子どもと話しながら、安全で楽しい「前髪カット」を。プロの理美容師とデザイナーがパパ・ママの声を聞きながらつくりました。

前髪カットマスク

お家で楽しく前髪をカット。子どもと大人がふれあいながら、安全・簡単に前髪カットに挑戦できるツール、それがこの「前髪カットマスク」です。

パパやママが子どもの前髪をきってあげたくても、初心者の親御さんに、動き回る子どものヘアカットは至難の技。そこで理美容師のプロの目線とプロダクトデザイナー、そして実際に子供たちを持つパパやママの声を集めてつくったのが、この「前髪カットマスク」。

この変身マスクを顔に当ててもらうことで、ハサミでお顔を傷つけてしまうことがなく、顔や目に切った毛が付きません。そして目を開けていられるから、リラックス。パパやママはマスクに記された切りすぎ防止のガイドラインに合わせて、ハサミで髪をカットできます。

慌ただしい時間の中で、床屋や理髪店に連れて行く時間と家計をちょっと倹約。しかしそれだけでなく、お家で髪を切る時間が、大切な親子のコミュニケーションの時間となるよう。そんな願いを込めて作られたのが、日本カットコミュニケーション協会の「前髪カットマスク」です。






親御さんがまっすぐ前髪を切るためには、お子様にもマスクをまっすぐに持っていてもらわないといけない。この「前髪カットマスク」はそのための配慮がきちんと考えられたデザインです。

小さなお子様の手にもしっかりフィットして持ちやすい、ドーナッツ状のハンドル。安定感があり、お子様なら右手と左手、左右の手を添えても持っていただける形状にしました。

もうひとつの工夫は「前髪カットマスク」に描かれたイラストにあります。子どもはマスクに描かれたキャラクターに「変身」し、きちんと左右の「目」の空いたところからこちらを見てもらうことで、マスクが左右にブレずに位置が固定されるという仕組みです。

子どもは目を開けてヘアカットしてもらえるのでリラックスでき、親もガイド線に沿って切っていけますので、切りすぎてしまうこともありません。親子で目と目を合わせて、会話をたのしみながら楽しんでください。

ヘアスタイルに合わせて3つの「前髪カットマスク」を用意しました。ストレートカット、ラウンドカット、アンシンメトリーカットと、お好みのヘアスタイルをお選びいただけます。さらに切った髪の毛が衣服につかない「カットクロス」と、前髪カットのコツがよくわかるスターターキットを揃えました。小さなお子様のいらっしゃるご家庭への贈り物にも最適です。








Material


変身カットマスク:PET
グリップ:PP
前髪カットクロス:ナイロン

Country of Manufacture


日本製

Producer


一般社団法人 日本カットコミュニケーション協会

Designer


野口大輔(COMULA)

Award


2018年キッズデザイン賞受賞作品

Product Guide


意匠登録:登録第1579873号






















Product Guide


「前髪カットマスク」はご家庭でパパやママが子どのたちの前髪を切る、それをきっかけに豊かなコミニケーションを取っていただきたい。そんな願いを込めて、プロの理髪師と美容師がつくりました。










「我が家でパパやママが子どもの前髪を切る」ことをきっかけに、 親子の絆をより深めてほしい。そんな思いからプロの理髪師や美容師たちによって結成されたのが「パパママカット応援団」。ご家庭で子供たちの伸びた髪の毛を切り揃えて家計の倹約をしていただく。忙しいなか、理髪店に出かけるために作る時間は、子供たちと向き合う楽しくて貴重なひとときに変えることができると考えました。

子供たちがしっかりハンドルを両手で握り、それぞれのキャラクターに合わせて「変身」マスクをかぶるように目の位置を合わせてこちらをみてもらうことで、マスクがきちんと固定されて、左右にぶれない。このような機能性をきちんと考えてデザインされたのが、この「前髪カットマスク」です。




前髪とは、目尻と頭頂部を結んだ三角形の部分。まずはヘアクリップをつかって丁寧に分けてあげるのが、上手なカットのコツ。マスクに記された実線や点線に沿ってハサミを入れるだけで、上手に、また安全に前髪カットができます。このマスクがあることで、子供の顔に直接、ハサミが当たってしまうことを避けることができますから、親御さんもハサミを安心して近づけることができます。

さらにカットした髪の毛が子供の顔や目に付着してしまうことがありませんから、ヘアカットの時の子供たちの負担を減らすことが可能。子供たちは目を開けていることができますから、マスクの目のところからこちらをきちんと見てもらって、目と目でコミュニケーションをとってください。

