トートバッグの使いやすさを基本に、手提げ、斜め掛け、肩掛けのモード変更を実現。上品なガラスレザーとヌメ革から作りました

BOCHS

艶消しのガラスレザーを本体に使用し、スポーティーさと上品さを兼ね備えたバッグ「BOCHS」。

ヌメ革のショルダーストラップを独自構造によって長さ調節を実現。ビジネスバッグとして使いやすい手提げバッグ、両手が空いて歩きやすい斜め掛けバッグ。そしてエレガントな肩掛けバッグモードと、3種類の使い方が自由に選べます。

基本構造はシンプルなトートバッグ。大きな開口部でモノの収納と取り出しが簡単な使いやすさに加えて、3つの内ポケットを装備。A4サイズの書類を折らずに収納できるドキュメントポケットに加えて、小物やお財布、カードケースを分類できる高い収納力を実現しました。

作ったのは中目黒の工房で使いやすさを追求した上質な革製品のブランド、FABRIK。国際的なデザイン賞を受賞した同社のオリジナルバックルの採用で実現したのがこの「BOCHS」のサイズ調節を可能にしたショルダーストラップです。

ハリのある皮革で作ったこの「BOCHS」は、くたっとだらしなくならず、いつもファッショナブルで上品なシルエットが特徴です。本体はガラスレザーを相互に噛み合わせることによって、強度を高めながら同時に革工房での製造の効率化の両立から生まれた新構造を採用。さらに開口部の革製タブは金属ボタンを露出させず使いやすさを両立しています。

モス、マスタード、そしてスレートの3色を用意しました。年齢や性別を超え、カジュアルな服装にも、シックな洋服にも似合う新しいバッグです。

Supported Products


A4サイズ

Sizes


横26x高さ34x奥行き9cm

ストラップ長:121cm
*5cmピッチで長さ調節が可能

Weight


600グラム

Material


本体:牛革(ガラスレザー)
ベルト:牛革(ガラスレザーとヌメ革)
バックル:クロスバックル(オリジナル)

Accessory


収納用巾着・取扱説明書

Country of Manufacture


日本製(ハンドメイド)

Designer


鈴木大基

Award


クロスバックル:「A'Design Awards」銀賞受賞

Brand Name


FABRIK(日本)

Notes


皮革の表面にキズ、色むら、こすれ、シワなどがある場合がありますが、天然素材の特性としてご理解ください。






















































How to Use


特別なデザインのバックルによって、ショルダーストラップの長さが調節できる、大容量で上品な革製バッグです。








艶消しのガラスレザーを本体に使用し、スポーティーさと上品さを兼ね備えたバッグがこの「BOCHS」。ヌメ革とグラスレザーを組み合わせたショルダーストラップの取り付け方によって、スラリと伸びたストラップの美しい外見はそのままに、自由にストラップの長さを調整できる、ユニークな構造を備えたバッグです。

A4サイズの書類を折らずに収納できる大型サイズ、モノの出し入れがしやすい大型開口部と3つの分類ポケットを装備。手提げのトートバッグとして。両手を開放して元気に歩き回りたい時には斜めがけバッグとして。さらにストラップを短くして肩掛けバッグの使い方も。

仕事用のバッグとして。街歩きのカジュアルバッグとして。そしてエレガントでたっぷりの収納力を備えたお出かけバッグとして。「BOCHS」はこれひとつで多機能、多用途にお使いいただける革製バッグです。



































この「BOCHS」の自由なショルダーストラップのサイズ調節を実現しているのは、独自開発の金属製バックル構造にあります。

ストラップの長さ調節によって、肩掛けバッグとして、斜め掛けバッグ、そして肩掛けバッグへと変身。その日の使い方に合わせて自由なサイズ調節を実現します。ストラップの長さは最長で121センチ、最短で67センチで、5センチのピッチで9段階の変更が可能です。

この自由なストラップ調節をシンプルかつ美しい構造で実現しているのは、同社オリジナルのバックル。FABRIKオリジナルの「クロスバックル」の存在によって完成したのがこの「BOCHS」。ベルトの長さ調節と固定を1つのバックルで実現し、中央のピンがしっかりとホールドします。この「クロスバックル」は、2019年に国際的なデザインコンペティション「A' Design Awards」で銀賞を受賞したもの。艶消しシルバーの落ち着いたバックルです。







ベルトはこの図のように、両方から力を加えるとベルトが浮き上がってピンから外れる仕組み。もちろんバッグを使用しているときには外れづらく、余ったストラップはバッグの内部に収納される仕組みで、ストラップが邪魔にならず美しいバッグの外観が保たれます。




ストラップは本体と同色で同じガラスレザーを使用。そして裏側にはしなやかで上品なヌメ革を使用。ガラスレザー、そしてヌメ革はリバーシブルになっていて、今日のファッションやお好みに合わせ、切り替えてお使いいただくことができます。

この皮革製ストラップはベテランのベルト職人が1本ずつ、高度な手作業で仕立てられたもの。しなやかなヌメ革は肌や衣服との当たりも優しく、ヌメ革の経年変化もぜひ楽しみながらお使いください。











How to Use


大きく開いて、モノを自由に出し入れできる使いやすさ。そしてたっぷりの小物を収納できる収納力を備えています。








「BOCHS」は開口部が大きく開いてモノの出し入れがしやすい、トートバッグが原型。荷物がたくさん入るだけではなく、持ち物の確認を手元で行い、必要なモノをすぐに取り出すことが可能です。

いつも手元に置きたい小物からお財布、カードケース、スマートフォン、書籍、さらにビジネスバッグとして必須のA4書類のサイズの収納を可能にしました。お仕事で使用する見積書やプレゼンテーションの資料を折らずにそのまま持ち運ぶことができます。




