雨風に強いだけではない、傘が「裏返らない」新機構を開発。日本の高品質傘メーカーが挑んだ新構造でこの悩みとストレスを解決

ANTI-FLIP

雨の日に都市部などでよく遭遇する、ビル風などが突然吹いて、さしていた傘が不意にひっくり返ってしまう。そんな雨の日の私たちのストレスを解放してくれる、新しい折り畳み傘が生まれました。

これまで多くの高機能傘を作り続けてきた日本のメーカーAMVELが新しく作ったこの「ANTI-FLIP」の大きな特徴は、風による不意の裏返りを防ぐ構造を備えていること。これまでの「風に強い」傘の問題点は、強さ上の「裏返り問題」。これまでトレードオフと思われていたこの問題の解決に挑んだのが、この「ANTI-FLIP」。

AMVELが新たに開発したのは独自の耐風機構「ANTI-FLIP構造」。これは傘が強風を受けることでその風圧を利用、傘の骨を内側へ引き戻すという、独自ヒンジ構造を発想したもの。風圧がむしろ強くなればなるほど骨が引き戻される。この構造によって傘の裏返り問題を解決。日頃のストレスから私たちを解放してくれる新しい傘です。

傘を開いた時の大きさは、対角直径97センチの大判サイズ。一般的な6本骨傘に比べカバー面積が約5.3パーセント広い7本骨構造を採用したことで、ヒトと荷物をしっかり雨から守ります。

さらに高機能傘の悩みだった「畳づらさ」の問題も解消する、独自開発した形状記憶生地「秒速プリーツ™」を使用。融点の異なる2種類のポリエステルを組み合わせた芯鞘構造の糸を使うことで、傘を閉じてガイドに沿って手を滑らせるだけで生地が元の折り目に沿ってすぐに整う。面倒だった傘の収納がこれまでの半分の時間に短縮されます。

雨用としてはもちろん、日傘としても優れたスペックを備えているのが、この独自開発の生地。それが太陽光の3つの線を物理的に遮断するトリプルブロック。紫外線、可視光線は100パーセントカット、近赤外線を99.9パーセントまでカット。光と熱とを物理的に遮断することに成功しました。

このような新機構を毎日の生活で使いやすいよう、持ち歩きができるよう、あえて「折り畳み傘」のカタチにしました。傘の開け閉めを快適に行うことができる、自動開閉式機構も装備。都市を歩行中に遭遇する過酷なビル風を受け止めるため、あえて傘の軽量化は行わず、重量は350グラム。

使いやすいジッパーを備えた傘袋も付属。さらにしっかりとした太めのハンドルとストラップも装備し、風にブレずに使える頼もしい安定感を実現しました。

Supported Products


ワンタッチ自動開閉
アンチフリップ構造(耐風ヒンジ)
形状記憶プリーツ加工(特殊繊維「芯鞘構造」採用)

Sizes


使用時:約直径97cm×全長62cm
収納時:約幅6cm×高さ30cm
巻き取りベルト:幅4cm
親骨:58cm(7本骨)

Weight


約350グラム
*傘袋を含む

Material


傘骨
:グラスファイバー、アルミニウム、ステンレス
*親骨7本
シャフト:アルミニウム、スチール
ハンドル:ABS樹脂
生地:ポリエステル100%(30×30デニール)

Specifications


開閉操作:自動開閉(アンチフリップ構造)、飛び出し防止機能付き
遮光率:100%
UVカット率:100%(UPF50+)
可視光線カット率:100%
近赤外線カット率:99.9%
遮熱効果率:最大81.6%(Black)
遮熱率(生地):Snow 54%、Moon Gray 52%、Sepia 49%、Cloud Blue 48%、Black 44%

撥水性能:撥水初期5級/耐水度12,400mm以上
耐風性能:30m/s試験クリア
裏返り強度:風速15m/sで裏返りなし

Accessory


傘袋

Designer


辻野義宏

Brand Name


AMVEL(日本)

















Product Guide









軽量・遮光・優れた耐久性、独自の視点で多くの傘を作ってきた日本のメーカー、AMVELが着目し、新しく開発したのが「ANTI-FLIP」。つまり「裏返らない傘」。

風に強い傘が抱えていた問題点は、壊れにくいが、すぐ裏返る。これはトレードオフの問題で、特にビル風の影響を受けやすい都市部での移動では悩みの大きい、ストレスが溜まる問題でした。

これの問題解決に取り組み、研究の結果生まれたのが「ANTI-FLIP」。壊れにくいだけではない、裏返らない構造を備えた折り畳み傘の誕生です。



上下の動画は、公的機関における人工送風環境下で、この「ANTI-FLIP」と一般的な折りたたみ傘を比較実験したもの。傘を実際に手に持って使用する時と同じように、設置角105度にし、風速15m/sでそれぞれの傘の状態がどのようになるかを比較した結果。「ANTI-FLIP」が実際に裏返らない傘であることがお分かりでしょう。





