デザイン史に残るブラウンの名作置き時計を、現代の生活で使いやすいラージサイズに、静音設計、スヌーズの最新機能を装備。
BRAUN DeskClock
デジタル方式にはない、アナログ式時計の見やすさ分かりやすさ。そして優れたデザインの意味を教えてくれる置き時計の名作、「AB1」。作られたのは1987年のこと。ニューヨーク近代美術館のパーマネントコレクションとしても選定されている名作デザインです。
そのブラウン「AB1」を、現代の私たちの生活の中で使いやすいサイズに、高機能性能に。静音設計のスイーブムーブメントを心臓部にして、アラーム機能はもちろん、スヌーズ機能と暗闇でのライト機能を装備しました。
最も注目していただきたいのは、そのサイズ。ベースになったAB1が高さ57ミリであったことに比べて、本バージョンは78ミリ。文字盤のサイズを大きくして、お仕事のデスクやリビングのサイドボード、本棚に置いて、はっきりと時間を読み取りやすくしました。
そしてさらに90年代からブラウンの置き時計はホワイトが絶版となり、本体カラーがブラックとシルバーの2色の構成になっていましたが、今回、これを復刻。艶消しのシックな白色が蘇りました。
ディーター・ラムス、ディートリッヒ・ルブスという当時のブラウン社の優れたデザインを牽引してきた二人の手による、アナログ時計の現代バージョンをぜひ手元に置いてください。
そのブラウン「AB1」を、現代の私たちの生活の中で使いやすいサイズに、高機能性能に。静音設計のスイーブムーブメントを心臓部にして、アラーム機能はもちろん、スヌーズ機能と暗闇でのライト機能を装備しました。
最も注目していただきたいのは、そのサイズ。ベースになったAB1が高さ57ミリであったことに比べて、本バージョンは78ミリ。文字盤のサイズを大きくして、お仕事のデスクやリビングのサイドボード、本棚に置いて、はっきりと時間を読み取りやすくしました。
そしてさらに90年代からブラウンの置き時計はホワイトが絶版となり、本体カラーがブラックとシルバーの2色の構成になっていましたが、今回、これを復刻。艶消しのシックな白色が蘇りました。
ディーター・ラムス、ディートリッヒ・ルブスという当時のブラウン社の優れたデザインを牽引してきた二人の手による、アナログ時計の現代バージョンをぜひ手元に置いてください。
Sizesサイズ
高7.8×幅7.8×奥行3.2cm
Weight重量
84グラム
Functions機能
ムーブメント:クオーツ(スイープムーブメント 静音設計)
アラーム機能(ステップトーン方式)
スヌーズ機能(4分後)
ライト機能(5秒間)
単三電池1本
Accessory付属品
正規保証書(国内1年間)
Material材質
ケース素材:プラスチック
Designerデザイナー
ディーター・ラムス、ディートリッヒ・ルブス
Brand Nameブランド
BRAUN
Product Guideプロダクトガイド
シンプルで一切のむだを省いたフォルム、時間の読みやすさを徹底して追及してきたブラウンのクォーツ時計。デジタル時計にはない、アナログ式時計の判別のしやすさ、デザインの良さを教えてくれる製品です。
この「BRAUN Desk Clock」(上の写真・右側)の大きな特徴は、そのサイズ。ベースになっているのは、1987年に作られたブラウン社の名作置き時計「AB1」。
この手のひらサイズのコンパクトなサイズを78ミリとサイズアップし、見やすい大きさの文字盤を搭載。さらに内部には静音メカニズムやスヌーズ機能などの最新のメカニズム、そして便利な機能を搭載しました。
ベースになっているデザインは名作「AB1」を踏襲。バランスの良い長針と短針には針の先のみ白色塗装を施し、AB1とは異なりこの「BRAUN Desk Clock」では秒針のコチコチ音のしない静音設計としました。
また本体はほんの少しだけ背面に傾いており、フロントパネルの反射を抑えてたいへん見やすく、また安定感のある設計になっています。
アラームのスイッチはブラウン社の置き時計の伝統的な方式。アナログスイッチにして、ONである状態が外部からひと目で判別できるよう、緑色でしっかりわかるようになっています。この緑色がONの状態である、というのはブラウン社すべての製品で統一されたUIです。
暗闇で時間を知ることができるナイトライト機能も備えていて、これもベッドサイドでお使いいただく時は重要な機能。これも「AB1」には無かった新機能です。
ところでこの「BRAUN Desk Clock」には、そのライト機能のためのスイッチは外部にはどこにも存在しません。どのようにしてこの夜間照明をつけるのでしょう?
