Product Guideプロダクトガイド

凹凸のないスリムなボディーに、災害時に欠かすことのできない、そして、毎日の生活で役立つ機能を備えました。







本体はとてもスリムで、置き場所を選ばず、収納も簡単。さらにシンプルな外観にして、お部屋や玄関など、緊急時だけではなく、日常的に手元に置いておいても違和感の無いデザインにまとめました。

直径は6.5センチ。そして側面は凹凸をできるだけ減らして、バッグのペットボトル収納などに入れて携帯できるようにしました。また操作しやすいよう、操作系のボタンや液晶ディスプレイも正面にまとめてシンプルに。迷わず操作を行うことができます。





まず、本体の上面にあるのは、ランタンの機能。LED方式の明るい光源で、本体の周囲を照らし出すことができます。

ランタンは普段使いにも嬉しい2種類の色合いの切り替えが可能。お部屋の中やアウトドアでのくつろぎの時間を演出してくれる電球色と、集中したい時に最適な昼光色のふたつを切り替えてお楽しみいただけます。スイッチを1回押すと電球色、2回押すと昼光色、そして3回押すと消灯です。






天板にはハンドルを収納。これを引き上げるとして持ち歩く時の持ち手になり、さらにフックなどに吊り上げてお使いいただくことも可能です。置いて使う、持ち歩く、そして吊り下げ可能なマルチな使い方が魅力のLEDランタンです。もちろんLED方式ですから、省エネルギーで十分な明るさを備えていることも大きな特徴です。

How to Use使用方法

ソーラー・手回し・乾電池・内蔵電池・ACの5電源対応しました。








もしもの時のために。そして日常使いの、使いやすさのために。この「ランタン付きスリム防災ラジオ」は5種類の電源を確保しています。

普段はUSBのACアダプターや乾電池からの給電。そしてアウトドアではソーラーパネルから。さらに緊急時には、手回し充電ハンドル、そして貯めておいた電力を使うことができる内蔵の蓄電池の5種類から電源を確保することが可能です。

なんとスリムなボディーには、充電用のハンドルを内蔵。使い終わったら本体側面に折りたたんで収納することができ、必要な時には回転させて蓄電池に充電することができます。






天板の中央部には、太陽光発電のためのソーラーパネルを搭載。ソーラーパネルのみの充電では満充電まで約10時間かかりますが、緊急時の発電方法としては重要な意味を持っています。

蓄電池が満充電の場合、FMラジオ約45分、LEDランタン約10分、Bluetooth約50分、SOSアラーム約31分動作が可能です。






そして底面には、単４形乾電池をセットすることができる電池ボックスを備えています。

普段使いの稼働にはもちろん、緊急時にはエアコンやテレビのリモコンの電池を集めて使用しても良いでしょう。アルカリ電池使用時の動作の目安は、AMラジオ約22時間、FMラジオ約17時間、Bluetooth約20時間、LEDランタン点灯約4.5時間、SOSアラーム稼働約6時間です。

How to Use使用方法

コンパクトならが見やすい液晶表示パネル。そして災害時の情報収集に欠かすことのできないAM/FMラジオを搭載。







防水防塵性能IP54に対応し、スリムな筐体の中には、AMとFM対応のラジオを搭載。リビングで、そしてキッチンで音楽やニュース解説を楽しんでください。ワイドFMにも対応し、ラジオ選局スイッチ「TUNE」のーまたは＋を長押しすることで便利な自動選局を行うことも可能です。

さらに本体のスピーカーはBluetoothスピーカーとしてもお使いいただけますので、スマートフォンから音声をワイヤレスで飛ばして、音楽やポッドキャストを楽しむこともできます。

コンパクトでスリムなデザインを乱さない液晶パネルは、FM、AM、BT（Bluetooth）のモード表示と、それぞれの周波数を表示。さらに蓄電池が満充電の際には「FULL」が表示されます。






そして手回しハンドルの脇にあるフタを開いていただくと、FMアンテナが収納されています。FMラジオの受信状態が悪い時には、このFMアンテナカバーを開け、アンテナを伸ばしてお使いください。

How to Use使用方法

緊急用のSOSアラーム、そしてスマートフォンの充電機能も装備。









もし、万が一のことがあった場合に「SOS」を発信するアラーム機能を装備しています。

本体の中心部にある「SOS」ボタンを1秒半、長押しすることで、約81dBの大きなアラームが鳴ります。消す際はスイッチを押してください。音量の調節はできません。

なお、誤操作防止のためにボタンを長押しすることに加えて、他のボタンより少し凹みを付け、普段触れた程度では鳴らないようにデザインされています。






そして本体、正面のボトムにはUSBのType-Cの入力端子、そしてType-Aの出力端子、そして切替えスイッチを装備し、通常は端子カバーで守られています。これは本体への給電、そしてスマートフォンなどのデバイスを充電するための、入・出力ポートです。

本機を充電する場合は、付属のUSBケーブルのType-Cを入力端子に接続し、Type-A側をACアダプターやモバイルバッテリーに接続して充電します。5V/1.0Aの充電を行った場合、約18分間で満充電になります。






電池切替スイッチは使う電池を選ぶことができます。蓄電池を使いたい場合は上に、乾電池を使いたい場合は下に切り替えてください。

続いて、スマートフォンを受電してみましょう。まず電池切替スイッチで使用したい電池に合わせます。続いて付属のUSBケーブルまたはお手持ちの充電ケーブルを出力端子（USB Type-A）に接続し、スマートフォンにUSBケーブル Type-Cを接続します。

スマートフォンの動作時間の目安は連続待受時間約8時間、連続通話時間約18分です。

Colorsカラー

Interviewインタビュー

デザイナー・インタビュー　三宅一成さんにうかがいました





1973年兵庫県生まれ。2005年にmiyake designを設立。国内外の企業とともに、「価値をかたちにする」という観点からデザインを行っており、その製品はスマートフォンやキッチン家電等の幅広い分野の電化製品、家具や生活雑貨、自転車、伝統工芸品など多岐にわたる。iFデザイン賞やレッドドットデザイン賞、グッドデザイン賞など多数の受賞歴があり、グッドデザイン賞審査委員、iFデザイン賞審査委員も務める。



この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください

災害への備えに関心が高まってきている一方で、災害用リュックは荷物が多くなりがちです。 限られたスペースを有効に使うために、災害時に役立つ機能をまとめたマルチタイプのシンプルな形状のラジオがあったら便利ではないかと考えました。


最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください

災害時だけでなく、自宅やオフィスでの普段の生活でも違和感なく使えるようにインテリア性も重視したデザインを目指しました。　

ラジオやランタン・バッテリーと多機能ですが、防災リュックに収納しやすく、かつ普段使いもしやすいように、フックやハンドルは収納式にして、余計な凹凸のないすっきりとした円柱状のシンプルなかたちにしました。また、ボタンは全て正面にまとめ、迷わず操作できるようにしました。


この製品で使われている素材について、エピソードはありますか？

ランタン部は乳白半透明の樹脂を使っています。それにより、普段使いでも災害時でも、やわらかく心地良い光で周りを照らすことができるようにしました。また、本体はIP54の防塵・防水処理がされているので、水回りやアウトドア など、様々なシーンでお使いいただけます。



AssistOnのお客様にメッセージをお願いします

防災用品は普段から使い方に慣れておくことが大切です。この防災ラジオは日常使いでも違和感のないデザインにしています。日常のラジオやBluetoothスピーカーとして、読書灯やポータブルライトとしてなど、ぜひ普段からお使いいただければと思います。

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