カラフルなピースをならべて、絵や文字をつくる。子どもも大人も手を動かして気の向くまま。描くように、書くように楽しむ。

emoge

本体価格 ¥2,200 (税込価格 ¥2,420)

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カラフルなピースを自由にならべて絵や文字をつくる。だからつけた名前は「emoge」(エモージ)。こどもも大人も、一緒に、どこででも楽しめる学なそび道具。デザイナーの山田佳一朗、コドモが暮らす日常のモノやコトについて考えている「コド・モノ・コト」、美濃和紙の産地で知られる場所から紙製品をつくりづけてきた「紙ing」が一緒につくりました。

文字にも絵になるよう、ピースを集めてつくることが出来るように研究して作られた形は16種類のピース。ツヤ消しで落ち着いた美しい色合い、けれど組み合わせることでたのしいイメージをつくってくれるカラーは全部で8色。

合計108枚ものピースを思いつくまま、気の向くままに自由に組み合わせて楽しむのが、この「emoge」です。







どのカタチのピースを選ぶか。どのカラーのものにするか。さらにピースの表と裏ではどちらを選ぶか。可能性はどんどん広がってきます。小さなお子さまなら、まず同じかたちや色のピースを集めることからスタートしても良いでしょう。

慣れてきたら絵をつくったり、文字をつくったり。さらには計算式にしたり、ゲームをつくってみたり。

最初のきっかけになるように、セットの中には作例となるリーフレットを入れましたので、最初はそれを真似してつくってみても良いでしょう。ちょっと慣れれば子どもたちはすぐに自分で考えたカタチを並べて遊んでくれるでしょう。

もちろんこの「emoge」に正しい遊びかた、使い方はありません。子どもたちだけではなく、大人もお年寄りも、みんなで一緒に楽しむことができる。子どもたちの手に合わせて作ったサイズですから、小さなピースを選んで並べる、そんなリハビリテーションの一環としてもお使いいただいても良いでしょう。







もともとはデザイナーの山田佳一朗が小学生になった息子が宿題をやりたがらず、それを見かね、たんにノートに答えを書き写すだけではない、手をつかい、色とカタチを楽しむことから始めたら興味をもってくれるのではないか、と考えたことがこの「emoge」でした。

テーブルの上に「emoge」のピースをならべて、まず計算式をつくってみる。そして答えを考えながら、その数字をまた組み立ててみる。もちろん平仮名もカタカナも、漢字だってこの「emoge」の108枚のピースを組み合わせれば作ることが可能です。







もちろん「emoge」は電池も不要。縦横9センチの小箱に入っていますのでバッグに入れて、どこへでも持って出かけることができて、遊び終わったらまた箱に片付けて小さくしまっておくことができます。触れた時に手に優しい紙製のピースには、美しい色合いで知られる平和製紙の洋紙「ケンラン」を使い、長持ちするように考えてつくりました。

さて、あなたなら「emoge」をつかって子どもたちと一緒にどんなふうに遊びますか?お求め安い価格にしましたので、子どもたちのいらっしゃるご家庭への小さな贈り物として、ちょっとした手土産としても最適なアイテムです。












Suitable Age


4歳くらいから大人まで



Quantity


108個入り(8色 16タイプ)

Material


厚紙製:平和製紙「ケンラン」

Manufacturer


紙ing(岐阜市)

Country of Manufacture


日本製(岐阜県美濃)

Brand Name


コド・モノ・コト

Designer


山田佳一朗(やまだかいちろう)













Product Guide


「emoge」をつかって実際に子どもたちに遊んでもらいました。たのしい風景、出来上がった作品をごらんください。












子どもたちに集まってもらって、実際に「emoge」を楽しんでいただきました。力作がどんどんできあがって、驚くばかりです。その風景の一部をごらんください。

絵や文字だけでなく、ゲームを作り出てくれる子どもたちも現れて、あっという間の楽しい時間を過ごすことができました。

























































Product Guide


「emoge」をつかってどんなふうに文字や数字、漢字、絵をつくることができるのか。作例をつくってみました。
























LINK >>サンプルのダウンロード(ひらがな、カタカナ、アルファベット、漢字、絵の51シート(204kb PDFの圧縮ファイル)










Package


楽しんだ後はそのまま収納ケースになるコンパクトな化粧箱に入っています。










紙製の化粧箱いり。製品の詳しい内容がわかる日本語と英語のリーフレットが付属。
パッケージサイズ:幅9.2 × 奥行9,2 高さ2.8cm




















Interview


デザイナー・インタビュー 山田佳一朗さんにうかがいました










1997年武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 インテリアデザイン専攻 卒業。同大学研究室助手を経て2004年KAICHIDESIGNを設立。“違和感”を“共感”に変えるインテリアプロダクトをデザインしている。

