長く多くの人々に愛用されてきたのには、理由があります。世界中から機能性、精密設計の素晴らしさが絶賛されてきた携帯灰皿。

ABITAX Outdoor Ashtray

20年以上も、多くの方に愛用いただいてきたのには、理由があります。日本はもちろん、海外からもその機能性、精密設計の素晴らしさが絶賛されてきた、携帯灰皿の決定版が、この「ABITAX "Outdoor Ashtray"」。これがABITAXの最初の製品でもあります。

タバコの灰や吸い殻は、決して外に捨てない。これは愛煙家の最低限のマナー。特に自然の中では山火事の防止やフィルターによる鳥や魚への被害も見逃せません。このマナーを実現するための、持ち歩きのできる灰皿が「ABITAX "Outdoor Ashtray"」です。

ひとつひとつ手作業で最終処理をされ、高い質感と美しい色合いのアルミ合金を本体に使用。灰がこぼれてしまわない高い機密性を持ちながらも、胸ポケットやベルトに固定したり、付属のストラップを使って首からぶら下げたりと、さまざまな生活のスタイルに対応します。







この「ABITAX "Outdoor Ashtray"」、数ある携帯灰皿との違いとしてまず自慢したいのは、その機密性能。タバコの灰は超微粒子のため、持ち運ぶうちにその隙間から灰が漏れてしまうものがほどんどです。

しかしこの「Outdoor Ashtray」は製造工程で職人技による高い精度を実現し、本体の接合部分、そして樹脂製の開閉フタとの間に高い密閉度を備えました。開閉フタを閉めて水に落としてやれば、ぽっかりと浮かび、水は一切浸入しない。それほどの精密さを持っています。







特に本体部分は、アルミニウム合金の密封性を高めるため、高い職人技術が必要とされる「深絞り」によって、これを実現しました。また表面加工はアルマイト処理され、たいへん手触り良く仕上がっています。

樹脂製のキャップはスライド式で、引っ張ると灰をいれる穴が現れ、そこからさらに力を入れて引くことでロックが外れて、アルミ製の本体から離脱します。

これによってアルミ製の本体は上下に分かれて、分解されてます。吸い殻や灰も簡単に捨てることができ、水洗いが可能です。いつでも灰皿の内部を清潔に保っていただくことができますね。吸い殻は約15本ぶんの収納ができるよう設計されています。







樹脂製スライドキャップは、片手でも開閉可能。このキャップにはクリップの機能も装備されていて、胸ポケットやバッグ、ベルトに固定してお使いいただくことができます。

さらにネックストラップも付属しており、首からぶら下げてお使いいただけます。ストラップの調節金具もしっかり装備しています。毎日の生活ではもちろん、アウトドアなど、様々なシーンに対応できる工夫が細部に施されています。

本体のカラーバリエーションは12種類。本体付属のネックストラップやストラップの調節金具にいたるまで、その色にあわせて、きちんとカラーコーディネイトされています。お洋服やお使いのモノにあわせてお選びいただけます。

日本では1994年にグッドデザイン賞を受賞、ベルリンのバウハウス・ミュージアムショップにも選定品。登場から20年を経過して、今なお世界のみなさんから愛用していただいている、ロングセラー製品です。
























Specifications


直径64×厚さ28mm

Weight


本体のみ:44g
ヒモが付いた状態:49g

Material


本体
:アルミニウム合金(ハンドフィニッシュ アルマイト仕上げ)

クリップ部
:ポリアセタール

Country of Manufacture


日本製

Designer


山口和馬

Brand Name


ABITAX(アビタックス 日本)

Award


1994年グッドデザイン賞受賞製品

ベルリン・バウハウス・ミュージアム選定




































Product Guide


何より携帯用灰皿としての性能を追求。その密封精度が自慢です。












この「ABITAX "Outdoor Ashtray"」が20年以上にも渡って、多くの方にご利用いただいてきた、その理由。それは、携帯灰皿としての最大の機能である、その密閉性能の高さです。

タバコの灰は超微粒子。そのため極めて高い密封性能が本体に備わっていないと、接合部分やらフタのちょっとした隙間からこぼれてしまいます。実際にそういった携帯灰皿を使ってしまって、困った経験をお持ちの方も多いかもしれません。

「Outdoor Ashtray」では、まず本体のコンテナ部分はアルミ合金を使用。上下が2分割される組み合わせ構造にも配慮をし、さらに極めて精度の高い日本の工業技術によって、超微細なタバコの灰をもらしません。製造工程はひとつずつ、職人による「深絞り」によって出来上がります。








