シルエットが美しい。ワンタッチで収納部を開閉。そして肩を優しく包み込むショルダーベルトを搭載した全く新しいバックパック

Dulles backpack

「Dulles bag」とはアメリカの国務長官ジョン・フォスター・ダレス氏が愛用したことから世界中に知られるようになったバッグのデザイン。別名「ドクターズバッグ」とも言われ、往診時に医者が持ち歩くバッグとしても知られています。

その優れた構造をそのまま現代のバックパックとして現代に蘇らせたのがこの「Dulles backpack」です。

その機能性とは、金属製のフレーム構造を採用していること。これによって、バッグの開閉をワンタッチで行うことができ、従来のジッパー式バッグのように、モノの取り出し、収納を瞬時に行うことを可能にしました。

もうひとつの大きな特徴は優れた外見。バッグを背負っている時も、だらしなくクタッとなってしまわない。モノをたくさん詰め込んでも型崩れしづらく、スタイリッシュな外観を維持することが可能です。

さらにバックパックの使い心地を大きく左右するショルダーストラップには最新素材を使用。三井化学が開発した「HUMOFIT®」は形状記憶性と温度依存性というこれまでに無かったウエアラブル用の特性を備えた素材。これを使用し、ヒトの体温を感知して、触れた身体をやさしく包み込んでくれるストラップ、「ZeRoG® fit 」を開発しました。

背面部分には排熱を促すベンチレーション機能を装備したパッドを装備して、スーツ姿で背負った時にも熱がこもって蒸れてしまうこともなく、背中に優しくフィットしてくれます。

メイン収納部分は考え抜かれた分類ポケットを備えて、モノの取り出しやすさ、収納のしやすさをサポートします。また外部の両側面の隠しポケットや最大16インチまでに対応するノートパソコン専用収納も備えて、新しいビジネス用バックパックとして、あなたのお仕事を快適に、便利にサポートします。

Supported Products


ノートパソコン専用ホルダー
:16インチまでのパソコン
:25.5×39×1.65cm

タブレットPC専用ホルダー
:12.9インチまでのタブレットPC
:25.5×22.5cm

Sizes


約幅30×高46×奥行17cm

Weight


約1620グラム

Material


本体:ポリエステル、人工皮革
裏地:ポリエステル

Specifications


外装前:ファスナーポケット×2
外装後:PC収納ポケット
内装前:ファスナーポケット×1
内装仕切り:フリーポケット×2、ペンホルダー×2
内装後:フリーポケット×1、ファスナーポケット×1

Accessory


ロック用の鍵(2個)

Specifications


リュックベルトZeRoG fit®
特許第7483284号

Designer


ARTPHERE(日本)





















Product Guide


背負った時に心地やすさと安定性のために。ショルダーストラップには最新の「ZeRoG® fit 」を採用しました。








バックパックの使いやすさ、快適さを大きく左右するのは、ショルダーストラップの形状や素材にあることは言うまでもないでしょう。

この「Dulles backpack」はユーザーが快適に背負えるため、もし重い荷物を入れた時にも快適に移動できるために、自社開発の「ZeRoG®fit(ゼロジーフィット)」(特許第7483284号)のシステムを採用しました。

これはショルダーベルトの肩まわりの部分に、使っている方の体温によってカタチを変える形状記憶新素材である「HUMOFIT®」を内蔵させたもの。





「HUMOFIT®」は世界に誇る、三井化学が開発した新素材。ヒトの体温を感知して、触れた身体をやさしく包み込んでくれる素材です。

この「HUMOFIT®」はこれまでの素材には無かった、ふたつの大きな機能性を備えています。ひとつは「形状記憶性」。力をかけずに曲げたり、折ったり、ひねったり、伸ばしたりすることができること。初期応力に対して硬いものの、ジワジワと伸び、フェルトのように緩やかに元の形状に戻ります。

ふたつめは「温度依存性」。温度依存性があり、加温すると柔らかく、変形させやすくなる特徴を持っています。これによって体温でカラダにフィットさせたり、温めてコンパクトに畳めば持ち運ぶのも容易です。冷やすと硬くなります。

