sumi maru

Product Guideプロダクトガイド

外はかりっと、中はトロふわ。カーボン・グラファイト素材で作った美味しいたこ焼きを作るための道具です。









カーボン・グラファイト素材のプレートから高度な技術でひとつずつ削り出して作った美味しいたこ焼きを作るための道具、それがこの「sumi maru」。

外はサクッと香ばしく焼き上げて、中はふわとろ。しかしその特徴はその美味しい味わいだけではありません。「sumi maru」はくるくると手早く焼き上げることができて、サイズもたいへんコンパクト。たこ焼きを作った後のお掃除やお手入れも簡単。通常のガスレンジやIH調理器はもちろん、家族や仲間で囲むカセットコンロがあれば簡単に美味しいたこ焼きパーティーが可能です。





カーボン・グラファイト素材によって作り出された遠赤外線効果によって、外はこんがりと香ばしく、中は閉じ込めた水分でしっとりとした焼き上がり。

これは炭火で焼きあげるのと同等の焼き上がりですが、もちろん面倒な火起こしも不要で一般の家庭でも簡単にできる。プレートの表面はフッ素コーディング処理をしていますから、調理中のたこ焼きがくるっと回転しやすく、焦げつきづらいこともこの「sumi maru」の大きな特徴です。

汚れも落ちやすく、さっと洗えて、幅18センチ、奥行き15センチですから、コンパクトに収納することができます。







「sumi maru」は、工業用素材として、自動車や航空機の部品として知られるカーボン・グラファイトを削り出して制作しているため継ぎ目がなく、さらに均一に温度が伝わる。また、カーボン・グラファイトを加熱すると炭火焼と同等の遠赤外線を発し、さらに底面の厚さが5mmもあるので、しっかりと熱を蓄え焼き上げることができます。

そのためこの「sumi maru」はまるッとしたくぼみを生かしたお料理用の焼き物プレートとしてもお使いいただくことができます。例えばアヒージョ。遠赤外線効果によって、みずみずしいまま火が通る。もちろんコンパクトなので、カセットコンロにのせて、調理しながら楽しむことができます。そしてコロコロの焼きおにぎり作り、ミニミニ・ハンバーグや、カステラなどのお菓子作りにもおすすめです。

Manufacturer製造

自動車関連産業で培われた高い技術力、日本の高度なモノづくりの技術から生まれました。









「sumi maru」を作っているのは、神奈川県綾瀬市の旭工業。日本では数少ないカーボン加工専門メーカーです。創業は昭和31年、65年以上の歴史を持ち、自動車関連産業において技術を磨いてきました。

「sumi maru」はこのカーボン・グラファイト素材の中でも「純カーボン」といわれる純度99.9パーセントの素材を贅沢に使用しました。

カーボン・グラファイトは耐熱性、熱伸縮性、耐酸性がある、極めて優れた素材。たいへん高価な素材でもありますが、この素材を旭工業の技術で塊から削り出して作ったのが、「sumi maru」です。鉄の約1/4の比重とう軽量性、熱膨張率が低い、熱伝導率が高いという調理用プレートとして最適な特徴があり、熱すると遠赤外線を発するというこの優れた機能をいかしました。

Interviewインタビュー

プロデューサーインタビュー　旭工業の嶋さんにうかがいました










旭工業有限会社　昭和31年創業の日本では数少ないカーボン加工専門メーカー。カーボン・グラファイトの鏡面仕上げ加工やワイヤー放電加工など、独自の高い技術を誇る。



この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください


カーボンでたこ焼きを焼いたら美味しいのではないか？がきっかけです。実際に焼いてみたところ火の通りが早く、食材の水分量を閉じ込めて美味しく出来たのでたこ焼き以外も色々と調理を楽しめるのでは無いかと感じ、試作でハンバーグを焼いたところ通常時間のかかるハンバーグでも焼き上がりが早く、玉ねぎはシャキシャキお肉はジューシーに焼き上がりカーボンならではの良さを色々な調理にも使えると思いました。

神奈川県綾瀬市の地域プロジェクト「あやせものつくり研究会」の カーボン・グラファイト素材を削り出して作る商品 「Sumi」シリーズのひとつとしてつくりました。タコ焼きは子供から大人まで大人気で、いろいろな道具が世の中にはあります。カーボン素材のものは見当たらないのでタコ焼き機っぽいモノを試作をし、 調理テストをしてみました。

カーボンは加熱すると遠赤外線を発し、食材の中までしっかりと熱が伝わります。 そのため中がトロッではなくふっくらと仕上がりました。 中がトロッでなければタコ焼きではない・・？？ と、いうことで外はカリッと、中はふっくら、丸くてサクッとした料理がいろいろ できる、「sumi maru」というモノが誕生しました。




最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


シンプルで使いやすく、他のSumiシリーズと統一感のあるミニマルなデザインをデザイナーの八幡さんに希望致しました。

「Sumi」シリーズの「炭トースター」の平面のシルエットを踏襲しつつ、 ９個の丸いものが焼ける形状。 体積が多いと加熱に時間がかかり、重くなるので極力コンパクトにし、 液状の素材を焼くときにもこぼれないようにフチの形状にもこだわりました。



