アウトドアのヘビーな使用も、家庭での普段使いにも。飲み物が美味しく使いやすい、新しい構造、新しいホーローで作りました。
ovject ENAMELHOOKMUG
アウトドアでのヘビーな使用はもちろん、家庭での毎日の利用にも最適。コーヒーやお茶、お飲み物を美味しく、口あたりもよく、持ちやすく、使いやすいマグカップが生まれました。
本体の素材に使ったのは、ホーロー(琺瑯)。味わい深いコーヒーを淹れるための湯沸かしケトルや、美味しい料理のための鍋、保存容器、グリルのゴトクなど、キッチンをはじめとする、私たちの身のまわりにあるホーロー製品。
食品の風味を損なわず、本来の味わいを楽しめる。そして、耐熱・耐摩耗性に優れ、臭いが付かず、清潔にできて、扱いやすい素材、ホーロー。さらに近年では環境に優しい素材として再評価されている素材です。
このホーローで作った新しいアウトドアマグ「ovject ENAMEL HOOK MUG」は割れない、直火で使える、コンパクトに携帯できる性能を備えながらも、普段使いの扱いやすさ、飲み心地を備えたマグカップ。
強力磁石でマグ本体から着脱できる持ち手を装備。マグにパチッと取り付けた後、上面に樹脂製の持ち手をずらすとしっかり固定。
これまでの金属製アウトドアカップとは異なり、指を通してしっかりカップを持つことができ、カップの上面部を曲げたことで、口当たりもよく、温かいもの・冷たいものもより美味しくいただけます。
持ち手はカップの内側に固定すれば、スタッキングして重ねて収納。さらに上蓋も付属しましたのでアウトドアではもちろんデスクワークの手元に置いて。蓋をしたままでも飲める構造にしました。
さらに本体の表面は従来のホーロー製品とは異なり、艶消しの美しい仕上げ。ざらっとした質感もよく手に馴染みます。本体はグレー、オフホワイト、そしてブラックの3色、そしてカップの質感が映える色付きのハンドルを揃えています。
本体の素材に使ったのは、ホーロー(琺瑯)。味わい深いコーヒーを淹れるための湯沸かしケトルや、美味しい料理のための鍋、保存容器、グリルのゴトクなど、キッチンをはじめとする、私たちの身のまわりにあるホーロー製品。
食品の風味を損なわず、本来の味わいを楽しめる。そして、耐熱・耐摩耗性に優れ、臭いが付かず、清潔にできて、扱いやすい素材、ホーロー。さらに近年では環境に優しい素材として再評価されている素材です。
このホーローで作った新しいアウトドアマグ「ovject ENAMEL HOOK MUG」は割れない、直火で使える、コンパクトに携帯できる性能を備えながらも、普段使いの扱いやすさ、飲み心地を備えたマグカップ。
強力磁石でマグ本体から着脱できる持ち手を装備。マグにパチッと取り付けた後、上面に樹脂製の持ち手をずらすとしっかり固定。
これまでの金属製アウトドアカップとは異なり、指を通してしっかりカップを持つことができ、カップの上面部を曲げたことで、口当たりもよく、温かいもの・冷たいものもより美味しくいただけます。
持ち手はカップの内側に固定すれば、スタッキングして重ねて収納。さらに上蓋も付属しましたのでアウトドアではもちろんデスクワークの手元に置いて。蓋をしたままでも飲める構造にしました。
さらに本体の表面は従来のホーロー製品とは異なり、艶消しの美しい仕上げ。ざらっとした質感もよく手に馴染みます。本体はグレー、オフホワイト、そしてブラックの3色、そしてカップの質感が映える色付きのハンドルを揃えています。
Sizesサイズ
直径9.4×高さ10.5×幅13cm
Capacity容量
360ミリリットル
Weight重量
220グラム
Material材質
本体:ほうろう鋼板
ハンドル・フタ:ABS、シリコン、磁石、PP
Accessories付属品
ハンドル(マグネットで着脱可能)
保温・保冷キャップ
Manufacturer製造
日本製(大阪)
Manufacturer製造
阪和ホーロー(大阪府泉南市)
Designerデザイナー
三上嘉啓(STUDIO YOSHIHIRO MIKAMI)
Product Guideプロダクトガイド
大阪府泉南市、70年近くホーロー製品を作ってきたメーカーが、ホーローの優れた特性を活かして作りました。
この「ovject ENAMEL HOOK MUG」を作っているのは、大阪府泉南市にある阪和ホーロー。創業は1957年、70年近くホーロー製品を作ってきた歴史あるメーカーです。
