自動車や自転車の移動で真価を発揮。持ち歩きたいモノを安全に身につける。自動車の助手席に固定して自由に動ける小型バッグ。

Cradeloc

自動車や自転車、徒歩での移動が多い方のための専用のバッグをつくりました。いつも身のまわりに置いて持ち歩きたいモノをしっかり運ぶ。整理整頓ができて、必要はモノがすぐに出てくる。そして快適に、安全に身体につけておける新デザインの小型バッグ。それが「Cradeloc」です。

このバッグをつくるために最も注意を払ったのは、身体にフィットさせておいて、移動がラクであること。安定感と安心感がある、脇に抱えて使える「ホールドモード」。斜めがけバッグとして使える「ショルダーバッグモード」、そして自転車で安全に走行するために考えた「3ポイントロックモード」。

さらに自動車で移動する時に困るのが、運転席の隣の座席に置いたバッグの存在。必要になったモノの取り出しがしづらいだけでなく、自動車の振動で座席から落下してしまったり、その時バッグが開いていれば、収納物が飛び出してしまったり。毎日のことなのに、この手持ちバッグの存在に困っていたドライバーは多いでしょう。

「Cradeloc」はこの困ったを解決。付属のショルダーベルトをヘッドレストに掛ける。それだけでバッグ全体がきちんと固定できて、移動中も、急なブレーキでもバッグが投げ出されることはありません。

モノの出し入れも迅速。ハンドベルトを下に引き下げるだけでバッグが開口、そのままで収納トレイのように変形して、小物類の取り出し、そして再び収納を手早く行う。もちろん運転が終わったらダブルジッパーを閉めて、素早く移動が可能です。





例えば金融機関の行き帰りや、記帳書類の事務仕事、さらには旅行先での移動では、肩と脇でしっかりバッグをロックする持ち方が、安全・安心でしょう。この「Cradeloc」はこの「ホールドモード」にきちんと着目しました。

ハンドバッグのように肩に掛けて、脇ではさむ。そのためにバッグ全体が安定するデザインにし、さらにベルト素材にもずれ落ちづらい素材を使用。カジュアルやスポーティーな服装はもちろん、ジャケット姿にも、また男女、性別と年齢を超えてお使いいただけるよう、ブラックとオレンジ、2つのカラーを用意しました。

そしてさらにこの自転車での走行中の安定性を大切に考えたのが、「Cradeloc」の「3ポイントロックモード」。付属のショルダーベルトでさらに胴体に巻きつけて固定する。バッグが脇の下で固定され、さらにもうひとつのベルトが補助しますので、走行中にバッグがずれ落ちてしまうことがない、安定・安心のモード。もちろんバッグは背中で固定することも可能です。





屋外に持ち出して、タフに使える。もちろん雨水も浸透させず持ち物を守ってくれる。そのためにこの「Cradeloc」が選んだ素材は、日本が産んだ高品質素材、クラリーノ。

クラリーノ、多くの方はこの名前を聞くとまずランドセルのことを思い出すかもしれません。もしくは世界的に有名なあのブランドのバスケットボールに刻まれている「Clarino」のことかもしれません。堅くてツヤツヤしているような革みたいな素材。

しかしそのイメージは100パーセントが正確ではありません。例えばあなたが愛用している有名ブランドのブーツやスポーツメーカーのシューズの素材として。もし起毛したスエードのような表情の素材がもし使われていたら、その素材はクラリーノかもしれません。デジタルデバイスを守ってくれるケースやカバーに、身体を優しく包み込んでくれるイスやソファーのシートの素材として、スエード調の加工ができるものクラリーノの特徴です。

この「クラリーノ」はマイクロファイバーを3次元的に絡合させた不織布にポリウレタン樹脂を含浸したベースを用いて作られる素材。塩ビレザーや合成皮革などの素材と違い、外見の美しさ、優れた耐久性に加え、断面がほつれず、自由な裁断が可能なことが世界中の高級ブランドに求められてきた理由です。





