良質な絹の産地として世界に知られた群馬から。絹のなめらかさ、細やかさと天然タンパク質が睡眠中のあなたの髪をいたわります

Sericin pillow cover

素材に使用したのは、群馬県で生まれた上質で希少な「絹」。そのなめらか、きめ細かさが摩擦を抑え、美しい髪を保ってくれる枕カバーができました。

睡眠中に枕との摩擦を軽減することで、髪の傷みや抜け毛、パサつきを最小限に抑えます。また、吸湿放湿性に優れた素材、絹は蒸れにくく、快適な睡眠時間をサポート。

また、群馬県で生まれ育まれた上質で希少な絹、薬剤を使用しない製法で作りあげた絹ならではの肌馴染みの良さと天然の抗菌力に加え、ホコリを寄せ付けにくく清潔に保ちます。

触れて分かる、さらっとした質感は、夏は涼しく、冬は暖かく感じられます。

素材に使っている絹は、蚕の餌となる桑の葉をきちんと日本国内で作り上げることから考えました。メーカーである上州絹屋の本社敷地内に蚕室を作り、品種も「ぐんま200」という優れた品質に絞って養蚕しています。

こうして出来上がった糸を、薬剤を一切使用せずに洗浄します。通常の製糸の工程ではホルマリンや防腐剤が使用されますが、この「Sericin pillow cover」の原料では薬剤を使うことなく製糸されていますので、安心安全。さらに薬剤を使わないことで繭に含まれる天然のスキンケア成分「セリシン」を多く残したまま仕上げることにも成功しました。

あなたの大切な方への贈り物としても。特製の紙製ギフトパッケージでお届けします。

Material


本体:絹100%
*99.9%抗菌(群馬県立試験研究機関にて検査)
リボン:ポリエステル100%

Sizes


幅約59×長さ約70cm

Package


約24×14.5×4cm

Country of Manufacture


日本製(群馬県みどり市)

Brand Name


上州絹屋(じょうしゅうきぬや)










カバー本体サイズは横幅70センチ、縦幅は59センチ。リボンで調節ができますので、お使いのさまざまなサイズの枕に対応します。





同じブランド、上州絹屋のナイトグローブ 「Sericin Nightglove」と一緒にぜひご利用ください。


















Product Guide











この「Sericin pillow cover」は群馬県で生まれ育まれた、上質で希少な絹のみを使用した純国産品です。その素材である絹は、薬剤を一切使用せずに洗浄するため、繭に含まれる天然のタンパク質「セリシン」を多く残したまま仕上げることができます。

通常、繭から糸にする「製糸」の過程では、繊維がほぐれやすくするために繭を煮立てます。ところが煮立てた繭は非常に腐りやすく、カビなどが生えやすいため、通常ホルマリンや防腐剤が使用されますが、上州絹屋の原料は薬剤を使用せず製糸されていますので、安心安全でご使用いただけることが特徴です。







繭から生まれた天然タンパク質「セリシン」は、人間の皮膚に組成が近い「セリン」というアミノ酸が豊富に含まれているため、肌馴染みも良く、保湿・保護・美白・抗酸化作用に優れたスキンケア成分として注目されています。

その特徴は3つ。まず「保湿効果」、保湿性が非常に高いセリンを含むセリシンの効果で、お肌に浸透して潤いを保ちます。

次に「UV吸収機能」。セリシンには人の体に有害であるとされる波長(200~300mm)の紫外線の透過率を抑える効果があります。

そして「抗酸化作用」。セリシンが持つ活性酸素の働きを抑える力で、シワやシミ・ソバカスなどの原因となるチロシナーゼを阻害。また群馬県立試験研究機関の検査では99.9%の抗菌機能が証明されました。








これが電子顕微鏡による、本製品が使用している絹糸の構造です。極めて繊細な1本の絹糸は2本の「フィブロイン」とその周りを取り囲む「セリシン」という2種のタンパク質で構成されていることがお分かりでしょう。

「フィブロイン」は精練後に残るアミノ酸物質。アルカリ処理による精錬の段階で「セリシン」を除去することでこの三角断面が光を乱反射して絹特有の深みのある光沢が出ます。一般的な絹糸のピンとした張りと硬さ、光沢はここから生まれるものです。

この通常は取り除かれてしまう天然のスキンケア成分「セリシン」に注目したのがこのアイテムです。







Product Guide


素材から加工まで、すべて国内で。群馬県で生まれた上質で希少な絹の身を使用しました。








この「Sericin pillow cover」は、 素材から加工まで全て国内で製造。 群馬県で生まれ育まれた、上質で希少な絹のみを使用。さらに蚕の餌である桑も国内で収穫します。本社敷地内の蚕室で「ぐんま 200」 という品種に絞って養蚕。

蚕は4度の脱皮を繰り返し、ようやく繭を作り始めます。天候に よって温度管理を細かく調整し、桑を食べさせ始める時期を揃えるなど、しっかりと手間暇かけて飼育しているからこそ、不良率が低くて、均等な大きさで良質な繭が作られます。









































