古代インドから続く技法から生まれました。1日の作業で出来るのはわずか5メートル。細密な作業から生まれる大型ハンカチ。
十布インド綿のハンカチ
手に触れた時の肌触りがとても良い。天然素材の優れた風合いがある。さらに丈夫で使いやすい。そして細密で美しい色と柄を目で楽しむことができる。それがこの「十布(てんぷ)」インド綿シリーズの特徴です。
グラフィックデザイナーの福田利之と、古代インドから続いてきた伝統的な「ブロックプリント」の技法を使って生まれました。ぜひ生地を間近でご覧ください。この模様は機械的なプリントとは違う、独特の表情があることがお分かりになるでしょう。この風合いは木版を使って職人の手で1回、1色ずつ布にインクを押し続けることを繰り返すことで出来上がってくるもの。
1日の作業で作られる生地の長さは、なんとわずか5メートル。作業効率が優先される現在の生地のプリント技術と比べれば、とても気の遠くなるような作業ですが、この緻密な手作業を繰り返すことによって、この「十布インド綿のハンカチ」は完成します。
インドの伝統的な民族衣装、サリーの美しい色と柄とを作り上げてきた同じ技法「ブロックプリント」。これによって作られたハンカチです。色と模様の美しい仕上がりだけでなく、インド綿のふわっと柔らかな手触り、そして素朴な風合いをぜひお楽しみください。
この生地を作っているのは、インドの古都、バローダ。歴史あるこの街は棉花の栽培地帯にある商業の中心地でもあり、古くから綿織物が盛んな場所でもあります。
十布ではこの古代インドの伝統的なテキスタイルのひとつであるブロックプリントを作るにあたって、実際にインドへ赴き、制作現場の空気やそのモノが生まれた環境を肌で感じならが制作を進めました。そして手仕事ならではの仕上がりと風合いが魅力なテキスタイル、十布の「インド綿のブロックプリント」が完成しました。
「十布インド綿のハンカチ」の大きさは50センチ四方。一般的なハンカチとしての利用法、手拭きとして以外にも、生活の中で、さまざまにお使いいだけるように考えた大きさです。
例えば、お弁当を包んだり、テーブルナプキンにしたり、ちょっと片付けきれないもの隠しにしてみたり。もちろん洗濯して、いつも清潔にお使いいただくことができます。洗濯をすると素材の特性上少し縮みが生じますが、使うたび より柔らかな風合いになります。
果物、ネコ、そしてこの生地の生まれたバローダに咲く花をモーフにしたテキスタイルは7種類。大切な方への贈り物としても最適。あの人に似合う色と柄を選ぶ楽しさもいっぱいです。
グラフィックデザイナーの福田利之と、古代インドから続いてきた伝統的な「ブロックプリント」の技法を使って生まれました。ぜひ生地を間近でご覧ください。この模様は機械的なプリントとは違う、独特の表情があることがお分かりになるでしょう。この風合いは木版を使って職人の手で1回、1色ずつ布にインクを押し続けることを繰り返すことで出来上がってくるもの。
1日の作業で作られる生地の長さは、なんとわずか5メートル。作業効率が優先される現在の生地のプリント技術と比べれば、とても気の遠くなるような作業ですが、この緻密な手作業を繰り返すことによって、この「十布インド綿のハンカチ」は完成します。
インドの伝統的な民族衣装、サリーの美しい色と柄とを作り上げてきた同じ技法「ブロックプリント」。これによって作られたハンカチです。色と模様の美しい仕上がりだけでなく、インド綿のふわっと柔らかな手触り、そして素朴な風合いをぜひお楽しみください。
この生地を作っているのは、インドの古都、バローダ。歴史あるこの街は棉花の栽培地帯にある商業の中心地でもあり、古くから綿織物が盛んな場所でもあります。
十布ではこの古代インドの伝統的なテキスタイルのひとつであるブロックプリントを作るにあたって、実際にインドへ赴き、制作現場の空気やそのモノが生まれた環境を肌で感じならが制作を進めました。そして手仕事ならではの仕上がりと風合いが魅力なテキスタイル、十布の「インド綿のブロックプリント」が完成しました。
「十布インド綿のハンカチ」の大きさは50センチ四方。一般的なハンカチとしての利用法、手拭きとして以外にも、生活の中で、さまざまにお使いいだけるように考えた大きさです。
例えば、お弁当を包んだり、テーブルナプキンにしたり、ちょっと片付けきれないもの隠しにしてみたり。もちろん洗濯して、いつも清潔にお使いいただくことができます。洗濯をすると素材の特性上少し縮みが生じますが、使うたび より柔らかな風合いになります。
果物、ネコ、そしてこの生地の生まれたバローダに咲く花をモーフにしたテキスタイルは7種類。大切な方への贈り物としても最適。あの人に似合う色と柄を選ぶ楽しさもいっぱいです。
Product Guideプロダクトガイド
サイズは大きめの50センチ。手拭きとして以外にも、様々な使い方が出来ます。