「ANTI-FLIP」がなぜ裏返らないのか?ここにはAMVELが独自開発した「アンチフリップ構造」にその理由があります。

つまり、風を力に変えて裏返りを防ぐ独自ヒンジ。吹き上げる風圧を、逆向きの「抑え込み力」へ直接変換する構造がこのアンチフリップ構造。





傘が強風を受けたとき、その風圧をそのまま利用して骨を内側へ引き戻す。この独自ヒンジ構造「アンチフリップ構造」を採用をすることで、風が強くなればなるほど骨が引き戻される。

従来の耐風の高スペックを備えた傘は、強風には耐えて壊れづらいのだが、しかし不意に傘が裏返って慌てる。このような、従来の耐風傘の問題から私たちを解放してくれるのが「ANTI-FLIP」です。







風に強く、同時にひっくり返らない傘「ANTI-FLIP」。その優れた構造はもちろん、この「ANTI-FLIP」はさらに日常的にお使いいただく傘としての優れた機能性、使いやすさもしっかり備えています。

傘を開いた時の大きさは、対角直径97センチ、親骨58センチの大判サイズ、一般的な6本骨傘に比べ、カバー面積が約5.3パーセント広い、7本骨構造を採用したことで、ヒトと荷物をしっかり雨から守ってくれる大型サイズ。そして自動開閉式機構を備え、撥水・遮光性能の面でもこれまでのAMVEL製品そのまま、優れた性能をこの「ANTI-FLIP」でもきちんと備えています。








Product Guide








「ANTI-FLIP」は全天候型の折り畳み傘。風に強い構造を備えているだけではなく、雨、日差し、熱から身体と荷物をしっかり保護。優れた撥水性と遮光・遮熱性能により、激しい雨からも猛暑の直射日光からあなたを守り、雨傘としてもちろん、日傘としても優れた機能性を備えています。








「ANTI-FLIP」は光と熱を物理的に遮断する「トリプルブロック」機能を装備。生地の裏面に遮光フィルムを施すことで、紫外線や可視光線はもちろん、熱の原因となる近赤外線まで物理的に反射・吸収します。つまり「ANTI-FLIP」は、光を遮るだけでなく、熱の侵入そのものを防ぐ生地を装備した傘なのです。




このグラフは検査機関による測定で、紫外線100%カット・可視光線100%カット(遮光100%)・近赤外線99.9%カットしていることを実証しているデータ。「ANTI-FLIP」は製品検査において遮熱効果率最大81.6%(Black)を達成。真夏の直射日光下でも圧倒的な遮熱性を発揮します。





Product Guide








高機能傘の悩み、それは「畳づらさ」。これを解消するために作られたのが、日本のメーカーとして多くの傘を作ってきたAMVELが独自開発した形状記憶生地。

「ANTI-FLIP」は生地の折り目を記憶するこの特殊な形状記憶プリーツ加工を採用。糸の芯部分に熱加工を施すことで、折り目の記憶を繊維構造そのものへ定着。生地を閉じた際、はっきりとした折り目がガイドラインの役割を果たすため、迷わずスムーズに生地を整えられ、閉じるだけで生地が自然と整列し、一般的な傘と比べて収納時間をスムーズに短縮します。

さらに固定ベルトも濡れた手でも使いやすい幅広ベルトを採用。出っ張りが少ないベルクロを搭載していますから、スムーズな傘の巻き取りが可能です。









そして握りやすく、手に馴染む大型ハンドルを装備。あえて太めのにすることで、ブレない頼もしい安定感をもたらしてくれる頼もしいハンドルを装備。

このハンドルには、開けるのも閉じるのもワンタッチの自動開閉機構のための大型ボタンを備えています。また親骨を縮める時にもバネが戻ってしまわない安全機能を備えています。

このハンドルには少し長めのストラップを装備しており、これを手首に通してご利用いただけるようになっています。傘を折りたたんで持ち歩くときはもちろん、傘を開いて使用中にも嬉しい、しっかりと使える幅広ストラップです。またストラップを手首に通した時、開閉ボタンがちょうど親指の位置にくるような配慮がなされています。





「ANTI-FLIP」を持ち歩く傘袋もしっかり作りました。本体の生地と同色の傘袋は滑らかに稼働する樹脂製ジッパーを装備。大きく開いて傘本体を取り出すことができ、急な雨にもしっかり対応できます。また傘本体を袋から離脱させやすいよう、底面部には引き手も備えています。






