逸品として、良きデザインのお手本として知られるブラウン「ET66」。製造終了で入手困難だった名作電卓を数量限定で復刻。

BRAUN Calculator(限定復刻版)

本体価格 ¥6,000 (税込価格 ¥6,600)

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数量限定の復刻版のため予期せず販売が終了する可能性があります。

ぜひ手元に置いていただきたいプロダクトデザインの記念碑的製品であり、傑作です。

生産が終了し、入手が難しかったドイツ・ブラウンの電卓が今回、数量限定で再生産されました。

今回の限定復刻版のベースになっているのは、1987年に発売され、ディーター・ラムス、ディートリッヒ・ルブスという当時のブラウン社の優れたデザインを牽引してきた二人の手によるモデル「ET66」。

液晶ディスプレイの搭載で視認性がアップし、省電力、薄型ボディーを実現した80年代当時の先端的デザインをそのまま再現。さらに携帯性を考えたそれまでには無かった引き出し式の保護カバーの装備。

「革新的であること」「シンプルであること」「実用的であること」「分かりやすく、ユーザーに対して誠実であること」といった現在でも知られているディーター・ラムスの「優れたデザインの結晶」とも言える製品です。

また「ET66」の高い視認性、押し間違いを避けるように配置され、色分けされたボタン類は、最新のスマートフォンに搭載された電卓アプリのUIとして引き継がれていることはみなさんよくご存知の通り。

歴史の中で世界中の人たちから愛され、尊敬され、電卓や電子機器にとどまらず、多くのプロダクトデザインのお手本とされてきた製品です。このチャンスにあなたのお仕事や書斎の机の上にも、このブラウンの名作デザインを。

Sizes


高13.8×幅7.7×奥行1.6cm

Weight


113グラム

Functions


表示桁数:8桁
メモリー、パーセント、ルート計算、プラスマイマイナス入換機能付き
オートパワーオフ機能
電源:1.5Vアルカリボタン電池(LR44/A76)

Accessory


専用ケース
正規保証書(国内1年間)

Material


ケース素材:プラスチック

Designer


ディーター・ラムス、ディートリッヒ・ルブス

Brand Name


BRAUN










Product Guide






ドイツ・ブラウンの創業は1921年のこと。当時の先端技術であったラジオ機器の部品製造からスタートし、すぐにラジオ製造会社として成長し、世界で初めてラジオチューナーとレコードプレイヤの複合機を世に送り出し、これがその後の世界のオーディオセットの原型になります。

このようにしてブラウンは世界の最先端のオーディオ機器メーカーとして知られるようになり、1950年代からはデザインを刷新、モダンな工業デザイン、機能性と技術の融合を目指して、テレビや映写機、さらには電気シェーバーやコーヒーメーカーなどの調理器具、家庭用電気製品を製造、それらの多くは優れたデザインの代表例として知られています。

そのブラウンが電卓を発売したのは1970年代中ごろ。最初の機種は日本のオムロンが製造したOEMでしたが、1976年の「ET22」からはブラウンの先端的なプロダクトデザインを担っていたディーター・ラムス、ディートリッヒ・ルブスが担当。その後、発展してゆく技術革新の中で細かなバージョンアップを重ねます。

その先端技術の結晶として、従来製品の表示パネルだった蛍光管から液晶ディスプレイに変更されたことで省電源が実現されボディーは薄型に。1981年に「ET55」が完成します。その革新的な電卓デザインは、現在でも優れたプロダクトデザインを代表する製品と言われています。

その後もブラウンの電卓はバージョンアップを重ね、太陽電池パネルを搭載した「ETS 77」や、大型液晶でユーロ換算機能を搭載した「ET100」が作られます。しかし変わってゆくブラウンの電卓の変遷の中で、液晶パネルを装備し、手のひらに収まるサイズになった「ET55」、そしてその革新的なデザインから小数部桁数指定機能を省略しよりシンプルになった1987年発売の「ET66」。この2つの機種が、現在でもブラウンの電卓デザインの記念碑的な製品であると言われ、プロダクトデザインの教科書や図録にも掲載され、博物館や現代美術館で保存されているほどです。






今回、限定復刻版として用意した「ET66」は、視認性が高く、押し間違いを避けるように配置され、色分けされたボタンが大きな特徴であることは、製品が画像からお分かりになるでしょう。

横幅7.7センチ。片手で持つことができるサイズの中に、指先でタッチできて、しっかりとしたクリック感がある円形のキー。そして特に注目していただきたいのは、キーの配色です。

「=」ボタンを黄土色にして他と色分けしたことは、初期モデル「ET22」から続くディーター・ラムス、ディートリッヒ・ルブスがデザインを行ったブラウン社の電卓のデザインルールに則ったもので、後期のモデルにもこの配色はずっと引き継がれてゆきます。

この黄土色の「=」ボタン、そして黒色の数字ボタン、四則演算などのキーを示す茶色のボタンなど、この配色のデザインルールはみなさんよくご存知のスマートフォンの電卓アプリにも採用され、このUIは現在にも引き継がれています。その原型になったのが、まさにこのブラウン社の生み出した名作デザイン、「ET55」なのです。