この高品質で優れた素材、クラリーノによって得られた、高い耐久性と撥水機能。そして汚れに強い高機能なバッグ「Cradeloc」。

しかし重量はわずか329グラムと、ちょっと驚くほど軽量。わずかリンゴ一個分という軽さのバッグに仕上がりました。

さらに利き腕やお好みに合わせて左右どちらの肩に掛けても使える形状。スリムな外観ながら、合計6つの分類収納を装備。必要なモノをすぐに取り出すことができる収納力の高さ。指1本でベルトの調整が可能という革新的なショルダーベルト機構。

その使いやすさから圧倒的なファンを獲得してきた「bucket」をデザインしたWERKSが、日々、移動するあなたのための、また新しいカタチのバッグをつくりました。











Sizes


幅35×高さ24×奥行き4.5cm

ストラップの長さ:100cm(幅2.5cm)
*調節可能

Weight


本体:約329グラム
ストラップ:35グラム

Material


本体:マイクロファイバーレザー(クラリーノ TrivelaⓇ)
裏地:150D ペトロマット
ショルダーベルト:本橋テープ製
Dリング;DURAFLEX 製スライダーパーツ
ナスカン・本体Dカン:YKK製パーツ
ジッパー;YKK Water R


Capacity


外ポケット:ジッパー付き1個
内ポケット
;ジッパー付き3個
;ジッパーなし2個

Designer


勝俣貴生

Brand Name


roundout & WERKS
























Movies

















Product Guide


自動車で出かける時も、座席に固定して心地よく使えるバッグです。










自動車に乗り込んで、座席に持ち物バッグを置く。これがいつも私たちが車で移動する時の動作。しかしいつも悩まされていることがありました。それは手持ちの道具を入れたバッグの存在。

必要になったモノの取り出しがしづらいだけでなく、自動車の振動で座席から落下してしまったり、その時バッグが開いていれば、収納物が飛び出してしまったり。

自動車での移動中も使いやすいバッグ。「Cradeloc」が考えたのは、このような仕組みでした。

まず付属のショルダーベルトをヘッドレストに掛ける。それだけでバッグ全体がきちんと固定できて、移動中も、急なブレーキでもバッグが投げ出されることはありません。








収納した小物類の取り出しも簡単です。助手席のヘッドレストに「Cradeloc」を付けたあとは、バッグ本体のハンドルベルトを手前に引っ張るだけ。

それだけのワンアクションで、バッグ全体が開口してくれる。まるでバッグ全体が収納トレイのように変形して、収納した小物類の取り出し、そして再び収納を手早く行うことができます。

これを実現できたのは、この「Cradeloc」のためにデザインした両サイドのダブルファスナーの設計。開口部をできるだけ大きく、広く開口できるようにして、バッグへのアクセスを最速化しました。

車移動の際の乗り降りも「Cradeloc」ならスマートに。本体のファスナーを閉めたら、さっと肩に掛けて出るだけです。

















Product Guide


3点ロックモードで、自転車での移動もきちんとサポート、脇にも背中にもフィットさせることができ、ずれ落ちを防いで、安全運転に配慮したバッグです。












自転車での移動を行う方なら、走行中のバッグ固定が気になるでしょう。収納したものがすぐに取り出せるポシェットはショルダーバッグは便利だと分かっていても、自転車の走行中にバッグが不安定て、前にずれてきてしまったり。

この自転車での走行中の安定性を大切に考えたのが、「Cradeloc」の「3ポイントロックモード」です。

まずバッグ本体のハンドベルトを片側の肩にかけ、ショルダーベルトを胴体に巻きつけて固定させる。これによって、よりホールド感を増した状態での使用も可能に。

バッグが脇の下でしっかり固定されますから、長い距離の自転車走行時などでもストレスなく移動することができる、安定・安心のモード。もちろんバッグは背中で固定することも可能です。













この「3ポイントロックモード」は着脱も簡単。肩掛けモードからDリングに指を引っ掛けて、そのまま長さの調節を。慣れていただくと瞬時にモードチェンジを行うことができます。このDリングについてのアジャスト操作については以下で解説します。










