花を、草を、引き立てるためにつくった花瓶です。布で優しく包むようにして。400年の歴史ある有田焼、「手捻り」の技術を進化させて。

ceramic mimic fabric 花瓶

花を、草を引き立てるためにつくった、新しい花瓶です。真っ白な布地で植物たちを優しく包むように。置く場所を選ぶことなく、その植物たちを前にして、美しい背景となってくれる。そんな独特の素材感が美しい花瓶です。

真っ白な布を固めて巻いたような不思議な風貌。実物に手を触れると、ちょっと驚かれるかもしれません。この花瓶が実は焼き物であることに。そして独特の手触りの良さがあることに。

極上のリネンに触れた時のような心地よさ。そして洗い込んだリネン生地が洗濯バサミに挟まれて乾かされて、風になびいているような、爽やかな優しさ。

そんな風合いをこの花瓶にそのまま写しとりました。だから「布地を真似した磁器」という名前。それがこの「ceramic mimic fabric」が出来たいきさつです。有田焼400年の伝統と、新しい技術、新しいデザインが出会って生まれました。





有田 文山製陶は創業以来「生地」遣いを大切にしてきた窯元。この「ceramic mimic fabric」のこれまでに無い生地の使い方は、もともとは今から60年以上前に開発され現在も作り続けられている「手捻り(てびねり)」の技術を引き継いだもの。焼きものの世界でも量産や機械化が進む現代で、敢えて手技の良さを残し、ひとつひとつ作られています。

表面の布目は3種類を用意しました。懐かしさと柔らかな風合いでアンティークレースを思い出す布目。可憐な草花が似合いそうな「レース」。タテヨコに走る躍動感のあるストライプが特徴的な「ピッケ」。そして、亜麻が風になびく様子をそのまま写したかのような自然な風合い「リネン」。

サイズは3種類を用意しました。本格的な花瓶としてのご利用なら、直径9.5センチと直径6センチのLサイズかMサイズ。そして一輪挿しとして、場所を選ばない直径4.3センチのSサイズ。もちろんそれぞれの3種類を組み合わせてお使いいただくのも良いでしょう。

新鮮で独特な質感でありながら、どんな草花も、どんな空間にもきちんとなじんでくれる。無造作に花を挿してもそれぞれの色や質感が自然に映える。これまでに無かった、美しい花瓶が生まれました。大切な方への贈り物にもお役立てください。








Sizes


Sサイズ:直径4.3×高さ9.5cm
Mサイズ:直径6×高さ12cm
Lサイズ:直径9.5×高さ15cm

Weight


Sサイズ:90グラム
Mサイズ:180グラム
Lサイズ:490グラム

*手作業による製品のためサイズと重さにはズレがあります


Material


磁器(有田焼)

Country of Manufacture


日本製(佐賀県武雄市)


Designer


磯野梨影(いそのりえ)

Manufacturer


文山製陶(ぶんざん)





































Product Guide


17世紀初頭から400年続く有田焼の里から。伝統技法の「てびねり」を現代に進化させて生まれた新しいブランド「ceramic mimic fabric」です。













有田焼(ありたやき)は、九州・佐賀県有田町とその周辺で製造された磁器のこと。江戸時代には伊万里焼または肥前焼と呼ばれ、400年に日本で初めて磁器が焼かれた産地。17世紀に作られた余白を残した絵画的な構図を施すことを特徴とした「柿右衛門様式」の磁器はヨーロッパに輸出されて珍重され、それらがドイツのマイセン窯やフランスのシャンティイ窯などで模倣され、世界に影響を与えました。

江戸時代、明治、大正、昭和と、有田焼は常に技術革新とともにありました。この新しい磁器「ceramic mimic fabric 花瓶」を作っているのは、1953年創業の文山窯。有田焼で唯一のトンネル窯を持ち、これまでにも有田焼の歴史に残る「蛍手(ほたるで)」「手捻り(てびねり)」「プラチナ牡丹」といった新しい技法にして現代にも続くロングセラー製品を作ってきました。

























有田 文山製陶は創業以来、「生地」遣いを大切にしてきた窯元。この「ceramic mimic fabric」のこれまでに無い生地の使い方は、今から60年以上前に開発され、作り続けられている「手捻り(てびねり)」の技術を現代に引き継いだもの。

薄くて驚くほど軽い、手に触れてはじめてその驚きが伝わってくるこの優れた技術をベースにしました。しかし色絵(いろえ)と言われる、焼き上げた素地の釉薬の上に赤、黄、緑、紫、金、銀などの絵の具で絵付けは、あえて行わない。真っ白なままで、清々しいその質感がそのまま風貌から伝わるように。それがこの「ceramic mimic fabric」のデザインです。









有田 文山製陶「手捻り」は成型時に萱(かや)布を被せてかたちを作るもの。その布目が生地にも残っていること。その風合いの良さに着目したもの。まるで布地を固めてそのまま焼き物にしてしまったような不思議な風貌はここから生まれました。