本体とスライド式のフタは通常はしっかりしまってくれて、しかし内部の灰やフィルターを捨てるときは、すぐに着脱ができるようにしました。スライド式のフタは引っ張ることで、心地よい音が「ぱこっ」として、ロックが外れ、取り外しが容易です。さらに開口部を塞ぐときにも再び「ぱこっ」と音がして、灰が漏れないように、しっかりしまってくれます。

また本体の上下の分離もわかりやすく、三角形の矢印を合わせることで簡単に位置合わせが完了します。さらにアルミ合金の表面加工は、硬質アルマイト仕上げを行い、さらに手仕上げを加えることによって、とても手触りの良い、さらに半ツヤのある美しい表面の色合いを実現しました。








さらにスライド式のフタは、弾力性を失わないように高価なエンジニアリングプラスティックを使用。アルミ合金製の本体としっかり組み合わせられて、灰をこぼしません。そして片手でも操作ができるほど、たいへん滑らかにスライドさせることができます。

こうして出来上がる密封性能、開閉フタを閉めて水に落としてやれば、ぽっかりと浮かび、水は一切浸入しない。それほどの精密さを持っています。

またこのスライド式パーツは、ベルトやポケットに挟んで固定するためのクリップ、そしてネックストラップを固定するための機能も備えています。








深絞りによってつくられたアルミ製のパーツ、上下に分離した様子です。この部分はご覧のように大きく開きますので、内部にたまった吸い殻や灰を簡単に捨てることができます。さらに水洗いをして、ティッシュやクロスでさっと拭き取ることができますから、いつも内部を清潔に保っておくことが可能。吸い殻は約15本分まで貯めることができます。











How to Use


首から下げる、腰に取り付ける。アウトドアでもしっかり使うことができます。













この「ABITAX "Outdoor Ashtray"」、もともとはデザイナーが釣りを楽しんだあと、安全に、自然を汚すことなくタバコの灰と吸い殻を持ち帰ることができるように、と考えたことから作られたものでした。そのため、携帯性能はその形状の中にデザインとして徹底的に組み込まれています。

まず付属のネックストラップをつかって、首からぶら下げる使い方。このネックストラップはアルミ製の調節パーツがついていますので、自由に最適な長さに固定してお使いいただくことができます。









さらには本体のクリップを使って、腰のベルトに固定が可能。このクリップは大型ですから、胸ポケットやパンツのポケットなどにも固定が可能。しかし、突起部分が存在せず、机の上に平に置くことが出来るようにしてあります。








ネックストラップは本体のカラーとお揃いになるよう、オリジナルでデザインしています。単一ではなくて、複数のカラーの糸を組み合わせることが、立体的で、綺麗なストラップにしました。もちろん本体のクリップ部分から簡単に着脱することができます。

またストラップの先端部分には本体と同じアルミ素材でつくった、固定パーツを通して、長さの調節ができるようにしました。もちろんこのパーツにもきちんと「ABITAX」のロゴが入っていますよ。





















Package


そのパッケージまでも、「ABITAX "Outdoor Ashtray"」のデザインの一部です











ABITAXの製品は、製品本体だけでデザインが完結すれば良いとは、考えていません。製品を安全にお客様に届け、開封しやすく、さらに使い方がすぐにお分かりいただけるよう。そのパッケージにも丁寧にデザインを施しました。

素材も形状も至ってシンプル。一枚の紙を折り曲げただけ。しかしそれだけで、お客様にお届けするまでの間、アルミニウムの本体をキズや擦れから守り、さらにストラップのヒモをきちんとまとめて固定する、という役割を備えています。本体のクリップはこのパッケージにしっかり固定されていますので、内部でズレたり、脱落してしまうこともありません。

そして外から覗くスリットで、本体のカラーもすぐに識別ができるようにしてあります。









そしてそのパッケージの前面を開くと、内側から「ABITAX "Outdoor Ashtray"」の使用解説が現れます。海外のお客様にも多くお使いいただいているアイテムですが、使い方はすべて絵によるもの。使い方、そしてお手入れの方法が直感的に分かるようにしました。さらに取り扱いの注意は、英語と日本語で表示しています。








そしてこのカバーをくるりと一周させて、裏側で止めると。そのままお店に並べて展示するための、ディスプレイスタンドに早変わり。もちろんフック式の展示棚にも対応できるようになっています。またこの展示モードでも使い方が絵で分かるように。この「ABITAX "Outdoor Ashtray"」を手にしたら、ぜひそのデザインも楽しんでいただきたいパッケージです。















