災害の時にしっかり使える。普段もリビングに備えて置ける。コンパクトで誰にもでも安心・快適に使える「寝袋」を作りました。
SONAENO
もしもの時に備えて、食料の備蓄や防災用製品を用意されている家庭は多いでしょう。しかし「防災用品」の中でこれまで死角になっていたのが、災害時の睡眠環境でした。
そこで作られたのがこの「SONAENO」です。単にデザインや使いやすさが優れているだけではなく、現代における価値が高いと考えられる重要なアイテムとして、「グッドデザイン賞ベスト100」にも選出。防災アドバイザー、高荷智也との共同開発で完成しました。
開発の中で最も大切なポイントとして考えたのが、日常の暮らしに溶けこむ「備え」である、ということでした。
普段はご家庭のリビングや寝室に置いて、普段使いのクッションとして使っていただく。しかしもし災害が発生した場合は持ち手も備えていて、すぐに持ち出しができるよう、しっかりデザインしました。
もちろん災害時には睡眠環境を整えるための「寝袋」としての機能はもちろん、避難生活時の困りごとである貴重品の管理、着替えスペースの確保、冷え対策などのに機能を発揮。頭からかぶれるフード機能、寝心地を左右する枕もきちんと付属し、収納袋を使わず単体でコンパクトに収納可能。その使いやすさも配慮しました。
普段使いの睡眠用寝袋として、肌寒い日のブランケットとして、気軽にお使いいただくことができます。もちろん、自動車の車内に置いておくのも便利で、万が一、車中泊が必要になった時のお役に立つことでしょう。
ぜひご家庭に、ひとりに1つずつ。また、あなたの大切な方への贈り物にも最適です。
そこで作られたのがこの「SONAENO」です。単にデザインや使いやすさが優れているだけではなく、現代における価値が高いと考えられる重要なアイテムとして、「グッドデザイン賞ベスト100」にも選出。防災アドバイザー、高荷智也との共同開発で完成しました。
開発の中で最も大切なポイントとして考えたのが、日常の暮らしに溶けこむ「備え」である、ということでした。
普段はご家庭のリビングや寝室に置いて、普段使いのクッションとして使っていただく。しかしもし災害が発生した場合は持ち手も備えていて、すぐに持ち出しができるよう、しっかりデザインしました。
もちろん災害時には睡眠環境を整えるための「寝袋」としての機能はもちろん、避難生活時の困りごとである貴重品の管理、着替えスペースの確保、冷え対策などのに機能を発揮。頭からかぶれるフード機能、寝心地を左右する枕もきちんと付属し、収納袋を使わず単体でコンパクトに収納可能。その使いやすさも配慮しました。
普段使いの睡眠用寝袋として、肌寒い日のブランケットとして、気軽にお使いいただくことができます。もちろん、自動車の車内に置いておくのも便利で、万が一、車中泊が必要になった時のお役に立つことでしょう。
ぜひご家庭に、ひとりに1つずつ。また、あなたの大切な方への贈り物にも最適です。
Sizesサイズ
収納時:約45×45cm
使用時・長さ:約200
(フード部分30cmを含む)
使用時・幅:約160cm
Weight重量
約1280グラム
Material材質
ポリエステル100パーセント
抗菌防臭加工
収納サポートテープスナップ装備
Accessories付属品
専用まくら(23×38cm)
使い方のよくわかるガイド付き
Producerプロデュース
高荷智也(防災アドバイザー)
Award受賞
グッドデザイン賞 ベスト100受賞
一般社団法人 防災防災安全協会 防災製品等推奨品認定
Specificationsスペック
春から秋用
45×45センチの一般的なクッションカバーの使用が可能
丸洗い可能(洗濯洗剤による手洗いコース、ネット使用による洗濯が可能・乾燥機は使用しないでください)
Product Guideプロダクトガイド
万が一の時にしっかり使える、プライバシーが守れて、安心して使えることを最優先に考えました。
いつ発生するかもしれない大規模地震や、豪雨・台風などの自然災害など、防災のための備えをされている方は多いでしょう。しかし、これまでたくさんの防災用製品は作られてきましたが死角になっていたもの、災害対応として、なかなか手が回らなかったものが、大切な「睡眠環境」でした。
災害時の避難所は、床が固く、夜は寒いため、快適な睡眠環境とはいえないのが現状。さらに緊張状態では大きな不安を抱え、体も疲弊している中で、災害を健康に乗り切るためには、「睡眠をしっかりとること」はたいへん重要です。
そこで実際に災害に遭われた方のヒヤリングや、専門家の調査を重ねて着目したのが「寝袋」の存在です。しかし従来のアウトドアやキャンプ仕様の寝袋では、実際の災害時の使用を考えると、いくつもの問題点が見えてきました。
さまざまな要素を分析し、避難生活中のプライバシーの確保など様々な用途で活用できる機能を随所に盛り込んで検討、開発したのがこの「SONAENO」です。