この優れた特性を応用して、すでに医療や介護、スポーツ用のサポーターやウェア、下着やシューズ、さらにはウェアラブルデバイスなどの応用がスタートしており、この「Dulles backpack」も世界に先駆けてバッグのショルダーベルトの素材として採用しました。






この新素材「HUMOFIT®」を組み込んだ「ZeRoG®fit」バッグを背負った際にユーザーひとりひとりの肩の形状に合わせてショルダーベルトが寄り添い、しっかりフィットしてくれる。肩の一点に負担が集中してしまうことなく、もし重い荷物を収納したときも、心地よくお使いいただくことができます。

ショルダーベルトの横幅は6センチ。厚手のクッションを1センチ厚で充填して、さらに柔らか。もちろんショルダーベルトの長さ調節機能、そしてチェストベルトも装備していますから、移動中のベルトのずれ落ちを防いでくれます。












バッグを背中にした時、歩行時に気になるのは、背中のフィット感。「Dulles backpack」はこちらにもきちんと配慮。しっかりとした厚手のクッション材入りの背面パッドを装備し、さらにベンチレーション機能も備えています。

タテ・ヨコ・ナナメに空気の通り道を作ってやることで、背面の不快な蒸れを解消。夏場の使用はもちろん、スーツ姿、ジャケット姿でも背中にこもった空気を分散し、さらに背あたりを優しくしてくれます。

また、この背面パッドの中央部にあるベルトは、キャリングカートのハンドルに固定するためのもの。出張に出かける時の手荷物バッグとして活躍し、移動時はコンパクトにキャリングバッグに固定して移動することができます。



















Product Guide


片手で開口部を開くことができる。型崩れせずに美しく使える。クラシックなバッグの構造を現代に甦らせました。








「ダレスバッグ」とは、フレーム構造を備えた手提げバッグのこと。アメリカの国務長官を務め、日本とも関わりが大きかった政治家、ジョン・フォスター・ダレス氏が愛用し、彼のイニシャル的なバッグとして有名になったバッグのデザインです。また同じ構造は「ドクターズバッグ」とも呼ばれ、往診時に医師が持ち歩くバッグとしても知られています。

医師や政治家が愛用したバッグ。これがこのバッグの優れた特徴を現しているでしょう。つまり、バッグから書類や医療道具をすぐに取り出すことができる。大きくバッグを開いて、出し入れを行いやすいことが、1つ目の理由。

ふたつ目の理由は金属製のフレームを使用しているため、バッグがクタッとならない。バッグがいつもシャキッとしていて、外見が美しいこと。この2つの優れた手提げバッグ、「ダレスバッグ」の利点を応用して、その構造をバッグパックに取り入れた新しいバッグがこの「Dulles backpack」です。









外見は現代的ですが、「Dulles backpack」のこの構造はとてもクラシック。金属のフレーム(口枠)を使用して、止金を親指と人差し指で挟んで軽く押し込むことでロックが外れる。そのまま、パカっと開口部が開いてくれるので、片手だけでバッグを開くことが可能です。

必要なものをワンタッチですぐに、快適に取り出すことができる。慌ただしいビジネスシーンの中で、次のアクションをする際に、左右のジッパーを操作する必要なく、すぐにモノの取り出しを行うことができます。

合わせて外出時、屋外でも「Dulles backpack」は快適な使用を可能にします。例えば傘をさしている時も、コーヒーカップを持っているとき、スマートフォンで通話をしている時。お買い物帰りで、買い物袋を下げている時も。日常によくある、片手が塞がっているときにも、瞬時にバッグを開いて、カギやモノの出し入れを行うことができます。





開く時は金具を指で摘んで解除。そして収納が終わったら、パチンと開口部を片手、ワンタッチで閉じることができますから、ジッパーを開いたままで歩き出してしまうようなトラブルも減らしてくれます。