「十布インド綿のハンカチ」の大きさは50センチ四方。一般的なハンカチとしての利用法、手拭きとしてお使いいただくこと以外にも、生活の中で、さまざまなにお使いいだけるように考えた大きさです。
例えば、お弁当を包んだり、テーブルナプキンにしたり、ちょっと片付けきれないもの隠しにしてみたり。もちろん洗濯して、いつも清潔にお使いいただくことができます。洗濯をすると素材の特性上少し縮みが生じますが、使うたび より柔らかな風合いになります。
大切な方への贈り物としても最適。あの人に似合う色と柄を選ぶ楽しさもいっぱいです。
Movies動画で解説
十布「インド綿のハンカチ」麦を踏むネコ(カラフル)が実際に作られてゆく様子を取材。動画にまとめました。ぜひご覧ください。(音が出ます 5分37秒)
Material材質
福田利之のオリジナルデザインを、古代インドの伝統的なテキスタイルのひとつであるブロックプリントを使って作りました。
この「十布インド綿のハンカチ」のテキスタイルデザインは、福田利之のオリジナルデザイン。これを味わいのある「ブロックプリント」という手法を用いて作りました。
この「ブロックプリント」は、木版を使って職人の手で一回ずつ布にインクを押し付ける作業。これを根気よくなんども何度も繰り返すことで、一枚の大きなテキスタイルを仕上げてゆくという手間と時間のかかる手法です。
十布ではこの古代インドの伝統的なテキスタイルのひとつであるブロックプリントを作るにあたって、実際にインドへ赴き、制作現場の空気やそのモノが生まれた環境を肌で感じならが制作を進めました。そして手仕事ならではの仕上がりと風合いが魅力なテキスタイル、十布の「インド綿のブロックプリント」が完成しました。
十布のブロックプリントを製作する工房は、ブロックプリントの産地として有名なグジャラート州にあるバローダという都市にあります。オーナーでありデザイナーである Mala さんとその旦那さんのPradeep さんがブロックプリントの工房をスタートしたのは1983年。
BODHIというブランドを立ち上げ、自分たちのオリジナルテキスタイルも手がける工房で十布の製品がつくられます。
工房にあるブロックプリント用の作業台の幅は110センチ、長さは5メートルあります。このサイズはインドの伝統的な衣装「サリー」のために必要なサイズです。ですから、ブロックプリントは5メートルの長さが1ロットとなります。
ブロックプリント用のカラーはたくさんの色のインクを混ぜてつくります。
こちらのイメージしている色やトーンを職人さんに伝え、インクの色を少しずつ調整しながら求めている色を作っていきます。生地の種類や模様の細かさなどを考慮して色の調合を繰り返すことで、最終的な色が決定されます。
木版にインクをつけてはスタンプを押すように少しずつ模様を作っていきます。3版でつくる柄は単色でつくる柄の3倍の時間がかかります。デザインにもよりますが、1日の作業でつくられる製品の長さはおおよそ5メートル。とても気が遠くなる作業の連続がプロックプリントの風合いをうみだしているのです。
同じ模様のテキスタイルでも、色の組み合わせや、色の濃淡によって全く違った表情を見せます。工房ではたくさんのサンプルをつくってもらい、その場で色の調整をしながらイメージを膨らませて、最終的な十布のブロックプリントの色が決定されます。
Material材質
3つのテキスタイルでそれぞれに色違いを揃え、合計7つの中からお選びいただくことができます。
「十布インド綿のハンカチ」は合計で7つのテキスタイルを用意しています。ユニークで印象的なテキスタイル「フルーツ」はカラフルな色合いと、清潔なホワイト。背を丸くしたネコと麦の穂をモチーフにした「麦を踏むネコ」はカラフルとカーキの2つ。そしてこのハンカチが生まれた場所、インドの古都バローダに咲く美しい花をモチーフにした「バローダの花」は、カラフル、イエロー、そしてグレーの3つを用意しています。
それぞれの柄は、どれも一つ一つが、手作業で作ったもの。1日の作業で作られる製品の長さは、役5メートルほど。とても気の遠くなるような手作業の連続によって、このブロックプリントは独自の色柄と風合いを生み出してゆきます。
このような製法によって作られる生地を使用していますので、多少の版ズレや、生地に対してまっすぐ裁断を行った場合、柄の並びが斜めになっていることがあります。またインド綿は繊維が太く短いため、撚り糸に節がある場合に生地の表面にぽっこりとしたスジ(ネップ)が出来ることがありますが、これは自然素材のためにできるものとしてご理解ください。
「バローダの花」イエロー
「麦を踏むネコ」カーキ
「麦を踏むネコ」カラフル
「バローダの花」カラフル
「バローダの花」グレー
「フルーツ」ホワイト
「フルーツ」カラフル
Colorsカラー
十布インド綿のハンカチ 麦を踏むネコ(カーキ)
十布インド綿のハンカチ バローダの花(グレー)