400年を超える有田焼の歴史、そして60年を超える「手捻り」の良さをそのまま引き継ぎながら、その工程を見直すことから生まれた「ceramic mimic fabric」。手作業で作られたことが完成品にもきちんと残っている。そんな有機的なラインと、布目がそのまま残っている面白さ。これが新しいブランド、「ceramic mimic fabric」の特徴です。

























Product Guide


生けたい植物、使いたい場所、そして贈りたいあの方にあわせてお選びいただけるように。3つのサイズに、それぞれ3つの表情を用意しました。













飾る場所、そして生けたいお花や草に合わせて。そして贈りたいあの方の好みを想像しながら。「ceramic mimic fabric 花瓶」は3つの表情に、それぞれ3つのサイズを用意して、合計9種類からお選びいただくことができます。

「ceramic mimic fabric」の薄くて軽い、清々しく美しい風貌はそのままに、底面部分を厚くして、花瓶としての安定感、使いやすさをきちんと考えてデザインされた形状です。

本格的な花瓶としてのご利用なら、直径9.5センチと直径6センチのLサイズかMサイズ。そして一輪挿しとして、お庭の草を手折って気楽にお使いいただけるものなら、場所を選ばない直径4.3センチのSサイズ。もちろんそれぞれの3種類を組み合わせてお使いいただくのも良いでしょう。

「ceramic mimic fabric 花瓶」は優しく、柔らかなテイストの花瓶。和風、洋風、どちらの部屋に置いていただいても、雰囲気を損なうことはないでしょう。そして軽くて繊細な風貌ながら、安心してお使いいただけるよう、花を挿しやすいバランスと、底面を厚くしてきちんとした安定感が生まれるよう、そしてて内面処理を施してお手入れがしやすいようにしました。

「ceramic mimic fabric 花瓶」は3つのサイズにはそれぞれ3つの表面模様からお選びいただくことができます。「レース」「ピッケ」「リネン」。置いた時の風貌、柔らかさ、そしてシャープさ。光線が当たった場所、影になった場所で美しい表情が生まれる3つの模様から、お好みのものをお選びください。









「レース」

アンティークレースのように、どこか懐かしくやわらかい、可憐な草花が似合いそうな布目です。











「ピッケ」

縦横へ走るストライプと無造作に被せた布が交差する、静かでさわやかな躍動感を織りなす布目です。











リネン

風になびく亜麻(リネン)が様子をそのまま写したかのようなナチュラルな風合い。凜とした白さが印象的な布目です。




















Package


大切な方への贈り物に。ギフトボックスと日本語と英語の製品解説が付属しています。











紙製化粧箱入り この製品と産地についての解説入り(日本語と英語)
パッケージデザイン:あおいろデザイン 江副哲哉






















Variations


「ceramic mimic fabric 花瓶」レース











ceramic mimic fabric 花瓶 レース L

本体価格 ¥8,000 (税込価格 ¥8,640)

ひとつひとつが手作りによる少量生産です。ご希望の方はお早めにご注文、ご予約をお願いします。




Sizes


直径約9.5cm
高さ約15cm

Weight


約490グラム

*手作業による製品のためサイズと重さにはズレがあります






ceramic mimic fabric 花瓶 レース M

本体価格 ¥4,400 (税込価格 ¥4,752)

ひとつひとつが手作りによる少量生産です。ご希望の方はお早めにご注文、ご予約をお願いします。




Sizes


直径約6cm
高さ約12cm

Weight


約180グラム

*手作業による製品のためサイズと重さにはズレがあります






ceramic mimic fabric 花瓶 レース S

本体価格 ¥2,600 (税込価格 ¥2,808)

ひとつひとつが手作りによる少量生産です。ご希望の方はお早めにご注文、ご予約をお願いします。




Sizes


直径約4.3cm
高さ約9.5cm

Weight


約90グラム

*手作業による製品のためサイズと重さにはズレがあります












Variations


「ceramic mimic fabric 花瓶」ピッケ











ceramic mimic fabric 花瓶 ピッケ L

本体価格 ¥8,000 (税込価格 ¥8,640)

ひとつひとつが手作りによる少量生産です。ご希望の方はお早めにご注文、ご予約をお願いします。




Sizes


直径約9.5cm
高さ約15cm

Weight


約490グラム

*手作業による製品のためサイズと重さにはズレがあります






ceramic mimic fabric 花瓶 ピッケ M

本体価格 ¥4,400 (税込価格 ¥4,752)

ひとつひとつが手作りによる少量生産です。ご希望の方はお早めにご注文、ご予約をお願いします。




Sizes


直径約6cm
高さ約12cm

Weight


約180グラム

*手作業による製品のためサイズと重さにはズレがあります






ceramic mimic fabric 花瓶 ピッケ S

本体価格 ¥2,600 (税込価格 ¥2,808)

