いつも手元に置いておきたい、とっておきの文庫本を揃えておけるあなたの小さな本棚。北海道ニセコ連峰のふもとの工房より。

湯ノ里デスク「文庫スタジオ」

世界中の名作が揃っていて、どこへでも気楽に持っていけて、そして手のひらの中でページを捲って楽しめる。本を読む楽しみの中でも、文庫本で読む楽しさ、文庫本を集める楽しさは特別なものです。

あの作家、あの作品の全集を集める。テーマを決めて、いつも手元に置いておきたい、とっておきの作品だけを揃える。これから読むための本、読みかけの本の待機場所として。そうやって選んだ文庫本は、この専用の小さな本棚、「文庫スタジオ」にどうぞ。

製造は北海道ニセコ連峰のふもと、蘭越町字湯里にある工房、湯ノ里デスク。雄大な山並み。大きな木々に囲まれるようにして立つ休校になった校舎にある工房で、木材のカットから接着、組み立てと、ひとつづつ、手作業で丁寧に製作しました。





左右の側面は贅沢に、厚さ5ミリのガラスをはめ込んで作りましたから、表紙を楽しみたい作品はこちらへどうぞ。上質な仕上げの木材を使い、さらに木目が繋がるように1枚の板から作り上げました。

リビングのサイドボードや書斎の机の上など、狭い場所でも置くことができ、あなたが選んだとっておきの文庫本たちに手を伸ばせば、すぐに取り出すことができる。

あなたなら、どんな作品を揃えた「文庫スタジオ」を作り上げますか?本が大好きなあの方への贈り物にも最適です。

Sizes


外寸
:縦19.7×横13.5×奥行き12.5cm
内寸
:縦16.8×横11.6×奥行き10.8cm

Weight


約1.1キログラム

Package


21×15×13cm 紙箱

Material


ウォルナット・ナラ
*植物ベースのクリアーオイル仕上げ(ESHA/日本製)

Country of Manufacture


日本製
(北海道磯谷郡蘭越町字湯里)

Designer


田代信太郎

Brand Name


湯ノ里デスク(佐々木武・田代信太郎)


Notes


天然の木材を使用していますので、製品はひとつひとつ違う木目、ちがう表情をしています。製品写真とはすべて異なったものになりますので、あらかじめご了承ください。














Product Guide


ムーミンの文庫本なら、ちょうどシリーズ全種類が入る大きさ。
あなたのとっておきの文庫を収納するための、専用の書棚です。














あなたが大切にしている、とっておきの文庫本を集めてください。いつも側においておきたい作品だけを集めて作る「文庫スタジオ」。リビングのサイドボードや、机の上などに設置できる、専用の書棚です。

左右の側面は贅沢に、厚さ5ミリのガラスをはめ込んで作りましたから、表紙を楽しみたい作品はこちらへどうぞ。上質な仕上げの木材を使い、さらに木目が繋がるように1枚の板から作り上げました。






その時読みたい本が取り出せるよう、上面部分には指が入る隙間もきちんと作りました。内寸の横幅は11.6センチ。例えば文庫版のムーミンなら、ちょうど全9冊が入るスペースです。さて、あなたならどんな文庫をここに揃えますか?











Material


良質な素材を使い、木目や自然な色合いを生かせるように、植物性のオイル仕上げを施しました。北海道、ニセコ山麓の工房でひとつひとつ、丁寧に作られています。














この「文庫スタジオ」が作られているのは、北海道ニセコ連峰のふもと、蘭越町字湯里にある工房、湯ノ里デスク。雄大な山並み。大きな木々に囲まれるようにして立つ休校になった校舎にある工房です。

使用している天然の木材は、ナラとウォルナット。上質な家具の素材としても使われるこの2種類の木材を、その本来の木目や色合いを生かすことを最優先で考えました。使用しているのは日本製の植物ベースのオイル、ESHA。

木材のカットから接着、組み立てと、ひとつづつ、手作業で丁寧に製作しました。





































Variations





湯ノ里デスク「文庫スタジオ」ナラ

本体価格 ¥9,000 (税込価格 ¥9,900)

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湯ノ里デスク「文庫スタジオ」ウォルナット

本体価格 ¥9,000 (税込価格 ¥9,900)