そしてバッグの開口部を固定している仕組みも、FABRIKオリジナルのユニークな構造を採用。大型の口金などを使用せず、本体と同じレザーを使用して作ったタブを使用。このタブに指をかけて開き、続いてフラップを背面のスリットに差し込み、ホックでロック。

不意に開口部が開いてしまうことを妨げながら、開けやすさと閉めやすさ、そして外見の美しさを兼ね備えた仕組みです。








さらに開口部の両サイドにはとても使いやすい3つのポケットを装備。まず正面部分はドキュメントスロット。これはA4サイズの書類や薄型のノートを収納する大型のポケット。メイン収納部に入れたモノと分けて収納するため、書類やノートを傷めずに入れることができます。

開口部、その反対側には2つのポケットを装備。まずケーブルや小物を収納するアクセサリーポケット。そして上の写真の縫い目が見える部分はカードポケット。お財布やカードケースなど小さなモノを収納して、すぐに取り出しができるポケットです。

トートバッグの使いやすさをさらに補完する収納力、使いやすさを「BOCHS」はしっかり考えました。





バッグの底面部分は9センチのマチ幅。肩がけバッグとしても使いやすく、収納力とバランスの取れたサイズ設計です。





そして本体はとてもユニークな構造で構成されています。この側面の形状は、革を相互に噛み合わせることから生まれたもの。外見の美しさはもちろん、本体の強度を高めながら、同時に革工房での製造の効率化の両立から生まれたデザインです。

















Colors










BOCHSマスタード








BOCHSモス








BOCHSスレート














Interview


デザイナー・インタビュー 鈴木大基さんにうかがいました








この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください


BOCHS 製作のきっかけは、日常的に持ち歩くアイテムが小型化して減ってきた一方で、既存アイテムの規格サイズは変わらないという現実から生まれました。このギャップに気づいたとき、効率の良い収納レイアウトを考えることで、ちょうどいい大きさと機能を持ったバッグができるのではないかと考えました。








最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことは、いくつかの重要なポイントに集約されます。

まず、機能性とシンプルさのバランスを大切にしました。使いやすさを最優先にしながら、無駄のない形状を追求しました。収納力を確保するために、ポケットの配置やサイズ感を細かく調整し、必要なアイテムを効率よく収納できるレイアウトを工夫しました。また、バッグのシルエットをスクエアにすることで、シンプルでありながらもスタイリッシュな印象を与えるようにしました。

作り方やパターンワークにおいても、機能性や収納の使い勝手を重視しました。特に、ポケットやパーティションの配置、バッグ本体の形状が、使う人のニーズに直結するように設計しました。収納スペースを無駄なく配置することで、収納力がありながらも、バッグ全体のラインがきれいに保たれるように工夫しました。このように、デザインと機能が一体となるように配慮し、どちらも妥協せずに仕上げました。

また、素材選びにも細心の注意を払い、リバーシブルのショルダーストラップや革の重なり合いが、デザインにアクセントを与えつつ耐久性も兼ね備えたものに仕上げました。バックルの位置や調整のしやすさも考慮し、どんなスタイルにも合わせやすく、使い勝手が良いものにしました。 サイズ感に関しても細かく調整し、日常的に使うアイテムを収納できる大きさを確保しつつ、スリムでスマートに見えるように心掛けました。最終的に、機能性とデザインが調和したバッグが完成しました。



この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?


このシリーズに使っている革は、落ち着いた半ツヤ仕上げのガラスレザー。カジュアルにもクラシックにも寄りすぎず、どんな装いにも自然に馴染みます。

ストラップには、しなやかなヌメ革を組み合わせ、肌や衣服へのあたりもやさしく。ショルダーストラップは、ベテランのベルト職人が1本ずつ手作業で仕立てています。

バックルは、東京・下町の工場とともに製作したFABRIKオリジナルの「CROSS BUCKLE」。この金具は2019年、イタリアの国際的なデザインアワード A’Design Awardで銀賞を受賞しました。素材も構造も、見えない部分までこだわって設計しています。


AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


BOCHSトートバッグをご覧いただき、ありがとうございます。 このバッグは、シンプルでありながら収納力抜群で、さまざまなシーンに対応できるデザインとなっています。特に、ショルダーストラップは幅広い長さの調節が可能で、手持ちのトートバッグのように短めに持つことも、斜めがけのショルダーバッグとして使うことも、さらにはボディバッグのようにタイトに使用することもできます。お好みのスタイルで、自由に楽しんでいただけるのが大きな魅力です。

もし、バッグについて気になる点やご質問があれば、どうぞお気軽にお知らせください。皆さまのご期待に応えられるよう、これからも心を込めて製品作りに励んでまいります。



Brand Story







FABRIKは2012年にクラフトマンとプロダクトデザイナーによって発足した、デザイン、OEMを主な事業としたクリエイティブスタジオです。東京・上目黒のアトリエで生まれるアイデアを、日本の作り手と共に磨き上げ提供します。

2014年よりオリジナルブランドFABRIK®をスタート。オリジナル商品の企画製造販売を通じて自社のクリエイションを発信しています。三角屋根と煙突をかたどったブランドアイコンは、わたしたちのシンプルで明快なものづくりを表すシンボルです。

あらゆる「もの」をデザインします。先入観や既成概念にとらわれず、ものそれぞれの「あるべきすがた」を探求し、かたちにすることを心がけます。素材、機能、人、製造背景。ものづくりにまつわるさまざまな要素をたよりに、「理」に寄り添った、タイムリーでタイムレスなものづくりを目指します。








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