この製品で使われている素材について、エピソードはありますか？


カーボン・グラファイトという素材を使用しています。私たち旭工業有限会社はカーボン・グラファイトだけを専門に加工する工場です。カーボン・グラファイトは、熱に強い・電気をよく通す・熱すると遠赤外線を発する・軽い（鉄の約1/4の比重）・熱膨張率が低い・熱伝導率が高いなどの特徴があり、主に熱処理炉の炉内部品や製鉄所内など、工業向け部品に使用されています。

私の趣味がバーベキューで、炭は遠赤外線を発していて、それで焼くから美味しいということを知りました。工業用のカーボン・グラファイト素材も、同じように熱すると遠赤外線を発します。これをマッチングできないかと思い、カーボン・グラファイトでバーベキュープレートを作り焼いてみたところ、肉がとても美味しく焼けたのが始まりです。

カーボン・グラファイト素材の塊から、ひとつひとつをNC切削機で削り出して形を出します。 その際、粉になる部分も多く、時間もかかります。 また素材のままだと鉛筆と同じように周りが黒くなるので、上面はフッ素コーティング、 裏面は黒色の耐熱塗装をして焼き付け、お手入れしやすく、かつ耐久性を高めています。




AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


形状はたこ焼き器ですが、たこ焼きだけではなく色々な調理に使えます。お子様のお弁当作りやちょっとしたパーティーなど是非皆さまで楽しんでください。

「sumi maru」は丸くてかわいい食べ物をいろいろ作れます。 使い初めは少しコツが必要ですが、慣れてくるとだんだん作るのが楽しくなってきます。 我が家では白米を丸めながら香ばしく焼き、仕上げに醤油をたらし、 丸い焼きおにぎりを作るのがお気に入りです。 特にお子様のいる家庭では、ベビーカステラなどのおやつを作るのもおすすめです。 できれば休日などのんびりできるときに、コロコロと丸めながらおいしく楽しい時間を 過ごすのに役立ててもらえたら嬉しいです。

Interviewインタビュー

デザイナー・インタビュー　八幡純二さんにうかがいました









デザイン事務所勤務を経て独立。生活用品などの身近なモノから、
産業機械等の工業デザインまで幅広く携わる。
2002年〜アッシュコンセプト参加。オリジナル製品の開発や、
他企業のデザインコンサルティングを担当。
東京藝術大学デザイン科卒。

家事や地域活動などの日常生活から湧き出たアイデアを盛り込み、
気取らず愛着を持って末永く使ってもらえるようなモノを
多くデザインしたいと思っています。




この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください


神奈川県綾瀬市の地域プロジェクト「あやせものつくり研究会」のカーボン・グラファイト素材を削り出して作る商品「Sumi」シリーズのひとつとしてつくりました。

タコ焼きは子供から大人まで大人気で、いろいろな道具が世の中にはあります。カーボン素材のものは見当たらないのでタコ焼き機っぽいモノを試作をし、調理テストをしてみました。

カーボンは加熱すると遠赤外線を発し、食材の中までしっかりと熱が伝わります。
そのため中がトロッではなくふっくらと仕上がりました。中がトロッでなければタコ焼きではない・・？？

と、いうことで外はカリッと、中はふっくら、丸くてサクッとした料理がいろいろ
できる、「スミマル」というモノが誕生しました。



最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


「Sumi」シリーズの「炭トースター」の平面のシルエットを踏襲しつつ、９個の丸いものが焼ける形状。

体積が多いと加熱に時間がかかり、重くなるので極力コンパクトにし、液状の素材を焼くときにもこぼれないようにフチの形状にもこだわりました。




この製品で使われている素材について、エピソードはありますか？


カーボン・グラファイト素材の塊から、ひとつひとつをNC切削機で削り出して形を出します。

その際、粉になる部分も多く、時間もかかります。また素材のままだと鉛筆と同じように周りが黒くなるので、上面はフッ素コーティング、裏面は黒色の耐熱塗装をして焼き付け、お手入れしやすく、かつ耐久性を高めています。



AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


「sumi maru」は丸くてかわいい食べ物をいろいろ作れます。使い初めは少しコツが必要ですが、慣れてくるとだんだん作るのが楽しくなってきます。

我が家では白米を丸めながら香ばしく焼き、仕上げに醤油をたらし、丸い焼きおにぎりを作るのがお気に入りです。特にお子様のいる家庭では、ベビーカステラなどのおやつを作るのもおすすめです。

できれば休日などのんびりできるときに、コロコロと丸めながらおいしく楽しい時間を過ごすのに役立ててもらえたら嬉しいです。

Brand Storyブランドストーリー

関東でも有数の町工場で栄える神奈川県綾瀬市。自動車関連産業で培ってきた、機械器具などのさまざまな種類の素材加工に定評がある工業地域です。

4つもの工業団地を抱えながらも少人数での生産体制をとっている工場が多く、高い技術力と、まるで手仕事のように想いを込めた製品づくりをしています。その価値を再発掘・表現し、地域を向上させるため、意欲を持った市内中小企業の企業経営者等によって、あやせものづくり研究会はうまれました。

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