あとは実線と点線のガイドにあわせて、前髪を切りそろえてください。できれば「カットバサミ」と「すきバサミ」を使い分けて、それぞれのガイドに沿って切っていただければ、切りすぎてしまった!ということもありません。








カットマスクのバリエーションは3種類を用意しました。ストレートカット用、ラウンドカット、アンシンメトリーカット用、なりたいヘアスタイルにあわせてお選びください。












Movies


前髪カットマスクの使い方をご紹介します。まずは動画でご覧ください。










まずは「前髪カットマスク」の準備をしよう編。1分15秒、音声がでます。









続いて実際にカットしてみよう。前髪カットの方法とコツ、注意をすべきポイントのガイドです。5分18行、音声がでます。











Product Guide


小さなお子様の手にもしっかりフィットしてくれる「前髪カットマスク」です。














親御さんがまっすぐに前髪を切るためには、お子様にもまっすぐに持っていてもらわないといけない。この「前髪カットマスク」にはそのためのデザインの配慮がきちんと考えられています。

まずひとつめは、小さなお子様の手にもしっかりフィットして持ちやすい、ドーナッツ状のハンドル。安定感があり、お子様なら右手と左手、左右の手を添えても持っていただける形状にしました。

もうひとつの工夫は、「前髪カットマスク」に描かれた「イラスト」。これはたんに「可愛らしさ」を持たせるためのものではありません。子供たちが大好きな「変身」を体験してもらうだけではなく、きちんと左右の「目」の空いたところからこちらを見てもらうことで、マスクが左右にブレずに位置が固定できる。そのために考え抜かれた構造。

ドーナッツ状の握りやすいハンドルのデザインと合わせて、子供たちが透明の部分からこちらを見てくれるマスク。この二つの仕組みを利用して、安定して持っていただけるようにしました。









マスクに描かれた緑の実践、そして赤い点線をガイドにして、前髪をカットしてゆきます。この「前髪カットマスク」以外にもぜひ揃えていただきたいのが、散髪用のカットはさみ。できれば「カットバサミ」と「すきバサミ」の二種類をご用意ください。

実線はカットバサミ、つまり長さを切りそろえるためのもの。すきバサミはボリュームを調節ためのもので、赤色の破線がそのガイドとなります。製品ガイドにはこの使い分けの詳しい方法を記していますので、それを参照になってください。一度にざっくり切ってしまうのは怖いので、すきバサミを多様してしまい、結果、前髪がスカスカになってしまいがち。二つのハサミを使い分けて、綺麗に仕上げてください。

























Product Guide


前髪カットマスクを3種類とカットクロス、さらにガイドブックを1つにした、贈り物にも最適なボックスセットを用意しています。













この「前髪カットマスク」と「カットコミュニケーション」のことをより理解していただくためには、ぜひこのボックスセット「前髪カットスターターキット」をご利用ください。このセットに加えてカット用のハサミとクシ、ヘアプリップをご用意いただければ、すぐにスタートができるセット。小さなお子様のいらっしゃるご家庭への贈り物にも最適です。

















「前髪カットクロス」は小さなお子様の身長に最適化したサイズ。首と腰の二箇所のベルトをベルクロで固定して、すぐにスタンバイが完了。柔らかなナイロンで作りましたので、肌当たりも良く、きもちよく前髪カットを行っていただくことができます。














実際にどのように前髪カットをすればいいか、その詳細と方法を解説した「ガイドブック」も付属しています。準備の仕方から、前髪の分け方のコツ、さらには慣れてきたらどのようにアレンジすればいいのかなど、わかりやすいイラストと言葉で解説をしています。










「前髪以外の髪を間違えて切ってしまわないように、髪の毛を左右に分けてクリップで固定しましょう。上手なカットのコツは、2段階に分けてきること。前髪の毛量が半分になるように上下で分けます」「上半分の前髪を、クリップでしっかりと固定。下半分を切った後に、合わせて調整するためです」

こんな風にプロの視点で、前髪カットを行なったことがないお父さん、お母さんのための、カットの方法とコツが具体的に書かれています。

















そして「前髪カットマスク」本体は、このセットには3種類を付属。絵柄は「ライオン」と「仮面」「ハート眼鏡」。ストレートカット用のものを3つの絵柄からお選びいただくことができます。お子さんと好きなマスクを選ぶ、ここから前髪カットの準備、親子のコミュニケーションはスタートしています!

