Product Guide


高速な調整を可能に。一瞬で最適な長さにすることができる、新機構のショルダーベルトを装備しました。












活動的で使う場所によって、しっかり身体にフィットして使え、動きやすく、さらにあなたの大切な持ち物を守ってくれる。そんな特徴を備えた「Cradeloc」。

ショルダーベルトにも使いやすさを求め、指1本でベルトの調整が可能という革新的な機構をこの「Cradeloc」のためにデザインしました。

ベルトを短くするときは、片手でバッグを掴み、親指をショルダーベルトのフックに指を入れて引き上げる。もちろんベルトを長くリリースするときも、片手だけで操作をすることが可能です。また、余ったショルダーベルトを内側に巻き込む構造ですから、下に垂れることがなく、スマートなスタイルを維持することができます。







スムーズなショルダーベルトの操作を実現しているのはこのDリングの存在。このパーツには、本来はチェストベルトなどに使われている、DURAFLEX 製スライダーパーツを採用。これによって、クイックな動きとフック構造を可能にしました。

さらにショルダーベルトの素材には、名だたるバッグメーカーたちが採用する、日本屈指のテープメーカー「本橋テープ」製を使用。ホールドモードと、ハンドモードで使用するテープは、持ちやすさと肩にかけたときの相性を考慮し、チューブテープを採用しました。













ショルダーベルトは左右、どちらの肩掛けにも対応しました。お好きなスタイルでお使いいただくことができるデザインです。







Product Guide


貴重品や現金などの持ち運びにも安心。肩と脇でしっかりロックする「ホールドモード」です。











例えば金融機関に貴重品や現金などの持ち運びにも安心。旅行先での移動にも対応できる、肩と脇でしっかりロックする。「Cradeloc」はこの「ホールドモード」の使い方も可能です。

ショルダーベルトを取り外し、肩とアームピット(脇)にホールドすることで高い安定感を保ったままバッグを運ぶことができます。

両手をあけることができるのでアクティブな場面でも格段にパフォーマンスを発揮するモードでもあります。このモードとしての使いやすさのために、持ち手にはズレ落ちにくい素材を採用しており、バッグを脇にホールドした状態で持つことができます。もちろん取り外したショルダーベルトは、「Cradeloc」本体のポケットに収納しておいて、必要な時にすぐにモードチェンジさせることができます。








このモードはカジュアルな服装だけではなく、ビジネスジャケットの服装にも最適。出張先での手持ち荷物を収納するための、手元においておくバッグとしても便利に利用していただくことができるでしょう。

もちろん「Cradeloc」は性別や年齢を超えてお使いいただけるバッグです。カラーはベイシックなブラックと、鮮やかなオレンジ色の2色を用意しています。














Product Guide


スリムな外観ながら、合計6つの分類収納を装備。必要なモノをすぐに取り出すことができる収納力の高さが自慢です。









スリムな外観ながら、合計6つの分類収納を装備。必要なモノをすぐに取り出すことができる収納力の高さが「Cradeloc」の自慢です。

開口部は大きく開くことはもちろん、ボタンでしっかりロックして内部のモノを守ることが可能。もちろんこのボタンを固定せずにお使いいただくこともできます。このボタンを固定しなければ、メイン収納部には最大、11インチのiPad Proが収納できる大きさです。

そして開口部を開くと合計。5つのスリットを装備。さらに外部にはポケットを1つと、なんと合計6つもの収納部を備えています。ご自身で収納する場所を決めてお使いください。













中央部と両サイドにはジッパー付きのポケットを装備。開口部は19センチ、深さは14センチ。中央部分には引手を設けて、ジッパーの開け閉めのしやすさに対応。両側面は貴重品や小物の収納に最適です。

そしてメインの収納部は2つのパートに分かれています。開口部は30センチ、深さは20センチです。

さらに外部ポケットは開口部は20センチ、深さは15センチ。スマートフォンやお財布など、すぐに取り出したい小物はこちらに。すべてのポケットは内側にはクラリーノを使用した手触りのよい起毛素材を使っていますから、収納したモノを傷や擦れから守ります。













How to Use


耐久性があって軽く、手触りが良い、そして長持ち。その高い品質で知られている日本発の素材、クラリーノを最大限に活かすように作られたバッグです。











耐久性に優れ軽量、そして手触りの優れた素材「クラリーノ」。多くの方はこの名前を聞くとまずランドセルのことを思い出すかもしれません。もしくはスポーツ好き、バスケットボール好きの方なら世界的に有名なあのブランドのバスケットボールに刻まれている「Clarino」の文字かもしれません。

