収納性能をアップさせる新機構、手元の持ち物だけの収納の着脱機能、そして新素材を組み合わせて出来た新しいワークバッグ。

detach

本体価格 ¥27,000 (税込価格 ¥29,700)

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使い勝手を最優先で考えたこれまでに無かった構造。そして新素材や高機能なパーツ類を取り入れることでユニークなデザインのバッグをつくってきた「WERKS」から新しいカタチのワークバッグが届きました。

ベースになっているのは収納力を考えた長方形のシルエットのバッグ。しかしそのフロント面には強靭で超軽量な素材として知られる「LiteSkin」でできた袋状の小型バッグが6つのベルトロック機構で固定されています。

例えば秋や冬の季節のジャケットやコートなどのアウター。ジムに出かけるための運動服やシューズ。仕事のサンプルや途中で立ち寄ったお店の買い物など。それらのかさばる荷物は、バッグの中に収納して仕舞えば、結局はどんどん大きな容量のものを用意しなければならない。中に隙間だらけの、大型バッグを持ち歩くことになってしまいます。

この新しい「detach」は、本体となるメインバッグと、外側にあるフロントバッグの二重構造でこれらの急に増えた荷物、特定の季節やイベントの時だけの持ち物の移動を可能にしてくれる構造を備えたバッグです。

メインバッグとフロントバッグは6つのベルトと底面のFidlock社製のマグネット式ワンタッチロックでしっかり固定。この間の空間を使って、荷物を受け止めてベルトでしっかり固定。歩行やバイクでの移動を自由にしてくれる機能を備えたバッグです。





この「detach」も他の「WERKS」の製品同様、適材適所でしっかりとした素材と選りすぐったパーツを使っています。メインバッグ側の素材に使用したのは、500デニールの「CORDURA」。容量は20リットルとお仕事や短期の旅行にも使えるサイズで、ノートパソコンの専用収納部には最大17インチまでの大きさに対応します。

バッグの裏地に使用したのは、Polygiene社の新素材「ViralOff」。スウェーデンの大手薬品会社Perstorp社が開発した抗ウィルス、抗菌加工を施した素材。繊維や素材中のウイルスを2時間で99%減少することができ、さらに皮膚上に生息している細菌を妨げることはない安全性能も備えた素材。2021年2月現在、バッグの素材としてこの「detach」が世界ではじめて採用しました。






そしてフロントバッグの素材はアメリカの先端的な高機能素材メーカーとして知られるディメンションポリアント社の「LiteSkin」を使用。従来のバッグの外観とは一線を画す、独特な味わいある質感の素材。高い強度を持ちながら、優れた防水性能がある。

このフロントバッグはメインボディーから離脱が可能で、単独で使用することも可能。離脱させたときの重量は、わずか300グラム。驚くほど軽量ですから、お財布などいつも側に置いておきたい小物などはこのフロントバッグに収納しておけば、荷物を減らしたい時は、このモードで。付属のワンタッチで長さ調節ができるストラップを使って、くるりと背中に固定して、軽快に移動ができます。

豊富な収納ポケットを備え、メインバッグからフロントバッグが着脱可能。そして自由に増やせる隙間収納機能、異なる新素材を組み合わせ、バッグ自体の重量も合計でわずか1400グラム。

バックパックとして、さらに横型に持ち替えて横持ちのビジネススタイルのバッグとして。異なる素材の独特は風合いの良さを備え、幅広い用途をこれひとつでこなしてくれるお仕事に欠かすことができない道具を持ち運ぶための、アクティブな新しいワークバッグができました。





Supported Products


PCスリーブサイズ
:33×29cm
17インチサイズのノートパソコンの収納



Sizes


メインバッグ:幅31×縦50×奥行11cm
フロントバッグ:幅43.5×縦28×奥行5cm
ショルダーテープ長さ:約50~約95cm

Weight


メインバッグ:1100グラム
フロントバッグ:300グラム

Capacity


メインバッグ:20リットル
フロントバッグ:6リットル

Material


メインバッグ アウター
:CORDURA(500D)
フロントバッグ アウター
:LiteSkin(210D)
インナー(メイン・フロント両方)
:ViralOff(抗ウイルスナイロン 210D)

Accessories


ショルダーストラップ(着脱可能)

Designer


勝俣貴生

Brand Name


WERKS(日本)






