラスのデザインにも興味があったのですが、木村硝子店のショールームに伺った時に「グラスのデザインは止めておこう」と思いました。

理由は、そこに並んでいたワイングラスの区別ができなかったからです。もう少し詳しく言うと、そこにはいくつものワイングラスのシリーズがあって、それぞれのシリーズに用途やサイズなどのファミリーがあって、もちろん、それを作るに至る意図があるわけで、その見分けがつくまでは手が出せない。

それ以来、木村硝子店さんとは、食事に誘っていただいたり、展示会でご挨拶したりという関係で、特に仕事をする感じではありませんでした。

知り合って10年以上過ぎたころ、何かの話の流れで、木村社長から「山ちゃん、グラスやってよ。」と言われたのですが、何かの洒落だろうと受け流していました。しばらくして会うと、また「山ちゃん、何かやってよ。」と。確か、3回目くらいで、「あれ?社長、本気で言ってますか?」となり、半信半疑ながらも、お世話になっている木村社長からの話しですし、私で役に立つのであれば・・・と、打ち合わせをすることになります。(まだ半信半疑)

改めて打ち合わせをしてみると、木村社長から「山ちゃん、石ころみたいなグラス作ってよ。」と。「石・・・・ですか?」そうそう、「石ころみたいなの。」と。うゎあ、困ったの来たなぁ・・・。(心の声)

木村社長が言っている「石ころみたいなの」は、だいたい想像できたのですが、どうにも私に向いてない。で、その場でだったか、日を改めたか記憶が曖昧なのですが、自分なりの「石ころ」に変換して、簡単なスケッチを描きました。それが、このグラスの原案でした。



最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


グラスとしての機能はありながら「石ころ」の要素を持つモノ。私なりの「石ころ」の要素は、不規則で鉱物のような多面体。

それで、原型になる円錐形の素材を用意してもらい、グラスの底面を鉋(カンナ)で削り出すことにしました。図面を引くと計算してしまう。それでは不規則にならないから。

そして不透明な素材を鉋で削っては、グラスの状態を想像し、どの面で立つのかを確認して、また削る、の繰り返し。しかも塊を削っているので、実際に立つかどうかは作らないと分からない。

こんな手探りなデザインなのに「よし、作ってみよう」と言ってもらえたのは有り難かったです。ただ、この時点で私は、石膏型でも作って試作するのだろうと思っていましたが、気が付いたら金型を作り始めていて・・・祈ることにしました。



この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?


素材ではないのですが・・・・加工について。

当時の国産グラスメーカーは既に忙しく、仕事を分散させたいという意図があり、予定していたグラスメーカーがあったのですが、想像以上に難しく、金型の修正を行い、結果的に、一番難しいグラスが吹ける工場の、一番難しいグラスが吹ける職人の担当になってしまいました。はい、一番忙しいところにお願いするという結末(ごめんなさい)。



AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


ヤマサキデザインワークスの商品をご存知の方は、いつも変わったことをする人と思われているかもしれませんが、この商品は私の中でも珍品です。この開発エピソード、デザインのプロセス、そうそうできる話じゃないです。

しかも技術的にちゃんと作られているので、適当に使っても、どこかの面で着地してくれます。また使い終わった後に食器棚で邪魔に見えますが、逆さに置くと安定し、スタッキング構造ではありませんが、重ねて収納もできます。意外と大丈夫なので、どうぞ気軽にお楽しみください。

最後に、この無茶なデザインを仕上げてくれる職人がいること、この厄介な商品をまだ廃番にしない木村硝子店に深く感謝いたします。