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Interview


製作者インタビュー
湯ノ里デスク 佐々木武さん、田代信太郎さんにうかがいました












この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください


「文庫本」という存在そのものが、むかしからずっと好きだったんですね。サイズ感や装丁など、全てが胸にグッと来るというか。

装丁が見えるように収納したい、と最初に意識したのは、まだ木工を始める以前に買った、星野道夫さんの「旅をする木」(文春文庫)でした。文章にしびれたのと装丁の素敵さが相まって、一つの存在として宝物のように感じました。いつもそばに感じられるよう、身近に置きたい、と。

その後10数年を経て、あの時に抱いた感情が形になりました。



最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


装丁を身近に感じたいのですから、側面をガラスで構成するのは必然的でした。厚みも、中に納まる文庫とのバランスを考えると(コスト高だけど)5ミリは必要。割れる危険もあるし、重たくなるけれど…アクリルではなく、ガラスの質感が大事でした。

本を多く収納することは意識せず、手のひらでひと掴み分の寸法が気持ちいい、と考えました。文庫のサイズ感の心地よさを、そのまま立方体にしてしまおう、という気持ちで。

本を取り出しやすいように指一本分のクリアランスを設けるのは、以前に書店員だった頃の経験則です。意外と気付かれない部分としては、木目がつながるように1枚の板から加工されている点。一つ一つ全て表情が違い、同じものはありません。それぞれがたった一つの存在になります。



この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?


ナラ材は、できれば道産材をメインで使いたかったのですが、数が減ってしまったため、安定して入手出来ない状況です。現在は主にロシア産のミズナラを使用していますが、やはりナラはいいですね。大好きな素材です。

ダークブラウンのウォルナット材は、とても高価だけど、やはり魅力的。高級感があってとても美しく、こちらも大好きな素材です。

着色はせず、クリアーな植物性のオイルで仕上げています。木の自然な色合いを生かしているので、例えば同じウォルナットでも、色の濃さにはバラツキがあります。同じ日本人でも、肌の色が少しずつ違うように。

木目も木によってそれぞれ異なります。それはその木がどんな条件の中で育ったのか、それぞれに違うからです。平地か、山の中の傾斜地か、日当りはどうだったか、風がどの方角から吹き付けたか・・・生育の途中でケガをしたり、ちょっとした病気にかかることだってあります。また、同じ1本の木でも、どの部分をどうカットしたかで見えてくる表情が変わります。その意味で、ここにある一つの木工品は、世界にたった一つの存在であるとも言えるのです。

私たちが使っているミズナラやウォルナットなどの木は、ゆっくり時間をかけ、少しずつ育つ樹種です。通常、家具などの木工品に使う太さになるまでに、100年以上はかかるとされています。1年にわずかずつしか成長しないので、木目が緻密で美しく、硬く、重みがあります。一つの木工品には、その木のある時代の、ある時間が込められていることになります。



AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


僕自身もAssistOnさんのサイトを以前からよく見ていました。丁寧にお仕事をされている様子が伝わってくるお店で、とても好きでした。

このお店には何か楽しい、気持ちいい、自分が大切に思えるモノがある。今日もそうやってお店を訪ねてくる皆さんに、湯ノ里デスクの製品を見ていただけることをとてもうれしく思います。北海道ニセコ山麓の工房より、皆さんとの出会いを楽しみにしています!








Brand Story





湯ノ里デスク












丈夫で美しいものを作る

北海道ニセコ山麓、廃校の木工房より。北海道ニセコ連峰の麓、蘭越町字湯里。2002年3月に閉校した「湯里小学校」が僕たちの工房です。はるばるとした山並み。大きな木々に囲まれるようにして立つ校舎。この山の学び舎で2002年8月、湯ノ里デスクはスタートしました。


時が経つにつれ、価値を増すもの

「時が経つにつれ、価値を失うもの」が現代には多くありますね。たとえば僕のこの大切なパソコンだって、そう長くは使えないでしょう。僕らの木工仕事は「時が経つにつれ、価値を増すもの」を作ること。長年の使用に耐えるよう丈夫に作らねばなりません。長く愛されるように美しく作らなければなりません。最先端の技術により作られる「パソコン」と違って、木工の技法ははるか昔に完成されたものです。その教えを大切に、自分たちの仕事に生かしてゆきたいと思います。
























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