書斎や仕事場のデスク周りをすっきりと整えてくれるSIWAのデスクトレーができました。A4とB5サイズで決済箱にも最適。

SIWA トレー ふた付き

書斎や仕事場のデスク周りをすっきりと整えてくれるSIWAのデスクトレーができました。

和紙の持つ独特な風合いと落ち着いた外観が特徴です。フタ付きのボックスとして使用することもできますし、フタをトレーとして上下に並べて使うことも可能です。

仕事途中の書類を分類する決済箱としての使用はもちろん、筆記具や文房具の収納にも最適。さらにコピー用紙をアイデアスケッチやメモ用紙として使用されている方ならその収納ボックスとしてもぴったりで、コピー用紙500枚がピッタリ収納できる内寸に作りました。

サイズはA4とB5の2種類があり、それぞれブラックとブラウンの2色をご用意しています。

手にした時の独特の肌触りと、眺めた時のやさしい風合い、美しさ。古く奈良時代から私たち日本人の生活とともにあった「和紙」という素材の素晴らしさは、みなさんよくご存じの通りでしょう。

軽くて風合いの良い和紙の良さはそのままに、和紙の産地、山梨県市川大門の和紙メーカー、大直(おおなお)が、紙の可能性を広げる、新しい和紙をつくりました。それが「ナオロン」。和紙のしなやかさを持ちながらも、耐久性があり、水に濡れても破れない特徴を持っています。

これまでデリケートだった紙を、いっそう私たちの身近な素材にしてくれて、いつもそばにいてくれる道具をつくることができる。この優れた和紙、「ナオロン」を使って身のまわりのものを作り出すシリーズが、「SIWA・紙和」。

1000年もの歴史のある紙の産地のメーカー大直と、同じ山梨県出身のプロダクトデザイナー、深澤直人がいっしょにつくりました。

Sizes


B5サイズ
:幅20×縦28×高さ5.5cm
:外箱サイズ
:幅20×縦28×高さ5.5cm
:内箱サイズ
:幅19.8×縦27.8×高さ5.2 cm

A4サイズ
:幅23×縦32×高さ5.5cm
:外箱サイズ
:幅23×縦32×高さ5.5cm
:内箱サイズ
:幅22.8×縦31.8×高さ5.2cm

Weight


B5サイズ:83グラム
A4サイズ:102グラム

Material


ハードナオロン(和紙)

Country of Manufacture


日本製

Manufacturer


大直(おおなお、山梨県)

Brand Name


SIWA・紙和

Designer


深澤直人


































Variations


A4サイズ

SIWA トレー ふた付き A4ブラウン





SIWA トレー ふた付き A4ブラック








Variations


B5サイズ

SIWA トレー ふた付き B5ブラック





SIWA トレー ふた付き B5ブラウン











Brand Story


「SIWA・紙和」について








甲斐の国、市川大門。気高い峰々と清い水に恵まれたこの里は、遠く平安時代から和紙の産地として知られてきました。

和紙のメーカー、大直の歴史は市川大門の紙業の歴史と歩みをともにしてきました。近年は伝統の中に新しい技術を盛り込んで、インテリアや雑貨にも利用できる紙を開発しています。

今回はそれらの開発から生まれた新素材のやぶれにくい紙「ナオロン」を用いた商品を、山梨県出身の工業デザイナー深澤直人さんと共につくりあげました。それがこの「SIWA」の製品です。





Message


「SIWA・紙和」について プロダクトデザイナー 深澤直人さん









伝統的な和紙をつくってきた大直と一緒に、その歴史と技術を生かしたものづくりができるのが嬉しいです。

和紙というとどうしても工芸的な製品をイメージしがちですが、むしろインテリアや雑貨にあった一つの素材としてこれを捉え、その風合い優しさを生かした日常品をデザインしたいと思っています。

和紙というイメージにこだわり過ぎない方がかえってその素材のもつ機能や味わいを現代の生活にあった製品に生かせるのではないでしょうか。








inFocus


大直 一瀬美教さん、一瀬愛さん ロングインタビュー







日本では生活様式が洋風に変わってきて、昔に比べたら、障子紙を使う機会もだいぶ減ってきました。

それでも、日本人なら、触覚や視覚といった感覚の中で、「和紙」の良さを知らず知らずのうちに体感しているのではないかと思っています。光で透けたり、気配を感じたり。そういった障子や行灯といったものといっしょにある和紙のイメージですね。また、和紙に指先が触れた時の、柔らかい風合い。機会こそ減ったものの、そういった感覚は、わたしたちの体験の中にある共通のものなのではないでしょうか。

「SIWA・紙和」という製品は、ある意味、あっけないほど地味でシンプルなものばかりで、そのことによってむしろストレートに「和紙」という素材の本質が引き出された。そして、みなさんが共通して持っておられる「和紙の心地よさ」の感覚と、直に通じ合うことができた。そういうことなのかもしれません。

ナオロンという新素材から生まれた「SIWA・紙和」というブランドを育ててゆくことで、私たちはもっともっと和紙という素材の魅力を探り、可能性を見つけてゆきたいと思っています。それが結果として、次の時代に向けて和紙の伝統を引き継いでゆく、ということになるでしょうから。


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