ものづくりの現場のために。安定感と大容量で様々な筆記具やツールに対応。テープホルダー機能も備え、いつもの道具を定位置に

LWP Pen Stand

ものづくりをする方のためのペンスタンドをデザインしました。

仕事現場のデスクで、そして趣味の机の上で。たっぷりの安定感、ペンをたくさん立てることができるだけではなく、手作業のための道具の収納もしっかり考えた容量と、ちょうど良い高さ。机まわりがしっかり片付いて、必要な筆記用具や道具がすぐに手元に揃うことを考えた設計です。

もともとはプロダクトデザイナー、鈴木元が自分の仕事場のためにデザインしたものを、デザインを職とする自分が使いたいと納得するものだけを充分な時間をかけてカタチにしていくブランド「LIFEWORKPRODUCTS」が量産品にしました。それがこの「LWP Pen Stand」。

デザインやモノづくりの現場で欠かすことのできないマスキングテープやメンディングテープなど「大巻タイプ」のテープ類の保管に対応。使い終わったらそのまま積み重ねて置けるシンプルな構造。

美しい質感と重量感のあるポリストーン樹脂を素材に使用。重量は340グラム、底面の土台がしっかりあって、大型のブラシや背の高いハサミなどプロフェッショナルのための道具を挿しても倒れづらいことが自慢です。

Supported Products


大巻タイプ(3インチ・7.6cm)のマスキングテープ、セロファンテープ、OPPテープ、クラフトテープ、養生テープなど



Sizes


外寸:約9.8x9.8x8.9cm
内寸:約6.1x6.1x8cm

Weight


約340グラム

Material


ブラック、グレー:ポリエステル樹脂、炭酸カルシウム
サンドベージュ:ポリエステル樹脂、天然石

Designer


鈴木元

Brand Name


LIFEWORKPRODUCTS(日本)



































How to Use


ものを作る現場の筆記具や工具、さらにテープ類の定位置に。








この「LWP Pen Stand」の大きな特徴は、一般的な筆立てとは異なる、しっかりとしたその安定感です。

モノづくりの現場、そしてデスクワークで欠かすことのできないプロ用の道具や工具の収納にも対応した、厚みのあるポリストーン樹脂製。ずっしりとした重さがあって、背の高いハサミや工具、ブラシなどを入れても倒れづらいこと。

手元に置いておきたい多種多様な、しかし手放すことができない道具たちをまとめてすぐに取り出すことができる「定位置」にしてくれます。








さらにモノづくりのデスクで欠かすことができない「大巻タイプ」のテープ類の収納にも対応。内径が3インチ(7.6cm)の一般的なテープ類を重ねて収納することが可能。撮影現場や、工作などをする環境などで欠かすことができないマスキングテープ、セロファンテープ、OPPテープ、クラフトテープ、養生テープなどなど。

デスクの上で置き場所に困っていたこれらのテープ類も、この「LWP Pen Stand」がその「定位置」としてまとめて面倒を見ます。
















荷物を発送する場所に置いて、カートンテープやカッターナイフ、筆記用具をまとめて「LWP Pen Stand」に収納。

さらに内径が6センチある「LWP Pen Stand」ですから、デジタル機器のケーブル類の収納など、手元の道具をしっかりまとめてくれます。












Material


美しい外見、そしてたっぷりの重量感。素材にはポリストーン樹脂を選びました。








「LWP Pen Stand」の美しい質感がある理由は、素材に「ポリストーン」という樹脂を使ったこと。

艶消しの落ち着いた外観、そしてまるで石のような重量感がある。この「LWP Pen Stand」が素材に選んだポリストーンは、ポリエステル樹脂に廃材の炭酸カルシウムや天然石パウダーを混ぜた環境に配慮された材料。

重量は340グラムとデスクの上においてずっしりとしていて、丈のあるツールを収納しても倒れづらい、という機能性にも貢献しています。















カラーは3色。モダンなブラックとライトグレー、そして石の風合いを感じさせるサンドベージュを用意しました。デスクの環境の色合いやお好みに合わせてお選びください。












Colors







LWP Pen Stand サンドベージュ








LWP Pen Stand ライトグレー








LWP Pen Stand ブラック













Interview


デザイナー・インタビュー 鈴木元さんにうかがいました









GEN SUZUKI STUDIO代表。

1975年生まれ。スタジオを自宅に併設し、生活とデザインを隔てないアプローチで、日用品や家具、家電など、毎日の生活のためのプロダクトデザインを国内外の企業と行っている。主なクライアントにハーマンミラー、無印良品、キャスパー、パナソニックなど。米クーパーヒューイット国立デザイン美術館永久収蔵など受賞多数。2023年英D&AD賞プロダクトデザイン部門審査委員長。



