変身ロボットのように携帯・収納モードから使用モードへ。刃先を安全にカバーする状態から、紙を切る状態に変身するハサミ。

キャップがなくならないハサミ

デスクワークの場所や作業台、家庭のリビングでも。文房具の中でも「ハサミ」は無くてはならない存在。机の上だけではなく、ペンケースの中には小型サイズのものを入れていつも持ち運んでいる、という方もおられるでしょう。

けれど「ハサミ」は刃物、紙やいろいろなものを切るためのものですから、先端は尖っているもので、使用には注意が必要。周囲のモノを傷つけてしまったり、取り扱いの注意を怠ることはできないモノです。

専用カバーを付属させているものも発売されていますが、取り付け・取り外しは面倒で、いつの間にか使わなくなったり、カバーだけを紛失してしまったり・・・






そんなわずらわしさから解放されるよう、もっと理想的なハサミを作ることは出来ないか?使わない時には刃先が本体の内部に収納されていて、カバーで覆われている。けれどロックボタンを押してカバーを解除するだけで刃先が現れて、すぐに使うことができる。そして使い終わったらワンタッチで元に戻ってくれる。

まるで変身するロボットのような。保護・携帯モードと使用モードを行き来することができる、便利なハサミを作りました。

作ったのはプラスチック製品の設計から成形、組み立てまでを自社で一貫して行うことができる製造メーカー。そして大阪の文具発明家、横田さんとが手を組んで作った新しい文房具のユニット「横田文具」。

特許取得済みの機構を備えて、極めて高度なプラスチック製造技術の粋を集めて作り上げたのがこの「キャップがなくならないハサミ」。

刃には一般的なハサミ同様、ステンレス製のものを使用して、きちんとした切れ味を。使い終わったら「カッシャ!」とカバーを引き下ろせばロック機能が働いてくれる構造で、ペンケースにも収納して持ち歩けるよう、スモールサイズもご用意しました。





Sizes



:刃渡り6.5cm
:長さ16.9×幅7.5×厚さ1.4cm


:刃渡り3.7cm
:長さ10.7×幅5.5×厚さ1.1cm

Weight


大:69グラム
小:22グラム

Material


本体:ABS
刃:ステンレス

Manufacturer


エイジ化成(大阪府八尾市)

Brand Name


横田文具







































Movies


「キャップがなくならないハサミ」の使い方を解説した動画を作りました。ラージサイズとスモールサイズ、それぞれでご覧ください。(どちらも23秒間)



























Product Guide


トランスフォーメーション。まるで変身ロボットのように本体が動作して、携帯・収納モードから使用モードへ。刃先を安全にカバーする状態から、快適に紙を切る状態に。












仕事や趣味のデスクに、リビングに。文房具の中でも「ハサミ」は無くてはならないもの。机の上ではラージサイズのものを使い、ペンケースの中には小型サイズのものを入れていつも持ち運んでいる、という方もおられることでしょう。

けれど「ハサミ」は刃物、紙やいろいろなものを切るためのものですから、先端は尖っているもので、使用には注意が必要。周囲のモノを傷つけてしまったり、取り扱いの注意を怠ることはできないモノです。

そこで、使用しない時のために刃先を守ったり、ハサミが不意に開いてしまわないための専用カバーを付属させているハサミも多く発売されていますね。でもカバーの取り付け、取り外しは面倒で、使用中はどこかに保管しておかなければならない。そしてカバーを無くしてしまったり、いつの間にかカバーを付けないままで使用するようになってしまったり。








そんなわずらわしさから解放されるような、もっと理想的なハサミを作ることは出来ないか?使わない時には刃先が本体の内部に収納されていて、カバーで覆われている。けれどロックボタンを押してカバーを解除するだけで刃先が現れて、すぐに使うことができる。そして使い終わったらワンタッチで元に戻ってくれる。

そんな保護・携帯モードと使用モードを行き来することができる、これまでに無かった、理想的なハサミを作りました。








作ったのは「横田文具」というブランド。プラスチック製品の設計から成形、加工、検査、組み立て、出荷までを自社で一貫して行うことができるプラスチック製品の製造メーカー、エイジ化成と、大阪の文具発明家、横田さんが手を組んで作った製品です。

特許取得済みの機構を備え、極めて高度なプラスチック製造技術の粋を集めて作り上げた製品が、この「キャップがなくならないハサミ」です。

卓上に置いた時にも刃先は露出しておらず、ペンスタンドに立てる時、引き出しに収納する時に刃先で周囲の筆記具や文具を傷つけてしまうこともありません。サイズは一般的な大きあのラージタイプに加えて携帯に便利なスモールタイプも用意しましたので、ペンケースの中に入れて安全に持ちあることが可能です。

刃には一般的なハサミ同様、ステンレス製のものを使用して、きちんとした切れ味を。使い終わったら「カッシャ!」とカバーを引き下ろせばロック機能が働いてくれる構造です。
