もしその名前はご存じなくても「クラリーノ」は実際、私たちの生活のいろいろなところにあります。例えば世界の有名ブランドのスポーツシューズに使われている素材として。ファッションやアウトドアのウェアやバッグ、そして手袋、ソファーやイスなどのインテリア製品や、最新のデジタルデバイスの液晶を守るカバーなどにも。

高品質で知られるブランドの素材としてなぜ「クラリーノ」という素材が選ばれてきたのか、それについて解説いたしましょう。






「クラリーノ」はマイクロファイバーを3次元的に絡合させた不織布にポリウレタン樹脂を含浸したベースを用いて作られる素材。塩ビレザーや合成皮革などの素材と違い、この「クラリーノ」がその優れた特性を発揮するのは、この不織布を使用した独自開発の高度な技術があります。

外見の美しさ、優れた耐久性に加え、断面がほつれず、自由な裁断が可能。漉き加工が可能で、不織布ならではの充実感・しなやかさによる高感性の実現。さらにスエード加工などの手触りや複雑な色合いの表現が可能なこと。これが「クラリーノ」が世界中の高級ブランドで求められている理由です。








上の写真は「クラリーノ」の断面を電子顕微鏡で撮影したもの。そして下の写真は同じように左側は天然皮革、右側は一般的な合成皮革を撮影したものです。その断面をご覧になっていただければ、「クラリーノ」は天然皮革にたいへん近い構造であることがお分かりでしょう。

「クラリーノ」が「合成皮革」ではなく「人工皮革」と呼ばれる理由はここにあります。天然皮革は表皮の下のコラーゲンと呼ばれる網状の組織からなっています。この天然皮革を外見を真似るだけはなく、クラレは独自の技術力を駆使してそのコラーゲンに近似した構造を作り上げることに成功した素材なのです。

具体的には、「クラリーノ」はナイロンまたはポリエステルを素材とした不織布にポリウレタン樹脂を含浸させ、その後、水に浸して固めて作っています。クラレの技術力は、まずベースとなる不織布に使う原糸に、繊維直径が0.1~4ミクロンという超極細の繊維を使用。この繊維づくりこそが「クラリーノ」の製法上の最大の特長。

独特な素材の柔らかさはこの超極細繊維によって生まれます。その製造工程でポリウレタン樹脂にあらかじめ水に溶ける物質を混ぜ、水に浸して樹脂を固めた時に、その物質だけが溶けて抜け出る仕組み。この跡が連続した孔となって残る(連続多孔層)ため、通気性が良く、外見上も天然皮革と見分けがつかない高い精度のものが生まれます。またポリウレタン樹脂の凝固スピードを調整することで、不織布とポリウレタン樹脂の接着度合いを最適なものとし、超極細繊維で作り出した「クラリーノ」の柔らかさを損なわないようにしています。







「クラリーノ」は1964年、株式会社クラレが世界に先駆けて発明した、日本の素材。複合極細繊維の不織布、および高性能ポリマーに関する研究を経て開発されました。

クラレは1926年に岡山県・倉敷で大原孫三郎によって設立された会社、倉敷絹織株式会社がそのスタートでした。大原はモノづくりを通して地域貢献を行い、さらに従業員のための病院や寮を設立。さらに地域の人々が優れた西洋文化に触れることができるようにと日本で最初の私立の西洋美術館、大原美術館を作った人物として、みなさんよくご存じでしょう。

天然資源の乏しい日本はどのようにして未来のモノづくりを行っていくのか。第二次世界大戦後、クラレはPVA繊維「ビニロン」の開発、事業化に成功。これは世界で初めて工業化に成功した国産第一号の合成繊維でした。これによってクラレは化学合成繊維の研究開発の世界的な先駆者となります。さらに当時、天然皮革の多くを輸入に頼り、素材が枯渇状態にあった「人工皮革」の研究に着手。当時のクラレの研究開発要員は1,500名、売上高研究開発費比率は5%もの規模となり、ポスト・ビニロンとなる新素材開発に着手。このようにして、戦後の日本のモノづくりの復興を担うべく生まれたのが「クラリーノ」という新素材でした。