避難所で睡眠時に、貴重品やスマートフォン、お財布などを手元におけるよう、内ポケットに収納ポケットを装備。衛生面が気になる環境下であることを配慮し、抗菌防臭加工を素材に施しました。
またできるだけ安眠ができるよう、専用のまくらを付属。人目が気になったり、照明が付いたままの環境を配慮して、大きなフードを装備して、すっぽり顔が隠れるようにしました。また、停電時にも使いやすいよう、チャックつまみなどの新しい機能も備えています。もちろん普段使いでも清潔に保てるよう、洗濯機で丸洗いにも対応しました。
避難所での利用時で「SONAENO」が注意を払ったのが、プライバシーの確保です。睡眠時だけではなく、着替えや授乳などでもお使いいただけるよう、立ち姿でも身体を包み込むことができる仕様としました。
また本体のカラーも、あえて年齢や性別が判明しずらい、グレーとカーキーの2色しました。
Product Guideプロダクトガイド
日常の暮らしにとけこむ備え、を考えてデザインされました。
そもそも防災グッズは、使う日がこないほうがいいもの。しかし非常時にしか使わないからということで、納戸の奥へとしまいこんでいては、今度はいざ、という時にすぐに持ち出せない心配があります。
そこで「SONAENO」はいつもの生活の中、身近な場所に置けること、そして普段の生活で使いやすい機能、サイズであることをきちんと考えました。
「SONAENO」の大きさは、縦横45センチ四方。つまり日本で使用されている一般的なクッションの大きさです。だから、市販のこのサイズのクッションカバーをそのまま掛けてお使いいただけるサイズです。
普段はいつもお使いのリビングやソファーに置いて、お気に入りのクッションカバーを取り付けてお使いください。
自動車に「SONAENO」を備えていただくのも良いでしょう。緊急時に車中泊が強いられる時にも使えて、もちろん肌寒い時にブランケットとしてお使いいただくこともできます。
このように、「SONAENO」は「日常の暮らしにとけこむ備え」を考えてデザインしました。毎日の生活の中にあって、必要な時にすぐに使える。普段の睡眠用にお使いいただくことも考えて、お洗濯も可能。洗濯洗剤による手洗いコース、ネット使用による洗濯で、いつも清潔に保っていただくことができます。
一般的な寝袋のような筒形でなく、手提げで移動ができるように。本体の上面には持ち手を付けて、持ち出しも簡単にしました。携帯用の入れ物を別途、使うこともなく、とっさの時にもそのままハンドルを握って持ち出すことができます。
もちろんサイズもできるだけコンパクトに。重量は1280グラムと、可能な限り、軽量にしてました。
一般的なアウトドア用の寝袋を、普段使いにする。もしくは緊急時で誰にでもお使いいただけるようにするための大きな課題は、使いたい時にすぐに開いて使えること。そして使用が終わったら、再びコンパクトな収納状態になることでした。
しかし一般的な寝袋は小さくすることはできても、付属の収納袋の中に戻すことは、習熟とコツが必要。さらに付属の袋を紛失してしまう可能性もあります。
そこで「SONAENO」は従来の寝袋の課題である、収納袋へのしまいにくさを解消。収納袋をなくし、本体を畳んで、チャックで閉じる、これだけの一体型収納を実現しました。
最初に折り畳み手順に慣れていただければ、下の動画のように、一人で作業が完了。もちろん毎日使いのブランケットや寝袋としてお使いいただいて、使わない時にはクッションの形に戻す、という使い方に対応します。
「SONAENO」の折り畳みを助けてくれるのは、武田精機が開発した「テープスナップ」の存在です。この新素材を使い、これを収納サポート機能を実現。
まずクッションの三辺をテープスナップで仮留め。これによってフワフワの寝袋のボリュームを押さえた状態で簡単にチャックを閉めることができます。
「SONAENO」はこれまでの寝袋にはなかった、「誰でも手軽に収納できる」を実現しました。
Product Guideプロダクトガイド
快適に使うこと、普段使いもきちんとできること、を考えました。
「SONAENO」は収納時はコンパクトながら、ダブルファスナーを使って、自由に開け閉めができる自由な寝袋です。フルオープンの状態にして、床の敷物のようにしたり、ブランケットとして使用することもできます。
ダブルファスナーを搭載することで、足元だけを開けて、開放状態にすることもできます。足がバタバタできるようにして自由度を高くしたり、温度調整にも役立ちます。暑がりの方にもきちんと対応しました。
足元だけではなく、上面部分も折り返して使うこともできるようにしました。
「SONAENO」の上面部も快適に、そしてプライバシーを守るために大切な機能を備えています。まず大型のフードを設けたこと。このフードは避難所で、周囲が明るかったり、人目が気になって眠れない時のアイマスクとしての機能になります。