Product Guide


カジュアルな服装はもちろん、ビジネス用でお使いいただけることをしっかり考えました。背負った姿が美しく見える大容量のバックパックです。










高い収納力と機能性の高さを備え、ユニークな素材使いながら、ジャケットを着たままでも違和感なくお使いいただける。これはこの「detach」をデザインする上で大きなポイントになったこと。ユニークな着脱可能なサブバッグの合体機能を備えながら、素材選びはもちろん、その形状、そして背中に背負っていただいた時に美しく収まってくれるデザインに配慮しました。

バッグ全体はメイン収納部は20リットル。毎日の出勤や通学には少したっぷり目の容量。短期の出張もこなせるサイズです。このしっかりモノが入る容量を確保しながら、四角くなりすぎない程度にスクエアな形状に仕上げて、ビジネスの現場でお使いいただいても違和感のないよう形状を決定しました。

荷物が少ないときにも型崩れをしてだらしなくなることを避けるため、ボディーの外側にきちんと芯材を入れて、その形状がいつも美しく保たれるように配慮しました。












バックパックのショルダーストラップをバッグ本体に収納し、横に倒してハンドルで持ち運ぶことができる。「detach」はビジネススタイルの手提げバッグのモードでの使用も可能です。

この横型の形状でも美しく形状が保たれるように、多くのバックパックにあるボトムの補強縫製を施すことをやめて、手提げバッグとしても違和感のないデザイン、バックパックを仮にハンドルを使って持ち歩いているようなイメージはできるだけ排除。さらにバッグのカドの部分に丸みを持たせることで、バッグ全体に柔らかな印象が残るように配慮しました。このように縦にしても、横にしても違和感の無い。バッグ全体のイメージが損なわれないデザインを目指して作られました。

もちろんこのような横型モードにしても「detach」の機能性は損なわれることはありません。メイン収納部、サブ収納部のアクセスは横にしたままでも物の出し入れはバックパックモードと同じように行うことができます。またバックパック用のハーネスは背面パッドの中央部分に装備された固定具に固定することができますから、横型モードにした時もハーネスが行動を邪魔してしまうことはありません。









この「detach」のユニークな特徴は、バッグの外側に本体とは異なった素材の「もうひとつ」のバッグを連結していること。通常は小物や書類を入れて持ち歩くことができ、すぐにモノの取り出しができる収納部として。荷物が多くなった時には中間の空間を使って、収納の拡張が可能に。バッグ本体のサイズを大きくしてしまうことなく、収納量が増える新しい仕組みのバッグです。

そしてこのフロント部分は6つのロックベルト、Fidlock社製のマグネット式ワンタッチロック機構を使用することでメイン収納部としっかり連結しており、これらのロックを外すことによって、単体で使用することができるフロントバッグとしてお使いいただくことができます。








このフロントバッグの素材はアメリカの先端的な高機能素材メーカーとして知られるディメンションポリアント社の「LiteSkin」を使用。

従来のバッグの外観とは一線を画す、独特な味わいある質感の素材。高い強度を持ちながら、たいへん優れた防水性能があって、水滴の浸潤を防いでくれますから、バッグの外像としては最適な素材。さらに極めて軽量ですから 、単体の薄型バッグとしても優れた携帯性能を発揮してくれます。

メインバッグからこのフロントバッグを離脱させたときの重量は、わずか300グラム。驚くほどの軽量性能は、この新素材「LiteSkin」ならではのもの。お財布などいつも側に置いておきたい小物などはこのフロントバッグに収納しておけば、できるだけ荷物を減らして軽くしたい時には、このフロントバッグだけのモードをぜひご利用ください。

日常のちょっとした移動はもちろん、旅先のホテルでチェックインした後の街歩きバッグとして。付属のショルダーベルトを取り付けることで、背中にまわしてメッセンジャーバッグのような使い方が可能。ショルダーストラップは独自開発の自由なアジャスタブル機構を備えています。








Material


素材にはもちろん最高のものを。しかしビジネスのシーンでもきちんと使える、ビジネスのニーズにもフィットできるよう、その素材の選択には注意を払いました。












イスや床に置いたときに、きちんと自立してくれる使いやすさ。さらに優れた耐久性を備えて、汚れや雨の浸潤に強い、そしてできるだけ軽いバッグであること。アウトドアで使いやすいバックパックはたくさんありますが、この「detach」が目指したのは、プライベートはもちろん、ビジネスの状況でも使いやすいこと。それは収納力やビジネスの目的に合わせた荷物がきちんと入ることはもちろん、ユニークな質感と機能性あふれる素材をチョイスしました。