大原孫三郎の長男で、クラレの新素材の自社開発で陣頭指揮をとった大原総一郎はこんな言葉を残しています。

「既存の方法を単純にコピーして適応させることや、買収の形で他の人の知識を購入することで、自分自身を改善するために使用することを賞賛することは望ましくない。本当に価値のあるものが自分自身の中にしか見いだされず、私たち自身の献身と努力によって獲得されることを忘れるなら、これは将来へのすべての希望を捨て去ることと同じである」







現在、ランドセルの70パーセント以上が「クラリーノ」をその素材として使用している理由。それは小学生の入学時から卒業までの6年間、しっかり使えるという「長寿命の素材である」ということ。

今でこそ「サスティナビリティ」「持続可能性」はモノづくりの現場で盛んに言われるようになりましたが、「クラリーノ」はその研究開発時期から「長寿命の素材を作ること」は最優先事項でした。優れた耐摩耗性、引き裂き性、乾燥性を備えている「クラリーノ」が多くのランドセルの素材として、毎日子供たちに使われている理由がここにあります。

このような「クラリーノ」の素材の優れた利点を最大限に発揮できるように考えて作ったバッグが「Cradeloc」です。耐久性の良さ、撥水性能が高く、汚れに強く、重量はわずか329グラムと、驚くほど軽量。わずかリンゴ1個ぶんと、毎日お使いいただくバッグとして、この軽さはとても重要なスペックでしょう。







「Cradeloc」に出会って、ぜひ体験していただきたいこと、それは実際に触れていただくこと。この「Cradeloc」で使用したのはクラリーノ「Trivela」という素材。クラリーノというとランドセルに使用する素材のような硬いものである、と誤解されることがありますが、このクラリーノ「Trivela」は外見は上品な艶やかさがありながらも、ストレッチ機能があり、さらに柔らかく手触りの良い風合いが特徴。撥水性も備えた素材ですから、不意に雨に降られた時も収納したモノをきちんと守ることができます。






2021年夏のアップデートで、本体の裏地を新しい素材に。150デニールの「ペトロマット」を使用しました。この素材はポリエステル100%のたいへん軽い素材。もちろん丈夫で、しなやか。もちろん収納したモノの出し入れも滑らかに行えるようにしました。















Variations





Cradeloc ブラック








Cradeloc オレンジ








Brand Story










素材とデザイナーのコラボで新しいプロダクトを創り出す、マテリアルラボラトリー 『ROUND OUT



『ラウンドアウト』は、素材メーカーである株式会社クラレとデザイナーがコラボレーションをしながら、新しいプロダク トを生み出していく、実験的なマテリアルラボラトリー活動です。人工皮革としてスタートしたマイクロファイバー素材『クラリーノ ®』。

クラレ社は、この素材を半世紀以上にわたって開発、改良し続け様々なプロダクトマーケットへと供給してきました。長い製造供給の過程で、多くのメーカーの物性要求に対応するべく、素材のスペックは年々向上し、その機能価値を高めてきました。このような過程を経て製造工程の中でも川上にあるマテリアルを追求してきたメーカーの立場だからこそできる「プロダクト開発の仕組み自体から考えて見る」という新しい試みが『ラウンドアウト』です。

素材メーカーであるクラレ社とともに、プロデュースを行うのがクラウドファンディングプラットフォーマーである Kibidango 社。また販売に精通した AssistOn が参画し、様々なデザイナーとともに、「素材」「デザイン」「マーケット」 などを多角的に考えながらプロダクトアウトを試行錯誤するチームが結成されました。小鳥来はこのチームの全体ディレ クションを担い、集ったそれぞれのプロフェッショナルがプロダクトと素材、流通など多角的に向き合っていきます。






Recommendations







耐久性と軽量性をあわせもち、手触りがよく、ヌバック調の美しい素材。世界のデザイナーに選ばれてきた高品質素材クラリーノNASHをフィーチャーしたバッグ。「comora



ビジネスで使うことををしっかり考えました。背負った姿が美しく、落ち着いたイメージを大切に。そして機能性にも配慮した、出張対応の大容量バッグ。「trip