また、床が硬くて頭が痛い。枕が無いと眠れない方に配慮して、専用の枕を付属しました。高さ23センチ、幅38センチのポリエステルの素材で作ったまくらです。
さらにこの大型フードには調節が可能なヒモを備えています。このヒモを調節することで、例えば首のところで絞って固定すれば、着替えや授乳をするときのモードに変化します。
さらに大型フードを頭に被ってこのヒモを絞ってやることで、完全防御体制に。足元を開けてやることで、頭からかぶることが出来るポンチョのようなモードとして使用することができます。
Colorsカラー
SONAENO ダークグレー
SONAENO オリーブ
Interviewインタビュー
プロデューサー・インタビュー 高荷智也さんにうかがいました
1982年静岡県三島市生まれ、「明日東海地震が来るかもしれない」を子守唄に防災意識の高い幼年期を送る。「備え・防災は日本のライフスタイル」をコンセプトに、個人に対しては”自分と家族が死なないための防災対策”の実施ノウハウを、企業に対しては”中小企業の実践的BCP”の作成ポイントをアドバイスしている。
著書・監修「今日から始める本気の食料備蓄」「中小企業のためのBCP策定パーフェクトガイド」「緊急事態宣言対応 最善最強の防災ガイドブック」「ゾンビから身を守る方法」
この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください
私自身、避難所における住環境の厳しさについては以前より課題感を感じており、大地震や水害による避難所生活、また冬の大雪による自動車の立ち往生と言った災害が相次ぐ中、なにか問題を解決できるプロダクトがないかと考えていたタイミングでもあり、ありがたいお声がけをいただいたと思っております。
最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください
「平時の便利ともしもの備え」というブランドコンセプトを体現する製品にするべく、平時の「クッション」モードと、非常時の「寝袋・ブランケット」モードの両方において、妥協しない作りにすることを意識しました。
例えば平時モード…避難所で活用する寝袋としての機能を重視すると、全体のサイズが大きくなりがちです。しかし日常で使うためには「デザインのカスタマイズ」が必須であると考え、一般的なクッションカバーの大きさである「45cm×45cm」という大きさに収めることを必須要件とし、ギリギリまでサイズ調整を行っています。
一方で非常時モード…防災グッズが必要になる状況というのは、普段と異なる環境であり様々なリソースが制限される状況でもあります。運べる量が限られる防災グッズには、「ひとつの道具に複数の機能」を持たせることが重要ですし、避難所で使用することを考えると「周囲の目線や集団生活における使い勝手」が重要となります。
こうした「日本の避難所」における厳しい現状において、「こんなはずではなかった!意味が無かった!」を防ぐために、実際の使用感をイメージして機能を検討しました。それが「複数の形状になるチャックアレンジ」「避難所で悪目立ちしないカラーリング」「貴重品を入れる内ポケット」「周囲の目線を遮る大型フード」などに現れています。 総じて、平時のデザイン性と、非常時における実用性をギリギリまで調整した点が、この製品に込められているポイントであると言えます。
この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?
素材そのものは価格を抑えるために一般的なものを使用していますが、 ・衛生面が気になる避難所でも使いやすい「抗菌防臭」加工 ・平時の利用もためらわない「洗濯機丸洗いOK」素材 ・停電時にも使いやすい大型の「チャックつまみ」 など、価格と素材のバランスを考えつつ、できる限りの工夫を取り入れるようにしています。
AssistOnのお客様にメッセージをお願いします
この製品「クッション型多機能寝袋」は、ご自身やご家族のためにもぜひご活用いただきたいアイテムですが、大切な方へのプレゼント用にも向いているアイテムです。
ギフトとして防災グッズをプレゼントしたいという需要は多くありますが、防災用品は総じて「THE・防災グッズ」的な無骨なデザインのものが多く、役立つのは分かるがこれを目につくところに置きたくないし、しまったらしまったでどこに収納したか分からなくなった、という悩みも現実としては多くあります。
この製品は、普段はクッションとして目につくところに設置できるため「どこにしまったか分からなくなった」問題が解決できる他、好きなクッションカバーを被せることでデザインを自由に変更できるため、「自宅のインテリアに合わない」問題も解決できます。もらっても迷惑にならない防災用品を、ぜひギフトにもご活用ください。
防災対策は「行うかどうか」ではなく「いつやるか」です、ぜひご検討ください。
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