Colors


ANTI-FLIPクラウドブルー







ANTI-FLIPムーングレー







ANTI-FLIPセピア







ANTI-FLIPブラック












Interview


プロデューサー・インタビュー アンベル株式会社 / CEO 辻野義宏さんにうかがいました






洋傘メーカーでの商品開発や輸出入業務を経たのち、アンベル株式会社を設立し代表取締役に就任。「傘クリエイター」として、傘の構造設計からプロダクトデザイン、最新素材を用いた機能開発に至るまで長年携わっている。



この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください

街で傘を差して歩く人々を観察する中で、私はずっと強い違和感を抱いていました。風にあおられて傘が不意に裏返り、不格好に慌てて直している姿。雨の日も、日差しの下でも、風が吹くたびに「いつ裏返るか」とストレスと格闘している光景です。実は、従来の「耐風傘」の多くは、あえて裏返ることで風を逃がす構造です。

しかし、使う人が本当に求めているのは、風に煽られても佇まいを崩さず、身体も荷物もスマートに守り抜く確かな安心感のはずです。悪天候のたびに、移動のストレスや佇まいを乱される不条理な状況をどうにかしたい。そこから、「折りたたみ傘にとって、本当の強さとは何なのか?」と根本的な問いに向き合い、風に煽られても「裏返らない」傘の開発に挑戦することになりました。


最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください

今回、私が最も気をつけたのは「意図された重さ」です。これまで私は「世界最軽量クラスの軽さ」を追求してきましたが、この製品の本体重量はあえて「約350g」という真逆の重量感を選んでいます。これは軽量化を諦めたわけではなく、過酷なビル風を受け止め、手元にブレない安心感を生むために計算し尽くされた重さなのです。しっかりと握れる太めのハンドルと相まって、頼もしい安定感をもたらします。

また、形状面では親骨58cmの大判サイズと7本骨構造を採用しました。これにより、激しい雨や猛暑の直射日光から大切なビジネスバッグなどを守り抜けるカバーエリアを確保しています。さらに、ワンタッチ自動開閉と、閉じるだけで生地が自然と整列する「秒速プリーツ」を組み合わせることで、強さだけでなく、開閉時のスマートな使い心地にもこだわりました。


この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?

最も苦労したのは、風に煽られても「裏返らない」を実現するための核となる、独自ヒンジ「アンチフリップ構造」の開発です。風圧を利用して骨を内側へ引き戻すための特殊なパーツなのですが、開発当初は強度を最優先し、すべてステンレス素材で作る前提で進めていました。しかし、試作を重ねていくうちに、硬いステンレス製のヒンジが骨の他の部分と接触し、摩擦で傷を発生させてしまうという問題に直面したのです。

そこで、強度を保ちつつも周囲へのダメージを抑えるために、ヒンジの一部をアルミニウムに変更し、素材のバランスを最適化する決断をしました。さらに、この特殊なヒンジを追加したことで、もう一つの大きな壁にぶつかりました。

親骨に内蔵されている自動開閉用のスプリングのレイアウトが、一般的な構造とは大きく異なってしまったのです。そのため、試作段階ではスプリングが断裂してしまったり、動作の途中で脱落してしまったりという不具合が頻発しました。アンチフリップ構造を活かしつつ、スムーズな自動開閉を確実に作動させるために、スプリングの形状はミリ単位で調整を行い、数え切れないほど何度も作り直しました。

ただ「強い素材」を使えばいいというわけではなく、各パーツの素材特性と構造の相性を極限まで擦り合わせることで、ようやくこの「裏返らない」強さが完成したのです。


AssistOnのお客様にメッセージをお願いします

はじめまして。アンベル株式会社の代表で、「傘クリエイター」の辻野義宏と申します。機能やデザインの背景にある「作り手のストーリー」を大切にされているアシストオン様を通じて、道具にこだわりのある皆様に私たちの製品をお届けできることを大変光栄に思います。

私は長年傘づくりに携わる中で、「傘を持ち歩くことのストレスをなくしたい」という思いを強く抱き、アンベルを立ち上げました。私たちが目指しているのは、ただ雨や日差しをしのぐだけの消耗品ではありません。スマートフォンよりも軽く、バッグに入れていることを忘れてしまうほどの「超軽量」。突然の雨や強い風にも耐えうる「丈夫さ」。

そして、最新の生地と独自の構造設計による「心地よい使い勝手」。これらを妥協なく追求し、皆様の日常をアップデートするプロダクトとして開発しています。憂鬱になりがちな雨の日も、日差しの強い日も。私たちの傘が、皆様のお出かけを少しでも快適にする「頼れるアシスタント」になれれば幸いです。ぜひ、お手に取ってその驚きの軽さと機能性を体感してみてください。








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