上品なグラスレザーとヌメ革、国際的デザイン賞を受賞したオリジナルバックルを組み合わて完成したユニット式のミニショルダー

UNIT

手作りによる少量制作品です。ご希望の方は早めのご注文ご予約をお願いします。

gift
とても上品な艶消しのグラスレザーとヌメ革と、デザイン賞も受賞したオリジナルバックルとを組み合わせることで完成した、ユニークで新しいユニット式のミニショルダーバッグが生まれました。

そのデザインモチーフにしたのは、クラシックな航空機や宇宙船の機内、船内に備え付けられた着脱式の容器や装備。本革の丸っこい箱型の収納ユニットの形は、革を側面で噛み合わせる設計から生まれたもの。形の美しさはもちろん、強度アップと、製造時の効率化を両立させる合理的な形状です。

作ったのは中目黒の工房で使いやすさを追求した上質な革製品のブランド、FABRIK。すでにアシストオンでも人気の、多くの財布やキーホルダーをデザインしてきたFABRIKによる、新しいバッグがこの「UNIT」です。

ストラップは本体と同じガラスレザーとヌメ革を貼り合わせたことで肌や衣服に触れたときに優しく、リバーシブルに使ってバッグのイメージを変化させることも可能。極めて高度な技術を備えたベルト職人が一本ずつ手作業で作り上げたこのストラップは5センチ単位で長さ調節が可能です。

このストラップを組み合わせと自由な長さ調節を実現しているのは、FABRIKオリジナルパーツの「クロスバックル」。国際的なデザインコンペティション「A' Design Awards」で銀賞を受賞したもの。

そしてこの「UNIT」の大きな特徴は、これらキャリーストラップとクロスバックルの組み合わせによって、収納ユニットのみを自由に分離させることを可能にしたこと。

収納ユニットはスマートフォン、お財布、手帳や文庫本などいつも手元に置きたいアイテムの収納ができるコンパクトなポーチとして、バッグインバッグとしてお使いいただく。そして最小限の荷物だけで歩きたいときにはキャリーストラップと合体。このような使い方がお試しいただけるのが、この「UNIT」です。

モス、マスタード、そしてスレートの3色を用意しました。「UNIT」は年齢や性別を超え、カジュアルな服装にも、シックな洋服にも似合うミニショルダーバッグです。

Sizes


幅13.5x高さ17.5x奥行き6.5cm

ストラップ長:142cm
*9段階の長さ調節が可能
;最短67cm
;最長107cm
;5cmピッチ

Material


本体:牛革(ガラスレザー)
ベルト:牛革(ガラスレザーとヌメ革)
バックル:クロスバックル(オリジナル)

Accessory


収納用巾着・取扱説明書

Country of Manufacture


日本製(ハンドメイド)

Designer


鈴木大基

Award


クロスバックル:「A' Design Awards」銀賞受賞

Brand Name


FABRIK(日本)



Notes


皮革の表面にキズ、色むら、こすれ、シワなどがある場合がありますが、天然素材の特性としてご理解ください。


































How to Use


いつも手元に置きたい身のまわりのものを入れてお出かけください。






「UNIT」はコンパクトな本革製バッグ。ポシェットのように使えて、スマートフォンやお財布、カードケースや鍵、さらには小型の手帳や文庫本をきちんと収納。お散歩やお出かけにお使いいただけるポシェットです。

本革の特徴を生かした、丸っこい箱型フォルム。このユニークな構造は、航空機や宇宙船の艦内、船内に備えられた着脱式の容器。そしてクラシカルな水筒からインスピレーションを得てデザインしました。

本革とヌメ革を貼り合わせて作ったショルダーストラップとボトムを支えるベルトからなるキャリーストラップ、そして本体の収納ユニットは着脱可能で、この仕組みも「UNIT」の大きな魅力です。





本体とキャリーストラップに使用している素材は、本革。雰囲気がとても落ち着いた半ツヤ仕上げのガラスレザーを使用しました。

カドの取れた丸みを帯びた形状と相まって、カジュアルにもクラシックにも寄り過ぎない、さまざまなファッションに馴染み、年齢性別を超えて自然に馴染むバッグが出来上がりました。








モノを出し入れする開口部は収納ユニットの上面部に。ワンタッチで開け閉め、必要な小物がすぐに取り出しできるマグネット式の固定具を装備しました。











Product Guide


特別なデザインのバックルと、収納ユニットが着脱が可能な構造のバッグです。







この「UNIT」の大きな魅力は着脱できる収納ユニットの魅力と使いやすさに加えて、自由にサイズ調節ができるストラップの構造。このストラップは本体と同色で同じガラスレザーを使用。

そして裏側にはしなやかで上品なヌメ革を使用。本体と同じガラスレザー、そしてヌメ革はリバーシブルになっていて、今日のファッションやお好みに合わせ、切り替えてお使いいただくことができます。

この皮革製ストラップはベテランのベルト職人が1本ずつ、極めて高度な手作業で作り出したもの。しなやかなヌメ革は肌や衣服との当たりも優しく、ヌメ革の経年変化もぜひ楽しみながらお使いください。





このストラップは長さ調節も可能。お使いになる方、そして肩掛けにしたり、斜め掛けにしたりとその日の使い方に合わせて自由なサイズ調節が可能。最長で107センチ、最短で67センチ、5センチのピッチで変更が可能です。





この自由なストラップ調節を極めてシンプルで美しい構造で実現しているのは、この金属バックルがあるから。FABRIKオリジナルの「クロスバックル」の存在によって完成したのがこの「UNIT」です。