電源ボタンは、ONが濃い緑色、そしてOFFは赤色。このカラー選定はすべてのブラウン製品で統一されたデザインです。

通常の計算用のボタンとはサイズを変え、干渉しない位置に配置。「あいまいさや予測不能な要素をいっさい残してはならない。デザインをするうえでの細心さ、正確さをデザインすること、それは消費者への誠意を示すものだ」という考え方が反映されています。






背面には、電卓の使い方の説明があります。現在では電卓の使用方法として常識になってしまった「CE」(表示数値のみクリア)やメモリー、パーセント機能の使い方を、特定の言語を使わずに分かりはすく解説しています。







ブラウンの電卓には早くから搭載されていたスライド式の携帯カバーも画期的なデザインでした。液晶やキーパッドを持ち運び時に守ってくれるこのカバーは、スライド式で取り外しが可能。発売当時、一般的だったビニール製の収納袋や手帳式カバーとは一線を画すものでした。

しかしその構造はユニークで、電卓本体をひっくり返して再びカバーに挿入すれば、そのままデスクの上で使用することが可能。カバーを紛失したり、使用する時に操作のジャマをしない。さらに携帯時に外れてしまったりしないちょうど良い本体とカバーのフィット感、取り出しやすいように設計されたカバー上面の切り欠きなど、ブラウンらしい秀逸な設計が施されています。













電源は、アルカリボタン電池、LR44かA76を1個で稼働。本体上面にあるカバーを外すことで交換ができます。このカバーを外した内側にも電池をセットする方向、そして使用する電池の種類がしっかり明記されています。

また、無駄なバッテリーを消費しないよう、約5分間キー操作が行われないと電源を切ってくれるオートパワーオフ機能も搭載しています。











Profile








ディーター・ラムス

1932年、ディーター・ラムスはドイツのウィスバーデンに生まれました。大工だった祖父に強い影響を受け、少年時代に大工仕事で賞を受けたこともあり、50年代初頭、復興さなかのドイツにおいて建築家を志すことになります。

洞察力に優れた友人の勧めで、ドイツの家電メーカーであるブラウン社に職を求めた結果、創業者の没後経営を引き継いでいたアーウィンとアーサー・ブラウンに採用されることになります。ラムスの仕事は、画期的な家電製品を発表しはじめていたこの会社のデザインをモダンなものにすることでした。

この時期のラムスは、バウハウスの理念を継承し、ハンス・グジェロ、フリッツ・アイヒラー、オトル・アイヒャーらが関わっていたウルム造形美術大学から多くの影響を受けています。

まもなく、ラムスはプロダクト・デザインの領域に関わるようになり、1956年には、はじめて透明アクリルのカバーを採用したことで有名なオーディオセット「SK4」を手がけます。そして、1965年から1995年までブラウン社のデザイン部門のチーフを務めました。

世の中に物質社会が浸透していった1970年代、ラムスは世の中に溢れる商品やデザインの混乱と、自分自身もそれに少なからず影響を与えていることを自問自答します。自分のデザインは果たして「グッドデザイン」と言えるのだろうか、と。そこで自ら「グッドデザイン」に必要と思われる10の原則を定義しました。


01.良いデザインは、革新的である
02.良いデザインは、実用的である
03.良いデザインは、美しい
04.良いデザインは、主張しない
05.良いデザインは、分かりやすい
06.良いデザインは、誠実である
07.良いデザインは、長く使える
08.良いデザインは、細部まで一貫している
09.良いデザインは、環境にやさしい
10.良いデザインは、簡素である


純粋で簡素であること、プロダクトデザインは常にそこに立ち返るべきである、と。





Brand Story






BRAUNについて


ブラウン社は1921年にドイツのフランクフルトで電機機器の製造と修理の会社として創業を開始し、1929年にはラジオやレコードプレーヤーなど電化製品一般の生産を始めました。1951年に創始者の子息が経営を引き継いだときより、過剰な装飾の一切を排除し、斬新で妥協のないミニマルアートの価値観を持った新しいデザインによる製品を作り出してきました。

1956年に発売されたレコードプレーヤー「SK4」は当時木製ケースに収められていた蓄音機の殻を脱ぎ捨て、真っ白なプラスチックケースのボディーをもち、ガラスの蓋をかぶせたものとしました。今の時代でいえばコンピュータ界のiMacのような存在ですが、この成功以降、ハンス・グーゲロット、ディーター・ラムス、ゲルト・アルフレード・ミシューラーといったプロダクトデザイナーを配し、白や黒を基調としたシンプルで使いやすい製品を作り続けています。

トースターやコーヒーミル、目覚まし時計といったブラウン社の代表的な製品のデザインを行ってきたディーター・ラムスは、自分の設計した製品を優秀なイギリス人の執事になぞられて、こういっています。

「今では召使いを使えるのは大金持ちだけど、ブラウンの製品が今日の執事代わりなんだよ。必要な時はすぐそばにあって、いらないときには目立たない姿をしている」






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