季節のドライフラワー、旅行や家族の思い出、コレクション。立体物を収納し自分だけの演出ができる国産ヒノキ材の展示フレーム

fufua

gift
季節にあわせたお好きなドライフラワーや、旅行の記念品、ご家族の思い出のモノ、コレクションのアイテム。立体物をセットすることで自分だけの演出ができる新しいディスプレイフレームができました。

内部には40ミリ幅のスペースがあり、マグネット方式を採用したことで内容物の取り替えも簡単。厚手のクリスマスリースを挟んだり、葉っぱや紙のような薄手のモノの展示も可能です。

さらに美しいフレームには、国産のヒノキ材を使用。ヒノキの繊細な木目と柔らかな質感がお部屋の雰囲気を整え、収納したアイテムを引き立てます。製造は奈良県・高取町で高度な木工技術を磨いてきたダイワ産業が担当しました。

ダイワ産業の技術力とデザインコンソーシアム、メタフィスのデザインによって完成したこの「fufua」はあなたの飾りたいものを最大限に引き立ててくれる構造を備えています。例えばフレームの内側の形状。高精度のNC加工によってアーチ形にすることで、フレームが視界を遮ることがなく、収納物をより鮮明に美しくディスプレイします。

飾るもののサイズに合わせてお選びいただけるよう、「fufua」は2種類の形状を用意しました。縦横それぞれ30センチで、円形リースなども飾りやすい「スクエア」。そして45センチと17センチで、縦にしても横に寝かせてもお使いいただける「レクタングル」は長めのスワッグなどを飾るのに最適です。

「fufua」をあなたならどんなふうに使って、何を飾るでしょうか。フラワーアレンジメントが趣味の方への贈り物にも最適です。

Supported Products


収納可能範囲

Rectangle
:高さ42×幅14×厚さ4cm


Square
:高さ27×幅27×厚さ4cm



Sizes


Rectangle
:高さ45×幅17×奥行き8cm
Square
:高さ30×幅30×奥行き8cm

Weight


Rectangle:803グラム
Square:872グラム

Material


フレーム
:木材(奈良県産ヒノキ材)
パネル:アクリル、ステンレス

Country of Manufacture


日本製(奈良県)

Designer


村田智明(むらたちあき)

Brand Name


METAPHYS(メタフィス)

Notes


ディスプレイは写真撮影用の見本です。本体には付属していません。









































Product Guide


国産ヒノキ材を使用し、奈良県の専門メーカーが、ひとつずつ丁寧に製作した曲面フレームです。






ディスプレイフレーム「fufua」が作られているのは、奈良県高取町。飛鳥の南に位置する場所で、すでに『日本書紀』にも記録のある歴史と豊かな大自然に囲まれた場所。古くから林業も盛んで、この「fufua」も国産の美しいヒノキ材を使用して製作されました。





高度な技術で製作された「fufua」を製作しているのは、ダイワ産業。この高取町に本拠地を構え、長年培われた加工技術を活かし、NC加工をはじめとするカット技術はもちろん、様々な組みの技術、耐水表面処理などの塗装技術を得意としているメーカーです。

今回のフレームは、自社工場がある奈良県で、また国産のヒノキ材だけを用い、何度も試作を繰り返しながらも、完成に至りました。

ひとつひとつが手作業による製造。丁寧にNCで加工された曲面フレームによって、ヒノキの繊細な木目と柔らかな質感が引き出されています。










森を守る、イコール、木を切らないではありません。伐って、使って、植えるのサイクルを継続させることが必要不可欠です。良い木製品を作り活用すること。そんなダイワ産業とメタフィスの思いから作られたのがこの「fufua」です。

思い出に残したいアイテムの展示はもちろん、飾られた後、廃棄されてしまうだけだった生花をドライフラワーにして飾るためのフレームとしても、ぜひご活用ください。













Product Guide


視界を遮らない、特別なアーチ形フレームを採用。収納したモノをまるで一枚の絵画のように飾ることができます。







「fufua」は美しくシンプルな天然ヒノキのフレームですが、実は細部にメタフィスのデザインらしい使いやすさ、合理的な形が施されています。

例えばフレームの内側の形状。一般的なディスプレイ(下の画像・左側)では四角いフレームが視線を遮ってしまい、観る位置や角度によって収納したオブジェが見えづらくなります。

しかしこの「fufua」はフレームは内側を高度な木工技術によってアーチ形にしました(下の図・右側)。これによって視界を遮ることなく、中の立体物をより鮮明に引き立たせ、美しいディスプレイを可能にしました。










そしてさらにフレーム内部に飾るオブジェの収納のしやすさもしっかり考えました。裏表のない透明のフレームを2つ合わせることで、中に40mm幅のディスプレイ空間が生まれます。

フレームの内側には段差や溝を設けることで、薄いものをぶら下げたり、針金を取り付けることが可能。クリスマスリースなどの厚さがあるものは前後のアクリル板で挟むことによって内部で浮かせる展示も可能。収納したものをホコリや汚れから守ります。




前後のフレームの接合はマグネット方式。さらに片面にはわずか1ミリの溝をつけることで、前後のフレームがピタリと組み合わせることができます。面倒なロック解除などはなく、ワンタッチで簡単に開閉できますから、中の立体物を簡単に入れ替えることが出来ます。もちろん中に入れたディスプレイはほこりで汚れず、綺麗に保つことができます。

