サン=テグジュペリ「星の王子さま」のストーリーの大切な鍵になる4匹のキャラクターを、挿絵を元にぬいぐるみにしました。

星の王子さまの仲間

1943年にフランス人の小説家、飛行機操縦士でもあったサン=テグジュペリによって書かれた「星の王子さま」。日本では1953年に翻訳され、ご存知のようにたくさんのファンのいる読み物。

最初の翻訳である岩波書店の内藤濯翻訳の他にもすでにいろいろな出版社から、さまざまな翻訳が出版されており、昔読んだ、もしくは本棚に一冊持っている、という方は多いでしょう。

子どもにも読むことができる言葉で書かれたお話ですが、筆者が作品の冒頭で記しているように「この本を大人に捧げる」とあるように、読み手が年齢を経るごとに感じることの多い文章、そして登場人物たちの言葉。

そしてこの本のもうひとつの魅力は、本の中の「挿絵」でしょう。これは実はサン=テグジュペリ自身の筆によるもの。その挿絵をもとにして、物語の中で極めて大切な「カギ」となってくる4つキャラクターたちをぬいぐるみにしました。





作品の冒頭に出てくる、筆者が子どものころに描いた「うわばみ」。王子さまが筆者に描いてくれと頼んだ「ひつじ」。そして物語後半で王子と出会って、大切なこと、かんじんなことは目に見えないんだよ、と教えてくれる「キツネ」。

大人からは帽子にしか見えないからどこが怖いんだろう?と言われてしまった「うわばみ」は、原作どおり、お腹の中にゾウを丸のみしている様子を再現しました。

描かれたイラストをもとに、日本のぬいぐるみメーカーが想像しながら再現しました。あなたの本棚にある「星の王子さま」といっしょに飾ったり。手触りの良さが自慢のぬいぐるみですから、手元に抱きながら、ぜひ再び本のページを開いてみてください。もちろん子どもたちへの贈り物にも最適なアイテムです。

Sizes


うわばみ:H14×W10×D47cm
ヒツジ:H13×W12×D25cm
キツネ:H25×W14×D22cm

Weight


うわばみ:145gグラム
ヒツジ:100グラム
キツネ:約115グラム



Product Guide


星の王子さま/Le Petit Prince®property of LPP612 Licensed by Warner Bros.Consumer Products,a division of Warner Entertainment Japan Inc.







Product Guide


「星の王子さま」の物語の大切な鍵になる3つ(+1)のキャラクターを手触りの良いぬいぐるみにしました。











サン=テグジュペリが執筆し、自ら描いた挿絵をもとに、「星の王子さま」の世界に登場する、特に物語に大きな影響を与える3つのキャラクターをぬいぐるみにしました。制作は80年以上の歴史がある日本メーカーが権利を受けて制作。手触りがよく、本棚に飾っていただくことはもちろん、実際に手に取って、ぜひその手触りの良さをお楽しみください。









作品の最初、サン=テグジュペリ自身と思われる飛行機乗りの前に現れた星の王子さまが、描いてくれとせがんだ「ひつじ」。6歳の時から絵を描いてこなかった飛行士はひつじを描いてみますが、王子のダメ出しにあって、書き直しをさせられることになります。そして最後には箱の絵を描いて「この中にキミの欲しがってるヒツジがいるはずだよ」と言って納得させます。

今回、ぬいぐるみで再現したのは、この王子さまが頭の中で描いた、理想的なひつじさん。さて、あなたの思っていたひつじと同じ姿だったでしょうか?









物語の最後に登場する「キツネ」、彼は王子さまにさまざまなことを教えてくれます。そして友達が欲しかった王子さまに、友達を持つ意味を考えさせてくれるのもこのキツネでした。彼は別れ際になって、こんなことを言います。自分はパンを食べないからこれまで小麦を見ても何も思わなかった。けれどこれからは黄金色に実った小麦の穂を見るたびに、君の黄金の髪の毛を思い出し、懐かしいと思うんだろう、と。そして、大切なものは目では見えないものだ、と王子さまに教えてくれます。

このキツネのぬいぐるみでは、特徴的なピンと立ち上がった二つの耳を再現。さらに尻尾はふかふかで手触りの良いぬいぐるみにしました。









星の王子さまの最初に登場して、われわれ読者の記憶に最も残っているキャラクターはこの「うわばみ(ボア)」の姿でしょう。この大蛇のお腹が膨らんでいるのは、巨大なゾウを丸呑みしてしまったから。

そしてこのかわいそうな飲み込まれたゾウは動けなくなり、眠ったままで6ヶ月間かけて消化されていく、とされています。









この絵はおそらく筆者であるサン=テグジュペリが実際に6歳の時に初めて色鉛筆で描いた第一作目の作品で、この絵を見た大人に「帽子の絵」と思われて笑われてしまいます。そして大人はいちいち説明しないとダメなのかと第二作目としてゾウが飲み込まれている中の様子を描いてみせます。

しかし今度は、そんな意味の分からない絵を描いていないで、勉強をしなさい、と叱られ、それにうんざりして絵を描くのをやめた、ということ。









今回のぬいぐるみ化では、うわばみに飲み込まれた「お腹の中」のゾウも再現。うわばみの膨らんだお腹の形は、ゾウの頭とおでこの形になっていて、飲み込まれた様子を再現。

さらにうわばみのお腹のジッパーを開いて、ゾウを見ることができるようにしました。時たま取り出してみて、ゾウがどんな様子になっているか確かめてあげてください。

















Variations





王子さまの欲しがった箱の中のヒツジ



飼いならされていないキツネ






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