また、ロックを解除した時、閉じた時には「パチン」と音がして、確実にフタが閉まったこと、ロックされたことを知らせてくれて安心です。

さらにこのロックパーツは、付属の鍵で施錠することも可能です。旅行時などに不意にバッグを開けられてしまうことを防いでくれる安全機能もきちんと装備しています。





「Dulles backpack」は開口部をこのように大きく開いてモノの出し入れが可能です。バッグの中をしっかり見渡して取り出しができる。これが「Dulles backpack」の大きな魅力です。

さらに開口部を開けた時には、上の写真のように側面に「ホロ」を装備しています。これは例えばバッグを前掛けにして開いた時に、側面からモノが溢れてしまわないための装備です。

この側面幌はボタンとベルクロで、固定部分を取り外すことができます。ホロの固定を解除すれば、スーツケースのように大きく開いて快適にパッキングすることもできます。





バッグの開口部のフレームは外部からの水滴などが侵入しづらい素材で包み込んでいます。合わせて、ジッパーを使ったノートパソコン収納部(後述します)には止水ファスナーを使用して雨の水滴の侵入を防いで、大切なノートパソコンを守ります。






本体の素材にはポリエステルを使用。立体感のある織りが特徴で、耐久性が高く、適度で上品なハリがある素材。アウトドアでの使用はもちろんビジネスバッグとしても使用されている素材を使用しました。

この素材と金属製フレームを組み合わせることによって、化学繊維を使ったバッグにありがちな「くたっと感」はこの「Dulles backpack」にはありません。素材にはハリのある美しいシルエットを維持することができます。また、たくさんのものを入れても型崩れしづらい、スタイリッシュな存在感と優れた素材感が大きな特徴です。

さらに「Dulles backpack」ではこの素材に撥水加工が施されていますので、汚れや急な雨にも対応できます。











How to Use


ノートパソコンとタブレットPC用の専用収納を備えています。







ビジネスにも、プライベートにもパソコンやタブレットPCの存在は欠かせないでしょう。「Dulles backpack」はそれぞれ、安全に持ち運ぶための、専用の収納部を備えています。

まずはメイン収納部。こちらは13インチクラスまでのデバイスの収納が可能。25.5センチ、22.5センチまでのサイズの収納ができ、もちろんメイン収納部ですから、ワンタッチの開閉が可能。付属のカギを使って施錠することもできます。





そしてメイン収納部とは異なり、そのバッグ背面側にはノートPC専用部の独立した収納を備えています。この開口部はジッパー式の開閉で、厚手のパッド入り。止水ファスナーで保護しています。

メイン収納部と分離した独立のノートパソコン専用収納で、メイン収納部のロックを施錠していてもアクセスが可能ですから、必要に応じて使い分けてください。最大、16インチクラスのノートパソコン、最大25.5×39×1.65センチの収納部で、もちろんノートパソコン以外にも薄手のファイルや契約書、プレゼンテーション資料や見積書など、移動時に折り目が入ってしまいたくない書類の収納にも最適です。





How to Use


メイン収納部はとての頼もしい、豊富な分類ポケットを装備しています。







大きく開いて、必要なものがすぐ取り出すことができる。この「Dulles backpack」の最大の特徴を活かし切るために、メイン収納部にはたくさんの分類ポケットと、使いやすさを考えた仕切りを備えています。

これによって、例えばお仕事の席に座った時にも、まるで「Dulles backpack」が作業用の分類棚のように使うことができます。フリーアドレスの仕事場はもちろん、カフェでも、ご自宅でのリモートワークでも、筆記具や書類、デジタル用のアクセサリーなど、まるでポケットや引き出しのように使うことができます。もちろん使い終わったらすぐに「Dulles backpack」の中に戻しておけば、置き忘れや忘れ物を無くすことができますね。





メイン収納部の中央には大型のファイルや書籍の収納が可能。仕事の資料や、短期の出張の着替え、温度調節用のパーカーやセーターなどの収納もできる容量です。

両側面はジャバラで守られていますから、屋外でメイン収納部を開いても、内容物が外にこぼれ落ちてしまう心配はありません。もちろんジャバラを解放してお使いいただくことも可能です。