ひとつひとつが手作りによる少量生産です。ご希望の方はお早めにご注文、ご予約をお願いします。




Sizes


直径約4.3cm
高さ約9.5cm

Weight


約90グラム

*手作業による製品のためサイズと重さにはズレがあります












Variations


「ceramic mimic fabric 花瓶」リネン











ceramic mimic fabric 花瓶 リネン L

本体価格 ¥8,000 (税込価格 ¥8,640)

ひとつひとつが手作りによる少量生産です。ご希望の方はお早めにご注文、ご予約をお願いします。




Sizes


直径約9.5cm
高さ約15cm

Weight


約490グラム

*手作業による製品のためサイズと重さにはズレがあります






ceramic mimic fabric 花瓶 リネン M

本体価格 ¥4,400 (税込価格 ¥4,752)

ひとつひとつが手作りによる少量生産です。ご希望の方はお早めにご注文、ご予約をお願いします。




Sizes


直径約6cm
高さ約12cm

Weight


約180グラム

*手作業による製品のためサイズと重さにはズレがあります






ceramic mimic fabric 花瓶 リネン S

本体価格 ¥2,600 (税込価格 ¥2,808)

ひとつひとつが手作りによる少量生産です。ご希望の方はお早めにご注文、ご予約をお願いします。




Sizes


直径約4.3cm
高さ約9.5cm

Weight


約90グラム

*手作業による製品のためサイズと重さにはズレがあります










Interview


デザイナー・インタビュー 磯野梨影さんにうかがいました












武蔵野美術大学工芸工業デザイン科卒
ソニーデザインセンター、PSD associates(英)を経て、2000年よりフリーランスに。
工業製品から日用品まで、くらしに心地良いモノづくりを心がけてデザインにとりくむ毎日。
2006年から「コド・モノ・コト」運営メンバー。多摩美術大学非常勤講師。
pear-ds.com





この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください


有田 文山製陶は、昭和28年の創業当時から生地を生かしたものづくりが得意な窯元です。

新商品開発を始めるにあたり、文山さんがこれまで作ってきた製品を見せていただいたところ、昭和30年代から作られている「手捻り(てびねり)」という器がとても薄くて軽いことに驚きました。しかし「手捻り」は、いわゆる有田焼らしい絵付けを施した器で、手に持ってみないことにはこの驚きは伝わりにくい。そこで、この魅力をもっとダイレクトに表現することはできないかと試みたのが、「Ceramic Mimic Fabric」です。

有田 文山製陶の布のような器「Ceramic Mimic Fabric」の自然な風合いは、花を飾るとなかなかすてきだということに気づきましたが、酒器シリーズの形状のままでは花を挿しにくい。ということで、花を飾るのにちょうどよい形を新たにつくりました。

また、植物との組合せでさまざまなニュアンスを楽しめるよう、控えめながらも雰囲気の違う2つの布目を新たに加えました。








最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


オリジナル「手捻り」の工程を見ていくと、萱(かや)布を使って成形している布目が製品にも写し込まれていることに気づきました。この布目を変え、もっと布目が見えるようにしてみたらどうなるか、いろいろな方法や布地を試してたどり着いたのがこのリネンのような風合いです。

いかにも布が立ち上がってできたような器にするには、ぎゅっと絞ったような深いシワ感、素材の表情を生かすシンプルな形状、それでありながら無機的ではない自然なラインなど、繊細な表現をいかにひとつのモノとして表現するかという難しい課題がありました。長い間作られてきた「手捻り」の工程を再構成し課題をひとつずつクリアしながら、「Ceramic Mimic Fabric」は完成していきました。

布のように薄く軽い印象はそのままに、花を挿しやすい口径と高さのバランス、花の重みで容易に倒れないよう底を厚くして重心を低くするなど、試作を重ねて検証しました。

植物の茎が安定しやすいよう、内底の中央を凹ませてあるのも隠れた一工夫です。








この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?


素材や仕上げはいい音を出すための制約が多く、頭を悩ませた要素のひとつでした。

新しく加える布目の最終案にたどり着くまでに、30種以上の布目で試作を作りました。布として美しい布目でも磁器に写すと期待はずれだったということもあり、やってみるまで結果がわからず苦労しました。



AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


ありそうでなかった軽やかな布のような花瓶に、ぜひお気に入りの植物を飾ってみてください。花はもちろん、グリーンだけを飾るのもよく似合います。







Brand Story










文山窯(ぶんざんがま)は、昭和28年に創業した有田焼の窯元です。

田園風景を見下ろす小高い丘にある工場には、有田焼で唯一の「トンネル窯」があり400年の有田焼の歴史に残る「蛍手(ほたるで)」「手捻り(てびねり)」「プラチナ牡丹」というロングセラー商品を生み出しました。この技術を次世代に引き継ぐとともに、日常生活を上質なものにする、こだわりのある焼き物を作って参ります。























Recommendations





ゆびさきで触れると、ゆらゆら揺れて、ここちよい音が聴こえてきます。楽器でもない、オブジェでもない。富山県・高岡、400年の鋳物技術が生かされています。「優凜