福島の刺子織でお手玉をつくりましょう。丁寧に織られた布の風合いと、伝統的な手法。これに新しい幾何学模様の図案を施した十布のお手玉キット。

十布 刺子織のお手玉キット

本体価格 ¥1,800 (税込価格 ¥1,980)

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手に触れた時の肌触りがとても良い。天然素材の優れた風合いがある。さらに丈夫で使いやすい。そして細密で美しい幾何学模様を目で楽しむことができる。それがこの「十布(てんぷ)」の刺子織を使ったアイテムの特徴です。

グラフィックデザイナーの福田利之と福島県伊達市の刺子織職人である大峽健市がいっしょに開発しました。伝統的な手法を生かしながら、独自の手法で織られた生地「刺子織」。高い質感と、幾何学模様が作り出す独特の雰囲気。私たちの想像力をかき立ててくれるその図案が大きな特徴です。

「刺子」とは布地に幾何学的な図案を刺繍して縫いこむ、東北地方の手芸技法のひとつ。もともとは布地に保温性能や強度を上げるためのもの。同時に長い時間をかけて一針ずつ作られる「生活の中にある美」といえる手法です。

刺子織は、この伝統的な刺子の技術を継承し、織り機を使用して織り上げたもの。一針ずつ縫われた刺子よりもさらに複雑で繊細な図案を織り込むことが可能で、織り機をもちいても1時間に織れるのはわずか1メートルにすぎません。





まるでコンピューターのドット絵のような幾何学模様。この刺子織が得意とするのはこのように、同じパターンの繰り返しです。一般的な刺子織では比較的、単純な同じ柄を繰り返すものですが、この「十布」ではとても複雑で大きな柄に挑戦しました。

デザイナー福田利之のテーマは「森」。大きな図柄の布を裁断して加工しているため、製品ごとに現れる模様がことなっていることもこの製品の大きな特徴です。

民藝で培われた精神と技術を継承しながら、抽象的で複雑な幾何学模様でデザインすることで、見る人によって様々なイメージにとらえることができる魅力的なテキスタイルを使い、手作りで楽しんでいただける「お手玉キット」を作りました。生地とお手玉の中にいれるペレットのセットですから、針と糸を用意していだければ、十布のお手玉が5つ出来上がります。ご自身でご家族みんなで素朴なお手玉遊びをおたのしみください。大切な方への贈り物にも最適です。







Quantity


刺子織の生地 5色×各1枚

Sizes


生地1枚のサイズ
:約10×20cm
出来上がり1個のサイズ
:約4×4×4cm
お手玉の中身
:粒状ペレット 200グラム

Material


刺子織(福島)綿100%
粒状ペレット:ポリエチレン(バージン原料)

Manufacturer


生地製造
:三和織物 大峽健市

Country of Manufacture


日本製

Designer


福田利之

Brand Name


十布(tenp)



Notes


本製品は大きな生地から切り出して作られるアイテムのため、模様の入り方がすべて異なります。同じものがひとつとしてない製品であることを、あらかじめご了承ください。

















How to Use


十布「刺子織」のお手玉が5つ作れるキット、布と中に入れるペレットと解説書がセットになっています。











自分の手を動かして、お手玉をつくる。この「十布 刺子織のお手玉キット」は十布の「刺子織」のお手玉が5つ作れるキット、布と中に入れるペレットと解説書がセットになっています。あとは針と糸、ハサミをご用意ください。









付属の解説書にそって十布の記事に針と糸を通していきます。まず布を半分に折って周囲を縫ったら、中にペレットを入れ、カタチを整えたら角を合わせて縫い合わせれば完成です。基本的な針と糸の使い方だけで完成しますので、ぜひ挑戦してみてください。

なお中に入れるペレットは付属のものをつかう以外にも、小豆や数珠玉を入れることもできます。天然のものを使う場合は虫などがつきやすいため、あらかじめ湯通しするなりの前処理をしてからお使いください。
















Material


福田利之のオリジナルデザインの模様を、福島の「刺子織」で織り上げました。












この「十布」のアイテムで使われている生地は、福島で製造されている「刺子織」。グラフィックデザイナーの福田利之と福島県伊達市の刺子織職人である大峽健市がいっしょに開発しました。丈夫で風合いがあり、とても肌触りが良い。伝統的な手法を生かしながら、独自の手法で織られた生地に、幾何学模様が作り出す独特の雰囲気。私たちの想像力をかき立ててくれるその図案が大きな特徴です。

「刺子」とは布地に幾何学的な図案を刺繍して縫いこむ、東北地方の手芸技法のひとつ。もともとは布地に保温性能や強度を上げるといった、衣服の機能性を向上させるためのもの。布目に沿って一針一針を規則的に刺し、途方もない時間をかけてつくられた美しい幾何学模様は、まさに「生活の中にある美」といえるでしょう。