その秘密は「BRAUN Desk Clock」本体の底面にあります。なんと本体底面の台座、通常は本体を少し斜めにして文字盤を見やすく傾斜している台座がスイッチになっています。
そして本体全体を軽く押すことで、ライト機能がONに。ワンプッシュで5秒間だけ照明が点灯して、自動的にライトはオフになります。
さらに、このスイッチは同時にスヌーズ機能になって居ます。つまり、アラーム音が鳴ったあと、もうあと4分だけ眠りたい、と思ったら本体をワンプッシュ。これによってスヌーズが動作し、さらにライトも点灯するので今の時間を知ることも可能。一切の無駄を省いて、徹底的に操作性、使いやすさを見つめた構造になっています。
背景の時間設定とアラーム設定の調節ノブは、伝統的なブラウン社の設計。ブラックのノブは時間設定用。そしてアラーム時間の設定は使用頻度が高く、アラームONのスイッチと同じ緑色。文字を使わずに使い方を覚えるとすぐに操作のルールを覚えてることができる。まさにここにもブラウン社のデザインについての考え方が採用されています。
どちらもスイッチも指の腹で回転させる方式で、アラームのオン・オフや、時計本体を持ち上げたりすることで不意にダイヤルが回転してしまい、時刻が変更されてしまわない、優れた設計です。
バッテリーは単三電池1本のみで稼働。アラーム音は電子式で、ステップトーン方式を採用。最初は音量が低く、徐々に音は大きく、さらに鳴る感覚も短くなる設計です。
美しい外見、そして主張せず、とにかく時間がはっきり読み取れる分かりやすさがある。そして長く使えるシンプルさを備えている。この時計の基本デザインを設計したディーター・ラムスの唱えたデザイン哲学が細部にまで実現した製品です。
Packageパッケージ
パッケージサイズ:10×8×3.5cm 日本語マニュアル 1年間の国内保証
Colorsカラー
BRAUN Desk Clock ホワイト
BRAUN Desk Clock ブラック
Profileデザイナープロフィール
ディーター・ラムス
1932年、ディーター・ラムスはドイツのウィスバーデンに生まれました。大工だった祖父に強い影響を受け、少年時代に大工仕事で賞を受けたこともあり、50年代初頭、復興さなかのドイツにおいて建築家を志すことになります。
洞察力に優れた友人の勧めで、ドイツの家電メーカーであるブラウン社に職を求めた結果、創業者の没後経営を引き継いでいたアーウィンとアーサー・ブラウンに採用されることになります。ラムスの仕事は、画期的な家電製品を発表しはじめていたこの会社のデザインをモダンなものにすることでした。
この時期のラムスは、バウハウスの理念を継承し、ハンス・グジェロ、フリッツ・アイヒラー、オトル・アイヒャーらが関わっていたウルム造形美術大学から多くの影響を受けています。
まもなく、ラムスはプロダクト・デザインの領域に関わるようになり、1956年には、はじめて透明アクリルのカバーを採用したことで有名なオーディオセット「SK4」を手がけます。そして、1965年から1995年までブラウン社のデザイン部門のチーフを務めました。
世の中に物質社会が浸透していった1970年代、ラムスは世の中に溢れる商品やデザインの混乱と、自分自身もそれに少なからず影響を与えていることを自問自答します。自分のデザインは果たして「グッドデザイン」と言えるのだろうか、と。そこで自ら「グッドデザイン」に必要と思われる10の原則を定義しました。
01.良いデザインは、革新的である
02.良いデザインは、実用的である
03.良いデザインは、美しい
04.良いデザインは、主張しない
05.良いデザインは、分かりやすい
06.良いデザインは、誠実である
07.良いデザインは、長く使える
08.良いデザインは、細部まで一貫している
09.良いデザインは、環境にやさしい
10.良いデザインは、簡素である
純粋で簡素であること、プロダクトデザインは常にそこに立ち返るべきである、と。
Brand Storyブランドストーリー
BRAUNについて
ブラウン社は1921年にドイツのフランクフルトで電機機器の製造と修理の会社として創業を開始し、1929年にはラジオやレコードプレーヤーなど電化製品一般の生産を始めました。1951年に創始者の子息が経営を引き継いだときより、過剰な装飾の一切を排除し、斬新で妥協のないミニマルアートの価値観を持った新しいデザインによる製品を作り出してきました。
1956年に発売されたレコードプレーヤー「SK4」は当時木製ケースに収められていた蓄音機の殻を脱ぎ捨て、真っ白なプラスチックケースのボディーをもち、ガラスの蓋をかぶせたものとしました。今の時代でいえばコンピュータ界のiMacのような存在ですが、この成功以降、ハンス・グーゲロット、ディーター・ラムス、ゲルト・アルフレード・ミシューラーといったプロダクトデザイナーを配し、白や黒を基調としたシンプルで使いやすい製品を作り続けています。
トースターやコーヒーミル、目覚まし時計といったブラウン社の代表的な製品のデザインを行ってきたディーター・ラムスは、自分の設計した製品を優秀なイギリス人の執事になぞられて、こういっています。
「今では召使いを使えるのは大金持ちだけど、ブラウンの製品が今日の執事代わりなんだよ。必要な時はすぐそばにあって、いらないときには目立たない姿をしている」
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