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同じ生地で作りました。
古代インドから続く伝統的な技法から生まれました。1日の作業で出来るのはわずか5メートル。細密な作業から生まれる美しく風合いの良い文庫本カバー「十布インド綿ブックカバー」
Interviewインタビュー
デザイナー・インタビュー 福田利之さんにうかがいました
イラストレーター。エディトリアル、広告、絵本、雑貨制作や装画、音楽関連のアートワークなど、さまざまなビジュアル表現を手がける。2015年に作品集「福田利之作品集」(玄光社)を出版。
主な絵本、著書に甲斐みのりとの共著「ふたり」(ミルブックス)山下哲との共著「ぼくはうさぎ」(あかね書房)藤本智士との共著「baby book」(コクヨS&T)、「ミニカーミュートだいかつやく!」(アリス館)、「福田のフォト絵」(ヴィレッジブックス)など。
十布というブランドができたきっかけを教えてください
数年前にテキスタイルブランドで布を初めて作りました。いつもの仕事の場合は、自分が描いた絵が最終形という感じなのですが、誰かの手によって違う形になっていくのが、すごく新鮮で面白いなと思いました。イラストレーターという仕事は、自分の絵がどう生活と接続しているかというのを感じにくいなと常々考えていて。「生活で使えるもの」と考えた時に、「布」や布にまつわるプロダクトを作るのがいいんじゃないかと思い、このブランドを立ち上げました。
どうせゼロから作るなら、自由にいろいろな布を扱ってみたい。そんな思いから「十(の)布」と書いて「tenp(テンプ)」という名前が出てきました。さまざまな布を扱うということは、布によって似合う絵も違うし、使う技法も違う。実験的な試みだし、実現できるかどうかも売れるかどうかはわからない。試行錯誤しながら、まずはマイペースに一歩踏み出してみようという思いがあります。
この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください
色々な技法にチャレンジしたいという思いの中、インドにはブロックプリントという技法があることを知り、この技法に魅力を感じました。
デザインをする上で様々な制限がありますが、そうしたことで逆に今までの十布のデザインとは違うものができるのではと思い、トライしてみました。
最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください
デザインを描いたものの「この絵はブロックプリントには向かない」とインドの職人さんから指摘されてデザインを変えたりもしました。
ブロックプリントは、ひとりでプリントできるサイズに限界があるので大きな木版はNGだったりするんです。大きな絵をつくりたいときはちいさなブロックを組み合わせないといけない。それと、規則的に繰り返ししていく模様が好ましいとも言われ、そんな制約の中から生まれたのがこのデザインです。
色に関してはインドの伝統的な色遣いではないので、職人さんと色について「これでいいのか?」「これでいいんです」というやりとりもありました。
この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?
一度に押せるのは1色です。色ごとに版があって重ねて押していくので、5色で構成されているデザインだと、職人さんは布の長さ(5メートル)を5往復します。5メートルはインドの伝統的な衣装のサリーの長さで、これが基準となっています。
ですので、1日の作業でつくられる製品の長さはおおよそ5メートルほどです。最初にブロックプリントをやろうという提案があってから、実現までは2年くらいかかりました。
ハンカチの仕立ては日本の職人さんにお願いしていますが、インド綿のあの独特の柔らかさは「端の始末(縫い)」が難しいそうです。
AssistOnのお客様にメッセージをお願いします
ブロックプリントは、まず元となる木版を作るところからスタートします。幾人もの職人さんの手を経て私たちの元に生地が届き、それをハンカチやブックカバーに仕立ててゆきます。
今どきの時間の流れとは違うスピードで仕上がってくるインドのブロックプリントは、機械の作業では出てこない色のゆらぎや、版のずれもありますが、それをまるごと楽しんでもらえたらと思います。今年は新柄も予定していますので、ぜひ楽しみにしていてください。
Brand Storyブランドストーリー
十布(tenp)
十布(テンプ)は福田利之のクリエイティビティで様々な種類のテキスタイル、布プロダクトを製作発信していくブランドです。布それ自体が持っている特徴や風合い、製品をつくりだす職人さんの経験と技術生産各地で育まれた伝統や理想。十布はひとつひとつの製品を丁寧につくりだしていくことを大切にしています。
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