uta-et

How to Use使用方法

しっかり声を出す、自分の声をきちんと聴く。ボイストレーニングの現場から生まれました。







正しい音程を理解するためには、きちんと自分の歌声を聞くことが大切。この「uta-et」は自分の声をリアルタイムで聴き取ることができる装置です。

初めて録音した自分の声を聴いた時、「思っていた声とまるで違う！」と驚いた記憶は誰にもあるでしょう。これは自分の声の約8割は、骨伝導した声、つまり声帯から頭蓋骨を伝わって鼓膜に届く声を聞いているからです。

「uta-et」は声帯で生まれた声が、チューブとイヤーパッドを通してそのまま耳に届く構造。骨伝導をカットした声、つまり他の人が聞いているあなたの本当の声をきちんと聞くことができます。

発声しながら、歌いながらリアルタイムで自分の本当の声を聞くことで、音程力・表現力を磨くことができる。これは音程のズレの改善にも繋がります。







独自開発のイヤーパッドは耳掛け式で、チューブを通して伝わった自分の声を正確に伝えてくれます。アンプなどをいっさい通さず、もちろんバッテリーや電源は不要で、いつでもどこでも持ってゆくことができます。浴槽内やトイレ、さらには屋外など練習場所を選びません。







ラッパ内部の特殊な形状はふたつの機能を備えています。まずこの写真の奥、声の通り道に造られているのは、ブレスリミット機構です。これは横隔膜から声帯を通り、外に向かって吐き出された空気の量を制限するための構造。少ない呼気の中で歌うと腹式呼吸により横隔膜が鍛えられ、より声が前に出ます。声のパワーを鍛えるための仕組みです。

そして8枚のリブの構造は、減衰振動構造。発声された音がこのラッパ内部で跳ね返ることによって、音を減退させる機能です。ニッセンケン品質評価センター試験で、79dB（デシベル）の音圧が68dBまで変化させます。






「uta-et」をしっかりと口に当てた状態で、特にお腹を意識して、しっかりと声を出してみてください。歌うこと、そして「uta-et」本体のプレスリミット機構、そして減音機構がそれを補助してくれ、アゴやお腹まわりの筋肉を鍛えることができます。









本体デザインは、使いやすさ、練習しやすさをきちんと考えました。使わない時は本体上面部にある窪みにチューブとイヤーパッドを引っ掛けてコンパクトに収納。教室や施設で複数個をご利用いただく時の収納性能も考えています。

口にあたるラッパ形状の部分は、大きな口を開けても音が漏れないように、柔らかい柔らかなシリコン樹脂を採用しました。歌いながら、口を開閉するのもラクに行なえます。

そして内部にブレスリミット機構を備えるパーツは、手を添えやすいよう硬質な樹脂を使用。マイクを持って歌う時と同じ感覚で使え、実際のマイクロフォンを持った時の緊張感をほぐしてくれるよう、マイクと同じ太さ、硬さになっています。

本体のすべては抗菌仕様で、丸洗いも可能。お口まわりに当てるものですから、清潔に使える道具であることを目指しました。もちろん濡れてもへっちゃら。電気やさん電池を使いませんから、ぜひお風呂場でもご利用いただき、1日の疲れを歌とともに吹き飛ばしてください！

Interviewインタビュー

開発者インタビュー　アイズミュージックアカデミー代表　安藤尚範さんにうかがいました







名古屋市のアイズミュージックアカデミーの代表として、発声講師などを担当。


歌が上手くなるためには声帯筋群や腹筋、横隔膜周りを鍛えてあげることが大切です 。その為には思いっきり大きな声を日常から出してあげましょう。大きな声を出せば出すほどしっかりエクササイズができます。

「uta-et」を使えば自宅はもちろんいつでもどこでもボイストレーニングができます。さらにボイスリミット機能が呼吸を制限するため、事前に腹式呼吸で息をしっかり吐いたりできます。持ち運びも自由ですから、いつでも使ってください。

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