お風呂場の掃除スポンジを再発明。3つの持ち方で手や腕への負担を軽減。凹凸のある面にフィットして水垢や皮脂ヨゴレを落とす。
MicroBrush HandySponge
NEW >> ご要望の多かった柄の長い「BathSponge」もできました。
お風呂場で使い掃除用ブラシやスポンジ。私たちの生活の近くにあるものなのに、良いものに出会えない。不満の多い道具のひとつなのではないでしょうか?
柄の付いたブラシ。ブラシ自体にハンドルの付いたもの。そしてスポンジ。それぞれの特徴はありますが、それらの機能性を合わせて、もっと使いやすいお風呂掃除用のブラシはできないだろうか?
その答えが「MicroBrush HandySponge」。柄は短くて、枝のような形状。そしてスポンジ部分は直径12センチの円形。これまでに全くなかった形状。それは、創業1927年、業務用、産業用そして家庭用の掃除用品メーカーとして、常に快適で清潔な環境を考え続けてきた株式会社テラモトの技術と、三浦秀彦のデザインによって生まれたカタチです。
円形のスポンジは、凹凸の多いバスタブや壁面、水道の蛇口まわりの金具などの細かい場所にも沿ってお掃除がしやすいようにするためのもの。水垢や皮脂ヨゴレをしっかり落とします。
そしてまるで木の枝を手折ってきたような不思議なハンドルは、しっかりと握って、弱い力でも使いやすくするために考えられたもの。ヨットや船舶などでロープを固定するために使われる「クリート」の形状をモデルに、3つのポジションで握り方を選ぶことが可能。
お風呂掃除は手や腕に大きな負担がかかる作業。この3つの持ち方を可能にすることで、力学的に身体への負担を最小限にし、さらに力の弱い強い、手のサイズの大きい小さいといった違いを吸収できるよう、きちんと配慮しました。
さらにスポンジ面は網目状のミクロブラシを搭載。使い終わった後にはタオルハンガーなどで水切りができる形状にして、使い終わった後の配慮と、お風呂場にあっても目立たない色合いと質感を目指してデザインしました。
柄の付いたブラシ。ブラシ自体にハンドルの付いたもの。そしてスポンジ。それぞれの特徴はありますが、それらの機能性を合わせて、もっと使いやすいお風呂掃除用のブラシはできないだろうか?
その答えが「MicroBrush HandySponge」。柄は短くて、枝のような形状。そしてスポンジ部分は直径12センチの円形。これまでに全くなかった形状。それは、創業1927年、業務用、産業用そして家庭用の掃除用品メーカーとして、常に快適で清潔な環境を考え続けてきた株式会社テラモトの技術と、三浦秀彦のデザインによって生まれたカタチです。
円形のスポンジは、凹凸の多いバスタブや壁面、水道の蛇口まわりの金具などの細かい場所にも沿ってお掃除がしやすいようにするためのもの。水垢や皮脂ヨゴレをしっかり落とします。
そしてまるで木の枝を手折ってきたような不思議なハンドルは、しっかりと握って、弱い力でも使いやすくするために考えられたもの。ヨットや船舶などでロープを固定するために使われる「クリート」の形状をモデルに、3つのポジションで握り方を選ぶことが可能。
お風呂掃除は手や腕に大きな負担がかかる作業。この3つの持ち方を可能にすることで、力学的に身体への負担を最小限にし、さらに力の弱い強い、手のサイズの大きい小さいといった違いを吸収できるよう、きちんと配慮しました。
さらにスポンジ面は網目状のミクロブラシを搭載。使い終わった後にはタオルハンガーなどで水切りができる形状にして、使い終わった後の配慮と、お風呂場にあっても目立たない色合いと質感を目指してデザインしました。
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使っていない姿も綺麗。
タオルハンガーなどに引っ掛けて水切りをしたり、乾かしておくことができます。
お風呂場でお使いいただくブラシで重要な機能のひとつに、その置き場所をどうするか、という問題があります。一般的なお風呂ブラシでは、そのまま放置することで十分に水分が落ちきらず、清潔にするはずのブラシや、ヒモ類が汚れやカビの温床になってしまう。そのために特別場置き場所を用意したり、フックなどを準備しておかなければならなかったり。
この「HandySponge」ではこの点もとてもお風呂ブラシの重要な問題であると考え、その形状のデザインを考えました。一般的なタオルハンガーに本体を引っ掛けて、水切りが可能。乾いた段階で収納したり、頻繁にお掃除にお使いになられたい方なら、いつもの置き場所としてご利用ください。