Product Guide


「キャップがなくならないハサミ」ラージタイプの使い方。












「キャップがなくならないハサミ」ラージタイプの収納モードはこちら。ハサミの刃はボディーの中に収納されて守られています。またハサミを開くこともできず、ロックされた状態です。それでは実際に使ってみましょう。








まずハンドルの付け根にある安全ストッパーを押し込みます。赤色が本体のパートカラーとして使われているバリエーションはその赤色のパーツが目印です。このパーツを押し込みながら本体のキャップを手前に引き戻します。すると、そのまま刃先が露出してきます。操作が慣れない時にはこの操作を繰り返して少し練習していただくと良いでしょう。















キャップをハンドルの付け根のところまで押し込んだら、トランスフォーメーションが完了。これでハサミの刃を開いてご使用ください。再び刃先をカバーに収納するにはこの反対の操作を行います。刃先が完全に隠れたら「カチッ」と本体から音がしますで、これらロックされた状態の確認音になります。























Product Guide


「キャップがなくならないハサミ」スモールタイプの使い方。












「キャップがなくならないハサミ」スモールタイプの収納モードはこちら。基本的な使い方はラージタイプと同じです。ハサミの刃はボディーの中に収納されて守られています。またハサミを開くこともできず、ロックされた状態です。それでは実際に使ってみましょう。








まずハンドルの付け根にある安全ストッパーを押し込みます。赤色が本体のパートカラーとして使われているバリエーションはその赤色のパーツが目印です。このパーツを押し込みながら本体のキャップを手前に引き戻します。すると、そのまま刃先が露出してきます。操作が慣れない時にはこの操作を繰り返して少し練習していただくと良いでしょう。








キャップをハンドルの付け根のところまで押し込んだら、トランスフォーメーションが完了。これでハサミの刃を開いてご使用ください。再び刃先をカバーに収納するにはこの反対の操作を行います。刃先が完全に隠れたら「カチッ」と本体から音がしますで、これらロックされた状態の確認音になります。















Package












製品の見えるPP製化粧箱 日本語の解説書付き
パッケージサイズ: 大:10×19×7.2cm 小:12.8×8×2cm











Variations


「キャップがなくならないハサミ」ラージ









キャップがなくならないハサミ 大 ブラック

本体価格 ¥1,680 (税込価格 ¥1,848)

Amazonアカウントでも買えるようになりました!


Sizes


刃渡り6.5cm 長さ16.9×幅7.5×厚さ1.4cm

Weight


69グラム






キャップがなくならないハサミ 大 ホワイト

本体価格 ¥1,680 (税込価格 ¥1,848)

Amazonアカウントでも買えるようになりました!


Sizes


刃渡り6.5cm 長さ16.9×幅7.5×厚さ1.4cm

Weight


69グラム











キャップがなくならないハサミ 大 ホワイト×レッド

本体価格 ¥1,680 (税込価格 ¥1,848)

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Sizes


刃渡り6.5cm 長さ16.9×幅7.5×厚さ1.4cm

Weight


69グラム










Variations


「キャップがなくならないハサミ」スモール














キャップがなくならないハサミ 小 ホワイト

本体価格 ¥1,160 (税込価格 ¥1,276)

Amazonアカウントでも買えるようになりました!


Sizes


刃渡り3.7cm、長さ10.7×幅5.5×厚さ1.1cm

Weight


22グラム



















Interview


デザイナー・インタビュー エイジ化成・企画開発担当 相原知絵さんにうかがいました










この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください


弊社、エイジ化成は大阪府八尾市に本社を構える、プラスチック製品の製造メーカーです。設計から成形、加工、検査、組み立て、出荷までを自社で一貫して行うことができるのが私たちの強みです。しかしこれまでは他社様からの依頼を受けての製造で、自社オリジナルと言える製品は作っていませんでした。

私たちのメーカーとしての強みが活かせる製品を作りたい、と考えていたときに、思いついたのが、地元、大阪の発明家、横田さんの存在でした。弊社では製品を作る際の試作製造を横田さんにお願いしていたのですが、打ち合わせで事務所にうかがう度にユニークで素晴らしい発明品を披露してくださって、これらの製品が世の中に出て、実際に使われないのは本当にもったいないことだ・・・・と考えていました。

私自身も文房具が大好きで、横田さんが特許を取得されているたくさんの発明品の中には、普段は何気なく使っている文具でも、アイデアやデザインの工夫によって、もっともっと生活を便利にしくれる。そういった「気づき」を与えてくるものがたくさんあって、私たちエイジ化成の、メーカーとしての強みを活かしながらも、みなさんのお仕事や生活の中にある不便を解消できるのではないか、そう考えました。これが発明家、横田さんの名前を冠したブランド「横田文具」を私たちがスタートさせたきっかけでした。