それはいわゆる「アウトドアブランド」のバッグにありがちな「ゴツくなりがち」「重量感がありすぎ」なデザインではなく、その形状も、素材の仕上げもビジネスの中に入っても違和感がないよう。そしてジャケットを着たまま背中に背負っていただいても、きちんとフィットしてお使いいただけるショルダーベルトの構造。それらを徹底的に研究して作ったバッグ。それがこの「detach」です。










まず本体の素材に使用したのは、500デニールの「CORDURA」ナイロン。ナイロンの7倍もの強度を持つ耐久性に優れた繊維としてあまりにも有名な、アウトドア製品にも多く使われてきたこのコーデュラナイロンを使用。

そしてさらには、裏地には新素材Polygiene社の「ViralOff」を使用。この素材はスウェーデンの大手薬品会社Perstorp社が開発した最新の抗ウィルス、抗菌加工を施した素材。繊維や素材中のウイルスを2時間で99%減少することができ、長時間、その効果が長持ち。さらに皮膚上に生息している細菌を妨げることはない安全性能も備えた素材です。

この「ViralOff」を2021年2月現在、世界ではじめてバッグの素材としてこの「detach」が採用しました。








この「detach」はベルトやロック機構にも最高品質のパーツを使用しています。バックパックとして使った場合に安定性をしっかりと補ってくれるチェストベルト。この接合部分には、片手でも取り外しがしやすい新デザインのロック用パーツを使用しました。ベルトはもちろん長さ調節ができる上、ゴム製ベルトを組み合わせることによって、伸縮性のを持たせ、ベストな締め付け加減を実現しました。









バックパックの装着性能は、適時、そのフィット感を簿調整できるハーネスには長さを調節のしやすさにあります。ハーネスのサイズは横幅、7.2センチのパッドを設けてしっかり作りました。内部にはクッション材を入れて、さらに身体と接触する側はメッシュ構造で、ムレを低減させます。

さらにこのベルトの上面部にはショルダースタビライザーを備えていて、さらにフィット感をコントロールします。このスタビライザーストラップは山登り用の高度なバックパックなどに採用されている仕組み。両肩にかけるショルダーベルトとは別に、バッグの上面部、ショルダーハーネスの根元に存在するスタビライザーのこと。このベルトを締める・緩めることによってバッグ全体のフィット感を細かくコントロールできるようになります。

メインのストラップ調節機構にはベルトを丸めて固定できる、便利なベルクロ製のベルト束ねも付属しています。余ったベルトが垂れ下がり、パタパタとさせないようにしました。









バッグを横型バッグとして使うとき、フロントバッグを離脱させるときに使用するショルダーバッグの優れた機能も、この「detach」の自慢です。簡単にスライドすることで伸縮可能。縮めたときに余計なベルトが余らない設計で、ワンタッチで最適な長さにフィットさせることができます。

例えばフロントバッグ単体で使用するときのショルダーベルトとして使うとき、くるりと背中に回してメッセンジャーバッグとして使い自転車に乗るときなどには、たいへん便利です。














Capacity


フロントバッグとメインバッグの間にも幅を調節できる収納空間として使用できます。











「detach」の大きな特徴である着脱可能なフロントバッグとメインバッグの間。実はこちらの間も荷物を挟み込んで使用することが可能です。二つのバッグを固定しているベルトは、長さの調節が可能。アウターやジャケット、セーターなどの衣類。ジムに出かけるときの運動服やシューズ。製品の試作やサンプル、買い物など、さまざまなモノを入れて持ち運ぶことができます。







6つの固定ベルトは長さの調節によって収納したモノをしっかり固定することができます。さらに底面部分にはドイツ製のマグネット式ロックを装備。底面から荷物の落下を防いでくれて、バッグを取り外したいときにはしっかり離脱ができる仕組みとしました。














バッグ底面部には、Fidlock社製マグネット式ワンタッチロックを装備。荷物を挟んだ時に機能するベロの部分にあるロック機構で、凹凸部分をただ重ね合わせるだけでマグネットの力で吸着して固定をスムーズに行うことができる。離脱するときにはスライドさせることで可能なる、たいへん優れた仕組みの新機構を備えています。

そのため二つのバッグの間にモノを入れているときは外れてしまうことがなく、しかしメインバッグからフロントバッグを取り外して使いたいときには、極めてスムーズに使うことができる機構です。また6つの固定用ベルトも下の写真のように内部に収納してしまうこtができます。