さらにハンドル部分はクリアにして、あえて内部に空気を入れ、有機的で上品な質感に。ブラシは黒色にして、落ち着いた配色で、どんなお風呂場に置いていただいても目立ちづらくお使いいただけるようにしました。
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しっかりと握って、弱い力でも使いやすい。
お掃除する場所によって、3つのポジションでお使いいただける形にしました。
お風呂場でお使いいただくブラシというと、単にスポンジ本体のみのものと、台座や枝のついたもの。どちらにも利点はありますが、手元でしっかり握って、安定して使いやすいこと。そして磨きたい面に対して、きちんとブラシ全面が当たること。この両方を計算してつくりあげたのが、この形です。参考にしたのは、ヨットや船舶などでロープを固定するために使われる「クリート」の形状。
持ち方は3つのポジション。
A.はハンドルの端を握って、バスタブや壁面など、広範囲に渡って汚れを落とす時に有効な使い方。
B.はくぼんだ部分に親指を押し当ててお使いいただくポジション。軸の上から力を入れて、ゴシゴシと汚れをおとすことができます。
C.はしっかりと軸を握り込んでお使いいただく方法。少ない力で手のひら全体で力をかけることができます。
お風呂掃除は手や腕に大きな負担がかかる作業。この3つの持ち方を可能にすることで、力学的に身体への負担を最小限にし、さらに力の弱い強い、手のサイズの大きい小さいといった違いを吸収できるよう、きちんと配慮しました。
さらにブラシの大きさと形状にも配慮。ブラシの大きさは直径12センチ。その両側面は、お掃除したい面の凹凸をキャッチし、柔軟性を確保することができるようにしました。そのため形状に変化のあるバスタブの側面、水道の蛇口まわりの金属など、お風呂場のさまざまな場所の汚れ落としにお使いいただけるようにしました。
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水垢や皮脂ヨゴレをしっかりかき落としてくれる網目状のミクロブラシを搭載しました。
お風呂場の汚れをしっかり落としてくれる、スポンジのお掃除面には、ミクロブラシを採用。スポンジの表面にポリエステル製の硬い毛が、お風呂場の表面を傷付けてしまうことなく、水垢や皮脂ヨゴレだけをしっかりかき落してくれます。創業1927年、業務用、産業用そして家庭用の掃除用品メーカーとして、常に快適で清潔な環境を考え続けてきた株式会社テラモトの技術によって開発されたブラシ面です。
使用可能なお風呂場の場所と素材は以下の表の通りです。一般的なお風呂場でのご利用は問題ありませんが、木製、ホーロー製、特殊なコーティングが施されたところではご使用にならないようにしてください。
このスポンジとミクロボラシ面は長期時間のご使用が可能ですが、磨耗してきた場合にはスポンジのみを別売でご用意しましたので、取り替えてご利用いただくことができます。
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MicroBrush HandySponge
Specificationsスペック
本体とスポンジのセットです。
MicroBrush BathSponge
「MicroBrush HandySponge」の基本性能はそのまま。ご要望の多かった長い柄のバリエーションをつくました。お風呂のバスタブ掃除にも最適で、ハンディー版と合わせてお使いいただくのがオススメです。
柄の角度は自由に変化しますので、浴槽のカーブに合わせてしっかり洗うことができます。またスポンジと柄の角度は90度で固定できる仕組みになっていますので、使わない時の片付けもラクにしました。スペアスポンジは共通でお使いいただけます。
柄の角度は自由に変化しますので、浴槽のカーブに合わせてしっかり洗うことができます。またスポンジと柄の角度は90度で固定できる仕組みになっていますので、使わない時の片付けもラクにしました。スペアスポンジは共通でお使いいただけます。
Sizesサイズ
幅12×長さ46.7cm
Weight重量
148グラム
Optionsオプション
MicroBrush HandySponge スペアスポンジ
交換用のスポンジです。
Sizesサイズ
直径12×厚さ2.7cm
Weight重量
約13グラム
Interviewインタビュー