この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください


昔ロンドンに留学していたときに、自分のデスク用にデザインし、ワークショップの旋盤で削り出して使っていたペンスタンドがベースとなっています。

当時はペンやテープ、ハサミや工具など、たくさん持ち物があったので、それを簡単にまとめておけるペン立てが欲しくてデザインしました。一年ほど前に事務所に遊びにきたLIFEWORKPRODUCTSのディレクターで友人の宮沢哲さんが、棚に置いてあったペンスタンドを見つけてくれて、約20年越しで商品化することになりました。



最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


もともと自分のための道具として作ったものなので、使いやすさということを一番に考えてデザインしています。

ペンスタンドの外径や高さなどは、すべて一般的なテープの寸法から割り出しているので、自分で形をコントロールしている部分はほとんどありません。製品化にあたっても、そんな道具としての純粋さが消えないように気をつけました。

色は場所を選ばず使いやすいブラック とライトグレー、石の風合いを感じられるサンドベージュを揃えました。









Interview


デザイナー・インタビュー 宮沢哲さん、南出圭一さんにうかがいました












この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?


ペンに限らず暮らしの道具を収納できるずっしりと重い安定感を求めて、一般的な樹脂や鋳物など様々な素材や製法を検討する中で、石のような重さが特徴のポリストーンという素材に行き着きました。

本製品に使用しているポリストーンは、ポリエステル樹脂と廃材の炭酸カルシウム、天然石を砕いた石粉を混ぜた環境に配慮された材料であり、製造においても二酸化炭素の排出がないカーボンニュートラル製法を採用しています。



AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


LIFEWORKPRIDUCTSはデザインを職とする私たちがマスマーケットを意識せず自分で使いたいと納得できるモノだけを、充分な時間をかけてカタチにしていくブランドです。

「ライフワーク」という言葉には自分たちの思いはもちろん、気に入ってくださった方の生活の一部になりながら愛着を持って使っていただく事で、最終的に製品寿命を迎え、その役割を十分に果たしたといえる物をお届けしたいという決意も込めています。




Profile








LIFEWORKPRODUCTS は、モノに溢れた時代、多層化する価値観のなかで立ち上げたブランドです。

デザインを職とする私たちが、自分で使いたいと納得するものだけを充分な時間をかけてカタチにしていく。それは、暮らしのなかで使い尽くされる「道具」をつくるという挑戦でもあります。

LIFEWORKPRODUCTS いま、私たちが考える、もっとも正直なカタチです。

LIFEWORKPRODUCTSの始まるきっかけはとても些細な理由でした。“自分が使いたいと思うものがない” 多くの商品が溢れるなか、この複雑な感覚に、私たち自身思い当たることがあります。

多くのクライアントワークは、目的に対する最大公約数を模索していきます。経済原理として、より多くの方に製品を届けるためには必要なことですが、時として、デザイナーの職としての解と、自身の正直な解が異なることがあります。

最大公約数を探るなかで、ひずみのように生まれてしまう感覚的なズレ。その小さな違和感を、製品を手に取った方も同様に感じているのではないか。だからこそ、“次のもの“を無意識に繰り返し求め、結果的に、さまざまな問題さえ引き起こしているのではないかと想像するのです。

共感できるモノは長く使うなかで「道具」となり生活の一部となる。壊れても直してでも使いたくなる、そんな人とモノのシンプルな関係を取り戻すべく、必要な方にだけ届ける数量で作りたい。

それは決して容易なことではなく、理想に追いつかず開発が止まってしまっているものも多いのが現実です。

しかし、今だからこそ、ものを生み出すデザイナーの使命として、こういう活動が世の中にもっと必要なのかもしれないと私自身考えます。

“LIFEWORKPRODUCTS”には、デザイナーが正直にカタチにしていく場でありつづける、そんな決意が込められています。









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