タテとヨコ、2つのベルトを1つのバックルでまとめながらも、中央のピンによってベルトを固定。そしてさらにベルトの長さ調節まで達成しているこの「クロスバックル」は、2019年に国際的なデザインコンペティション「A' Design Awards」で銀賞を受賞したもの。艶消しシルバーの落ち着いたバックルです。

ベルトは下の図のように、両方から力を加えるとベルトが浮き上がってピンから外れる仕組み。もちろんベルトを使用しているときには外れづらい仕組みで、しっかりお使いいただけます。








この「UNIT」の名前の由来でもある大きな特徴は、これまでご説明した収納ユニットとキャリーストラップの2つが自由に分離、合体できること。

いつも携帯したいお財布やカードケースなどはこの収納ユニットの中に常に入れておいて、荷物を最小限にしたいときには付属のショルダーベルトに収める。そしてお仕事などで荷物が増えたときにはこの収納ユニットごとバッグの中に入れても持ち運びが可能。バッグインバッグとしてお使いください。

もちろんおうちに着いたらショルダーベルトは玄関のハンガーに掛けておき、収納ユニットだけをリビングや書斎、寝室などに収納物と合わせて持ち歩くと、忘れ物も未然に防ぐことができるでしょう。














収納ユニットはとてもユニークな構造から成り立っています。この側面の形状は、革を相互に噛み合わせることから生まれたもの。外見の美しさはもちろん、収納ユニットの強度を高めながら、同時に革工房での製造の効率化の両立から生まれたデザインです。

バックルとベルトのユニットと収納ユニットは下の写真のようにボタンで固定しています。不意に収納ユニットがベルトから外れてしまうことがなく、また外部からは見えないミニマルな外面をこの仕組みで成立させています。













Colors


いつも手元に置きたい身のまわりのものを入れてお出かけください。




UNIT モス

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UNIT マスタード

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UNIT スレート

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Interview


デザイナー・インタビュー 鈴木大基さんにうかがいました









この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください


クラシックな水筒を持った人が、ナイロンのストラップから外して手元に置く姿を見て「必要なものだけがそばにある感じ、いいな」と思ったのを覚えています。

持ち運ぶ「ストラップ」と、収納する「本体」。役割が分かれているからこそ、シーンに応じた使い方ができる──そんな考えから「UNIT」の構想が動き出しました。










最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


「ひとつにまとめる」ための、ちょうどいい構成を探しました。

「UNIT」の設計でいちばん最初に意識したのは「まとまりの良さ」でした。財布、スマートフォン、文庫本。持ち歩くのはごく小さなものばかりだけど、それぞれに居場所があると気持ちがいい。そんな「小さなものたちのユニット(UNIT)」をどう包み込むかが、デザインの起点でした。

まず本体は、必要なものをすっきり収めつつ、手に取ったときの馴染みやすさを大切に。丸みを帯びた「やわらかい四角」のシルエットは、クラシックな水筒や革製品からヒントを得て、何度もプロトタイプを重ねてつくり上げたものです。
中に何も入っていなくても、ぽてっと自立するフォルム。置いてある姿も絵になるように、パターンや革の厚みをミリ単位で調整しました。シンプルな造形はショルダーバッグとしてだけでなく、バッグインバッグやインテリア収納として本体だけを使う、というスタイルにも対応します。

また、ストラップは「持ち運ぶ」ためのパーツとして独立させることで、使うシーンを選ばない仕様に。ヌメ革とのリバーシブル構造に加え、50mm刻みの細かい調整が可能です。

収納と携帯、それぞれの機能が自然にひとつにまとまるように。そんな意識の積み重ねが「UNIT」という名前にもつながっています。



この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?


このシリーズに使っている革は、落ち着いた半ツヤ仕上げのガラスレザー。カジュアルにもクラシックにも寄りすぎず、どんな装いにも自然に馴染みます。

ストラップには、しなやかなヌメ革を組み合わせ、肌や衣服へのあたりもやさしく。ショルダーストラップは、ベテランのベルト職人が1本ずつ手作業で仕立てています。

バックルは、東京・下町の工場とともに製作したFABRIKオリジナルの「CROSS BUCKLE」。この金具は2019年、イタリアの国際的なデザインアワード A’Design Awardで銀賞を受賞しました。素材も構造も、見えない部分までこだわって設計しています。


AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


日々の持ちものを、すこし丁寧にまとめたいとき。そんな気分にそっと寄り添うバッグを目指して、「UNIT」をつくりました。

小さなものたちが、ぴたっと収まる気持ちよさ。持ち歩くときの軽やかさ。置いてある姿の美しさ。

どこを切り取っても心地よくあるよう、細部までこだわって仕立てています。どうぞ、あなたの暮らしのユニットとして迎えていただけたら嬉しいです。













Brand Story







FABRIKは2012年にクラフトマンとプロダクトデザイナーによって発足した、デザイン、OEMを主な事業としたクリエイティブスタジオです。東京・上目黒のアトリエで生まれるアイデアを、日本の作り手と共に磨き上げ提供します。

2014年よりオリジナルブランドFABRIK®をスタート。オリジナル商品の企画製造販売を通じて自社のクリエイションを発信しています。三角屋根と煙突をかたどったブランドアイコンは、わたしたちのシンプルで明快なものづくりを表すシンボルです。

あらゆる「もの」をデザインします。先入観や既成概念にとらわれず、ものそれぞれの「あるべきすがた」を探求し、かたちにすることを心がけます。素材、機能、人、製造背景。ものづくりにまつわるさまざまな要素をたよりに、「理」に寄り添った、タイムリーでタイムレスなものづくりを目指します。








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