デザイナー・インタビュー クラウドデザイン 三浦秀彦さんにうかがいました
デザイナー Cloud Design 代表 1966年岩手県生まれ
千葉大学工学部工業意匠学科卒、同大学院修了。ヤマハ株式会社デザイン研究所勤務後、1997年渡英、ロイヤル・カレッジオブアート(RCA) ID&Furniture(MA)コースでロン・アラッドやアンソニー・ダンに学ぶ。
2000年クラウドデザイン設立 。 プロダクト、家具、空間、インタラクション等のデザインの実践と実験を行い、 日常の中にある創造性や意識と現象の関係性を思考している。
また、90年代より地平線や地形、大気をテーマに身体性やインタラクションを意識したインスタレーションの制作と発表を続ける。'96年「最も遠くにある音に耳を傾け、それに音をつけ加えてみる。」Gallery Canolfan(名古屋) 、'01年「大気の地形にそって」Gallery Art Space (東京)、'04年「等高線を辿って」日本科学未来館(東京)、「Tube/Cave」BankArt 馬車道(横浜)などがある。
この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください
この商品を手がける以前に、柄付きのバススポンジ(tidy BathSponge)をデザインして発売されていました。そのシリーズとしてスポンジ部分を共通で使用する別の商品が考えられないかと思ったのが始まりです。バス用以外も考えたのですが、最終的にはバス用で短いハンドルのハンディなものとなりました。
最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください
多くの場合掃除は、手や腕、その他の部分に負担のかかる作業なので、外観を整えつつも、力学的に身体への負担を最小に抑えるように工夫しています。また、手の大きさや握力も個人差があるので、その差を吸収できるような配慮も必要と考えています。
この商品の場合、手への負担を軽減するために、ハンドルの断面形状を滑らかな長円形にして圧力を分散させています。また、3つの異なるポジションでの握り方を想定して、使用状況に応じた自由度をつくり出しながら、手の小さな方や握力の弱い人も快適に使えるようにしています。
全体の形状は、ヨットなどで使われているロープをとめるための艤装品の「クリート」の形をイメージしました。人の知恵とモノが一体となって、さり気なく存在しなからも重要な働きをしている「クリート」に憧れ続けています。
「Bath Sponge」では、HandySpongeとのシリーズ感をもたせながら、握りやすく力の掛けやすいグリップ形状を検討しました。それと透明な素材感を活かしてみずみずしい有機的な形を求めて、細部まで細かく検討して仕上げています。
この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?
透明感は、重要だと思っていました。機能を残し道具の存在感を消すことと、バス用ということで「水」の印象に近づけたいという意図からです。透明感を得るために、単純に無色透明にするということではなく、より澄んだ印象になるように微妙な色味を持った樹脂を、いろいろな種類の樹脂で試作した中から選んでいます。
あと、最終的に苦労したのが、樹脂成型時に生じる気泡。シンプルな形状に有機的な印象を加える意味で気泡は必要な要素なのですが、大きさや個数など思い通りならないものです。最終の量産に至るまで、希望する仕上がりになるよう金型に手を加え樹脂の成形条件を変えて、何度も何度も調整して頂きました。
「Bath Sponge」柄の部分は、以前デザインしたHandySpongeと共通の素材を使用する前提だったので、仕上がりが予想しやすく安心して進める事が出来ました。透明感と独特な質感(屈折率など)は、とても気に入っていたので製品として仕上がるのが楽しみでした。
AssistOnのお客様へのメッセージをお願いします
日常の場で身近に存在する道具として「風景」となり「身体」と馴染むことが理想です。馴染むことで意識の中心ではなく周辺、前意識的なものとなりますが、時々意識された時に輝くものを目指しています。
機能的に役割を果たすことだけではなく、そのものが生まれる過程で、特別なイメージや思いに繋がっていること思い浮かべて頂けると嬉しいです。
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