メイン収納部、前面側には大型のポケットを装備。メッシュポケットで、収納したモノが外部から見えますので、分類が簡単。ジッパー付きで大型の引き手を備えています。開口部は16センチ、深さは15センチです。

このポケットはバッグの底面から浮き上がった場所にあって、これが使いやすさの秘密です。つまりバッグを開いた時に収納したモノたちがバッグ底面部に滞留してしまうことはありません。また収納したモノが取り出しやすい、収納部の限られた空間を上手に使うための工夫が施されています。

このポケットはノートパソコン用の電源アダプターやマウスなどの収納に最適。短期の出張なら、下着や靴下などの収納場所として使っても良いでしょう。





続いて、中央の仕切り部分には2つの小物ポケットを装備。開口部は10センチ、深さは15センチのポケットがふたつ。手帳の収納やケーブル類の収納に最適なポケットです。





前述の2つの小物ポケットのある仕切りの反対側には、2つのペンホルダーを装備しました。バッグの中央部にありますから、メイン収納部を開いた時に、一番、手に取りやすい場所としてこの場所を選びました。

お気に入りの筆記具を選んで2本、お供えください。ペン型ライトの収納にも便利です。





続いて、背面側の内部ポケットの紹介です。こちらにも底面から浮かび上がったメッシュポケットを装備。すぐに取り出したい小物類の収納に便利で、長さ7センチの大型弾き手がとても便利です。

開口部は20センチ、奥行きは10センチのポケットで、お財布やカードケース、名刺ケースのポケットとしても有用です。

なおこの画像になる赤色のブランドロゴのタグは現在は黒色に変更されています。





バッグの背面側、メッシュポケットの下にはタブレットPCや小型パソコン用のポケットを装備。開口部は25センチ、奥行きは25センチ。薄めのバインダーやファイルの収納場所としてもお使いいただけるポケットです。





そしてさらに、バッグの外側にも2つの隠しポケットを装備。メイン収納部と分けて収納したい小物類の収納に最適です。

まず右側には小型ポケット。開口部は15センチ、奥行きは25センチで、スマートフォンの収納部としてお使いいただくと良いでしょう。





そして外側ポケットの左側にも、もうひとつのポケット。こちらは開口部が25センチ、奥行きは25センチ。バッグを片掛けした時にアクセスしやすいポケットで、お財布や小型の読書端末なども入ってしまう大きさです。

さらにこちらの外ポケットには、内側にはさらにベルクロ付きの小型ポケットを備えていて、前述のメイン収納の専用カギを隠しておくことができます。







Colors




Dulles backpackグレー





Dulles backpackネイビー





Dulles backpackブラック










Interview


デザイナー・インタビュー 森下拓磨さんにうかがいました






この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください

キャッシュレス化の深度が増すにつれて、ライフスタイルやファッション環境も色々と変化してきています。その時代に合わせて商品も鞄に限らず、世の中にたくさん出てきました。多機能なタイプや軽くてシンプルなタイプなど、使用シーンによって様々な形状があります。

荷物を運ぶ、という機能をしっかりと担保しながら、その荷物を運ぶこと=移動がより「楽しい行動」になり、かつ「ファッション的である」ことで、皆さんが鞄を使う時間の中で、私たちのミッションにもある「人生を豊かにする」ことを感じて頂けるのではと考え、この製品をつくることとなりました。



この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?

立体感のある織りが特徴の生地。 繊維や糸を特殊な構造で編み、強度・弾力性・厚みを持たせた素材です。パリッとしてるのにソフトな仕上がりで、高見えします。


AssistOnのお客様にメッセージをお願いします

私たちの会社がある兵庫県豊岡市は、日本の鞄製造の産地であり、日本各地で脈々と続いてきた「地場産業」の一つです。 弊社は日本とベトナムに自社工場を持っており、お客様に長く使っていただける鞄を製造しています。

そのどちらの工場においても「日本品質」を掲げ、妥協なきモノづくりに取り組んでいます。 我々は日本人の持つ感性で企画し、日本人の技術で作り上げ、日本人の知性で品質を管理する、そんなこだわりを持った会社であり続けたいと思います。





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