荷物が少ないときには、すぐに必要な小物類をポケットに収納したままで、ぜひ着脱してご利用ください。















Capacity


毎日の仕事のモノをしっかり収納できる容量20リットルのメインコンパートメントを備えています。分類整理ができる豊富なポケットも魅力です。










「detach」のメインコンパートメントが備えている収納容量は約20リットル。メイン収納部のサイズは横幅33センチ、縦が47センチの大型サイズ。普段の通勤の荷物の収納はもちろんのこと、短期の旅行や出張用の衣類、身のまわりのアイテムをまとめてきちんと収納しておくことが可能な容量です。

このメイン収納部はあえて中に区切りを設けることをやめて、ユーザーに自由に、大きくお使いいただけるようにしました。一般的なバックパックは底面部分が袋構造になっていて、ジッパーは本体の中程までしか開かない構造のものがほとんどです。しかし「detach」では収納量の大きなバッグですから、ジッパーが底面部分まで開く構造にしました。このフルオープン構造にしたことで、パッキングのしやすさ、収納したモノの取り出しやすさを向上させました。
















このメイン収納部には大型のノートパソコン用の専用収納部を備えています。内部にクッション材を入れたポケットで、パソコンやタブレットを傷や擦れから守ってくれます。開講部分にはベルクロ式のベルトを備えていて、移動中のパソコンの飛び出しも防いでくれる設計です。

この収納部の奥行きは33センチ、開口部の横幅は29センチ。最大17インチまでのノートパソコンに対応する専用収納で、もちろんタブレットPCなどほとんどのデパイスが収納できる大型サイズ。もちろん資料や見積書などのファイルなど仕事の大切な紙類も折らずに収納することができる収納です。








このメイン収納部にはジッパー付きの大型ポケットを備えています。小物類の整理整頓用として、さらに出張時には靴下やハンカチなどの収納場所としてお使いください。

開口部は32センチ、奥行きは27センチの大型ポケットで、開口部が広いため、モノの出し入れも簡単。メッシュにしましたので、外側から収納内容を見渡すことできる、あれはどこへいった?と慌てずにすむポケットにしました。









メッシュポケットの上側にはもうひとつの小物収納があります。こちらのポケットは浅いポケット。開口部は24センチ、深さは10センチで、収納したものが取り出しやすい構造です。ノートパソコンの電源アダプターやケーブル類などデジタルデバイス用のアクセサリーを収納しておくのに最適な収納です。








本体前面にあるフロントバッグ。着脱可能なこの収納部分にも小物を収納する分類ポケットがあります。メイン収納部を開くことなく使え、出し入れも簡単。

内部には二つに区切られたポケットです。開口部は15センチ、奥行きは16センチ、開口部はジッパーつきで、メッシュポケットのため、外側から収納したものが確認できる便利なポケット。財布、スマートフォン、イヤホンなど、すぐに取り出したいものを入れるのに最適です。








このフロントバッグ部分の開口部は41センチと大きく開くポケットです。奥行きは32センチもあり、写真のような薄手のアウターも収納できてしまう大きさ。すぐに取り出したいものは何でもこちらに入れておきましょう。

さらにこのフロントバッグの裏側にも大型ポケットがあります。この収納部分はメイン収納から離脱したときに現れるポケットで、本体と合体しているときには内側に隠れてしまう隠しポケットとしてお使いいただくこともできます。A4サイズのカタログやファイルなどの収納もできますから、展示会をまわるときに資料などをどんどんこの中に入れてしまうのも良い使い方でしょう。












Interview


デザイナー・インタビュー 勝俣貴生さんにうかがいました
















この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください


展示会に出かけたとき、展示会場に到着し、コートやジャケットを脱ぐ。それをバッグに入れると、脱いだものと、あらかじめバッグに入っていたものが混乱する。さらに展示会で入手した書類やカタログなどが入れづらく困ってしまう。そしてさらに展示会場から出て、ジャケットを取り出したい時、荷物がメチャクチャになって大混乱。みなさんはその様な経験はありませんか?

私は仕事がらこのような機会が多く、そこで何とかジャケットの行き場、収納を何とかできないかと考えてた際に思いついたのが、このデザインでした。つまり、荷物の取り出し頻度の高い順に外側から荷室の用途を決めて分けてしまえば良いんだと。このような構造を持ったバッグを作れば、使い勝手が良いものができるのではないか、と閃きました。それがこの「detach(デタッチ)」を作る最初のキッカケです。

この基本構造を核にして、そこから日常使いのシーンやビジネス、旅においてもジャケットを外側に収納することで、メイン荷室へのアクセスや使い勝手が格段に良くなる。幅広いシーンで使えるバッグになるだろうと、使用するシーンを思い浮かべながらデザインの細部を作り込んでいきました。