Package


大切な方への贈り物に最適です。









製品の内容とお手入れ方法がよくわかる製品説明書つき
パッケージサイズ
約24×14.5×4cm














Interview


デザイナー・インタビュー 有限会社ミヤマ全織 代表取締役 長竹敏次さんにうかがいました










この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください


弊社にて最初に絹製品を手掛けるきっかけとなったのは、1995年に遡ります。群馬県安中市に位置する碓氷峠鉄道文化むらという、鉄道博物館を開園するに際しシルクを使ったボディタオルをそこで販売できないかと県の方からご相談いただいたのが始まりとなります。

以前から海外産のシルクを使ってサンプル作りなど行っていましたが、その全てを県産のシルク、中でも「ぐんま200」という蚕の品種にまで限定し、製品作りを行っていくことを決めました。







この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?


国産のシルクを扱い始めるにあたり、日本最大の製糸工場である碓氷製糸株式会社と打ち合わせを進めていく際、県内で一番生産されており、安定した供給量のある「ぐんま200」に限定して、弊社オリジナルで製糸していただけることになりました。

生糸は当初、相場で価格が変動していたのですが、碓氷製糸農業協同組合だった当時の組合長と、価格が変動しないよう取り決めをし、安定した供給と国産のシルク製品の中で価格を抑えることが可能となりました。





また、シルクを扱い始めた頃より、ずっと養蚕にも興味がありました。養蚕というのは、製品を作っている私たちからすれば、言わば原料製造。化学繊維を一から作ろうとすると広大な敷地と、機械設備、莫大な金額が必要になりますが、県内にもまだ養蚕農家が残っている群馬県では、桑畑もあり、養蚕なら簡単に始めることが可能ではないか!と思い立ち、10年程前、市内の協力関係にある製造業者4社で集まり、養蚕事業を始めようと企画しました。

ですが、養蚕農家と製糸工場、製造業者というのは、以前は分断されており、農家との交流もなかったので、弊社の様な製造業者が養蚕を始めるには中々ハードルが高く、その頃は、始めるに至りませんでした。





そんな養蚕に対する思いを燻らせながら、県の方や農協の方に相談をし、以前やっていた養蚕農家の蚕室を借りることができ、2016年株式会社ソワという養蚕事業の会社を立ち上げました。 会社といっても養蚕をやるだけですから、売り上げはほぼ無いに等しいですし、最初はちゃんとした繭が収穫できるまで勿論、赤字で・・・・・私含む立ち上げメンバーのポケットマネーでやりくりするような状況でした(笑)

それでも諦めず、なんとかなるまで10年は必要だと覚悟をして、地道に着実と養蚕をやりながら蚕の生態や繭の知識を深めていきました。

色々と問題もありながら、今まで地道に養蚕に取り組んできましたが、2021年秋、日本3代稲荷である、茨城県の笠間稲荷神社にて行われる、献穀献繭品評会において、全国で二位と特別賞の笠間市長賞を受賞することができました。その時初めて、今までやってきた成果を感じられる瞬間でした。









最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


製品に使用している糸は、製糸会社から直接購入し、ほとんどは糸加工を施さずに、生地にしています。撚糸加工(糸を何本かに撚り合わせ太さを均一にさせる加工)を行わないが故に、弊社の製品はより本来の繭糸に近いといえるのではないかと思っています。



AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


養蚕業は日本の「富国強兵」と「文明開化」を実現したといっても過言ではないほど経済発展に貢献してきました。戦後、ナイロンをはじめとする化学繊維などにより安価な素材ができてきたこと、また、外国産のシルクの普及に伴い、この50年近くで140分の1程度にまで養蚕農家さんも減少してしまいました。

途絶えつつある産業を、後世へと引き継ぐ為、また、原料確保の一端を担う為にも、2016年に、当社自ら養蚕業をはじめました。

使用する生糸はすべて群馬県産生糸、製造はすべて国内という強いこだわりをもって、お客様へ上質な絹をお届けしています。 そんな「上州絹屋」の製品をお手にとっていただき、国産のシルクを皆様にもっと身近に感じていただけたら幸いです。









Brand Story









国産の蚕で20年以上

蚕の餌である桑を国内で収穫。本社敷地内の蚕室で「ぐんま200」という品種に絞って養蚕しています。蚕は4度の脱皮を繰り返し、ようやく繭を作り始めます。天候によって温度管理を細かく調整し、桑を食べさせ始める時期を揃えるなど手間暇かけて飼育しているからこそ、不良率が低くて、均等な大きさで良質な繭が作られます。



安心安全のために

薬剤を一切使用せずに洗浄するため、繭に含まれる天然のタンパク質「セリシン」を多く残したまま仕上げることができます。製糸(繭から糸にする)の時、繊維がほぐれやすくするために繭を煮立てます。煮立てた繭は非常に腐りやすく、カビなどが生えやすいため、通常ホルマリンや防腐剤が使用されますが、上州絹屋の原料は薬剤を使用せず製糸されていますので、安心安全にお使いいただけます。





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