そしてこのスターターキットとは別に、髪型にあわせて対応してくれるカットマスク単体のパッケージも揃えています。「パンダ」はラウンドカット用、「ヒーロー」はアンシンメトリーの前髪に。ぜひ組み合わせてお使いください。












Variations


前髪カットマスク単体 カットの形状に合わせて、3つの種類を用意しています。








前髪カットマスク ライオン(ストレートカット)

本体価格 ¥1,600 (税込価格 ¥1,760)

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Product Guide


ハンドルとカットマスク1枚
前髪カットマスクの使い方リーフレット付き







前髪カットマスク パンダ(ラウンドカット)

本体価格 ¥1,600 (税込価格 ¥1,760)

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ハンドルとカットマスク1枚
前髪カットマスクの使い方リーフレット付き







前髪カットマスク ブルーヒーロー(アンシンメトリー)

本体価格 ¥1,600 (税込価格 ¥1,760)

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ハンドルとカットマスク1枚
前髪カットマスクの使い方リーフレット付き







Special







前髪カットマスク スターターキット

本体価格 ¥4,600 (税込価格 ¥5,060)

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Product Guide


前髪カットクロス
カットコミュニケーション・ガイドブック
変身カットマスク(3種類)

*ハサミはご家庭で別途ご用意ください








Interview


デザイナー・インタビュー 野口大輔さんにうかがいました











工業デザイナー COMULA代表取締役
1983年岐阜県生まれ。2006年名古屋市立大学芸術工学部を卒業。インハウスデザイナーを経て、2013年に独立。公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会正会員。大同大学非常勤講師。

2013年グッド・デザイン賞、2015年red dot design award、2016年 8th CCDO DESIGN AWARD 奨励賞受賞




この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください



「パパママカット応援団」の団長・山内義孝さんは、愛知・岐阜で美容院を経営するオーナーさんです。

あるとき、山内さんが街で、親が切ったであろうガタガタの髪型や、切りすぎて失敗してしまった前髪の子どもを頻繁に見かけたことが全てのきっかけでした。理容師として「これはよくない」と感じ、リサーチをしてみると、やはり親がよくわからないままハサミを持ち、伸びてきた前髪を仕方なく切っていることがわかりました。そこで山内さんは、親に子どものヘアカットを習得してもらおうと、美容師がカットの技術を教える「親子カットスクール」を開講しました。

全30時間のカットスクールで、ハサミの持ち方からマネキンを使ったヘアカット、ヘアアレンジの仕方まで事細かに教え、卒業課題を「前髪カット」に設定したそうです。ですが、多くの親さんから「どこにハサミを入れていいのか分からない」「ハサミを子どもに向けるのが怖い」など、初歩的な意見ばかり出てきて、正直卒業どころではありませんでした。

そこで山内さんから、「プロの技術を教え込むのではなく、もっと楽しく簡単に、安心してカットができないか」と相談を受け、開発をスタートしました。








最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください


当初は「素人でも美容師のようにうまく持てるハサミを作ってくれないか」という相談でした。そこで、素人がどのようにカットをしているのかを知るために、僕自身もカットスクールに何度も足を運び、親御さんが髪を切ろうとするとどういった問題が起こるのかを観察したり、プロの美容師に上手なカットの方法をヒヤリングしたりしました。

親御さんからは「子どもの顔にハサミを向けるのがこわい」「どこにハサミを入れていいのかわからない」「子どもがじっとしてくれない」といった初歩的な問題点が挙がりました。どれもハサミの持ち方や使い方以前の問題ばかりで、仮にプロのようにハサミを使えたとしても解決には至りません。

そこで、子どもの前髪をカットするときに使える、ゲージ兼ガードができるアイテムを提案することにしました。







開発段階で直面した課題は「まっすぐに前髪を切るために、子どもにはまっすぐ持っていてもらわないといけない」ということでした。小さな子どもがマスクを「まっすぐ動かさずに持てるものである」ことがとても重要でした。

ドーナツ型のグリップは、開発当初の試作品では、団扇のような一本の棒の持ち手でした。しかし、これだと子どもがまっすぐ持つことが難しく、すぐに左右にブレてしまうため、安定感に欠けていました。そこで、右手と左手が同じ高さで、しっかりと握ることができるドーナツ型のグリップを作りました。一本の棒を持つよりもはるかに安定度が高まりました。