その優れた特性から、私たちの生活の中で欠かすことのできないホーロー(琺瑯)製品。鍋やケトルなどの調理用器物や、コンロの五徳や、オーブンレンジの内部の皿、流し台・浴室製品、洗面化粧台。そしてさらに化学機器、建材や産業製品などに使われているホーロー製品。
耐熱性、耐熱水性、耐汚染性、耐摩耗性、耐候性、電気絶縁性、耐薬品性、非吸着性(臭いが付かない)による掃除の簡単さ、そして色の美しさといった。極めて多くの優れた特性を有効に利用したもの。
さらに現代では、非毒性、非活性な無機質の成分から生成され、他の金属の表面処理を寄せ付けないことから、環境に優しい素材として再評価され、さらにこれからの将来が大きく期待されている素材がホーロー製品なのです。
ホーロー製品は、100~200マイクロメータ程度の厚みの釉薬を塗布し、乾燥炉で800度前後の高温度にして焼成し、完成します。
つまりホーロー製品の優れた特性は、鉄素地の強度・造形の自由さによる特性と、ガラス質の釉薬の持つ耐食性、装飾性の特性の、ふたつの融合から生まれたものです。
この「ovject ENAMELHOOKMUG」はご家庭での使用はもちろん、アウトドアでも使いやすいホーローのマグカップ。耐熱性、耐熱水性、耐摩耗性、そして飲み物の臭いが付かないこと、という素材の持つ極めて優れた特性から作られました。
程よい重量感と口当たりの良さ、そして、一般的に知られている光沢のあるホーロー製品とは大きく異なり、艶消しで素材感の優れた落ち着いた外見も同時に楽しんでいただけるマグカップが出来上がりました。
Product Guideプロダクトガイド
毎日の生活の中で、そしてアウトドアでの使いやすさ、携帯のしやすさをしっかり考えたデザインです。
この「ovject ENAMEL HOOK MUG」は、毎日の生活の中で、コーヒーやお茶をいただくときに清潔で、スマートにお使いいただけるマグカップ。
コーヒーを美味しく淹れるためのケトルなどでホーロー製品が使われていることから皆さん良くご存知のように、耐熱性に優れ、ニオイうつりがしないことから、美味しいコーヒーやお茶をいただくためには最適なマグカップです。
また、いつもご家庭でお使いいただきながら、そのままアウトドアに持って行って、美味しく飲み物をいただく道具としての優れた機能性も兼ね備えました。それが着脱式の持ち手を備えていること。
割れない、ヘビーな環境で使われるアウトドア用のカップといえば、携帯時にコンパクトに収納できることを考えて折りたたみ式の持ち手を備えていますが、使用時にはかちゃかちゃと動いてしまったり、指を通すときに不安定だったり。また金属製のカップはその薄さから口当たりが良く無いものがほとんどでした。
「ovject ENAMEL HOOK MUG」は割れない、直火で使える、コンパクトに携帯できる、といったアウトドアでの使いやすさ、携帯性能を最優先で考えながらも、その使い心地、飲み心地もしっかりと考えました。
その大きな仕組みは着脱できる持ち手。樹脂製の持ち手は円形のフックを備えていて、しっかり指を通して安定して飲み物の入ったカップを支えることができることが大きな特徴。
そしてカップを使うときには背面に装備した二つの強力なマグネットでしっかり固定。さらにシリコン素材を貼ったハンドルを滑らせながらカップの上面部まで引き上げながら、カチッ、と音がすすまで引き上げ。これによってハンドルはカップの折り返し部分で固定されますから、安定してお使いいただくことが可能。
携帯時にはこの持ち手は素早く取り外して、カップの内側に再びマグネット固定ができます。
屋外で美味しくコーヒーやお茶、スープなどの飲料をいただくときにはもちろん、ご家庭での利用にも最適な、スタッキング収納が可能。場所を占有せず、また着脱式の持ち手を備えたことで、お手入れもしやすいホーロー製品の良さがさらに使いやすくなりました。
またカップ上面に折り返しを設けたことで、口当たりが良いこともこの「ovject ENAMEL HOOK MUG」の大きな特徴です。熱いものも、冷たい飲み物も、普段使いでも、アウトドアで、絶景の環境で使うときにも。より飲み物を美味しくいただくことができる特別なカップです。
そしてさらに温かいもの・冷たいものをより長時間、お楽しみいただくために、キャップも付属しました。このキャップをしたままでもそのまま飲料をいただくことができるよう開口部を設けました。
さらに着脱がしやすいようにノブを備えており、キャップの内側にはシリコン製の線を備えたことで、密着度もアップ。飲料を入れたままで持ち歩いたときにこぼれづらくしています。