この「キャップがなくならないハサミ」ですが、変身ロボットのようなトランスフォーム感が面白く、一見するとどうやって刃が現れてくるのか全く分からない仕組みが、文房具好きの私としてはたまらない、開発を進めるに当たってワクワクしながら作業を進めた製品でした。

ポーチやペンケースの中から手探りでも刃がむき出しになることもありませんので、安心してお使いいただくことができます。そして使うたび、使い終わるたびに「変身!」を体験していただくことができますので、そんな遊び心をぜひ皆さんにも体験していただきたいと思っています。











最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


発明家である横田さんですが、本業が製品の試作製作者ということで、原案自体はどれもそのまま製品化できるクオリティーのものばかりでした。そこで実際の製品に向けて、客観的な使いやすさ、製品化するときのブランドとしての統一感をどのようにまとめてゆくか。これを私と東京営業所所長の大原と二人で企画進行させました。

より多くの人に使っていただきたい、という思いがありましたから、使いやすさとデザインのバランスをどのように考えるのかがデザインを仕上げてゆくための大きなポイントであると考えました。形状としては最初の原案から極力、凹凸を減らして、丸や四角をモチーフにした形状にして、よりシンプルなデザインとなるようにしました。

色合いですが、当初はできるだけシンプルに、ご家庭や書斎での利用だけでなく、お仕事場所でも使っていただきやすいように「白」と「黒」の2色のみを考えて企画を進めていました。しかし「簡単にめくれる付箋ケース」のローラー部分のカラーを赤色にした時に、このワンポイントの赤色が製品の「最も大きな機能となる部分」に差し色として入っているのは良いのではないか、という話が出てきました。私はとにかく徹底的にシンプルな製品にしたかったので反対したのですが(笑)。

結果的には赤のワンポイントカラーは評判も良く、そこで「簡単にめくれる付箋ケース」は白と黒でローラーのみが赤色の展開、ほかの製品は赤色のワンポイントを加えた4つのラインナップにして、ロゴマークにも右スミに赤いワンポンとを入れてトレードマークにすることにしました。

「キャップがなくならないハサミ」については、刃が露出する、刃を隠すという特殊機構の使いやすさを踏まえながらも、試作品にあったボディー全体の凹凸をどうしたら極力無くして平面に、コンパクトに落とし込むかに試行錯誤した製品でした。

また本体のデザインの決定は、ハサミが「トランスフォーム」するという面白さをただ強調するだけではなく、安全性と使いやすさも考慮した製品ですから、幅広い方にも使っていただきたいという思いもありました。外見の「かっこ良さ」「たのしさ」といったデザインをどこまで生かすか、残すのか、これを決めるのに社内で意見を交換しながら企画を進行させて作った製品です。最終的には良い加減のデザインになったと感じています。










この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?


企画を進める上で素材を金属にしてはどうか、という意見もありましたが、弊社はそもそもプラスチックメーカーですから、素材をプラスチックにすること、そして完成した形状、仕上げの細部にこわだって作りました。

文具は手に持ってお使いいただくものですし、デスクで手元に置いて使うものですから、その素材感は重要です。色合いはもちろんですが、手触りも重要な要素になってきます。横田文具は表面にシボ加工をほどこしていますが、お使いいただいた時に指紋が目立ちづらいこと、そして触り心地が良いことに配慮して調整しています。

「キャップがなくならないハサミ」については、刃には一般的なハサミと同じようにステンレス素材をしていますが、そのカラーと形状の決定は開発のポイントとなった部分です。ハサミと言えば一般的にシルバーの鏡面仕上げのものが多いわけですが、隠れた状態から変身して刃が露出する、その時の意外性なども考慮して最終的にな形状とカラーを決定しています。誰か自慢していただく時の「意外性」も本製品が大切にしたい、大切なデザイン要素でした。



AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


作業中にハサミのカバーの置き場所に困る、カバーを紛失してしまうことのないハサミを作りました。使いたい時に取り出してすぐお使いいただくことができます。また私と同じような、文房具が大好きな方への贈り物にもぜひお使いいただきたいと思います。

さまざまなものがデジタル化される現代ですが、手を動かすこと、指で触れることで新しい発想が生まれてくることは多いものです。また、優れた工夫を目の前にするのは楽しいことですから、ぜひ楽しみながらみのまわりの不便さを解消していただけれたらと思います。

発明家の横田さんは莫大な発明品を作っておられますので、企画をスタートさせる上で「どれから製品化してゆくのか?」ということが難問でしたが、「まずは企画者である私たちが欲しい!」と思った製品からスタートさせることにしました。もちろん現在も企画中の製品がたくさんありますから、ぜひこれからの横田文具にご期待ください。











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机の上で困っていた「付箋」の居場所を作りました。使いたい時、思いついた時にローラーを回転させれば1枚だけをさっと取り出し。持ち運びにも便利です。「簡単にめくれる付箋ケース