また、マスクのデザインは当初、フォトプロップスのように鼻の部分にヒゲのイラストがあるものを作りましたが、子どもがそれを覗き込んで位置を合わせるのが困難で、顔と前髪のガイドラインの位置を合わせることができませんでした。

それを解決するため、目の部分を透明にしたデザインに変更しました。パパやママの顔を見ていたい子どもが、両目でその透明部分を覗き込むため、しっかりと水平に持ってもらうことができました。さらにそれだけでなく、目の位置が合うことで、自然と前髪の位置も定まり、ハサミを入れるガイドラインが安定するようになりました。

マスク上部にある前髪カットのガイドラインは、前髪の長さの目安だけでなく、カットバサミとすきバサミの使い分けを提案しています。プロの美容師はカットバサミで髪の長さを調整し、すきバサミでボリュームを調整しています。ただ、素人はいきなりざっくりと切るのを怖がって、すきバサミばかりを使ってちょこちょこと切り続けてしまう傾向にありました。でもそれでは、前髪がスカスカになってしまうだけで、長さが変わらず、不自然なヘアデザインになってしまいます。

そこで、素人でもしっかりとハサミの使い分けを理解し、2本のハサミを使い分けて前髪カットに挑戦してもらうために、カットバサミを使って長さを切る「実線」と、すきバサミを入れてボリュームを調整する「斜めの破線」を記しました。製品には、前髪の切り方についてイラスト付きで解説した説明書が付属しています。





開発中は、前髪カットをレクチャーするワークショップを何度も開催し、最新の試作品を持っていって、たくさんの親子さんに使っていただきました。実際に親がハサミを持ち、このマスクを使って子どもの前髪を切ることで、生の声を聞きつつ、様々な問題点を吸い上げました。

それを改善した試作品を作り、またワークショップで使ってもらって意見をもらい、試作する…ということを何度も繰り返し、試行錯誤の末、現在のデザインに行き着きました。たくさんの親子さんのおかげで辿り着けた形状だと思っています。



AssistOnのお客様にメッセージをお願いします



たくさんの親子さんと関わる中で、家で我が子の髪の毛を切るという行為は、単純に美容院代を浮かせるためだけでなく、目を見て、話をしながら、我が子に触れてお互いが楽しむ、親子のコミュニケーションの時間だということを知りました。

「カットがうまくなる」「失敗せずに髪が切れる」「ハサミを向けるのが安全」という機能はもちろんですが、それだけではなく、親子が楽しく交流できるものを作ろう、と思ったのが、このパパママカット応援団のスタートです。

子どもの髪を切らせてもらえるのは、せいぜい10歳くらいまでではないでしょうか。女の子だと、もっと早いうちに「親に切ってもらうなんてイヤ!」なんて言い出すかもしれません。前髪カットは、親子で密なコミュニケーションを取ることのできる、大切な時間だと私たちは考えています。

パパママカット応援団では、“カットコミュニケーション”をキーコンセプトにしています。文字の通り、カットを通してできる、親子の密なコミュニケーションのことをそう呼びます。家での前髪カットが楽しい時間にできるよう、このアイテムを開発しました。

前髪カットが、家族の楽しい新習慣として定着し、このアイテムが、家族の仲をもっと深めるコミュニケーションのきっかけになれば幸いです。












Brand Story


パパママカット応援団











「我が家でパパやママが子どもの前髪を切る」ことをきっかけに、 親子の絆をより深めてほしい! パパママカット応援団は、そんな思いで発足した団体です。

パパママカット応援団では「髪を上手に切るコツ」と合わせて 「コミュニケーションを深めるコツ」を伝えることで、前髪カットで楽しく交流してほしいと願い、 2014年からボランティアで活動を始めました。

カットのイベントや、オリジナルアイテムの開発を通じて、親が子の髪の毛を切る「カットコミュニケーション」にエールを送り続けています。







私たちパパママカット応援団の目的は、「前髪を切る便利グッズ」をたくさん売ることではありません。 前髪カットをきっかけに「親子のコミュニケーションの時間を一分一秒でも増やしたい」。 そして「日本中の親子の絆を、もっと深めていきたい」のです。

至近距離で我が子に触れ、話しながらコミュニケーションを取れる期間というのは、 本当にあっという間です。

親子で髪を切りながら笑いあった日々を、大人になった我が子と思い出して笑いあえる。 そんな家族を増やしていきたいのです。