もちろん湯沸かしケトルや鍋などで使われることから良くご存知の通り、耐熱性に優れたホーロー製品ですから湯沸かしとして使ったり、2つご用意いただければ下の写真のようにコーヒーを淹れる時のツールとしても便利におつかいただけるでしょう。
Colorsカラー
白・紫ハンドル
白・白ハンドル
灰・紫ハンドル
灰・灰ハンドル
灰・黒ハンドル
黒・白ハンドル
Interviewインタビュー
プロデューサー・インタビュー 阪和ホーロー株式会社 専務取締役 高野倫弘さんにうかがいました
この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください
ほうろう製品の中では皆さんからよく知られている必須アイテムである「マグカップ」を新しいブランド、ovjectの中で企画しました。
ただマグカップ市場は、あらゆる素材やデザインで製品が販売されており海外製などの安価なものが主流である為、素材がほうろう製品としても、機能やデザインだけではなかなか受け入れられないため、企画はスタートしたものの、いったん商品化を見直す形となっておりました。
しかしその後、新たに付加価値を模索し、ホーロー製品は金属でできた本体にほうろうを焼き付けた表面加工であるため、磁石でくっ付くことに着目しました。
そこで「取っ手を簡単に取り外しできるマグカップ」という発想が生まれました。また、本体と取っ手とのカラーを変えることでバリエーションが増え見た目で楽しめるマグカップを生み出すことができました。
この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?
機能性の高いほうろうの素材でほうろう加工会社オリジナルの釉薬を使用し、今までのほうろうになかった陶器感のある風合いをイメージしました。
ほうろう本来の光沢仕様ではなく、マットな風合いを目指して、初めにブラック、ホワイト、グレーのカラー展開を考えました。
また製品の表面を「マット仕様」とすることについては、表面の滑らかさを損なわずマット感を表現しその仕上がりと鉄製でありながら酸に強いなど、他にないものとなりました。
そのため、釉薬自体が、ほうろう加工会社オリジナルの配合であり、更には通常の加工方法と比較して、より技術と手間を必要とするところによります。
「取っ手が簡単に着脱できる」、ということは「使用中に外れない」ことが条件となります。一見すると矛盾するコンセプトなわけですが、装着時の強度と、脱着の容易さを考え何度も試行錯誤を繰り返すことで解決しています。
最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください
カップの取っ手との接合部分は検討を重ねた部分です。本体のデザインを損なわないよう、口元の形状と折り返し幅を調整しました。
ほうろうは一般的な塗装と比較して、コートする回数が多く、膜厚自体も大きいことから、微妙な塗り加減により膜厚のブレ幅も大きくなってしまいます。そこで、限界までほうろうの膜厚を薄くすることで、量産での安定を確立しました。
そして更に、取っ手側にシリコンコートを貼り付けることにより、若干の膜厚差を吸収することが可能になりました。
AssistOnのお客様にメッセージをお願いします
コーヒーやお茶など、暖かい飲み物でお使いいたくのも良いのですが、冷たい飲み物にお使いいただくのも最高です。
カップごと冷蔵庫などで冷やしていただき、冷たい飲み物を注いていただくと、よりひんやりと美味しくいただけると思います。ほうろうの表面が陶器風となっているため、冷やした手触りが心地良いのです。
本体は取っ手を外すとスタッキングすることができます。もし完全に乾いていない状態で重ねると外れなくなることが稀にあります。また、持ち手には磁石が付いていますので、サビが発生しないよう、使用後は本体の水分を拭き取ってから保管をお願いします。
Profileデザイナープロフィール
「ovject」 is not「object」. ovject はありふれた object ではない視点を変えた既成概念に捉われないプロダクトを考えるレーベルです。
老舗ホーロー加工メーカーが、日々の暮らしに関わる様々なプロダクトを提案します。目にしたとき心に変化をくれるモノ。そのモノがあることで日常が少しだけ心地よくなるモノ。ovject は機能とカタチ、道具と人との関係性の境界にある可能性をカタチにします。
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