ミラノサローネサテリテ(2004~2006)、デザイナーズカタログ10(2004)、A Dream Come True(ミラノ、2007)等出展多数。





この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください


息子が小学生になって算数や国語の「宿題」が始まったのですが、宿題をやりたがらず、母親が「宿題やったの?」と言う風景が日常でした。それを見て、子どもも大人も一緒に楽しみながら宿題ができるものがあったら、と思ったのがきっかけです。

紙に問題があり、答えを書くと「勉強」になります。勉強から離れたくて紙に「書く」のをやめ、紙を「並べて」算数や国語ができないかと考え、文字や数字の元となるパーツを作り、並べてみました。

すると、それらのパーツで絵も描けることもわかり、「emoge」のデザインが始まりました



最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


多くの形や色、サイズのパーツがあれば様々な文字や絵が描けるのですが、欲しいパーツを探すのが大変です。そのため、出来るだけ少ない形や色、サイズで様々な文字や絵が描けるようなパーツを考え、検証を重ねました。

ひらがなやカタカナ、漢字に多く登場する「ハネ」を一度で表現する「V」形や、足し算や掛け算が容易にできる「+」形など、自然と国語や算数ができるように工夫をしています。
また、サイズの異なるパーツを並べた時に美しく見えるよう、長さや曲線が合うように設計しています。

少ないパーツでより多くの色が使えるよう、表と裏で異なる色にしました。



この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?


初めは一枚の厚紙の表裏に異なる色を印刷していました。しかし、側面に色がつかず、白いのが気になりました。また、使っていると印刷面が剥がれ、内側の白が見えてきます。

そこで、元々色がついている厚い色紙を用いました。美濃和紙の産地メーカー「紙ing」さんが出来るだけ厚く、発色の良い紙を探し、2つの色を重ね貼りしてくれ、断面まで美しく、高い耐久性の紙のかけらができました。しっとりとした質感は手に馴染み、毎日使っても違和感がありません。



AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


私は日常感じる「違和感」をデザインで「共感」に変えたいと思い、活動しています。我が家で感じた違和感は、他のご家庭でも共通の感覚としてあるのではないでしょうか?

宿題に限らず、お子さんと一緒に紙のかけらを並べて「遊び」ながら「学んで」もらえると嬉しいです。

また、子どもたちは遊びの天才です。「emoge」で最初は名前を書いたりするだけでも、そのうち線路や道路を作ったり、「○×」ゲームを始めたりと、自分たちで使い方を開発します。エモージの世界をどうぞお楽しみください。






Brand Story


コド・モノ・コトについて









「コド・モノ・コト」は、こども・もの・こと。

コドモが暮らす日常の「モノ」や「コト」について、子供たちといっしょに考え、提案する、プロジェクト。

ベルトやバッグに取り付けて、お母さんの手がふさがっている時にもつかまることのできる子供専用のつり革「こわっか」。子供はコップとして、お父さんはぐい飲みとして、親子で乾杯ができる「こどものコップ」など。

「コド・モノ・コト」の活動から生まれた道具は、オトナとコドモが一緒に使ったり、遊んだり、考えたりすることのできる、そんな日用品。コドモと一緒に使うものだからこそ、その使い勝手や素材、安全性に注意をはらいました。小さくてかわいいサイズですが、きちんと作られたホンモノの道具たちです。



「コド・モノ・コト」がスタートしたのは、2005年5月5日。デザイナーやつくる人が中心となって、ワークショップ、展覧会、勉強会、ショップなどを通じて、コドモが暮らす日常の「モノ」や「コト」について、考え、提案を続けています。

空の下で、土の上で、どんな暮らしがしたいのか。自然の力と、人工の力と、どのように使って暮らすのか。そして、次世代にどんな暮らしをつなげていきたいのか。

コドモから学べることがたくさんあります。コドモに伝えたいことがたくさんあります。

そして、コドモといっしょにやりたいことがたくさんあります。まずは、自分に正直になること。いつも、自然体でいること。そして、自由な気持ちを忘れないこと。そんな風に、コドモといっしょに、生きていけたらいいなあと思います。








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身近なカタチを影絵のシルエットにしました。子供と一緒に、家族の掲示板、お店の情報ボードにも。みんなで使える、たのしい黒板。「キリヌキこくばん