この「十布」で使われている「刺子織」は、伝統的な刺子を織り機をつかって織物にしたもの。その技術を継承しているのは大峽健市ただひとりで、織り機をもちいても1時間に織れるのはわずか1メートルにすぎません。









刺子織は、平織りの生地を織っていく段階で、経糸または緯糸を浮かせて刺子のような模様を表した技術。手で刺す刺子のような風合いを生かしつつも、機械で織るためより複雑な柄をたくさんつくることが可能です。

まるでコンピューターのドット絵のような幾何学模様。この刺子織が得意とするのはこのように、同じパターンの繰り返しです。一般的な刺子織では比較的、単純な同じ柄を繰り返すものですが、この「十布」ではとても複雑で大きな柄に挑戦。通常の刺子織の倍以上の労力をかけて作り上げました。

デザイナー福田利之のテーマは「森」。

「刺子織というのは、規則正しい線を使った幾何学模様がベースなので、その中でどうやって個性を出していくか。図案を考える時に難しかったところです。考える時には、幾何学とは真逆にある自然界のものを考えました。具体的なものではないのですが、森や花をイメージしていました」(福田)









見る人によってさまざまなイメージを喚起してくれる「十布」の刺子織。さらにひとつの柄が縦91センチ、横54センチと大きいため、ここから生地を切り出して作り出してモノを作り出す時には、裁断する箇所によってどの柄が出てくるのか予想がつかないという面白さがあります。

ひとつひとつ、すべてが違い、同じものがない。たいへん手触りがよく風合いに優れた生地の質感、そして全てが異なる表情をぜひ楽しんでください。

「十布」の刺子織のアイテムは、全部で5つの色合いからお選びいただくことができます。




































Material


福田利之のオリジナルデザインの模様を、福島の「刺子織」で織り上げました。












「十布」の刺子織のアイテムのテキスタイルが作られているのは、福島県伊達市の三和織物。刺子織職人である大峽健市が手がけたもの。機械を使って布に織り込んでいく「刺子織」という技法で製造されています。

刺子はもともとは東北地方の農民の知恵から始まったものと言われています。東北の厳しい風土の中で農民が着ていた野良着は麻製。江戸時代も元禄になると木綿の入手が出来るようになりますが、当時は非常に高価なものでした。そこで農民が考えたのが目が粗く風を通してしまう麻布の傷んだ部分を補強したり、保温のために糸を刺すことで保温と補強を図ってきました。そしてその時、単なる手作業で終わらせるのではなく、柄や図案を考えながら刺子に没頭するという、長い冬を過ごすための暮らしの中の楽しみのひとつとなっていました。

三和織物の創業の地は、山形県米沢市。織物の産地として知られるこの場所は、江戸時代からカラムシ(苧麻)という植物が栽培されていおり、このカラムシの茎から作られる丈夫な線維は衣類や紙などに利用されていました。米沢藩はこのカラムシの生産を振興し、これが米沢機業の始まりとなります。明治時代には力織機の改良開発が行われ、大正時代には袴地の生産では全国シェア1位を誇るほどの発展をみせ、海外への輸出も行われるようになります。さらに戦後は化学繊維を含めたあらゆる糸に対応した技術がこの米沢の土地で発達していきました。







米沢織の産地のひとつとして家業を営んでいた大峽家でも、1948年に機械を導入。戦後、経済成長の波に乗って、最盛期には400軒以上の工場が操業をしていたという米沢織も、その後、巨大工場ができたり、海外の製品が輸入されることで衰退を見せはじめます。

そして1980年に米沢を離れ、東京により近い福島県に移転。当時女子美術大学で教鞭を執っていた柳悦孝(よしたか 1911-2003)に教えを請うことによって、織物の品質向上のための研究を開始します。柳悦孝は「民藝」という言葉を提唱し、民芸運動を牽引した柳宗悦の甥であり、染色工芸家として知られる芹澤銈介と一緒に織物の道を志した人物です。








三和織物は柳悦孝の指導を仰ぎながら、よりクオリティの高い織物をどうやったら作ることができるのか、試行錯誤を繰り返しながら試作を製作。サンプルの布を織っては柳の元を訪れ、東京と米沢を往復しながら織物の品質向上を研究し、この創意工夫の中から生まれたのが、この十布のテキスタイルとして使われている「刺子織」でした。

「刺子織」は平織りの布地を織っていく段階で、経糸または緯糸を浮かせて、刺子のような模様を表した織物。この製造方法を使うことによって、手で刺す刺子のような風合いを持ちながらも、機械織りをすることでより複雑な柄をたくさん織ることが可能になりました。








この写真が「紋紙」。ボール紙でできたこの紋紙にプログラムされた情報をもとに複雑な柄が綴られていきます。

織り機はたくさんの経糸を上下のどちらかにセットし、その間に複数の緯糸を入れ込んでいきます。すると経糸の上と下に絡められるように緯糸が織り込まれ、それが柄のひとつの目となります。そのたくさんの上下の信号がプログラムされているのがこの「紋紙」なのです。

