雨具や工具を収納しリフレクターを備えた新しい自転車用サドルバッグ。重量27グラムで防水、強靭な素材、ダイニーマを採用。

Saddle Bag with Dyneema

急な雨に備えてレインパーカーを収納。パンクやトラブルに対応するための工具を持ち運ぶ。自転車で移動する時に必要なものをしっかり持ち運び、走りの邪魔をしない究極の軽さを追求したサドルバッグが「Saddle Bag with Dyneema」です。

重量は27グラムと極めて軽量で強靭。この高性能が実現できたのは、その素材に使用した超強力超高分子量ポリエチレン「Dyneema® Composite Fabric」。オランダDSM社と東洋紡によって開発された「Dyneema(ダイニーマ)」は、世界で最も強力な素材と言われ、同じ重量のスチールに比べて15倍強く、しかし比重0.97g/cm3と極めて軽量。有機繊維としては最高レベルの強度・弾性率を有する素材。

自転車本体へ取り付けるストラップ用フックは過酷な環境下での採用実績があり、軽量ながら抜群の耐久性を誇るTrimmers®製のアルミニウム金具を採用。開口部を閉める時にはこのバックルを指で摘んでストラップを引っ張るだけ。さらに自転車のサドルの取り付け用の取り付けベルトとしても使用します。

さらに本体取り付けのベルトには3M社製リフレクティブシートを使用。本体フレームなどにも取り付け可能で、夜間や薄暗い時間帯の安全のためのお役に立ちます。

Sizes


約8×21×8cm

Capacity


1リットル

Weight


約25グラム

Material


本体:Dyneema® Composite Fabric
リフレクター:3M社製リフレクティブシート

Country of Manufacture


日本製

Brand Name


LIFEWORKPRODUCTS(日本)





















Product Guide


雨具や工具など必要なものをしっかりコンパクトに収納できます。







自転車で移動する時に必要なものをしっかり持ち運ぶ。急に雨が降り出した時に備えて雨具を。パンクや愛車の突然の破損に備えるための工具類などをサドルに取り付けてコンパクトに持ち運ぶためのバッグが、この「Saddle Bag with Dyneema」です。

本体に使用した特殊素材「Dyneema」の特性を利用し、軽量かつ強靭で、防水性能にも優れたバッグです。サドルへの取り付けは簡単。そして本体付属のベルトがハンドルとなり、そのままぶら下げて携帯することが可能なバッグにもなります。












自転車本体へ取り付けるストラップ用フックは過酷な環境下での採用実績があり、軽量ながら抜群の耐久性を誇るTrimmers®製のアルミニウム金具を採用。開口部を閉める時にはこのバックルを指で摘んでストラップを引っ張るだけ。さらに自転車のサドルの取り付け用の取り付けベルトとしても使用します。ストラップの長さを調節することで様々な形状の自転車に対応。本体フレームなどにも取り付け可能です。
















さらに着脱可能で、長さ調節ができる本体固定のベルトには、幅広の3M社製リフレクティブシートを装備。この「Saddle Bag with Dyneema」が夜間や薄暗い時間帯の安全のためのお役に立ちます。









そして別売のブロンプトン自用収納携帯ケース「Bicycle Bag for Brompton」専用の収納バッグになります。ブロンプトンを取り出した後、簡単にくるくると丸めてピッタリ収納することができますので、ぜひ合わせてご利用ください。







Material


超強力超高分子量ポリエチレン素材「Dyneema® Composite Fabric」を使用して作りました。







日本の東洋紡とオランダのDSM社によって開発された、超強力超高分子量ポリエチレン「Dyneema」。この世界最強クラスの繊維をポリエステル樹脂でコーティングした究極に薄いフィルム素材の生地、「Dyneema® Composite Fabric」を使用して作ったのが、「Saddle Bag with Dyneema」です。

「Dyneema」の比重は0.97g/cm3。極めて軽量なだけではなく、さらに有機繊維としては最高レベルの強度と弾性率を有している素材。その強度はなんとピアノ線の約8倍の強さで、直径10mmのロープで約20t(理論値)の重さを支えることができます。その特徴を活かし、釣り糸や船舶係留ロープ、安全手袋などの特殊産業資材などで採用されています。






「Saddle Bag with Dyneema」の表面にあるフィルムの重なりによる縞模様は、自然素材のようにどれ一つ同じものはなく、さらには質感の変化も楽しめます。たとえばグレーは、使いこむことで金属のような質感が紙のような風合いになっていきます。