Colors


たくさんのカラーバリエーションからお選びいただくことができます。








ABITAX "Outdoor Ashtray" イエロー









ABITAX "Outdoor Ashtray" パープル









ABITAX "Outdoor Ashtray" レッド









ABITAX "Outdoor Ashtray" ブルー









ABITAX "Outdoor Ashtray" アンバーオレンジ









ABITAX "Outdoor Ashtray" モスグリーン









ABITAX "Outdoor Ashtray" ワインレッド










ABITAX "Outdoor Ashtray" ブルーグリーン









ABITAX "Outdoor Ashtray" チタニウムシルバー









ABITAX "Outdoor Ashtray" ポリッシュレッド














Interview


Outdoor Ashtrayの広告、1994年。








ABITAXのスタートは、1994年、この「Outdoor Ashtray」の発売でした。以下に掲載したのは、その発売時に出された、雑誌広告。媒体は「Field & Stream日本語版」という、現在では発売されていないアウトドア雑誌の1ページでした。この文章は同社のミッションステートメントとして、その中にABITAXがこれから作ってゆく数々の製品すべてに通ずる考え方を述べたものでした。

ABITAXの製品でこれまでに広告をだしたのは、この時を含めて2回だけ。そしてその後、「Outdoor Ashtray」は口コミで製品の良さが広がってゆきます。以下はその文章です。







喫煙者は世界中に数億人います。(日本のみでも3千百万人と云われています。)今、数百億 数千億のタバコのフィルター(簡単には自然分解しません)が捨てられています。

あの環境問題の積極的に取り組んだリレハンメルオリンピックでさえ、捨てられたタバコのフィルターの多さには対処できないほどでした。一つ一つが小さなフィルターは、捨てられたその後それを回収することは非常に困難です。(特に自然の中では....)一人一人がタバコの吸い殻を捨てずに個人のレベルでキチンとと処理する必要があります。 そのためには、いつでも身に付けておける灰皿(フィルター回収用コンテナーと云った方が良いかもしれません)がどうしても必要です。

日本のあるスキー場では簡単な灰皿をスキーヤーに配布しました(春の雪解けの後のリフトの下には延々とフィルターが捨てられているのです。)しかし。その灰皿は愛着をもって長年使用できるような品質のものではなかった為灰皿までもがタバコの吸い殻と供に捨てられ 事態を悪化させるだけでした。このような理由から、私達は携帯用灰皿を一時しのぎの安物ではなく、人々が愛着を持って長年使用できるようにデザインしました。

良い物とは、単に安いことではなく、その物が真に人々とと社会及び自然に対しどれだけ役立つかによって決められるものだと考えたのです。又、効率よく生産できる物が良い物だとは少なくとも私達は考えません。それが、使う人に愛され長年に渡って使用されなければ無意味です。特に環境問題が問いただされている今、ロングライフ製品のデザイン、製造は不可欠となってきています。私達の灰皿は基本的に工業製品ですが、製造工程で手仕上げによるフィニッシュを行っています。これは、効率のみを重視する人々にはムダと思われるかもれません。しかし、私達はこのプロセスこそが人と物とのインターフェイスにおける最も重要なファクターだと考えています。(タバコと一緒に捨てられないためにも........)

コンテナー本体はアルミ合金で出来ており中の灰が外へ出てこないように配慮された断面形状になっています。コンテナーは上下2分割されており中の灰やフィルターを簡単に捨てられ掃除しやすくなっています。

スライド式のフタは弾力性を失わないように高価なエンジニアリングプラスティックを使用しました。このフタにはベルトクリップとネックストラップが付いており、様々な使用状況に対応できます。(ネックストラップは簡単に取り外せます。)コンテナーのアルミ部分は硬質アルマイト仕上げとし、手仕上げを加えることにより半艶で手触りの良い物としました。色は全部で10色。服装や好み対応できるように揃えました。フタのプラスティック部分はラフなシボ仕上げになっています。








inFocus


ABITAX 山口和馬さん 野崎順理さんロングインタビュー







良い物とは、単に安いことではなく、その物が真に人々とと社会及び自然に対しどれだけ役立つかによって決められるものだと考えたのです。

又、効率よく生産できる物が良い物だとは少なくとも私達は考えません。

それが、使う人に愛され長年に渡って使用されなければ無意味です。特に環境問題が問いただされている今、ロングライフ製品のデザイン、製造は不可欠となってきています。

私達の灰皿は基本的に工業製品ですが、製造工程で手仕上げによるフィニッシュを行っています。これは、効率のみを重視する人々にはムダと思われるかもれません。しかし、私達はこのプロセスこそが人と物とのインターフェイスにおける最も重要なファクターだと考えています。


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