紋紙1枚がひとつの目の情報を表す訳ですから、柄が大きく複雑なものであればその情報ぶんだけの紋紙が必要になってきます。通常は多くても480枚ほどの紋紙で織られる刺子織ですが、この十布で使われたテキスタイルには、なんと912枚もの紋紙を使用しました。








今回の生地の製作では、デザイナーの福田利之によって手描きで起された柄は、まず型紙をつくる専門家に引き継がれて、1枚1枚の紋紙にインプットされました。次に、仕掛け屋と呼ばれるジャガードの機械に経糸と緯糸を仕掛ける専門家によって糸がセットされます。今回のテキスタイルの製作のためには経糸が2460本、緯糸が306本が使われました。ここまでが準備段階。

続いて刺子織職人である大峽健市によって、機械が織り上げる強さやスピードを微調整されます。この工程を何度も調整を繰り返すことによって、布の目がより美しく、規則的に出る絶妙なバランスを探ります。現在のところ、1時間掛けて織り上げることができるのは、わずか1メートル。速度を上げることで織り上がりの時間は短縮されますが、風合いが悪くなってしまう。この絶妙なバランスには長年の勘と経験が必要とされ、この機械を扱う技術を持った人はいなくなり、同じことができる刺子織職人は大峽氏をおいて他にいないと言われています。

このようにして、民藝で培われた精神と技術を継承と、精密で極めて高度な幾何学模様のデザインが組み合わせられることによって、とても魅力的な十布のテキスタイルは完成したのです。







Interview


デザイナー・インタビュー 福田利之さんにうかがいました











イラストレーター。エディトリアル、広告、絵本、雑貨制作や装画、音楽関連のアートワークなど、さまざまなビジュアル表現を手がける。2015年に作品集「福田利之作品集」(玄光社)を出版。

主な絵本、著書に甲斐みのりとの共著「ふたり」(ミルブックス)山下哲との共著「ぼくはうさぎ」(あかね書房)藤本智士との共著「baby book」(コクヨS&T)、「ミニカーミュートだいかつやく!」(アリス館)、「福田のフォト絵」(ヴィレッジブックス)など。



十布というブランドができたきっかけを教えてください


「十布」の商品のひとつに「刺子織」という福島で作られている織物があるのですが、その 「刺子織」の魅力や技術を伝えていくイベントを展開しようとした矢先に、コロナ禍でしば らく開催できなくなってしまいました。 そのこともあり、「刺子織」をどう伝えていくか考えている延長に、お家での時間をお客様 に楽しんでいただけるものができたらと、刺子織の生地を使った手作りキットを製作するこ とにしました。

前に刺子織のお手玉を販売していたことがあって再販のご要望が多かったこ ともあり、まずは「お手玉キット」を製作しました。作る時間は生地に触れる時間も長くよ く見て知っていただくこともできますし、ご自身で作られたものであればなおさら愛着を持 っていただけるのではないかと思っています。



この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください


お客様のご要望が多かった「刺子織のお手玉」の手作りキットを製作するにあたり、手芸初 心者の方でも簡単に作っていただけるよう、なるべくシンプルな形状を選びました。 お洗濯のしやすさを考え、同梱のペレットの素材はポリエチレンですが お好みで市販の小豆や数珠玉をお入れいただいてもかまいません。



最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


十布の「刺子織」は、福島にある“三和織物”の大峡健市さんに作っていただいています。 大狭さんは、民藝運動の創始者・柳宗悦氏の甥、織染色家・柳悦孝氏に長年に渡り師事し研 鑽を積まれてきた方です。 機械で作るので、手縫いより短時間でたくさんの布を作ることができるとはいえ、強さやス ピードを何度も調整し、1メートル織るのに約1時間かかります。

「速度を上げると織り上がるのは早くなるが、風合いが悪くなるんだよな」 と大峽さんが言うように、熟練の技術と経験で丁寧に織られるこの布は、丈夫ながらやさし い手触りを持っています。 その大狭さんとデザイナーの福田利之が出会い、いつもより倍以上の労力がかかるデザイン を「面白い!」と言って挑戦してくださり、今のうっとりするような十布の刺子織が出来上 がりました。




この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?

このキットが、楽しみながらたくさんの方に刺子織を知ってもらえるきっかけになればと思 っています。

また、作りながら刺子織の美しい生地に触れ、 その職人の技術に思いを馳せていただけるような時間となれば嬉しいです。







Brand Story








十布(tenp)

十布(テンプ)は福田利之のクリエイティビティで様々な種類のテキスタイル、布プロダクトを製作発信していくブランドです。布それ自体が持っている特徴や風合い、製品をつくりだす職人さんの経験と技術生産各地で育まれた伝統や理想。十布はひとつひとつの製品を丁寧につくりだしていくことを大切にしています。








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