また私のライフスタイルで自転車は欠かせないものですから、自転車で外出した際のバッグ収納量の拡張もここにリンクさせ、ジャケットだけではなく途中に買い物に寄った時の大きな荷物の箱までのものが、この外側の空間に取り付けられる様に設計を詰めていきました。






最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


ところがこの製品はファーストサンプル作成から発売いたるまで、2年以上の時間がかかりました。何度もサンプルを作成し、うまくアイデアを形にできなったので、正直、1度はあきらめました。しかし、この製品の存在を知っているメーカーの大先輩から「ここまで出来ているなら世に出さなくてはダメ」というお叱りをいただき、再開させなんとか完成に漕ぎ着けました。

いちばん苦労した点はフロントバッグとメインバッグの荷物を挟み込む箇所です。単純にベルトだけではフロント側が下に垂れてしまうし、かといってボトムをメインと縫い合わせる事は絶対にしたくない。この試行錯誤の繰り返しでした。

さらにアウターバッグだけを取り外して、メッセンジャーの様に使える事。そして空間に靴箱などの大型のものを挟んで運ぶのに使える仕様にする事が、私の中での前提条件でした。これを何とか実現させたかったので、いろいろ試して、最終的にたどり着いたのが、6本のベルトを使ってテンションをかけて調整する事。そして底面をフィドロックで固定し、それ以上、収納した荷物が下がらないようにする構造を考えました。さらに、荷物が下がってきてしまうことを軽減するためのスカートを取り付けることで、荷物がしっかり空間にフィットする様に修正しました。

またメインボディはPCや書類、カタログなどがしっかりと収納できるようにするため、ボディーをスクエア型にし、できるだけシンプルな形状にしています。さらに空間に荷物を挟み込んだ際のボディ側のへこみを軽減するため、メインボディー側にも必要と思われる箇所に芯材を入れ、形が崩れない様に整えました。荷物量による形状の変化に関しては何度もサンプルを作りながら試し、なるべく形崩れしないボディーになるよう改善していきました。

フットワークを軽く、使い勝手をフレキシブルにしたいユーザーのために、小物をいれるためのフロント部分だけを取り外して、メッセンジャーバッグのように使えるようにしました。この「detach」を買うと、バッグが2つ付いてくる。そんな感じで楽しく使っていただければと思います。

軽量でコンパクトなフロントバッグだけを単体で使用できることで、日常のちょっとした移動はもちろん、旅先のホテルでチェックインした後の街歩きバッグとして使用することが可能です。さらに背中にくるりと回して、まるでメッセンジャーバッグのようにお使いいただけるようにしたかったので、クイックなショルダーストラップも制作しました。こんなふうにフロントバッグだけでも単体のバッグとしてもしっかりとしたバッグと思っていただけるよう手を抜かず、細かい所までをしっかり、WERKSソウルをふんだんに取り入れました。






この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?


フロントバッグとメインバッグはそれぞれ異なった機能を持っているわけですから、使用する素材も異なったものにしたいと思っていました。そこで様々な生地を相当検討し、サンプルも作成しましたが、なかなかどれもハマらず・・・・

どうしても私たちは新素材のほうに目がいってしまうわけですが、ふと原点に戻り、あまりにもバッグの素材として使われてきた「CORDURA」を試作のメインボディに当ててみたところ、すんなりこれが最良の解決策であり素材であることがわかりました。そしてそのままの勢いで、フロント側の素材はこれと相対的な素材である「LiteSkin」を使うことがベストだろう、と閃いてこの素材のコンビネーションになりました。

最終工程に入っていく中で、世の中はコロナ禍によるライフスタイルの変化を強いられました。マスクをして、除菌をする事が当たり前になる中、何か出来ないかなと考えていたところ、スイスのポリジン社から抗ウイルスナイロン生地、「ViralOff」がリリースされたのを知りました。そこでさっそくバッグのインナー生地にはすべてこの素材を使うことに変更しました。

実はすでにこの時、インナー生地は発注済みだったので余計に費用がかさみましたが、私としてはどうしてもこの抗ウイルスナイロン生地を使いたくて、苦渋の決断をしました。



AssistOnのお客様にメッセージをお願いします


いつもありがとうございます。今回もまた面白いバッグが出来上がったと思っておりますが、WERKSが提供できる事は8割までだと考えています。あとの2割はAssitOnユーザー様ご自身で様々な使い方を見つけ、使い倒して、あなたなりの姿に完成させてやってください。

このバッグが皆様のライフスタイルにマッチすることを願っております。今後ともWERKSをどうぞよろしくお願いいたします。















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