重量はわずか25グラムと驚くほどの軽さ。ほとんど質量を感じないほど超軽量で薄いフィルム生地のサドルバッグです。必要最小限のものをコンパクトにまとめて携帯し、使わない時もくるっとまとめてバッグの片隅に入れておくことができます。







Interview


デザイナー・インタビュー 宮沢哲さん、南出圭一さんにうかがいました








この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください


自転車に乗る時に荷物を軽くすることは、自転車本来の走りの爽快さを楽しむために必要な要素の一つですが、パンク修理キットや急な雨対策用の雨具など最小限の荷物を持ち運ぶサドルバッグは特に軽さやコンパクトさが求められる製品だと考えていました。

そこで同時期に開発していた別売の折りたたみ自転車ブロンプトン専用輪行バッグ(Bicycle Bag for Brompton with Dyneema®︎)の収納袋としても使えて、それ以外でも汎用性のあるサドルバッグを作りたいと考えたのがこの製品をつくるきっかけです。



最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


自転車に取り付けた時に邪魔にならないコンパクトなサイズ感であることを考慮しつつ、十分な収納量を備えたサドルバッグとして、汎用性の高い、容量約1.0Lのボトル型形状を採用しました。サドル下だけでなく本体フレームなどにも取り付けられる自由度を持たせるため、固定用のストラップやベルトの長さを変えていくつも試作をつくりながらデザインを詰めていきました。

また、運転中の安全性を高めるために3M社製の反射率の高い幅広のリフレクティブシートを本体側面に備え、製品の特長として機能的に美しくまとめることを意識しました。



この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?


持ち運びの軽さやコンパクトな収納性を実現するため、バッグ本体の素材には世界最強クラスの繊維Dyneema®をポリエステル樹脂でコーティングし、同重量比でスチールの約15倍の強度を持ちながら、比重1.0未満で水に浮くほど超軽量で防水性も備えた、究極に薄いフィルム素材の生地Dyneema® Composite Fabricを採用しました。

また、しなやかさと強度を備えたナイロン製ベルトと軽量ながら抜群の耐久性を誇るTrimmers®製アルミ金具を採用し、本体側面に幅広の3M社製リフレクティブシートを装備するなど、堅牢性と安全性に配慮した素材を使用しています。



AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


LIFEWORKPRODUCTSはデザインを職とする私たちがマーケットを意識せず、自分で使いたいと納得できるモノだけを、充分な時間をかけてカタチにしていくブランドです。

「ライフワーク」という言葉には自分たちの思いはもちろん、それを気に入ってくださった方の生活の一部になり愛着を持って使っていただくことで、最終的に製品寿命を迎え、その役割を十分果たしたと言えるものをお届けしたいという決意も込めていますので、ぜひ長くご愛用いただけると大変うれしいです。



Profile





LIFEWORKPRODUCTS は、モノに溢れた時代、多層化する価値観のなかで立ち上げたブランドです。

デザインを職とする私たちが、自分で使いたいと納得するものだけを充分な時間をかけてカタチにしていく。それは、暮らしのなかで使い尽くされる「道具」をつくるという挑戦でもあります。

LIFEWORKPRODUCTS いま、私たちが考える、もっとも正直なカタチです。

LIFEWORKPRODUCTSの始まるきっかけはとても些細な理由でした。“自分が使いたいと思うものがない” 多くの商品が溢れるなか、この複雑な感覚に、私たち自身思い当たることがあります。

多くのクライアントワークは、目的に対する最大公約数を模索していきます。経済原理として、より多くの方に製品を届けるためには必要なことですが、時として、デザイナーの職としての解と、自身の正直な解が異なることがあります。

最大公約数を探るなかで、ひずみのように生まれてしまう感覚的なズレ。その小さな違和感を、製品を手に取った方も同様に感じているのではないか。だからこそ、“次のもの“を無意識に繰り返し求め、結果的に、さまざまな問題さえ引き起こしているのではないかと想像するのです。

共感できるモノは長く使うなかで「道具」となり生活の一部となる。壊れても直してでも使いたくなる、そんな人とモノのシンプルな関係を取り戻すべく、必要な方にだけ届ける数量で作りたい。

それは決して容易なことではなく、理想に追いつかず開発が止まってしまっているものも多いのが現実です。

しかし、今だからこそ、ものを生み出すデザイナーの使命として、こういう活動が世の中にもっと必要なのかもしれないと私自身考えます。

“LIFEWORKPRODUCTS”には、デザイナーが正直にカタチにしていく場でありつづける、そんな決意が込められています。