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Product Guideプロダクトガイド

本体はたいへんコンパクト。お部屋の広さを選ばない、掛け時計としてはもちろん、置き時計としてもお使いいただくことができるデザインにしました。













本体はたいへんコンパクト。お部屋の広さを選ばない、掛け時計としてはもちろん、置き時計としてもお使いいただくことができるデザインにしました。

高さは18.5センチと、リビングでみんなが使う壁掛け時計としてはもちろん、お子さんのお部屋やワンルームの壁面でも使いやすいサイズです。

アナログ式の時計ですから、子どもが時計の針の読み方を覚えるのに最適。カッコウの鳴く声を数えることで答え合わせをすることができますね。カラーは白い本体に赤いお屋根と、水色ボディーの2色からお選びいただけます。








本体の裏側には壁面に取り付けるための壁掛けを備えており、ネジが付属しています。またリビングのサイドボードや衣装ケースの上に置いてお使いいただけるでしょう。横幅14.6センチ、奥行き10.7センチと、一般的な置き時計と同じ面積で設置していただくことができます。

Product Guideプロダクトガイド

長い時計作りの歴史の中で、40年にも渡って鳩時計を作ってきた日本のメーカーの技術を集約しました。








「和紙のふいごカッコウ時計」つくったのはその70年もの歴史の中で壁掛け時計を作り続けてきた、リズム時計工業（2020年よりリズム）。現在、日本のメーカーでふいご式のカッコー時計を製造しているの唯一のメーカーです。

その40年にも渡る技術の蓄積から完成したのが、この「和紙のふいごカッコウ時計」。たいへんコンパクトで現代の家庭にマッチするデザイン。その名の通り、電子音ではない、日本製の和紙を使った、ふいごが奏でるやさしい音色のカッコー時計を新しく作りました。






毎正時にその時刻の数だけ、そして30分に1度だけ「ホッホー」とトリ 小屋から飛び出して、鳴き声を発してくれます。この声の鳴る仕組みが「和紙製蛇腹式ふいご機構」、機械的にバルブを稼働し笛の音程を変える、リズム（株）による独自の構造。

「ふいご」とは、楽器のアコーディオンと同じ原理で、和紙製の蛇腹を圧縮させて空気を送り笛を鳴らす機構。電子音では表現することのできないあたたかな音色を奏でることができるのがふいごの魅力です。







「ホッ↑　ホー↓」と鳴く音色の仕組み。リズム（株）のふいごは1つで2音出すことができる特徴的な構造。つまり私たちが小学生の時に音楽の時間で学んだリコーダーのように、穴をふさぎ、音色を変えることでかっこーの鳴き声を表現。和紙のふいご部分は日本の職人の手で一枚一枚折りながら、丁寧に機構部分に貼り付けて、手作業で作られます。







三角屋根のどこか懐かしいクラシックな面持ちながら、本体前面には部屋の明暗を感知するセンサーを備えており、夜間、寝静まった後はカッコウの泣き声を自動的に停止。夜中に鳴き声で起きてしまった、というようなトラブルも防ぐ、新設計のカッコウ時計です。











背面には鳴き声停止用のスイッチも備えており。あの「ホッホー」の優しい声が聴きたくなった時にだけ前面のボタンを押して声を楽しむこともできますから、お使いいただく環境やご家族の変化に合わせて、長くお家の中心にある壁掛け時計としてお使いいただくことができます。






電源は単三電池1本で約1年間稼働。時計合わせも、長針を直接、指で回転させて時間合わせすることができますので、たいへん直感的です。

Colorsカラー

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Specialスペシャル

Interviewインタビュー

デザイナー・インタビュー　リズム株式会社技術開発本部 技術部 先行開発課にうかがいました










この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください


「アイコンになるカッコー時計を作ろう！」

ドイツが発祥とされるカッコー時計。日本のメーカーでふいご式のカッコー時計を製造しているのは私たちリズム（株）だけとなり、約40年間も作り続けています。世界を見渡しても、お求めやすい価格帯でふいご式のカッコー時計を製造しているメーカーはあまり見かけません。

電子音ではない、ふいごが奏でるやさしい音色のカッコー時計ですが、掛け時計タイプの品揃えはたくさんあるのですが、我が家に置けるカッコー時計はありませんでした。しかも、モダンなインテリアに合わせやすいシンプルでアイコン的なカッコー時計がありませんでした。そこで今の時代のアイコンになるカッコー時計を作ることにしました。




最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


アイコンになるカッコー時計とは。皆で毎日議論し、何度も何度もスケッチを描き、手作りモックアップも数えきれない程作りました。しかし、なかなかしっくりくるデザインができませんでした。

北欧風の山小屋なのか、シンプルな三角屋根なのか。そんな時、若手にデザインする機会を譲ったインハウスデザインの責任者の長老？が、子供の落書きのような鳥小屋のカッコー時計の絵を目をキラキラさせて持ってきました。

ああっ！これだ！アイコンとは、こどもが落書きで描く素直なカタチだったんだ！シンプルながら、どこか愛嬌のある「ふいごカッコー」が生まれた瞬間でした。ここからプロジェクトは一気に進みだしました。



この製品で使われている素材について、エピソードはありますか？


やはり、和紙製蛇腹式ふいご機構です。和紙部分は人の手で一枚一枚折りながら、丁寧に機構部分に貼り付けていきます。リズム（株）の最近リリースされているカッコー時計は、暗くなると自動で消音しますので、おやすみの邪魔をしないのもポイントです。



AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


自宅で過ごすことが多くなった昨今、ずるずると仕事をしてしまい暮らしのリズムが崩れがちです。

毎正時に優しい音色で「ホッホー」と時をお知らせし、暮らしのリズムを整える一役になれたらと願っています。