「fufua」は季節に合わせた好きなドライフラワーを飾ったり、旅行の記念品、ご家族の思い出のものなど、立体物をセットすることで自分だけの演出ができるフレームです。





Package


贈り物としてもご利用いただける特別なパッケージです。


















How to Use


飾るもののサイズに合わせてお選びいただける、2種類のフレームを用意しました。






「fufua」は飾るもののサイズに合わせてお選びいただける、2種類のフレームを用意しました。どちらも横幅は8センチで、リビングのサイドボードや書棚、テレビ台に置いて、自立するサイズです。

「スクエア」はタテ、ヨコ、それぞれ30センチ。使いやすい正方形。円形リースなど収まりやすいお手頃サイズです。

「レクタングル」はタテが45センチ、ヨコが17センチで、縦はもちろん、横にしても使える長方形です。長めのスワッグなどを飾るのに最適です。















Variations


fufua Rectangle





fufua Square













Interview


デザイナー・インタビュー 村田智明さんにうかがいました











1959年鳥取県境港市生まれ。1982年に大阪市立大学工学部応用物理学科卒業後、三洋電機株式会社デザインセンター入社。1986年にハーズ実験デザイン研究所を設立、プロダクトを中心に広範囲なデザイン活動を行う。オムロンの血圧計「スポットアーム」やマイクロソフト「Xbox 360」などを手がけ、記録的な販売数量を達成する。

自ら立ち上げたブランド共有型コンソーシアムブランドMETAPHYSや、東京都美術館新伝統工芸プロデュース事業や越前ブランドプロダクツコンソーシアム、鳥取プロダクツコンソーシアムなど、地域振興施策としてデザインを活用したプロデュース業務にも数多く携わっている。




この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください


当社のブランドMETAPHYSで、以前pictureという壁掛けできる額縁のようなプランターがありました。

花瓶や植木鉢に植える常識を覆し、絵を見るように壁に掛ける新発想のプランターでした。ところがこのコピー商品が次々と現れてきて、この壁掛けプランターは壁面インテリア緑化の文化を生みました。今回のfufuaは壁に掛けず、テーブルやデスク、カウンターなどの置き型に対応したインテリアプランターを計画しました。壁は周囲、テーブルは中央です。

インテリアの中心にアイコニックなフォーカルポイントを創れるのではないか、と言うのが今回の企画の狙いでした。fufuaは自分のデザインしたフラワーリースや山で拾った落ち葉のアレンジなど、自分のセンスを生かしたアレンジをインテリアのフォーカルポイントにするという発想の商品なのです。



最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


空間のセンターに置くという発想は、裏表のないデザインに限定されます。また観る角度も立位や座位などで変わってきますがそこにも対応しなければなりません。

そこで、外周フレームが視覚を遮るような設計を避けるため、円弧状にひのき材を切削して視野角を広げています。また、フレームには全周に1ミリの溝があり、ここに針金や落ち葉の茎などを差し込めるようにしています。

太いドライフラワーの茎に針金を差し込めば、その針金が周囲にテープ固定できるのです。この方式で自在に個人個人のセンスで立体的なフラワーアレンジを楽しむことが可能になりました。



この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?


奈良県の木工所が県産材のひのきを加工して作っています。輸入材が多い中、県産材を活用することで木を伐り、木を植えるサイクルを継続させ、森を守ることにも貢献しています。

また、今回のfufuaは生産量の30パーセントが廃棄されているフラワーロスの問題にも着目し、ドライフラワー化による花の再利用を促進させるための企画でもあります。



AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


この商品がお手元に届く前に、一度野山に散策に出てみてはいかがでしょうか。そこで落ち葉や枝などを拾い集めてみてください。そして、fufuaを開けて、自分の感性で落ち葉や花をアレンジしてみてください。

きっと、空間に置いたときのアレンジの美しさや自分の感性に驚くと思います。リビングにフォーカルポイントができて素敵な空間が生まれます。






Product Story







メタフィスは2005年夏にスタートした、異なる企業の協業体で作り上げるデザインブランドです。

メタフィスはデザイン思想で繋ぐコンソーシアムブランド。それは「すべての存在の基本原理を追求する学問」を意味しています。私たちが日常必要と思っているモノは、本当に必要なのでしょうか。私たちは誤った使い方を常識化していないでしょうか。 生産過剰な消費文化のなかで、モノの存在意義を洞察する姿勢が、今私たちに課せられています。メタフィスはこの思想を共用する企業や個人の協業でつくられたブランドで、日本の「モノのあり方」、「モノの創り方」、「モノの流れ」を本質へと導くデザイン事業です。

メタフィスの商品には、すべてに共通する思想が含まれていて、担当する企業が異なっても同一の思想が反映されています。 例えば、「観察」 という作業からモノづくりが始まるのも、このひとつです。「観察」には、必ず第二者、第三者の視点をおいて、主観を排除するための考え方が整理されています。モノが花瓶だとすると生けられる花が第二者、それを観賞する人が第三者なのです。 花からすれば、自分が長く生きていけることを望むでしょうし、観賞する人からすれば、花瓶のデザインと花をいかにマッチさせるか、また空間のどこに置いて、どう演出させるのかを考えるでしょう。

モノを取り巻く人や事象などの相関関係や、行為に伴う変化などを観察することによって、モノをデザインするうえでのガイドラインを作成することも、メタフィスの思想のひとつなのです。

すでにいくつもの企業が参加され、商品開発が動き出しています。 メタフィスのこれからにぜひご期待ください。








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